✔ ビットコインキャッシュの取引を始めようと思っている方
✔ 暗号資産(仮想通貨)の暴落に向けて対処法を知りたいという方
2017年末に価格が急激に跳ね上がった暗号資産(仮想通貨)ですが、その後は暴落といっていいほど大きく値を下げることになりました。
暗号資産(仮想通貨)の暴落は、暗号資産(仮想通貨)投資をする方にとっては非常に怖いものですよね。
そこで今回はビットコインキャッシュが暴落する要因や、暴落した時の備えや対処法についてお伝えしていきましょう。
- ビットコインキャッシュ暴落の原因として「ハードフォーク」「取引の停止」「ハッシュレートの低下」などがある
- ビットコインキャッシュが暴落した時のため「資産を分散する」「マクロ経済に目を向ける」「安易に売らない」ことを心がけよう
- ビットコインキャッシュが暴落した時でも「新たに買い足す」「信用取引で空売り」といった方法で逆に利益を出すこともできる
- ビットコインキャッシュは将来の可能性も大きく、2019年には価格上昇も期待できる
目次
ビットコインキャッシュ(BCH)とは
ビットコインキャッシュとは、2017年8月にビットコインがハードフォークされて誕生した新しい通貨です。
通貨名 | ビットコインキャッシュ(BitcoinCash) |
---|---|
通貨略号 | BCH |
公開日 | 2017年8月1日 |
公式サイト | https://www.bitcoincash.org/ |
発行上限 | 2100万枚 |
国内取引所 | BITPoint(ビットポイント)、bitbank(ビットバンク)、GMOコイン、Coincheck(コインチェック)、DMM Bitcoin、Bit Trade、QUOINEX、Zaif、フィスコ暗号資産(仮想通貨)取引所、BTC BOX他 |
海外取引所 | Binance(バイナンス)、Poloniex(ポロニエックス)、Bittrex(ビットトレックス)他 |
ビットコインキャッシュ(BCH)が暴落した2018年始の価格推移
ビットコインキャッシュは12月に最高値50万円まで到達しましたが、その後他の暗号資産(仮想通貨)と同様に暴落してしまいました。
日付 | 価格 |
---|---|
2017年11月30日 | 145,949円 |
2017年12月31日 | 287,136円 |
2018年1月31日 | 161,877円 |
2018年2月28日 | 127,856円 |
もし最高値でイーサリアムを購入して、売り時を逃していた場合は、およそ5分の1に資産が減っていましたね。2018年始に起きたような暴落に対応するためには、あらかじめ備えておくことが重要です。以下、暴落時の対応を紹介していきます。
ビットコインキャッシュ(BCH)が暴落する要因3つ
ビットコインキャッシュ(bch)が暴落する原因とは、どんなものなのでしょうか。
暴落の原因1:ハードフォーク
ハードフォークとは暗号資産(仮想通貨)が分裂して新しい暗号資産(仮想通貨)ができることで、ビットコインキャッシュも2018年11月16日、
- ビットコインABC(従来のビットコインキャッシュ)
- ビットコインSV(新しく誕生したビットコインキャッシュ)
の2つに分かれました。この時、ビットコインキャッシュだけでなく他の暗号資産(仮想通貨)の価格下落も引き起こすことに。
新しくできた暗号資産(仮想通貨)は特定の開発者がいるわけではないため、今後の方針で意見が食い違うことで再びハードフォークが起こり、価格が暴落する可能性もあるのです。
暴落の原因2:先物取引の停止
ハードフォークによるさまざまな影響も、価格の下落に拍車をかけます。
先日のハードフォークでも、大手取引所がビットコインキャッシュの先物取引を停止したというニュースが価格下落の原因となりました。
取引停止の発表はハードフォーク以外でも起こることがあり、その時には価格下落が発生する可能性があるので注意しましょう。
暴落の原因3:ハッシュレートの低下
暗号資産(仮想通貨)のマイナー事業から撤退する企業が増えると、ハッシュレート(マイニング速度)が低下し、ブロック生成に時間がかかってしまいます。
ハッシュレート低下も、価格下落の原因となります。
▼ビットコインキャッシュの価格が下がるのはなぜ?詳しくはこちら▼
ビットコインキャッシュ(BCH)が暴落した時の注意点
ビットコインキャッシュが暴落した時、どのように対処すればよいのでしょうか。
注意点1:資産を集中させない
ビットコインキャッシュが暴落した時、損害を最小限に抑えることが重要です。
- ビットコインキャッシュだけでなく、さまざまな暗号資産(仮想通貨)に分散投資する
- 暗号資産(仮想通貨)だけでなく、株やFXなど別の投資対象に分散投資する
