✔ ファクトムについての知識を得たいと思っている方
✔ 仮想通貨を長期保有したいと思っている方
「仮想通貨ファクトムって何だろう・・」と気になっている方はいらっしゃいませんか?
ここでは仮想通貨ファクトムの概要や特徴、ファクトムに使われている技術や価格推移と取り扱い取引所をお伝えしていきます。
仮想通貨ファクトムについての基本情報を得たうえで、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
- ファクトムはブロックチェーン技術を活用し、不動産や医療における情報管理や手続きのサポートを目的とする仮想通貨である
- 不動産分野では「ファクトムハーモニー」、医療分野では「DLOC by SMARTRAC」というプロジェクトが進められている
- ビットコイン2.0のひとつで、価格推移もビットコインと連動しやすい
- ファクトムを購入できる取引所として「Bit-Z」「Upbit」「Poloniex」などがある
- ファクトムはビジネス分野で需要が高まる可能性があり、長期保有に向いている
ファクトム(FCT)とは
通貨名 | ファクトム(Factom) |
---|---|
通貨略号 | FCT |
公開日 | 2015年9月 |
開発者名 | Factom Inc. |
公式サイト | http://www.factom.jp/ |
発行上限 | 未定 |
通貨の目的 | データの記録、保護、監査、コンプライアンスを安全に行う |
国内取引所 | Coincheck(コインチェック) |
海外取引所 | Poloniex(ポロニエックス) Bittrex(ビットレックス) |
仮想通貨ファクトム/factomとは、2015年アメリカで開発・発行されたアルトコインです。
通称として広まっている名称はファクトムですが、実際はファクトムプラットフォームの中にあるファクトイドという通貨。今回は仮想通貨ファクトムと呼称します。
ファクトムはイーサリアムのようなプラットフォーム型仮想通貨として開発されました。
ファクトムとビットコインの違い
ファクトムと仮想通貨の中で近い存在はイーサリアムと言われています。
ビットコインは新しい決済を実現すべく開発された通貨である一方で、ファクトムはイーサリアムと同様にアプリケーション開発のプラットフォームになるべく開発されています。
ただし、ビットコインのブロックチェーンを基礎に開発をされているので少し複雑に感じるかもしれません。
ファクトム | ビットコイン | |
開発目的 | 記録管理のプラットフォーム | 新しい決済 |
発行上限枚数 | 上限なし | 2100万枚 |
ファクトム(FCT)の特徴
仮想通貨ファクトムを購入するための判断材料として重要な、主な特徴をお伝えしていきます。
特徴1:ビットコイン2.0のひとつである
仮想通貨ファクトムの特徴を知る上で欠かすことのできないものが、プラットフォームとして機能する点です。
ベースはビットコインのブロックチェーン技術で、ビットコインブロックチェーンを活かして電子記録や証明書の記録の保管や証明のためのシステムを構築しました。
特徴2:ファクトムハーモニープロジェクト
ビットコイン2.0プロジェクトとも関わりの深い、ファクトムハーモニーについても押さえておきましょう。
ファクトムハーモニーとはアメリカの住宅ローン関係の諸手続きを、人ではなくファクトムのプラットフォーム上で一元管理させるプロジェクトのこと。
不動産関係の書類は多数ありますし、仲介会社などを通すと人の手で管理した際にミスや漏洩するリスクがあります。
そうした問題を解決するのが、ファクトムハーモニーです。
特徴3:DLOC by SMARTRACプロジェクト
仮想通貨ファクトムの主な特徴として、DLOCというプロジェクトにも注目です。
ファクトムハーモニーは住宅ローンの手続きに関する管理でしたが、DLOCは医療カルテの情報漏洩防止や不正防止のためのもの。
医療カルテをファクトムのブロックチェーン上で管理することによって、セキュリティ性を高めつつ各病院の医者が正確な情報をチェックすることができます。
ファクトムに使われている技術
仮想通貨ファクトムに使われている技術は新しいブロックチェーンとイメージしがちですが、実際はビットコインのブロックチェーン技術を活用しています。
- 個人情報
- 登記記録
- 不動産売買記録
などプライバシーや契約に関わる重要データを主に取り扱っており、技術的には既存のブロックチェーン技術ですが、セキュリティ性の高い管理システムを構築しているのです。
ファクトムの将来性は?
