暗号資産(仮想通貨)とは?主な特徴は3つ!
暗号資産(仮想通貨)とはインターネット上に存在する通貨です。国が発行、管理する通常の「お金」とは違い、発行管理者もおらず、銀行も存在しません。
ここでは、暗号資産(仮想通貨)の主な特徴を3つに分けて解説していきます。
ブロックチェーンシステム
暗号資産(仮想通貨)にはブロックチェーンシステムが採用されています。
ブロックチェーンは「分散型台帳」とも呼ばれており、全ての取引内容を複数のブロックで保存しており、そのブロックをチェーンのように繋いでいるのが特徴です。
通常は、中央に大きなサーバーシステムを設け、そこで一括してデータを管理するのが普通ですが、中央システムがハッキングされてしまうと、全てのデータや取引記録が改ざんされてしまいます。
ブロックチェーンは、仮に一つのブロックにハッキングされても、改ざんされたデータを他のブロックが承認しなければ改ざん内容は反映されません。
ハッキングや改ざんに強いというのが、ブロックチェーンの大きな特徴です。
中央集権ではない
暗号資産(仮想通貨)は通常の「お金」のように、国や地域で発行されている通貨ではありません。国や地方が発行管理しているお金は「法定通貨」といい、発行主体の国や地域の意向で価値は左右されます。
暗号資産(仮想通貨)には発行管理する国や地域もありません。発行管理者のない通貨が暗号資産(仮想通貨)です。
ゴールドのように実体もなく、国や地域のような後ろ盾もない暗号資産(仮想通貨)の価値は、完全な「需要と供給」になります。
暗号資産(仮想通貨)を欲しい人が増えれば増えるほど、価値は無限に上昇し、暗号資産(仮想通貨)を欲しがる人がゼロになると、暗号資産(仮想通貨)の価値もゼロになります。
中央集権ではないため、価値をコントロールされないことが特徴です。
価格推移が激しい(ボラティリティが広い)
暗号資産(仮想通貨)は価格推移が激しいです。価格推移が激しいことを「ボラティリティが広い」ともいいます。
通常、為替や株価ですと、何か特別なことが起きない限り、1日の値動きは数%も動けばいい方です。
暗号資産(仮想通貨)は、1日で激しい時には数十%の価格推移を見せます。ほんの数分、チャートから目を離していただけで、大きく価格が増減することも珍しくはありません。
ボラティリティが広い分、うまくいけば短期間で大きく利益を出すことが可能ですが、逆に大きく損失を出す可能性もあります。
暗号資産(仮想通貨)は主にビットコイン(BTC)とアルトコイン(altcoin)
暗号資産(仮想通貨)は2千種類以上、存在すると言われています。膨大な数の暗号資産(仮想通貨)ですが、大別すると暗号資産(仮想通貨)は主に2種類に分けられます。
「ビットコイン」と「アルトコイン」です。
2千種類以上の暗号資産(仮想通貨)が存在するのに、大別すると2種類に分けられるのは不思議な感じですが、
- 暗号資産(仮想通貨)の原型である「ビットコイン」
- それ以外の暗号資産(仮想通貨)である「アルトコイン」
という分け方になります。
暗号資産(仮想通貨)の原型でもあり代表でもあるビットコインと、それ以外の暗号資産(仮想通貨)であるアルトコインに関して、以下で詳しく解説をおこなっていきます。
暗号資産(仮想通貨)代表ビットコインの3つ特徴
2000種類以上もある暗号資産(仮想通貨)の代表である、ビットコインの特徴を3つに分けて解説していきましょう。
これを読むことで、暗号資産(仮想通貨)内におけるビットコインの凄さや特別さが理解できるはずです。
時価総額不動のトップ
ビットコインは、暗号資産(仮想通貨)が誕生してからこれまでもずっと、時価総額で不動のトップをキープしています。
現時点でのビットコインの時価総額は約20兆円です。時価総額2位の暗号資産(仮想通貨)である「イーサリアム」が約3兆円ですので、ビットコインの一強ぶりがわかると思います。
時価総額は、現時点の価値だけではなく、将来性を測る指標にもなりますので、これからも暗号資産(仮想通貨)はビットコインを中心に展開していくことは間違いありません。
決済として利用できる
ビットコインは決済としても利用できます。暗号資産(仮想通貨)は通貨ですので、アルトコインでも決済利用は可能ですが、ビットコインほど現時点では利用できません。
暗号資産(仮想通貨)で支払うためには、店舗側の受け入れ態勢が必要です。暗号資産(仮想通貨)の代表であるビットコインに関しては、世界中で受け入れ態勢が構築されつつあります。
アルトコインを購入できる(基盤通貨である)
ビットコインを保有していると、ほぼ全てのアルトコインを購入できます。基本的にアルトコインは、取引所で採用している法定通貨かビットコインで購入できます。
例えば日本円を採用していない取引所でアルトコインを購入する場合には、ビットコインを通じて購入しなければなりません。
暗号資産(仮想通貨)においては、ビットコインが基軸通貨であり、ビットコインを通じてアルトコインが購入できます。
ビットコインが基軸通貨であるため、アルトコインはビットコインの価格変動の影響を受けやすく、ビットコインの上昇、下降がアルトコインのチャートを左右することもあります。
アルトコイン(altcoin)とは?基礎からわかりやすく解説!
ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)は、全てアルトコインと呼ばれます。ビットコインが特別な存在のようですが、ビットコインの弱点を補うような形で誕生したアルトコインは、ビットコインよりも高い性能を持つコインも少なくありません。
ここでは、アルトコインについて、基礎からわかりやすく解説していきます。
ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)
アルトコインは、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)全てを指します。アルトコインの語源は「オルタナティブコイン」であり、「代替コイン」という意味です。
アルトコインは、ビットコインの抱える問題点を改善するために誕生したコインであり、実用化の進んでいるコインも複数あります。
アルトコインは2000種類ほど存在しますが、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)は全てアルトコインです。
アルトコインは複数あり特徴が異なる
アルトコインは、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)を指しますので、数は膨大です。暗号資産(仮想通貨)は2000種類ほど存在しますので、アルトコインも2000種類ほど存在します。
アルトコインは、それぞれ目的を持って誕生しており、特徴もそれぞれです。
例えば有名なアルトコインである「イーサリアム」は「契約の自動化」を目的としており、これが実用化されると、契約書が不要になるとも言われています。
また「リップル」というアルトコインは、「国際送金の高速化と低コスト」を目的として誕生しており、この技術は既に実用化されています。
このように、アルトコインは多くの数が存在し、目的や特徴も違うのです。
ビットコイン(BTC)とアルトコイン(altcoin)3つの主な違い
ビットコインとアルトコインには、大きな違いがあります。
基軸通貨であるビットコインと、それ以外の暗号資産(仮想通貨)であるアルトコインの違いを、ここではわかりやすく解説していきましょう。
取引量の多さ(流動性の多さ)
ビットコインとアルトコインでは、取引量の多さが違います。
取引量の多さは、流動性の多さです。その暗号資産(仮想通貨)に、どれだけの人が資金を投入して売買を行なっているのかが如実に反映されます。
ビットコインの取引量は、他のアルトコインよりも頭一つ抜きん出ており、1~2兆円単位で推移しています。
アルトコインでは、時価総額2位や3位のコインが時折1兆円規模を超える時がありますが、ビットコインほどの取引はありません。
暗号資産(仮想通貨)取引の50~70%はビットコイン取引であると言われているように、ビットコインとアルトコインの大きな違いの1つは、その圧倒的な取引量の差になります。
時価総額の大きさ
時価総額の大きさも、ビットコインとアルトコインの明確な差を表しています。
暗号資産(仮想通貨)の時価総額は、その通貨の現時点での価値と将来性の評価を表しています。
現時点でビットコインの時価総額は20兆円です。2位のイーサリアムですら3兆円前後ですので、その差は圧倒的といえます。
イーサリアムやリップルといった時価総額の高いアルトコインも、将来性は高く、期待されていますが、基軸通貨であるビットコインの背中はまださらに遠い状態です。
取り扱っている取引所の数
世界には多くの暗号資産(仮想通貨)取引所があります。
日本でも暗号資産(仮想通貨)取引所が複数存在しますが、その全ての取引所ではビットコインを取り扱っています。しかし、アルトコインは限られた数しか扱っていません。
世界の取引所も同様で、基本的に全ての暗号資産(仮想通貨)取引所でビットコインを取り扱っています。理由は、ビットコインは暗号資産(仮想通貨)の基軸通貨だからです。
基軸通貨であるビットコインは、アルトコインを購入する際に使用されます。そのため、ビットコインを取り扱うことで、多くの人がビットコインを通じて取引所のアルトコインを購入することが可能です。
これにより、ビットコインの流動性は向上し、時価総額も増えます。ビットコインの一強ぶりが目立つのも、世界の暗号資産(仮想通貨)取引所のほとんどが、ビットコインを取り扱っているからです。
日本で購入できるアルトコイン(altcoin)一覧
イーサリアム(ETH) | ビットフライヤー・コインチェック・DMM・GMO・TAOTAO・ビットバンク等 |
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リップル(XRP) | ビットフライヤー・コインチェック・DMM・SBI・GMO・ビットバンク・TAOTAO等 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | ビットフライヤー・コインチェック・DMM・GMO・TAOTAO・ビットバンク等 |
リスク(LSK) | コインチェック |
イーサリアムクラシック(ETC) | ビットフライヤー・コインチェック・DMM |
ファクトム(FCT) | コインチェック |
ライトコイン(LTC) | ビットフライヤー・コインチェック・DMM・GMO |
モナコイン(MONA) | ビットフライヤー・コインチェック・ビットバンク・DMM |
ステラルーメン(XLM) | コインチェック・GMO |
クアンタム(QTUM) | コインチェック |
バット(BAT) | ビットフライヤー・GMO |
アルトコインの概要や仕組みまとめ
アルトコインは、ビットコインにない仕組みや特徴を多く持っています。
アルトコインに投資を行う際は、価格だけではなく、
- そのアルトコインが担う役割
- 実用化がされることで、どのように世界が変わるのか
を予想して投資をすると、興味を持って投資を行うことが可能です。
ここでは、主なアルトコインの概要や仕組みをまとめていきます。
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは時価総額2位の暗号資産(仮想通貨)です。「スマートコントラクト」や「分散型アプリケーション」を構築するためのプラットフォームを提供しています。
スマートコントラクトは、ブロックチェーンに契約内容を書き込むことで、契約内容を自動的に実行する仕組みです。「AがBに1万円を1年後に返済する」とブロックチェーン上に書き込むことで、自動的に1年後に、 AからBに1年後、お金が支払われます。
