✔ ビットコインキャッシュの手数料を知りたいという方
✔ ビットコインキャッシュを取り扱っている暗号資産(仮想通貨)取引所を知りたいという方
「ビットコインキャッシュで取引してみたいけど、取引所の手数料が気になるなぁ」、このようにビットコインキャッシュの取引に興味があるものの、暗号資産(仮想通貨)取引所の手数料で悩んでいませんか。
暗号資産(仮想通貨)取引所も銀行の振込手数料や住宅ローンの融資手数料などと同じく、手数料がかかります。
そこで今回は、ビットコインキャッシュの手数料から考えた、オススメの暗号資産(仮想通貨)取引所についてお伝えしていきましょう。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所には「取引所」と「販売所」という2種類の形式があり、取引所では「取引手数料」、販売所では「スプレッド」がかかる
- ビットコインキャッシュを取引するなら、取引手数料が安い取引所がよい
- ビットコインキャッシュを取引で売買するなら、取引手数料が安くセキュリティも高い「Liquid」がおすすめ
- 販売所を活用したり長期保有したりしたい時はコインチェックがおすすめ
目次
ビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱う取引所一覧
ビットコインキャッシュを取り扱う国内取引所は以下の通りです。
取引所名 | 販売形態 |
---|---|
BITPoint(ビットポイント) | 取引所 |
Bitbank(ビットバンク) | 取引所 |
GMOコイン | 販売所・取引所 |
Liquid(リキッド) | 取引所 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 販売所・取引所 |
Coincheck(コインチェック) | 販売所・取引所 |
DMM Bitcoin(DMMビットコイン) | 販売所 |
Zaif(ザイフ) | 販売所・取引所 |
FISCO(フィスコ) | 販売所・取引所 |
※ビットポイントは7月11日に発生したハッキングで、一時サービス停止。
ビットコインキャッシュ(BCH)の取引手数料・スプレッドが安い取引所ランキング
ここでは、ビットコインキャッシュを購入した時にかかる各取引所ごとの手数料やスプレッドを安い順にランキング形式で紹介していきましょう。
- 手数料・スプレッドがともに安いと順位が上
- 手数料が同じなら、スプレットの安いほうが順位が上
- スプレッドが同じなら、手数料が安いほうが順位が上
評価基準は、上記のとおりです。
順位 | 取引所名 | 手数料・スプレッド |
1位 | bitbank | 無料・取引所のみなので関係なし |
2位 | Liquid | BTC/JPY建ては無料・0.03% |
3位 | bitFlyer | 0.01~0.15%・1.19% |
4位 | Coincheck | 無料・1.44% |
5位 | GMOコイン | 無料・1.93% |
6位 | Zaif | 0.05~0.3%・5.19% |
7位 | BITPoint | 無料・かなり広い |
1位:bitbank(ビットバンク)
取引所名 | bitbank(ビットバンク) |
---|---|
種別 | 取引所専業 |
手数料 | 無料 |
スプレッド | 関係なし |
取扱通貨 | ETH(イーサリアム),BTC(ビットコイン),LTC(ライトコイン),XRP(リップル),MONA(モナコイン),BCH(ビットコインキャッシュ) |
ビットバンクは、取引所のみでしかビットコインキャッシュを取り扱っていません。取引所では手数料無料。
加えて、サイト・アプリの取引画面が見やすいと評判であり、取扱通貨数は6種類、サーバー・会社の信頼性は問題なしと総合的にバランスのとれた暗号資産(仮想通貨)取引所です。
2位:Liquid(リキッド) ※旧QUOINEX
取引所名 | Liquid(リキッド) |
---|---|
種別 | 取引所 |
手数料 | BTC/JPY建ては無料 |
スプレッド | 0.03% |
取扱通貨 | ビットコイン(BTC),イーサリアム(ETH),リップル(XRP),ビットコインキャッシュ(BCH) |
BTC/JPYでの取引手数料は無料、販売所でのスプレットも0.03%と狭いです。
サーバーは可もなく不可もなくといった評価ですが、暗号資産(仮想通貨)3種に加え法定通貨10種を取り扱っています。
