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バージ(Verge/XVG)を購入。取引所選びから、買い方、特徴まで解説

バージのロゴ
この記事を読んでほしい人
✔ バージを購入しようと思っている方
✔ バージの購入方法がわからない方
✔ バージの特徴を調べている方

バージ(Verge/XVG)は、利用者のプライバシー保護を最重要視した高い匿名性を持つコインです。

匿名通貨として注目され、根強いファンも多いバージですが、国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取り扱いがありません。

そこで今回はバージはどこで買えるのか、バージの価格推移や将来性について解説していきます。

この記事の要約
  • バージは高い匿名性と決済時間が速いのが特徴のコイン
  • バージは国内取引所・日本円で購入できないので海外取引所で購入する
  • コミュニティが活発で根強いファンが多く今後も開発が進むと予想される
  • バージは2021年現在、1XVG=1.76円~2.3円で推移している

こちらの記事もおすすめ!:暗号資産(仮想通貨)取引所ランキング最新版。手数料無料という罠に注意

バージ(Verge)の基本情報

暗号資産(仮想通貨)バージは、利用者のプライバシー保護を最重要視したコインになります。

ビットコインは、送金者、受金者、取引履歴などが全てオープンですが、バージは取引を暗号化しており、匿名取引を主な特徴としています。

匿名通貨は他にも多々存在しますが、バージとその他の匿名通貨の大きな違いは、送金時間の差です。

メジャーな匿名通貨は、送金時間に数分を要しますが、バージはわずか5秒という速度を誇っているのが特徴になります。

通貨名Verge
略号XVG
開発者/創設者Justin Sunerock
取引開始日2016年2月
発行枚数上限16,555,000,000XVG
時価総額2019年7月31日時点90,411,593ドル
コンセンサスアルゴリズムLyra2rev2、Scrypt、X17、blake2s、myr-groestl
公式サイトhttps://vergecurrency.com/
ホワイトペーパーhttps://vergecurrency.com/static/blackpaper/verge-blackpaper-v5.0.pdf
フォーラム不明

バージ(Verge)の購入方法・買い方

暗号資産(仮想通貨)バージを購入しようにも、国内取引所ではバージを取り扱っている暗号資産(仮想通貨)取引所は存在しません

そのため、バージを購入するには、必然的に海外取引所を利用する必要があります。

海外取引所の登録は難しそうですが、翻訳ソフトとサポートを利用すれば、そこまで難しいことではありません。

暗号資産(仮想通貨)バージの購入方法に関して、詳しく解説していきます。

ステップ1:国内取引所でビットコイン購入

今回は、ビットコインでバージを購入する方法を解説します。

まずはビットコインを国内取引所で日本円で購入します。

この際、バージ購入に使用するビットコインのみ購入するのではなく、海外取引所に送金する際に利用する、送金手数料分のビットコインも買っておいてください。

ビットコインを購入するのであれば、手数料無料のbitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめ。

ステップ2:送金して海外取引所で購入

国内取引所でBTCを購入後、バージを購入できる海外取引所に送金することで、バージは購入可能になります。

バージを購入できる海外取引所は複数ありますが、まずは手数料などを加味したうえで、比較的メジャーな海外取引所を利用して、バージを購入しましょう。

メジャーな海外取引所であれば、サポートも充実していますし、何よりセキュリティ面が安心です。

暗号資産(仮想通貨)取引には、少なからずリスクも存在します。少しでもリスクを減らすには、しっかりと情報収集をして、取引所を選定することが重要です。

バージ(Verge)が購入できる取引所一覧とおすすめ4選

  • Binance
  • Huobi
  • Bittrex
  • CREX24
  • HitBTC

(1)取引所名 バイナンス(BINANCE)

バイナンスは海外取引所を探す時、必ず名前が挙がる超メジャーな海外取引所です。

バイナンスは約160種類以上の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っており、バージももちろん取り扱っています。バージを購入する際には、一番に登録を行っておきたい海外取引所です。

