ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(Bitcoincash/BCH)はもう上がらない?その理由と今後の動向を予想

この記事を読んでほしい人
✔︎ ビットコインキャッシュの過去の動向を知りたい方
✔︎ ビットコインキャッシュの下落の理由を知りたい方
✔︎ ビットコインキャッシュの今後の動向を知りたい方
✔︎ ビットコインキャッシュを買うか迷っている方

ハードフォークによってビットコインから分裂し誕生したビットコインキャッシュ(bch)。ビットコインABCとビットコインSVの対立によるハードフォーク騒動で非常に注目を集めています。

市場では「ビットコインキャッシュはもう上がらない」としばしば言われています。この記事では、その理由と同コインの今後の動向について見ていきます。

この記事の要約
  • ビットコインキャッシュは伸び悩んでいる
  • 価格下落の要因はハードフォーク騒動と市場全体の低迷
  • ビットコインキャッシュの価格はまだ上がる余地がある
  • ビットコインキャッシュは大きな強みを持っている

ビットコインキャッシュ(BCH)とは

ビットコインキャッシュは2017年にハードフォークによってビットコインから分裂し誕生した暗号資産(仮想通貨)です。

その主な特徴は ①8MBの大きなブロック容量 ②リプレイアタックに対処できる ③発行数に上限がある 以上3つです。

ビットコインキャッシュがビットコインよりも優れていると言えるポイントは、ブロックの容量を拡大したことで実現したその利便性です。ブロックのサイズを大きくしたことで、送金にかかるスピードが格段に早くなったのです。

通貨名ビットコインキャッシュ(BitcoinCash)
通貨略号BCH
公開日2017年8月1日
公式サイトhttps://www.bitcoincash.org/
発行上限2100万枚
国内取引所BITPoint(ビットポイント)、bitbank(ビットバンク)、GMOコイン、Coincheck(コインチェック)、DMM Bitcoin、Bit Trade、QUOINEX、Zaif、フィスコ暗号資産(仮想通貨)取引所、BTC BOX他
海外取引所Binance(バイナンス)、Poloniex(ポロニエックス)、Bittrex(ビットトレックス)他

ビットコインキャッシュ(BCH)のこれまでの動向

これまでのビットコインキャッシュの動向を確認するため、まずは価格遷移に関するチャートを見ていきましょう。

ビットコインキャッシュ2017年末の急上昇

2017年末に価格が急激に跳ね上がっているのが見て取れます。この高騰の原因は、ビットコインのSegWit2xと呼ばれるハードフォークの延期、Bitcoin.comの設立者がビットコインに未来はないと発言したことにありました。

ビットコインキャッシュ2018年の暴落

しかし2018年に入ると価格が暴落しています。この暴落は日本の金融庁による暗号資産(仮想通貨)規制とコインチェックからのNEMの不正流出事件によるものだったと考えられます。

▼ビットコインキャッシュ暴落の原因を説明します!詳しくはこちら▼

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2018年は上がった後に、下降気味

4月ごろから再び高騰しているのが分かります。この要因は機能性の向上が期待されるハードフォークが実施される予定があったことと、大手マイニンググループによるバーンでした。

その後暴落し、現在まで下がり続けてきていることが分かります。2018年12月3日現在、ビットコインキャッシュの価格は18,574.95円にまで下がっています。

ビットコインキャッシュ(BCH)の値段が上がらない2つの理由

チャートで見たように、ビットコインキャッシュは2018年5月ごろから下落し続けていることがわかります。

なぜ上がらないのでしょうか。考えうる下落の要因について見ていきましょう。

低迷理由1:ハードフォーク騒動

ビットコインキャッシュのクライアントであるBitcoin ABCとBitcoin SVが大型アップデートの内容に関して対立したことが原因でビットコインキャッシュは分裂し、ビットコインキャッシュとは別に新たな通貨であるビットコインSVが誕生しました。

この二つの通貨は対立しており不安定な状態であるため、ビットコインキャッシュの価格は上がらないのです。

低迷理由2:暗号資産(仮想通貨)市場の低迷

暗号資産(仮想通貨)市場全体が下落していることもビットコインキャッシュが上がらない要因のひとつとなっています。

金融庁による規制強化、暗号資産(仮想通貨)取引所からのネム不正流出、アメリカの証券取引委員会(SEC)による暗号資産(仮想通貨)取り締まり強化などにより、暗号資産(仮想通貨)市場は低迷しているのです。

ビットコインキャッシュ(BCH)の値段を左右する好材料・悪材料は?

ハードフォーク騒動、暗号資産(仮想通貨)市場全体の低迷などにより価格が下落し続けているビットコインキャッシュ。今後の同コインの値段を左右する材料は何だろうか。考えうる要因について説明していきます。

好材料:ハードフォーク騒動の収束

現在、ハードフォーク騒動は収束に向かっていますが、対立は続いており価格は不安定なままです。

このハードフォーク騒動が完全に収束した時、ビットコインキャッシュの価格は安定すると考えられます。

好材料:暗号資産(仮想通貨)取引所での取引再開

ハードフォーク騒動に伴い多くの暗号資産(仮想通貨)取引所で、ビットコインキャッシュに関する一部機能を停止するという措置が取られていました。

騒動が収まり取引所の機能が再開することで、ビットコインキャッシュの信用は戻り価格は回復すると考えられます。

悪材料:ビットコインSVの台頭

ハードフォークによりビットコインキャッシュから分裂し誕生したビットコインSVが、ビットコインキャッシュより注目されるようになると価格が伸び悩む恐れがあります。

12月7日にビットコインSVは前日比19%もの価格上昇を見せビットコインキャッシュを上回り、時価総額5位にまで浮上しました。それに対しビットコインキャッシュは前日比16%の下落を記録し時価総額7位にまで後退してしまいました。

ビットコインキャッシュの今後の価格予想

ビットコインキャッシュはハードフォーク問題を克服しはじめており、2019年4月には3万円台に上がり始めました。

とはいえ、一時に比べたらまだまだ価格は低いです。(2018年には30万円台にも上り詰めました)

 

どこまで値段が変わっていくか非常に楽しみです。

▼2019年始のビットコインキャッシュの価格はどうなるのでしょうか?詳しくはこちら▼

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この記事のまとめ
  • ビットコインキャッシュは伸び悩んでいる
  • 価格下落の要因はハードフォーク騒動と市場全体の低迷
  • ビットコインキャッシュの価格はまだ上がる余地がある
  • ビットコインキャッシュは大きな強みを持っている

これまで見てきたようにビットコインキャッシュは暗号資産(仮想通貨)市場全体の低迷、またハードフォーク騒動の影響により価格が伸び悩んでいます。

しかし今後、騒動が収まり市場からの信用を取り戻すことで価格は回復していくと考えられます。

価格が上がり始めた今のうちにビットコインキャッシュを手に入れておくことをお勧めします。

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