また、レバレッジ4倍への変更によって、ハイレバレッジ取引のメリットもなくなってしまいました。ハイレバレッジ取引を検討している方は、バイナンスなど海外取引所を利用しましょう。
第3位:bitFlyer(ビットフライヤー)
取引所名 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
---|---|
種別 | 販売所 |
手数料 | 0.01~0.15% |
スプレッド | 1.19% |
取扱通貨 | ビットコイン(BTC),イーサリアム(ETH),リップル(XRP),ビットコインキャッシュ(BCH),ライトコイン(LTC)など多数 |
手数料は0.01~0.15%と安く、スプレットも1.19%と低め。
ビットフライヤーはサーバーの強さ・会社の信頼性・サイトやアプリの使いやすさでユーザーから高い評価を受けています。
取扱通貨が15種類と豊富で使い勝手がよいことは確かです。
ビットコインキャッシュ(BCH)購入にかかる手数料一覧と比較
ビットコインキャッシュ(BCH)の取引にかかる手数料には、どのようなものがあるのでしょうか。
- 取引所では取引手数料
- 販売所ではスプレッド
取引所は、ユーザー同士で暗号資産(仮想通貨)を売買します。売りたいと思っているユーザーと、買いたいと思っているユーザーを仲介する場を提供しているのが取引所という仕組み。
そして売買が成立した時、仲介手数料といったような形で、取引金額に手数料率をかけた取引手数料を支払います。
一方、暗号資産(仮想通貨)取引所と直接売買している形式が販売所。暗号資産(仮想通貨)の売値と買値は販売所が提示しており、かならず売値と買値に差が出てきます。
この売値と買値の差額をスプレッドといい、販売所での売買における手数料となるのです。また、運営企業にとっての収益源の1つですので、どの取引所も設けています。
取引手数料比較
暗号資産(仮想通貨)取引の取引形式には『取引所』と『販売所』の2種類があり、それぞれ取引にかかる手数料が異なります。ここでは、取引所でかかる手数料を比較しましょう。
ビットコインキャッシュを売買するときにかかる手数料です。
取引所名 | 手数料 |
coincheck | 無料 |
bitbank | 無料 |
GMOコイン | 無料 |
BITPOINT | 無料 |
Liquid | 無料 |
すべての取引所で手数料無料で同率1位という結果になりました。ビットコインキャッシュは、取引所形態のところであれば、国内どこでも無料で取引ができます。
スプレッド比較
販売所でかかる見えない手数料「スプレッド」について比較していきましょう。スプレッドとは売値と買値の差額のことで、この差額で事業者は利益を得ています。
取引所名 | スプレッド |
bitFlyer | 1.19%~8%程度 |
coincheck | 1.44%~2%程度 |
Coincheckではかなりスプレッドが低めです。通貨によっては5%を超えるスプレッドの販売所もありますので、コインチェックの1.44%はかなり狭いといえるでしょう。
販売所を活用するのであれば、コインチェックがおすすめ。新規口座開設の流れも比較的分かりやすく、取引所の画面もシンプルでユーザーに配慮しています。
入金手数料比較
ビットコインキャッシュを購入するためには、まず暗号資産(仮想通貨)取引所の口座に入金しなければなりませんが、取引所の口座への入金に対してかかる手数料が入金手数料。
- 入金手数料は一律で決まっている
- 特定の金融機関からであれば、入金手数料は無料
暗号資産(仮想通貨)取引所によって様々ですが、金融機関に振込手数料が必要になる場合もあります。
取引所名 | 入金手数料 |
BITPoint | 無料 |
GMOコイン | 無料 |
bitbank | 無料 |
ビットコインキャッシュを取り扱っている取引所の中だと、BITPoint、GMOコイン、bitbankが入金手数料無料です。
出金手数料比較
出金手数料とは、暗号資産(仮想通貨)取引所から銀行などへ出金するときにかかる手数料。
- 出金手数料は無料
- 出金額に応じて、出金手数料が変動する
- 出金額にかかわらず、出金手数料は一律で決まっている
上記のように、出金手数料も暗号資産(仮想通貨)取引所によってさまざまなルールが設けられています。
取引所名 | 出金手数料 |
GMOコイン | 無料 |
bitFlyer | 220円 |
Zaif | 350円 |