バイナンスは、サポート面やセキュリティ面も評価が高く、日本人利用者も多いため、安心して利用できる海外取引所といえるでしょう。

(2)取引所名 フォビ(Huobi)

フォビは海外取引所ですが、実は日本でもサービスを開始しています。

日本で展開しているフォビの取引所では、日本円での購入も可能ですが、日本のフォビでは、残念ながらバージは上場していません

そのため、バージを購入するには、海外のフォビを利用する必要があります。海外取引所のフォビでは、残念ながら日本円での購入はできませんので、 BTCを送金して、バージを購入します。

(3)取引所名 ビットレックス(Bittrex)

ビットレックスはアメリカの取引所で、バイナンス以上に取り扱い暗号資産(仮想通貨)の数が多く、その種類は200種類以上

アルトコインの板取引も活発に行われていますので、頻繁に取り引きを行いたい人には、おすすめできる取引所といえるでしょう。

(4)取引所名 HitBTC

HitBTCも海外ではメジャーな取引所ですが、所在地が不明という、少し変わった取引所です。

HitBTCの大きな特徴は、手数料がとにかく安いことで、0.1パーセントの安い手数料が設定されています。

また、取り扱い通貨ペアは600種類以上と、豊富すぎるほど豊富なラインナップが特徴です。

HitBTCはICO直後のアルトコインを多く取り扱っていますので、新しいアルトコインを試しに購入したい人には、とても魅力的な暗号資産(仮想通貨)取引所といえるでしょう。

バージ(Verge)から日本円への換金方法

バージを日本円に換金するには、まずはバージをBTCに換金する必要があります。

流れとしては、購入していたバージを決済し、海外取引所でBTCに換金します。

その後、換金したBTCを国内取引所に送金し、日本円に換金するという流れです。

海外取引所で一度バージを購入すれば、日本円の換金の流れもスムーズに理解できるはずです。

バージ(Verge)の特徴(メリット・デメリット)

海外取引所で、バージを購入する前に、まずはバージの特徴について確認しましょう。

どんなに将来性が高いアルトコインでも、開発目的や人気度などのチェックは重要です。

特徴1:高い匿名性

バージの一番の特徴は、冒頭でも述べたように、高い匿名性です。

バージコインには、TORやi2pといった匿名性を構築するための技術が使用されています。

基本的に、ブロックチェーンは非匿名性なのが普通です。

その非匿名性をデメリットとみなし、匿名性暗号資産(仮想通貨)として誕生させたのが、バージです。

特徴2:決済時間が爆速

バージコインは、他の匿名性通貨よりも、送金スピードが早く、わずか5秒で送金を完了させます。

ちなみにビットコインの送金時間は、1時間近くの時間を要しますので、バージという暗号資産(仮想通貨)が、いかに速く送金できるのかがわかると思います。

この送金スピードを実現するために、バージはSPV(simple payment verification)という技術を導入しており、各ノードの所有データを必要最低限に設定できるようにしているのが特徴です。

特徴3:アルゴリズムの多様性

バージは、コンセンサスアルゴリズムを5つも持ち合わせているため「可用性」と「安全性」が高いコインとして存在しています。

アルゴリズムが複数存在することで、ハッカーの改ざん攻撃にも強いのが特徴です。

ハッカーはすべてのアルゴリズムに挑戦する必要がありますので、バージは高いセキュリティを誇る暗号資産(仮想通貨)であることは間違いありません。

バージ(Verge)の価格推移・チャート・最新価格

バージ 価格推移

バージの価格推移に関してですが、公開当初は、日本円では1円前後とかなり安い価格で推移していましたが、2017年の暗号資産(仮想通貨)バブル時に大暴騰を記録します。

2018年初頭には、1XVG=30円付近まで上昇し、期待が高まりましたが、暗号資産(仮想通貨)バブル崩壊により、下落を開始。

2019年~2020年は、1XVG=2円で推移しています。
2021年はビットコイン価格高騰を受け、30円までの回復が見込まれるものの、2円前後で引き続き推移中です。

