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仮想通貨BATとは?基本情報・将来性・価格推移まとめ

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仮想通貨BATは、新しいWeb3.0時代を語る上で欠かせない存在です。

近年では、国内大手取引所bitFlyerが、次世代ブラウザBraveと提携するなど大きな動きもありました。

仮想通貨BATは、次世代ブラウザBraveと深く関係する仮想通貨です。本記事では「仮想通貨BATとは?」をテーマに、基本情報から特徴・将来性などを分かりやすく解説します。

仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?

仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)とは、ウェブブラウザの「Brave(ブレイブ)」で使える仮想通貨です。

BATは、Braveの運営会社であるBrave Softwareによって、イーサリアムのネットワークで作成されたERC-2O規格のトークンです。

仮想通貨BATの特徴

仮想通貨BATは、ウェブブラウザのBraveで使われると解説しました。

Braveとは、プライバシーが保護され、現在の中央集権型のウェブを改善すべく開発されたブラウザです。

Braveには、第三者による広告や、キャッシュの追跡をブロックする機能が実装されています。広告自体を完全に廃止にするのではなく、ユーザーが広告の配信を自由に設定できるのが特徴です。

ポイントサイトやアプリの様に、Braveを通して広告を見ると報酬として仮想通貨BATが貰える仕組みです。獲得したBATは、投げ銭としての用途の他に取引所を使って換金することも可能です。

仮想通貨BATの将来性

仮想通貨BATの将来性は、次世代ブラウザであるBraveの注目度から期待されいるのが分かります。

仮想通貨業界のトレンドとして「Web3.0」という言葉が話題になっているのが主な理由です。仮想通貨の王者であるビットコインは、現代の中央集権的な通貨に対して、非中央集権を特徴としています。

ウェブブラウザに関しても、誰もが自由に閲覧できる環境ながら、広告やユーザーのプライバシーが実質の中央集権にある(Web2.0)を問題視する意見が近年では増えてきました。

実際に、ユーザーのプライバシーを守る動きも起きており、最近ではiOSにトラッキング拒否の設定も実装されています。

Web3.0へと向かう時代の流れから、Braveの需要拡大と比例して仮想通貨BATの将来性も期待できるのです。

ちなみに、日本ではbitFlyer(ビットフライヤー)がBraveとの連携を開始しており、Braveを通してBATを受け取り、投げ銭や取引所で換金までを包括的にサポートしています。

【アカウント作成はコチラ】bitFlyerの公式サイトへ

仮想通貨BATはどこで購入できる?

仮想通貨BATの取り扱い

Coincheck
bitFlyer
GMOコイン

仮想通貨BATとは、前述したbitFlyerを含む上記3社で購入できます。

もちろん、BATを購入するなら、Braveと連携できるbitFlyerがオススメ。Braveを使って、無料でBATを獲得できるのは、BraveとbitFlyerを利用する以外に方法がありません。

なぜなら、日本国内は規制の都合上、BraveをbitFlyerに連携していないアカウントは、BATではなくBAPで付与されるからです。

とは言え、レバレッジを効かせて、積極的にBATを売買したい人もいるはず。BATのレバレッジ取引は、GMOコインが取り扱っています。

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仮想通貨BATの価格推移と今後

Basic Attention Token/BATの基本情報
Basic Attention Token/BATの価格¥85.98
一日の出来高¥20,519,991,674.00
マーケットドミナンス0.05%
市場ランキング第91位
時価総額¥1,173,045,039.00
直近1年間の高安値19.11円180.19

発行上限1,500,000,000BAT

仮想通貨BATの価格推移の注目して、今後の展望を考えてみましょう。

上記の一覧表は、2021年9月16日時点のCoinmarketcapによる、仮想通貨BATの基本情報です。

日本国内で取引できるアルトコインとしては珍しく、Coinmarketcapによる仮想通貨ランキングでは90位前後で推移しており、価格も1BAT=100円未満と手を出しやすく、伸びしろがありそうな印象を受けます。

直近1年間の最安値と最高値を比べると1年で9倍近く上昇しており、今後上がるポテンシャルも十分にありそうです。

仮想通貨BATの価格は今後どうなる?

BAT日足チャート画像は、GMOコインが提供するBAT/JPYの日足チャートです。

日足チャートから得られル情報を元に、テクニカル分析を行うと「今後は上がる可能性の方が高い」と言えるでしょう。

上がる可能性が高い根拠は、日足で見る長期的なトレンドが上昇トレンドであることです。青枠に注目すると、ヘッド&ショルダーボトム(逆三尊)のチャートパターンを形成しているのが分かります。

ヘッド&ショルダーボトムは、上昇トレンドへの転換点として強く意識されるのが特徴です。

実際に、直近ではヘッド&ショルダーボトムのネック部分で買い支えられており、仮想通貨BATの市場では重要な価格帯として1BAT=50円前後が意識されているのが分かります。

したがって、短期・中期的に一時的な下降トレンドがあっても、長期的な上昇トレンドを継続させる可能性が高いです。

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仮想通貨BATとは? まとめ

今回は「仮想通貨BATとは?基本情報・将来性・価格推移まとめ」のテーマでした。

仮想通貨BATは、次世代のウェブブラウザBraveで使われる仮想通貨です。大手企業によって独占的に支配されているウェブ市場を、ユーザー主体の新しい時代へと移り変わりつつあります。仮想通貨BATは、今後の新しいWeb3.0のユーザーが広告を見る事で利益を得られる新しい価値を提供します。とは言え、まだBraveが主流のブラウザとなるには先が長いので、今後のユーザー拡大とBATの価格推移には注目です。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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