ブロックチェーンに書き込まれた内容は改ざんができませんので、契約書は不要です。イーサリアムの仕組みを利用することで「契約の自動化」が可能になり、契約書や立会人といった仕組みが不要になる可能性があります。
また、イーサリアムは分散型アプリケーション(dapps)構築のためのプラットフォームの提供も行なっています。
簡単に言うと、イーサリアムのブロックチェーンを利用して、新たなブロックチェーンシステムを作成することが可能です。現在、存在しているアルトコインの中にも、イーサリアムベースでのコインが多くあります。
汎用性の高さや、ビジネスなどへの応用の期待の高さもあり、イーサリアムの時価総額はビットコインに次ぐ2位を維持しているのです。
リップル(XRP)
リップルは時価総額3位のアルトコインです。他の暗号資産(仮想通貨)とは違い、リップルには
- リップル社という明確な中央集権者が存在する
- ブロックチェーンを利用していない
など、他の暗号資産(仮想通貨)とは一線を画す暗号資産(仮想通貨)になります。
リップルの特徴は、送金速度が驚くほど早いというところです。ビットコインやイーサリアムも、送金をスピーディーに行うことができますが、リップルの送金スピードは、ビットコインの1300倍。イーサリアムの40倍ものスピードで送金が可能です。
またリップルは、法定通貨と法定通貨を結ぶ「ブリッジ通貨」としての役割を担います。現在の国際送金の問題である両替の手間を、リップルを使用することで、わずか数秒で国際送金を可能にする仕組みを有しています。
リップルのシステムを採用している銀行や送金会社も増えてきており、最も実用化が進んでいる暗号資産(仮想通貨)の一つと言えます。
また、送金手数料もリップルのシステムを使用することで、ほぼ無料で抑えることができますので、国際送金などで活躍が期待されている暗号資産(仮想通貨)です。
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォーク(分裂)して誕生したアルトコインです。ビットコインの弱点をなくすために作られたアルトコインですので、暗号資産(仮想通貨)の性能はビットコインを上回ります。
ビットコインとビットコインキャッシュの大きな違いは「ブロックサイズ」の違いです。ビットコインのブロックサイズが1MBであるのに対し、ビットコインキャッシュのブロックサイズは8MBもあります。
ブロックサイズの大きさは、処理能力の差となります。ビットコインキャッシュは、ビットコインよりも遥かに大きな処理能力を持っていますので、ビットコインよりも速く、安く送金を行うことが可能です。
将来的には、ビットコインを凌ぎ、ビットコインキャッシュが現在のビットコインの立場になる可能性も指摘されており、とても将来性の高いアルトコインと言えるでしょう。
ライトコイン(LTC)
ライトコインは、ビットコインの次に歴史のある暗号資産(仮想通貨)です。
ライトコインは、ビットコインの補助的な立場を担う存在です。ビットコインの弱点であるブロック生成速度を改善し、送金スピードをあげた暗号資産(仮想通貨)がライトコインになります。
ビットコインとライトコインの関係性について、ビットコインを「金」ライトコインを「銀」と称することもあり、二つの通貨の関係性はとても深いです。ライトコインの価値が上昇するか否かは、ビットコインの今後に左右されます。
暗号資産(仮想通貨)では圧倒的な立場であるビットコインの補助通貨ですので将来性は高いといっても過言ではないでしょう。
ネム(XEM)
ネムは「New Economy Movement」の頭文字から取られた名称を持つ暗号資産(仮想通貨)です。言葉を訳すと「新しい経済活動」になります。
ネムの目的は「中央集権の枠組みを外れた経済活動の実現」です。
ネムの特徴ですが、まずは処理能力の高さです。暗号資産(仮想通貨)の処理能力は、ブロック生成スピードで評価されますが、ビットコインのブロック生成速度が10分なのに対し、ネムは1分と高速です。
また、他の暗号資産(仮想通貨)のように、供給量が増え続けることもありません。ネムは公開時に、約90億XEMが市場に配布されましたが、今後、ネムの暗号資産(仮想通貨)であるXEMが増加することはないため、インフレが起こらない仕組みです。
さらにネムは、大型アップデートを控えており、新たな暗号資産(仮想通貨)「Symbol(XYM)」の発行が予定されています。ネムがSymbolを実装することで、処理速度がさらに速くなることが予想されており、実用化に弾みがつきそうです。
また、現在のXEMを保有している人には、同数量のXYMが無料配布される方針も発表されているので、XEMは注目の高い暗号資産(仮想通貨)と言えるでしょう。
ファクトム(FCT)
ファクトムは暗号資産(仮想通貨)に通貨以外のサービスを提供するプロジェクトの一つであり「ビットコイン2.0」とも称される暗号資産(仮想通貨)です。
ファクトムの特徴は、ブロックチェーン上にドキュメントを保存できることです。ファクトムを利用することで、土地や保険、金融関係といった重要データをブロックチェーンに保管し、改ざんが不可能な状態で管理や追跡が可能になります。
ファクトムは民間から政府機関までも有効に活用できるポテンシャルを秘めており、ビル・ゲイツ財団からも約5000万ドルの出資を受けています。また、ホンジュラス政府とも提携を結んでおり、性能を高く評価されている暗号資産(仮想通貨)であり、システムになります。
ファクトムの将来性を測るにあたり、注目したいのがファクトムのプロジェクトです。
現在、ファクトムは「ファクトムハーモニー」というアメリカ住宅ローンのデータを、ファクトムのブロックチェーンで管理するプロジェクトが進行中です。このプロジェクトが進むことで、ローンに関する書類の管理コスト約5兆円が削減できるとされています。
また「スマートロック」という会社と共同開発した「dLoc」というプロジェクトも注目です。このプロジェクトでは、バーコードやQRコードのような「dlocステッカー」を読み込み、必要な書類やデータをwebなどで瞬時に引き出すことができます。
このプロジェクトを利用することで、医療機関で使用するカルテ情報をブロックチェーン上に記録し、他の医療機関と共有することが可能になります。急病の患者のカルテを瞬時にブロックチェーンから引き出せることができるため、医療機関で注目を集めているプロジェクトです。
実用化が進むにつれ、ファクトムへの期待値は上がっていきますので、注目の暗号資産(仮想通貨)の一つになります。
ダッシュ(DSH)
ダッシュは、ビットコインよりも遥かに速い送金スピードと匿名性を持つ暗号資産(仮想通貨)です。
ダッシュやモネロ、ジーキャッシュといった匿名通貨は、日本でも取り扱いのある暗号資産(仮想通貨)でしたが、規制が入り、現在は日本の取引所では購入できません。