ファクトムは不動産や医療など、ビジネスの分野で需要が高まることが予想できる通貨といえます。
したがって、今後は長期的に上昇していく可能性があります。
しかし知名度が低いことや開発スピードが他の仮想通貨よりも遅いことから、将来性はあるものの急騰相場になりにくいという側面もあります。
ファクトム(FCT)のチャートと価格遷移
仮想通貨ファクトムの価格は、どのように推移しているのでしょうか。200円程度から徐々に価格をあげ、2017年末に8000円を突破するまで価格を上昇させています。
各年でどのような推移をしたのか振り返っていきましょう。
2017年のファクトム価格推移
2017年の仮想通貨ファクトムの価格推移は、ビットコインバブルの影響もあり下半期に掛けて上昇相場へと変化したのが特徴的でした。
またビットコインのブロックチェーンをベースにしているため、ビットコインの相場と連動しやすいという傾向もあります。
価格は年初の約200円から、一時7000円台まで変動していました。
2017年1月 | 2017年12月 | |
ファクトムの価格 | 350円 | 6800円 |
2018年のファクトム価格推移
2018年の仮想通貨ファクトムの価格推移ですが、こちらも引き続きビットコインの相場に連動している動きとなっています。
年初から急落相場となっており、9月末時点では2017年の年初と同水準の400円台でレンジ相場を形成しています。
2018年1月 | 2018年12月 | |
ファクトムの価格 | 8900円 | 1000円 |
2019年のファクトム価格推移
2019年のファクトムの価格推移は、ビットコインをはじめとする仮想通貨全体のトレンドに大きく左右されてういる形です。
年初の900円台から徐々に価格を下げて、600円台まで下落。ただし600円台を底値として推移したのちに4月の上昇トレンドで再度900-1000円のレンジに相場を戻しました。
2019年1月 | 2019年4月 | |
ファクトムの価格 | 900円 | 1000円 |
ファクトム価格遷移まとめ
大きな価格変動があった2017年から2018年の値動きを見ていきましょう。
2017年年初 | 2017年後半 | 2018年 | 2019年 |
200円 | 7000円 | 下落→200円まで | 1000円 |
200円から7000円まで35倍の価格まで上昇したのち、2017年年初の200円まで再び下落してしまいました。ファクトムの今後はどうなるのでしょうか?
▼ファクトムの将来性は?詳しくはこちら▼
ファクトム(FCT)の評判はどうなのか?
仮想通貨ファクトムを購入するうえで、投資家からの評判も知っておきましょう。仮想通貨ファクトムの特徴は
- ブロックチェーン技術を生かした情報の管理
- さまざまな手続きをサポートするプロジェクト
といった点があげられます。人の手ではミスが発生しやすいですが、その点を改善しているファクトムはとても良い評判を受けているようですね。
ファクトム(FCT)を購入できる取引所ランキング
仮想通貨ファクトムを購入できる取引所を、ランキング形式でお伝えしましょう。
1位:Bit-Z(ビットジー)
仮想通貨ファクトムを購入できる取引所1位は、取引所Bit-Zです。
Bit-Zは中国の取引所で、ファクトムの取引高が他の取引所と比較して多いというのが最大の特徴といえます。
サービス面や手数料コストで優れていても、利益を出すために取引高=流動性の高さというポイントは外せませんからね。
2位:Upbit(アップビット)
仮想通貨ファクトムを購入できる取引所2位は、韓国の取引所Upbitです。
ファクトムを取り扱っている取引所の中でも、手数料が安いのが特徴といえます。
手数料率は0.05%と、コスト面や少額取引を行う投資家にとっては非常にメリットが大きいです。
3位:Poloniex(ポロニエックス)
仮想通貨ファクトムを購入できる取引所3位は、アメリカの取引所Poloniex。
手数料のコストや取引高こそBit-ZやUpbitにおよばないものの、仮想通貨レンディングが日本の投資家にも人気となっています。
たとえばファクトムのレバレッジ取引を行うユーザーがいたとして、そのユーザーに仮想通貨を貸し出して金利収入を得られるシステムが仮想通貨レンディングです。
ファクトム(FCT)の今後に期待
- ファクトムはブロックチェーン技術を活用し、不動産や医療における情報管理や手続きの
- サポートを目的とする仮想通貨である
- 不動産分野では「ファクトムハーモニー」、医療分野では「DLOC by SMARTRAC」というプロジェクトが進められている
- ビットコイン2.0のひとつで、価格推移もビットコインと連動しやすい
- ファクトムを購入できる取引所として「Bit-Z」「Upbit」「Poloniex」などがある
- ファクトムはビジネス分野で需要が高まる可能性があり、長期保有に向いている
仮想通貨ファクトムの特徴は、通貨としてではなく文書・証明書管理のためのプラットフォームという点です。
他の仮想通貨のような派手さはありませんが、ヒューマンエラーや情報漏洩を防ぐというメリットがあり、長期的に相場が底上げしていくタイプといえます。
これからファクトムを購入する方は、長期保有を基本戦略とするのがおすすめですよ。