リスク回避で重要なのは、1つの投資先に資産を集中させないこと。暴落時に損失の恐怖に飲み込まれないよう備えておきましょう。
注意点2:マクロ経済に注意を向ける
GDPなどのマクロ経済は、暗号資産(仮想通貨)市場にも大きな影響を与えます。
統計データを参考にすることで今後の価格変動の見通しが立てやすくなり、ビットコインキャッシュが暴落した時に売るのか、それとも買い足すのか判断する材料となるのです。
マクロ経済学はお金に関する基礎知識も身につけることができますから、積極的に身につけるようにしていきましょう。
注意点3:安易に売らない
ビットコインキャッシュが暴落したからといって安易に売るのではなく、今後の価格がどのように変動するのかを見極めましょう。
- 暴落の始まりで、今後も下がっていく見込みがあるなら売却する
- 暴落の終わりの段階なら、買い足す方が価格が上昇した時に得になる
また値動きが大きく、リスクが大きくなりそうな時はいったん売却し、体制を整え直すことも重要です。
ビットコインキャッシュ(BCH)の暴落時でも儲ける方法
ビットコインキャッシュが暴落した時に、逆に利益を出す方法もあります。
ビットコインキャッシュの価格下落時に買い足す
下落した価格が反発して、再び上昇することが予想される場合は、ビットコインキャッシュを買い足すことで利益を出すことができます。
- たとえば1BCH=7万円で購入したが、1BCH=5万円に暴落してしまった
- そこで1BCH=5万円で買い足す(購入総額は2BHC=12万円)
- 1BCH=6万円に戻れば、損失は0になる(購入総額:12万円 売却総額:12万円)
- 1BCH=7万円に戻れば、利益が2万円になる(購入総額:12万円 売却総額:14万円)
たとえビットコインキャッシュが暴落しても、損失を0にしたり、逆に利益に転じることも可能というわけですね。
▼ビットコインキャッシュの価格はもう上がらないのでしょうか?気になる方はこちら▼
信用取引でビットコインキャッシュの売りから入る
信用取引(レバレッジ取引)の場合は「空売り」することで利益を狙うことも可能です。
下落相場で価格が高い時に売って、安くなったら買い戻すことで差額を利益として受け取ることができるのです。
おいしい話に思えますが、もちろん損失となることもありますから、注意しましょう。
仮に、2018年始のビットコインキャッシュの価格暴落時に売りから入っていれば大きな利益を出せていましたね。
▼2018年末のビットコインキャッシュの価格はどうなるのでしょうか?詳しくはこちら▼
ビットコインキャッシュ(BCH)はもう上がらない?
2018年にかけて下落の一途をたどっていったビットコインキャッシュですが、今後もう価格が上昇していくことはないのでしょうか?
また、2019年のビットコインキャッシュの価格推移はどうなっていくのでしょうか?
ビットコインキャッシュが高騰する時期予想
価格が低迷していたビットコインキャッシュですが、2019年3月から2019年4月にかけて上昇の兆しを見せ始めました。
ハードフォーク問題を克服し始めているビットコインキャッシュは、2019年にわたって価格が高騰するものであると予想できます。
ビットコインキャッシュの将来性
ビットコインキャッシュは、ビットコインから派生した通貨ですが、ブロック数が多いのと、スマートコントラクト機能を搭載していることから、今後決済手段としての利用価値も上がってくる可能性が高いです。
価格上昇の兆しを見せている今のうちにぜひ、ビットコインキャッシュを購入しておきましょう。
ビットコインキャッシュ(BCH)の暴落時にも落ち着いて対処する
- ビットコインキャッシュ暴落の原因として「ハードフォーク」「取引の停止」「ハッシュレートの低下」などがある
- ビットコインキャッシュが暴落した時のため「資産を分散する」「マクロ経済に目を向ける」「安易に売らない」ことを心がけよう
- ビットコインキャッシュが暴落した時でも「新たに買い足す」「信用取引で空売り」といった方法で逆に利益を出すこともできる
- ビットコインキャッシュは将来の可能性も大きく、2019年には価格上昇も期待できる
さて、ビットコインキャッシュが暴落する原因や、暴落した時の対処法についてお伝えしてきました。
投資家のロジャー・バー氏は「ビットコインキャッシュこそがビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトが作りたかったビットコインであろう」と発言しています。
それだけ可能性を秘めたビットコインキャッシュ。2019年はビットコインキャッシュの価格が上昇するかもしれませんね。
ビットコインキャッシュ(BCH)