ダッシュの特徴ですが、送金スピードと匿名性が一番の特徴です。先述したように、ダッシュの送金スピードはビットコインを遥かに凌ぎます。また、匿名性が高いため「誰がどこに送金した」という記録を追跡するのが難しい暗号資産(仮想通貨)です。
そのため、ダッシュは「ダークウェブ」といった闇サイトでも使用されるといった悪い評判もあります。しかしダッシュの目的は「仮想空間での現金」を目指しています。
匿名性を持っているのも、そのためであり、現金のような匿名性と流動性を目指した暗号資産(仮想通貨)です。
現在、ダッシュ決済が可能な自動販売機も登場しているほど、実社会への適用が進んでいる暗号資産(仮想通貨)ですので、将来的には暗号資産(仮想通貨)の中でも日常利用に最も適した暗号資産(仮想通貨)の地位を確率している可能性も否定できません。
カルダノ(ADA)
カルダノはオンラインカジノやオンラインゲームのプラットフォームとして開発されました。その中で使用される暗号資産(仮想通貨)がエイダ(ADA)です。
カルダノの開発者は、イーサリアムの開発者の1人でもある「チャールズ・ホスキンソン」という人です。そのためか、カルダノにもイーサリアムの特徴である「スマートコントラクト」が実装されています。
また、元々オンラインカジノやオンラインゲーム用のプラットフォームであるカルダノで使用される目的で開発されたエイダですが、現在は韓国最大手のプラットフォームでもある「メタップスプラス」と提携。エイダをオンライン決済の支払い通貨として展開することも想定されています。
さらに、日本では「JITホールディングス」がエイダで不動産投資ができるサービスを提供しはじめており、エイダは今後、幅広い利用が期待されている暗号資産(仮想通貨)になります。
ウェーブス (WAVES)
ウェーブス(WAVES)は暗号資産(仮想通貨)ネクスト(NXT)から派生した暗号資産(仮想通貨)であり、ロシアで誕生した暗号資産(仮想通貨)になります。
ウェーブスの主な特徴は
- 独自トークンの発行
- 分散型取引所(DEX)の基軸通貨
- 高速送金が可能
になります。
ウェーブスはイーサリアムと同様に、スマートコントラクト機能を持っています。スマートコントラクトを持った暗号資産(仮想通貨)は、独自トークン、つまり新しい暗号資産(仮想通貨)を発行することが可能です。
そのため、ウェーブスを用いて新たなプロジェクトを立ち上げる際は、プロジェクト専用の独自トークンを発行して、プロジェクトを進行することもできます。
また、ウェーブスのウォレットは独自の取引所機能が実装されているため、取引所を介さずともウェーブスを基軸通貨として他の暗号資産(仮想通貨)や一部の法定通貨へのトレードが可能ですので、高い流動性と実用性を有しています。
送金に関しても、他の暗号資産(仮想通貨)のようにブロックが生成されるのを待つ方式ではないため、1秒間で100トランザクションの高速送金が可能です。将来的には1秒間で1000トランザクションの送金を可能にする計画ですので、実用性は飛躍的に向上すると考えられます。
オーガー(REP)
オーガー(REP)は、イーサリアムから派生した暗号資産(仮想通貨)です。
オーガーの最大の特徴は
- 分散型未来予想
- 群衆の知恵
になります。
「分散型未来予想」は、仲介者や胴元のいない賭け事です。「群衆の知恵」は、専門家ではなく、多くの群衆の未来予想の方が、専門家の予想よりも優れているという実証結果を指します。
オーガーは、誰でも自由に予測対象イベントを作成し、そのイベントをブロックチェーン上に載せて公開でき、誰でもそのイベントに参加できる特徴を持っています。
そして、そのイベントの結果を報告してくれる人に手数料を支払い、健全なイベントを運営する仕組みを持っています。
この仕組みを、保険業界で活用しようという動きが出てきています。オーガーの特徴を活かし「自分が病気になると予想した人が、一定の期間、保険料を払い続け、健康であれば保険金は没収。病気になれば、医者が結果報告者となり、保険金が支払われる」という仕組みです。
オーガーのシステムが世界的に採用されるかは分かりませんが、システムとしては非常に面白いため、期待値としては高いと言えます。
リスク(LISK)
リスクは「使いやすいブロックチェーン」を目的に開発された暗号資産(仮想通貨)です。
リスクの特徴は、イーサリアムと同様にスマートコントラクトを実装していることや、メインのブロックチェーン以外にもサイドチェーンという別のブロックチェーンを実装できることです。
また、リスクの開発言語には「Javascript」という世界的に有名な言語が採用されていますので、比較的簡単にリスクの開発に携わることが可能です。
「使いやすいブロックチェーン」を目指すリスクは、将来的に大衆向けのブロックチェーンとして広く普及する可能性もあります。
バット(BAT)
バット(BAT)は広告ブロックに特化した「Braveブラウザ」で使用される暗号資産(仮想通貨)です。
BATはイーサリアムから派生した暗号資産(仮想通貨)ですので、安全性や送金スピードはイーサリアムと同等です。
BATはBraveブラウザで広告を閲覧するとユーザーに配布されます。また、広告主にユーザーが投げ銭としてBATを提供することも可能です。ウェブ閲覧時に、興味のない広告を見ることや、興味のないユーザーに対し、広告を流すことは、互いにデメリットでしかありません。
Braveブラウザを利用することで、興味のあるユーザーのみが、BATを報酬として広告を閲覧できますので、互いにメリットになります。
BATは日本の暗号資産(仮想通貨)取引所では、GMOコインとビットフライヤーで上場していますので、興味がある方は購入してみるといいでしょう。
ステラルーメン(XLM)
ステラルーメン(XLM)はリップル(XRP)をベースに開発された暗号資産(仮想通貨)です。
リップル同様、送金に特化した特徴を持っていますが、リップルが企業間の送金を念頭に置いているのに対し、ステラは個人間の高速送金を念頭に開発が進んでいます。
ステラは、銀行口座を持たなくても、わずか数秒で個人での国際送金が可能です。決済手段としてステラの実用化が進めば、その価値は大きくなると考えられます。
ステラのその他の特徴ですが、発行量が毎年1%ずつ増えているという特徴があります。急激に発行数を増やすと、価格が不安定になることから、ステラは毎年、少量ずつ発行量を増やすことが決まっています。
また、リップル同様、ステラも中央集権的な暗号資産(仮想通貨)です。暗号資産(仮想通貨)は通常、非中央集権であり、管理者が存在しませんが、ステラには管理者が存在します。ただし、ステラの管理団体は非営利団体ですので、ステラを用いた商売や利益を狙った行動はできないので安心です。