出金手数料はGMOコインだけが無料という結果になりました。そのほかにも、各金融機関の振込手数料によるといった出金手数料の設定をしている取引所も多くあります。
送金手数料比較
ビットコインキャッシュに限らず、送金手数料の多くは、取引1回に対して1円未満。
また、ビットコインキャッシュの送金時間は基本的に5分~10分程度と、ビットコインよりも早く送金されます。
取引所名 | 送金手数料 |
GMOコイン | 無料 |
BITPoint | 無料 |
Zaif | 無料 |
ビットコインキャッシュを取り扱う取引所のうち、送金手数料無料はGMOコイン・BITPoint・Zaifの3つでした。
取引手数料・スプレッドの注意点
ビットコインキャッシュを売買したい場合は
- 取引所:取引手数料が安い
- 販売所:スプレッドの幅が狭い(小さい)
といった点に注目して、暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶといいでしょう。手数料はできるだけ安い方がお得ですよね。
手数料別のビットコインキャッシュおすすめ取引所
ビットコインキャッシュを取り扱っているおすすめの取引所を、投資スタイル別に紹介していきましょう。
取引スタイルが決まっている方にはとくにおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
手数料高め:でも、初心者で使いやすさ優先
ビットコインキャッシュをはじめて購入する方、もしくは暗号資産(仮想通貨)投資自体がはじめての方、取引がシンプルな販売所を利用したい場合はコインチェックがおすすめ。
コインチェックは取引ツールが非常にシンプルで、初心者でも一目で理解できるわかりやすいボタン配置やインターフェースを用意しています。
また、スプレッドコストが2%前後と高過ぎない設定ですので、利益確定のために必要な値上がり率の難易度もそんなに高過ぎることはありません。取引手数料が無料という点も魅力的で、コスト面で考えてもデメリットは少ないのではないでしょうか。
ビットコインキャッシュの取引がはじめての方や、今すぐ購入して別の用途で用いたい場合はコインチェックを利用することをおすすめします。
手数料低め:ビットコインキャッシュのデイトレードにおすすめの取引所
ビットコインキャッシュをデイトレードで取引したいと考えている場合は、ビットバンクがおすすめです。
メイカー手数料が-0.02%という、マイナス手数料が最大の魅力。デイトレードをするなら、手数料が高い取引所は避けるべきでしょう。手数料が高いほど、デイトレードの基本戦略である、薄利多売が難しくなってしまいます。
もちろん1000万円以上用意できれば、手数料コストは微々たるものですので気にする必要もないでしょう。しかし、1000万円以上の元本は一般的ではありません。
マイナス手数料を用意しているビットバンクで、なるべく1回ごとの利益を減らさない取引を繰り返す方法がおすすめです。
ビットコインキャッシュの長期取引におすすめの取引所
ビットコインキャッシュを長期保有する場合は、販売所でも利益を積み重ねることは可能です。
販売所でビットコインキャッシュを取り扱っている、ビットフライヤーやコインチェック(レバレッジ取引は一時停止中)などで取引してもよいでしょう。スプレッドコストが気になる方は、取引所であるビットバンクなどもおすすめ。
長期保有は少額投資であっても最終的な利益を大きくできるので、取引手数料コストやスプレッドコストが、利益の数%で収まりやすくなります。ただし、レバレッジ取引で長期保有を行う場合は、どの取引所でもポジション管理料に注意しましょう。
レバレッジ取引は基本的に保有から24時間ごとに数%の手数料がかかるため、長く保有しているとそれだけコストが増えます。長期保有はレバレッジ取引よりも、現物取引で行うのがおすすめです。
ビットコインキャッシュ(BCH)の取引所の選び方
ビットコインキャッシュを購入するとき、どのような暗号資産(仮想通貨)取引所を選んだらよいのでしょうか。
ポイント1:ビットコインキャッシュ購入時の手数料の安い取引所を選ぶ
- 取引所:取引手数料が安い
- 販売所:スプレッドの幅が狭い(小さい)
手数料を安くすませたいのであれば、上記をもとに暗号資産(仮想通貨)取引所を選びましょう。しかし取引手数料が無料の取引所はありますが、スプレッドがまったくない販売所はありません。