バージ(Verge)の今後の展望・将来性

バージを購入するか否かの判断で重要なのは、バージの今後の展望や将来性です。

暗号資産(仮想通貨)界でも著名なジョン・マカフィーは、今後、匿名通貨が暗号資産(仮想通貨)としては有望であるという見解を示しており、注目を集めています。

また、バージはコミュニティが活発で、根強いファンが多いため、今後も開発が進んでいくことは予想されていますので、将来性は高いといえるでしょう。

現在、バージは1円前後で推移していますので、購入するにはチャンスの時といってもいいのかもしれません。

ジョン・マカフィーの発言は、暗号資産界隈では非常に注目されます。特に、Twitterにて同氏が銘柄をツイートすると急騰。通称「マカフィー砲」と言われるほど市場と密接に関係しています。

【2021年】バージ(Verge)をテクニカル分析で予想

バージの今後をテクニカル分析から考察してみましょう。

なお、バージは現在でも1XVG=2円ほどで買えるアルトコインであり、メイン市場はXVG/BTC(ビットコインとバージの取引)です。

結論から申し上げますと、「XVGはビットコインの枚数を増せる、絶好のマイナー通貨」と言えます。

verge-purchase-3XVG/BTC 週足

2020年の11月まではビットコインや、アルトコインが上がっているのに対し、バージは史上最安値を更新していました。

しかし、11月に一時的な急騰があり市場の変化が起きています。

2021年2月現在では史上最安値である0.00000022BTCから1.8倍の価格まで大幅に回復した状況です。

verge-purchase-1XVG/BTC・BTC/USD 比較チャート

ドル建てに換算しても結果は同じですが、ようするにバージは他の暗号資産(仮想通貨)に出遅れている可能性が高いと考えられます。

ドル建てのビットコイン価格が堅調に上昇しており、XVG/BTCは逆相関、むしろ下がっているのでは?との見解すら持てるでしょう。

verge-purchase-2XVG/BTC 日足

より細かくテクニカル分析で、最新のXVG/BTCチャートでは、RSIが一時18%となり明確に下がり過ぎた相場となりました。

ビットコイン価格と比較すると下がっている印象でしたが、現在はXVG/BTCが順調に値上がり傾向にあります。

画像の様な平行チャネルが現状は意識されており、高値を更新する展開です。

ビットコインが上昇トレンドにあるも、一時的に価格を下げるとXVG/BTCは値上がります。

つまり、少し難しいですが、バージとビットコインを上手く購入すると、保有中のビットコインを増やして稼ぐことも可能です。

  1. ビットコイン価格が下がってきた→ビットコインでバージを購入
  2. バージが直近の高値を超えた→XVG/BTCを売る
  3. ビットコインの枚数が増え、ビットコイン価格が上昇すると利益が増える

例えば、上記の戦略で取引すると「ただ、値下がるビットコインを持ち続ける」といった場合より、「値上がったビットコインを多く保有できる」このようになります。

初心者にとっては難しい取引戦略に感じられますが、暗号資産(仮想通貨)で莫大な資産を築く投資家に好まれる手段です。

バージ(Verge)の購入方法まとめ

この記事のまとめ
  • バージは高い匿名性と決済時間が速いのが特徴のコイン
  • バージは国内取引所・日本円で購入できないので海外取引所で購入する
  • コミュニティが活発で根強いファンが多く今後も開発が進むと予想される
  • バージは2019年現在、1XVG=1.76円~2.3円で推移している

暗号資産(仮想通貨)バージの購入方法をまとめます。

バージの購入方法は、まずは国内取引所でBTCを購入後、バージを購入できる海外取引所にBTCを送金。着金後、バージを購入という流れです。

日本円に換金する場合は、その逆を行います。

難しい場合は、サポートを参照するなどして行うと、スムーズにバージを購入できるでしょう。

国内取引所でビットコイン(BTC)を購入するなら、「bitFlyer(ビットフライヤー)」へ登録しましょう。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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