今後、国際間での個人送金は増えていくはずですので、個人間送金に特化したステラは要注目の暗号資産(仮想通貨)と言えるでしょう。
モナコイン(MONA)
モナコイン(MONA)は、日本発祥の暗号資産(仮想通貨)です。巨大掲示板2チャンネルから発祥したこともあり、日本では絶大な人気を誇っています。
モナコインは、投機対象以外にも、投げ銭として使用されており、コミュニティ主体で多く利用されています。
また、ベースとなった暗号資産(仮想通貨)がライトコインであるため、高速送金も可能です。さらにモナコインは「Segwit」というデータ圧縮技術を最初に導入された通貨でもありますので、ライトコインよりもさらに高速送金を可能とさせています。
バンクエラ(Bankera)
バンクエラ(Bankera)は「暗号資産(仮想通貨)の銀行」を目指す企業です。そこで使用される暗号資産(仮想通貨)が「Bankera」(BNK)です。
バンクエラの特徴ですが
- 両替
- 決済代行
- ローン
- 支払い口座
- 投資信託
- デビットカード
のサービスをブロックチェーン上で提供しています。
バンクエラは独自の暗号資産(仮想通貨)取引所も運営しており、その基軸通貨として「バンクエラ (BNK)」の暗号資産(仮想通貨)が使用されます。また、暗号資産(仮想通貨)バンクエラを保有しておくと、バンクエラ社から配当収入がもらえるという珍しい通貨です。
ネオ(NEO/NEO)
ネオ(NEO)は中国で生まれた暗号資産(仮想通貨)です。そのため、中国独自の技術が多く含まれています。
将来的には、中国におけるインフラ技術として採用されることも期待されており、将来性は中国当局の規制に大きくかかっていると言えるでしょう。
ネオはイーサリアム同様、スマートコントラクトを実装しており「中国版イーサリアム」とも言われています。
ネオの対応プログラミング言語は豊富であるため、今後、開発が進み、将来的にはイーサリアムを超える可能性もあると言われているほど、将来性が期待されている暗号資産(仮想通貨)です。
Nano(ナノ)
暗号資産(仮想通貨)Nano(ナノ)は、他の暗号資産(仮想通貨)とは違い、ブロックチェーンを利用しない暗号資産(仮想通貨)です。
ナノは「DAG」という新技術を利用することで、暗号資産(仮想通貨)の問題点である「送金詰まり」の問題を解消すると言われています。
ナノの売りは、送金スピードの速さや送金手数料無料といった分かりやすさです。
今後、ナノのプラットフォームを利用する企業が増えることで、ナノの価値は上昇すると考えられています。
DASH(ダッシュ)
アーク(Ark/ARK)
アーク(Ark)はリスクから派生した暗号資産(仮想通貨)であり、リスクよりも日常生活で利用できやすくするために開発された暗号資産(仮想通貨)です。
基本的な特徴はリスクと同様で、サイドチェーンの機能を有しています。
アーク独自の特徴に「スマートブリッジ」機能があります。アークのサイドチェーンを介して、他のブロックチェーンの橋渡しを行う特徴です。
アークは「仮想と現実の橋渡し」を目標としている暗号資産(仮想通貨)ですので、暗号資産(仮想通貨)が日常的に利用されることになった際、活躍が期待されています。
ウェイブス(waves/WAVES)
バージ(Verge/XVG)
バージ(XVG)は匿名通貨の1種ですが、匿名送金と非匿名送金が選択できる仕組みを持っています。
また、取引所を介さずにユーザー間で通貨をやりとりできる「アトミックスワップ」という機能を有しているため、現実的に利用しやすい暗号資産(仮想通貨)です。
将来的には「スマートコントラクト」が実装される予定ですので、ブロックチェーンとしての機能も向上すると考えられます。
ペトロ(petro)
ペトロ(petro)は世界で初めて国家が主導して開発、発行を行った暗号資産(仮想通貨)です。
ペドロの発行主体はベネズエラで、ベネズエラの資源である3000万バレルの原油が裏付け資産となっています。
ベネズエラが暗号資産(仮想通貨)を発行する理由は、国内の経済的な問題からです。
ベネズエラは深刻な経済危機に陥っており、物価上昇率が2000%以上とハイパーインフレが起こっていました。そのため、国家で暗号資産(仮想通貨)を発行することで、外貨を獲得しながら、新たな経済活動を始める目的のため、ペドロが発行される運びになったのです。
しかし、流動性も低く、将来性にも懸念点があるため、日本ではあまり推奨される暗号資産(仮想通貨)とは言えないでしょう。
オーガー(Augur/REP)
クアンタム(QUANTUM/Qtum)
クアンタム(QUANTUM)はビットコインとイーサリアムの特徴を併せ持った暗号資産(仮想通貨)です。
ビットコインの持つ匿名性システムとイーサリアムのスマートコントラクトを実装していますので、いいとこ取りの暗号資産(仮想通貨)とも言われています。
ビットコインとイーサリアムの特徴を有していますので、価格の影響も受けやすいですが、ビジネスでの利用が期待されている暗号資産(仮想通貨)ですので、将来性は高いでしょう。
なんJコイン(nanjcoin/NANJ)
なんJコインは、モナコインと同様、日本の掲示板サイトから誕生した暗号資産(仮想通貨)です。
なんJコインは、スポーツ好きのコミュニティから誕生した暗号資産(仮想通貨)ということもあり「スポーツチームとファンを繋ぐ」目的を持った暗号資産(仮想通貨)として発展を目指しています。
なんJコインの主な特徴は「Air drop」を利用して送金できるという点です。Airdropは簡単にデータや画像を送信できる機能ですが、この機能を利用することで、なんJコインも簡単に複数の送信先に送金を行うことができます。
また、通常、暗号資産(仮想通貨)は送金ミスを行った場合、取り返すのが難しいとも言われていますが、なんJコインで送金ミスを行ったとしても、自動的に返金されるという強みもあります。
熱狂的なファンコミュニティの存在するなんJコインですが、今後、スポーツチームへの寄付や投げ銭として発展していく可能性があります。
ストラティス(Stratis/STRAT)
ストラティス(STRAT)は、企業が簡単にブロックチェーンを導入できるように考えられた暗号資産(仮想通貨)です。
開発言語を「C言語」にすることで、ブロックチェーン技術を簡単に使用できるようにしています。
C言語は、世界で最も使用されているプログラミング言語です。修得者は数千万人はいるとされており、C言語を開発言語にすることで、ストラティスのブロックチェーンを企業が簡単に導入できるように考えらています。
モネロ(Monero/XMR)
モネロ(XMR)は匿名性の高い暗号資産(仮想通貨)です。時価総額ランキングでも10位前後で推移しており、注目度の高い匿名通貨と言えます。