手数料はできるだけ安い方がいいですから、取引所を選んだ方がお得ですよね。しかし販売所でも、長期保有するなどの工夫すれば、それなりの利益を狙えます。
ポイント2:ビットコインキャッシュの取引量が多い取引所を選ぶ
買いたい人や売りたい人が、希望の値段や数量を提示しているものを「板」といいます。取引量が多いとそれだけ板が厚くなり、希望の価格で取引が成立しやすくなるのです。
選ぶなら、取引量の多い取引所がよいというわけですね。
▼ビットコインキャッシュを買うにはどの取引所がおすすめ?詳しくはこちら▼
ビットコインキャッシュ(BCH)取引に一番おすすめの取引所はコインチェック
ビットコインキャッシュ取引に1番おすすめの取引所は、コインチェックです。
コインチェックは取引手数料が無料ですし、スプレッドコストが1%台で抑えられていることもあるなど、低コストで販売所を利用できます。また、レバレッジ取引の新規建ては一時停止中ですが、再開すればさらに利用メリットが増すことでしょう。
レバレッジ取引再開に備えて、今のうちに新規口座開設してはいかがでしょうか。
ビットコインキャッシュを取り扱っている海外取引所と動向
ここではビットコインキャッシュを取り扱っている海外取引所を紹介するとともに、海外における最新の動向についてご紹介していきます。
海外取引所での取引も視野に入れている方は、国内とは異なる事情やルールも事前に学んでおきましょう。
バイナンスもビットコインキャッシュを取り扱っている
おすすめの海外取引所の1つは、バイナンス。暗号資産(仮想通貨)ユーザーであれば多くの人が知っている大手暗号資産(仮想通貨)取引所で、ビットコインキャッシュも取り使っています。
取引手数料は一律0.1%で、海外取引所の中では少し安いといえる水準。市場規模が大きいので、毎日・毎時活発に取引したいという方にも合っているのではないでしょうか。
ちなみに、日本円やドルなど法定通貨には対応していません。通貨ペアで対応銘柄が多い、ビットコインを使用するのがおすすめです。
ビットコインキャッシュSVの上場廃止
バイナンスではビットコインキャッシュを取り扱っていますが、4月22日にビットコインキャッシュSVの上場を廃止しました。
ビットコインキャッシュSVとは、ビットコインキャッシュからハードフォークしたアルトコイン(もう1つはビットコインABC)。
経営陣とビットコインSVの開発者との対立などが上場廃止の原因とされていますが、クラーケンなど他の海外取引所も同様の流れになっているため、去年よりも取扱取引所が減少傾向となっています。
OKeXなどではビットコインキャッシュSVを取り扱っていますので、ビットコインキャッシュだけでなくハードフォークした通貨も購入したい方は、OKeXがおすすめでしょう。
手数料が比較的低コストのポロニエックス
取引手数料が気になる方は、低コストで提供しているポロニエックスがおすすめ。
ビットコインキャッシュだけでなく、ビットコインやリップル・イーサリアムなど50種類以上の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っているのも特徴です。
ポロニエックスは、メイカー手数料が0%~0.08%と低コスト。テイカー手数料は、0.1%~0.2%と他社の平均と同じ水準ですので、コストを意識するのであればメイカーで注文することをおすすめします。
ビットコインキャッシュの手数料から見る取引所選び
- 暗号資産(仮想通貨)取引所には「取引所」と「販売所」という2種類の形式があり、取引所では「取引手数料」、販売所では「スプレッド」がかかる
- ビットコインキャッシュを取引するなら、取引手数料が安い取引所がよい
- ビットコインキャッシュを取引所で売買するなら、取引手数料が安くセキュリティも高い「Liquid」がおすすめ
- 販売所を活用したり長期保有したりしたい時はコインチェックがおすすめ
さて、暗号資産(仮想通貨)取引所でビットコインキャッシュの手数料からみた、おすすめの取引所や販売所について、お伝えしてきました。
ビットコインキャッシュを買うときに手数料が高いと、その分だけ買値は高くなってしまいますし、反対に売るときの売値は安くなってしまいます。ビットコインキャッシュを取引しようと考えている方は、できるだけ手数料の安い取引所を選ぶようにして下さいね。
また、販売所を活用したい時はコインチェックがおすすめです。取引ツールがシンプルで、取扱通貨も10種類と豊富。何よりスプレッドコストが低いという点は、大きなメリットといえるでしょう。
ビットコインキャッシュ(BCH)