モネロの匿名性は
- リング署名
- ステルスアドレス
- 秘匿トランザクション
の特徴により支えられており、プライバシー保護を優先するユーザー達からは絶大な人気を誇る暗号資産(仮想通貨)となっています。
日本で購入できるおすすめのアルトコインランキングベスト5
アルトコインは世界で2000種類以上もあると言われています。
ここでは、日本の取引所で購入できるおすすめのアルトコインを5つ紹介していきます。
1位 イーサリアム(ETH)
1位はイーサリアムです。イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額を誇る暗号資産(仮想通貨)で、将来性に高い期待が寄せられています。
スマートコントラクトを実装し、実用性も高いのに加え、イーサリアムベースの暗号資産(仮想通貨)の発行も行えますので、他のアルトコインのベースになっている場合が多いです。
アルトコインを購入する際は、最初に購入を検討してもいいでしょう。
2位 リップル(XRP)
イーサリアムに匹敵する人気と将来性を持ったアルトコインがリップルです。
リップルは国際送金の高速化と簡素化を目的としており、現在、世界中の銀行や送金会社がリップルのシステムを導入しています。
リップルシステムの導入率が増えることで、将来的にリップルの価値は大幅に上昇する可能性があります。
3位 ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュは、ビットコインから派生したアルトコインです。
ビットコインのデメリットを埋めるべく誕生したアルトコインであり、将来的にはビットコインに置き換わり、ビットコインキャッシュが本当のビットコインになる可能性もあると言われています。
4位 ライトコイン(LTC)
ライトコインはビットコインの弟とも言えるアルトコインであり、ビットコインを「ゴールド」ライトコインを「シルバー」と称することもあります。
ライトコインの価値は、ビットコインに大きく左右されることもありますので、ビットコインが今後も発展を続ける場合、ライトコインも同時に大きく発展するはずです。
5位 ネム(XEM)
ネムは「新しい経済活動」を目指すアルトコインです。
日本では高い人気もあり、ネムを決済通貨としたお店もあるなど、コミュニティも盛んです。
将来的には大幅アップデートを控えており、新通貨「Symbol」が発行されることも決定しています。
メジャーではないが今後の将来性に期待できるアルトコイン5選
上記で紹介したアルトコインは、日本で購入できるメジャーなアルトコインです。
ここでは、メジャーではありませんが、将来性が期待できるアルトコインを紹介していきます。
ファクトム(FCT)
ファクトムは「ビットコイン2.0」と称される暗号資産(仮想通貨)です。
ビジネス上の重要書類をブロックチェーンに保管、管理できるシステムは、今後、大いに期待ができます。
ダッシュ(DSH)
匿名通貨として実社会でも利用が進んでいるダッシュは、将来的に現金のように使用できる暗号資産(仮想通貨)を目指しています。
実利用が進むことで、価値が上昇する可能性が高まりますので、期待値は高いです。
カルダノ(ADA)
カルダノは、日本での取り扱いが始まることを最も期待されているアルトコインの1つです。
日本でもカジノ導入が噂されていますが、エイダコインがカジノでも使用されるのではないかとも言われており、オンラインカジノやオンラインゲームといった、今後さらに発展するであろうシステムに対しても使用されていることから、将来性が期待されています。
ウェーブス (WAVES)
ウェーブス(WAVES)は
- スマートコントラクト
- 独自取引所機能
- 高速送金
が可能なため、実用性が高く、応用性も高いアルトコインです。
高速送金機能は、将来的にはさらに向上する予定ですので、価値が上昇する前に購入しておくのも一つの手と言えるでしょう。
オーガー(REP)
オーガー(REP)は予測市場という新しい形での賭け事を提供するシステムです。
特に保険業界には新たなシステムとして導入が期待されていますので、今後の状況によっては、社会的なプラットフォームになるポテンシャルを秘めたアルトコインと言えます。
アルトコイン(altcoin)を取引(売買)する4つのメリット
ビットコインではなく、アルトコインを取引するメリットをここでは4つに分けて解説していきます。
豊富な種類から選択できる
アルトコインを売買する最大のメリットは、種類が豊富にあることです。アルトコインは全体で2000種類もあると言われています。それぞれに特徴があり、存在する目的もバラバラです。
単純に投機目的でアルトコインを売買するのもいいですし、アルトコインの掲げるプロジェクトに賛同して購入するのも将来への投資として面白いと言えます。
ビットコインよりも優れた点もある
暗号資産(仮想通貨)ではビットコインが圧倒的な人気と時価総額を誇っていますが、単純な機能としては、ビットコインよりもアルトコインの方が上です。
アルトコインはビットコインの持つ弱点を改善させるために誕生しているコインが多く、実利用にも向いています。
アルトコインの方が、ビットコインよりも送金も速く、実用性が高いとうことを忘れてはいけません。
分散投資でリスク軽減できる
アルトコインは、安いもので1円未満、高いものでも数万円とビットコインに比べると遥かに安価で購入できます。
資金が少なくても、複数のアルトコインに分散投資を行っておくことで、リスク軽減が可能です。
価格推移によっては大きく儲かる
アルトコインは急激な価格変動を起こすコインも多くあります。
数円程度のコインが、急に数十円や百円近くまで上昇することもあり、そうなった場合の利益率はビットコイン以上です。
少額資金で大きく利益を出したい場合は、アルトコインを中心に投資を行うことも戦略として考えましょう。
アルトコイン(altcoin)を取引(売買)する2つのデメリット
利益率の高いアルトコインですが、購入するにあたり、デメリットも多々あります。ここではアルトコイン購入のデメリットを2つ解説していきましょう。
種類によっては国内取引所にない
アルトコインは2000種類以上ありますが、日本で購入できるアルトコインは10種類ほどです。
ほとんどのアルトコインは、海外取引所で購入しなければならないというのは、デメリットと言えるでしょう。
価値がないものもある
アルトコイン全てに価値があるとは限りません。
アルトコインは知識と技術があれば誰でも開発可能ですので、中には作成されたはいいものの、価値の全くないアルトコインも存在します。
安いからと言って、安易に無名のアルトコインを購入するのはやめた方がいいでしょう。
アルトコイン(altcoin)を取引(売買)するリスクは?
アルトコインを取引するリスクとして、詐欺コインに引っかかることが挙げられます。
アルトコインは、ICOというプロジェクトを行い、資金を集めて通貨を発行する仕組みが取られます。
しかし、このプロジェクト自体が詐欺であり、開発者が資金を持って消えてしまい、手元に残ったのは無価値なコインだけというパターンも実際に起こっています。
どんなに素晴らしそうに見えるプロジェクトでも、真偽のほどを慎重に判断することが重要です。
アルトコイン(altcoin)で儲ける方法は2つ
アルトコインで儲ける方法をここでは2つ解説していきましょう。
時価総額が安定している通貨を取引する
アルトコインには価値がないコインもありますので、時価総額の安定しているコインを取引するのは基本です。
時価総額の高さは、将来性の高さに比例しますので、時価総額の高いアルトコインは、将来的に大きく値上がりする可能性があります。
まずは時価総額の高いアルトコインの取引を始めてみましょう。
マイナーコインでハイリターンを狙う
マイナーコインは、まだあまり知られていないコインも多く、価値や実用性が知られると、買いが増えて、価格が急上昇する可能性もあります。
現在、人気がないアルトコインでも、将来的に上がると予想できれば、少額でも買っておけば、ハイリターンを得ることも可能です。
将来性の高い有望なアルトコイン(altcoin)を見分ける2つのポイント
アルトコインを取引をする場合、できるだけ将来性の高いアルトコインを見極める必要があります。ここでは、将来有望なアルトコインを見極めるポイントを2つ解説していきます。
通貨の技術が優れている
将来性の高い有望コインの見分け方として、コインの技術が優れているのかどうかを見る必要があります。
アルトコインは、ビットコインの足りない部分を補うために誕生したコインが多く、技術的にはビットコインよりも高機能です。
将来性の高い有望コインは、ビットコインよりも遥かに高い技術を持っています。将来性の低いコインは、あまり技術的にも目を引くものがありません。
将来性の高いアルトコインを見極めたい場合には、まずはアルトコインの技術に注目しましょう。
明確な目的に沿って開発をすすめている
将来有望なアルトコインは、世界をかえるような仕組みを目指しています。そのため、明確な目的を持って開発が進んでいるのが特徴です。
イーサリアムのような「契約の自動化」リップルのような「国際送金の革命」といった明確な目的のあるアルトコインは、将来が有望であり、事実、時価総額も高い傾向にあります。
将来性の高いアルトコインを見極める際は、そのアルトコインの存在目的を調べてみるのもいいでしょう。明確な目的のあるアルトコインは将来有望です。
アルトコイン(altcoin)のマイニングは収益性が高い?やり方は?
暗号資産(仮想通貨)を購入以外で手に入れるには、マイニングを行うことが一般的です。
マイニングとは「採掘」を意味しており、一定の条件を満たすことで、暗号資産(仮想通貨)を付与してもらう仕組みです。
マイニングの収益性や、やり方を解説していきましょう。
マイニングにおすすめアルトコイン一覧
1位 モネロ(XMR) |
2位 イーサリアム(ETH) |
3位 ビットコインダイヤモンド(BCD) |
上記がアルトコインマイニングでおすすめの通貨です。
1位 モネロ(XMR)
モネロは日本では取り扱いがないのですが、匿名通貨としてはダントツの人気を誇っています。
時価総額も高く、今後、実利用される割合も増える可能性が高いため、将来を見据えてマイニングしておきたいアルトコインとして選出しています。
2位 イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、スマートコントラクト機能を実装している本家のアルトコインです。
スマートコントラクトのシステムは、実社会での応用が期待されており、将来的にはサービスが大きく普及する可能性があります。
スマートコントラクトのサービスが普及することで、イーサリアムの価値は高騰すると考えられていますので、マイニングしておいて間違いないアルトコインと言えます。
3位 ビットコインダイヤモンド(BCD)
ビットコインダイヤモンドは、ビットコインから派生したアルトコインです。
しかし、ビットコインキャッシュのように日本では普及していませんし、普及率としては今ひとつであることは否めません。
ただ、収益率はイーサリアムよりも高いため、短期のマイニングであればおすすめできるアルトコインになります。
アルトコインのマイニング方法は3つ
実際にアルトコインをマイニングする方法は3つです。ここでは、アルトコインマイニングの方法を3つ解説していきます。
ソロマイニング(1人でおこなう)
ソロマイニングは、1人で行うマイニングです。うまくマイニングが成功すれば、成功報酬として配布されるコインを全て手に入れることができます。
しかし、現在のマイニングは、1人でできるようなレベルではありません。マイニングには膨大なPCのパワーが必要です。
現実的に一般個人が1人でマイニングを行うことは難しいと言えるでしょう。
プールマイニング(大人数とおこなう)
プールマイニングは、大勢でマイニングを行う仕組みです。1人のPCのパワーではマイニングができなくても、大勢でパワーを出し合い、マイニングで必要な計算も分担して行うことで、マイニングを成功させます。
マイニングを成功させることで、マイニング報酬を分散させますが、個人でマイニングを行うならば、大勢で協力して行うことが現実的です。
クラウドマイニング(事業者に投資する)
クラウドマイニングは、自分でマイニングを行うわけではなく、マイニングを行う業者に投資を行い、その報酬としてコインを受け取る仕組みです。
自分のPCを使用することもありませんので、直接的なマイニングではなく、間接的なマイニングになります。
マイニング知識がなくても始めることができますので、初心者にはおすすめです。
アルトコインからアルトコインを購入したときの税金は?
アルトコインで利益がでた場合、利益に応じた税金を支払う必要があります。
アルトコインを現金化せずとも、アルトコインでアルトコインを購入しても同じです。アルトコインを別のアルトコインに変更した場合、その時点で利益確定とみなされます。
アルトコインもビットコイン同様、雑所得扱いになりますので、アルトコイン同士で売買する際には、税金のことも視野に入れて行うことをおすすめします。
雑所得で確定申告する
アルトコインで20万円以上の利益がでた場合、確定申告が必要です。利益が20万円未満の場合には、税金がかかりませんので確定申告は不要です。
アルトコインで発生した利益は、雑所得として申告します。雑所得はサラリーマンの場合、現在の年収にプラスした総所得として申告する必要があります。
例えば年収400万円で、アルトコインの利益が40万円の場合、申告する額は440万円です。
アルトコインの利益だけを申告するわけではないので注意しましょう。
2020年アルトコインの値段(チャート)・ニュースはここで確認しよう
アルトコインは価格変動が激しく、ニュースによっても価格が増減します。アルトコインを取引するには、情報が重要です。
アルトコインの最新情報は、こちらからチェックすることをおすすめします。
アルトコイン(altcoin)の買い方は簡単3ステップ
アルトコインを購入する方法は難しくありません。これから解説する3ステップでアルトコインは簡単に購入できます。
1.取引所に口座を開設する
まずは取引所で口座を開設します。
自分の購入したいアルトコインが、その取引所にあるのかどうかは事前に確認しましょう。日本在住で20歳以上であれば、誰でも口座は開設できます。
2.入金する
口座を開設したあとは、入金を行います。
基本的に銀行口座から入金しますが、取引所によってはコンビニやクレジットカードから入金することも可能です。
3.アルトコインを購入する
入金が取引所に反映されると、アルトコインを購入することが可能になります。
購入の際は、手数料が発生しますので、手数料のできるだけ安い取引所で購入することも視野に入れておきましょう。
アルトコイン(altcoin)購入におすすめの取引所ベスト3
アルトコインを購入する際に、おすすめの取引所を3つ紹介していきます。
1位 bitFlyer(ビットフライヤー)
おすすめ取引所の1位はビットフライヤーです。ビットフライヤーは日本で一番取引量の多い暗号資産(仮想通貨)取引所であり、世界的にも有名な取引所です。
ハッキングや盗難に対する補償も充実しており、扱っているアルトコインの数も8種類と豊富なため、初めてアルトコインを購入する人には、おすすめの取引所と言えます。
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (0.01~0.15%) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (1.19%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 業界をリードし続ける大手
- 手数料が安い!
- 取扱仮想通貨が豊富!
2位 GMOコイン
GMOコインは、GMOグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所ですので、セキュリティ機能が高く、安心できる取引所です。
アルトコインも7種類扱っており、国内取引所では珍しくBATを取り扱っているので、BATを購入したい人は否応なくGMOコインを選択しておきましょう。
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1200円前後) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
- セキュリティが高い
- 大手運営で安心して取引が可能
3位 bitbank(ビットバンク)
ビットバンクは一時、リップルの取扱量が世界一になるなど、リップルホルダーに人気のある取引所です。
セキュリティやアプリの利便性が高く、国内取引所の中でも抜群に高い評価を受けています。取り扱いアルトコインは5種類と少なめですが、手数料が安いのでおすすめです。
取扱仮想通貨 | ビットコイン リップル イーサリアム モナコイン ビットコインキャッュ ライトコイン ベーシックアテンショントークン ステラルーメン クアンタム オーエムジー シンボル リンク メイカー ボバネットワーク |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (ほぼなし) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 手数料が安い
- 国内一リップルが安く買える
- セキュリティ性が高い
4位 TAOTAO
TAOTOはヤフージャパン傘下の企業が保有権40%を持つことで話題になった取引所です。
ヤフージャパン系列の暗号資産(仮想通貨)取引所ですので、ヤフージャパンIDでログインが可能というところも利用しやすいポイントになります。
現物取引ができるアルトコインはイーサリアムのみですが、レバレッジ取引はイーサリアムをはじめ、リップルやライトコイン、ビットコインキャッシュといったメジャー通貨が並びます。
レバレッジ取引に挑戦したい場合には、抑えておきたい取引所になります。
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムリップル(レバレッジのみ)ライトコイン(レバレッジのみ)ビットコインキャッシュ(レバレッジのみ) |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (販売所のため高め) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
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- 圧倒的使いやすさを追求した操作画面
- Yahooが出資している安心感と、今後のサービス拡大への期待感
5位 Coincheck(コインチェック)
コインチェックはマネックスグループの傘下の取引所です。かつてネム流出事件を起こしましたが、その教訓を活かし、現在は高いセキュリティを誇っています。
取り扱いアルトコインは11種類と圧倒的に多く、取引画面も直感的に使用できるほどシンプルでわかりやすい設定です。
難しいことは考えず、シンプルに暗号資産(仮想通貨)を購入したい人には特におすすめの取引所になります。
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクネムモナコインステラルーメンクアンタムベーシックアテンショントークンアイオーエスティーエンジンコインオーエムジーサンド |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (少し高い) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
- 豊富な取扱通貨の種類
- アプリ・サイトが初心者にも使いやすい
アルトコイン(altcoin)は特徴を把握してから取引しよう
今回はアルトコインの特徴や種類を中心に解説を行っていきました。
アルトコインは数多く存在しますが、値上がりするかどうかは、その通貨の特徴や開発目的、時代の流れによります。
アルトコインを取引する際は、アルトコインの特徴を理解し、将来性を確認してから取引を行うことが重要と言えます。