✔ おすすめのロボアドバイザーを知りたい方
✔ 投資信託との違いが気になる方
最近よく耳にするようになったロボアドバイザー。
「ロボアドバイザーってなに?」「おすすめのロボアドバイザーはどこ?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではロボアドバイザーの特徴から、おすすめのロボアドバイザーまでまとめて紹介していきます。
- ロボアドバイザーとは、AI(人工知能)を活用して、インターネット上で投資診断や投資アドバイス、資産運用などを行うサービス
- 手間をかけずに資産配分が可能
- 投資難易度が低く、手数料もわかりやすい
ロボアドバイザーとは
ロボアドバイザーとは、証券会社や運用会社がAIを活用して資産運用のアドバイスや補助をしてくれるサービスのことです。
自分にあった投資診断や投資アドバイス、運用プランの提案、完全なお任せ運用などができます。
ロボアドバイザーには投資一任型とアドバイス型の二種類があります。
投資一任型はお任せできるタイプのロボアドバイザー、アドバイス型はアドバイスのみを行うタイプのロボアドバイザーです。
この記事では投資一任型のロボアドバイザーについてみていきます。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーはどのようなメリットを持つでしょうか。
大きなメリットを二つ紹介します。
メリット1:手間がかからない
ロボアドバイザーのメリットといえば、何と言っても手間がかからないことでしょう。
投資を行う際、「資産運用方針の決定・ETFや銘柄の選定・取引・メンテナンス」など非常に時間と手間がかかります。
しかしロボアドバイザーはそれらすべての行為を代わりに行なってくれるのです。
メリット2:ユーザーに最適な資産配分を自動で決めてくれる
投資では資産配分を決めることが非常に重要です。
資産配分を決め様々な金融資産に分散投資を行うことで、リスクを抑えた安定した投資を行うことができます。
資産配分を決めるにはそれなりの投資の知識を必要としますが、ロボアドバイザーを利用すれば簡単な質問に答えるだけでユーザーに最適な資産配分を決定してくれるのです。
投資信託との違い
投資家から集めたお金を専門家が代わりに運用するという点で、ロボアドバイザー は投資信託と似ていると言われています。
では、どのようなところが違うのでしょうか。
従来の投資信託とロボアドバイザーの違いについてみていきましょう。
主な違いを2つ紹介します。
違い①:投資難易度
ひとつ目の違いは投資難易度です。
投資信託は物によって投資先・運用方法が異なるため、ユーザーはまずどの投資信託を購入するかを自分で決める必要があります。
つまりある程度の投資に関する知識が必要となります。
しかしロボアドバイザーは個人個人に合った運用方法を提案してくれるため、知識がなくても簡単に資産運用を始めることができます。
投資信託は投資中上級者向け、ロボアドバイザーは投資初心者向けのサービスであることが分かります。
違い②:手数料のわかりやすさ
ふたつ目の違いは手数料のシンプルさです。
投資信託の手数料は購入手数料・信託報酬・信託財産留保などがありとても複雑です。
対してロボアドバイザーの手数料は、年率1%と非常にシンプルになっています。
追加にかかる手数料は一切ありません。
おすすめのロボアドバイザー3選
それでは次におすすめのロボアドバイザーを3つ紹介します。
紹介するロボアドバイザーはTHEO・WealthNvavi・楽ラップの3つです。
おすすめ1:THEO(テオ)
THEOとは株式会社お金のデザインによって2016年2月から運用されている、時間や手間をかけることなく合理的な資産運用を行うことを可能にしたサービスです。
THEOの特徴についてみていきましょう。
特徴①:グローバル分散投資
個人でリスク分散を行うとなると、投資先の選別や取引など非常に時間と手間がかかります。
しかしTHEOを使うことで、自動で適切なリスク分散を行うことができるのです。
THEOの運用方法は、世界の経済成長率と同程度の期待リターンを狙う「グローバル分散投資」です。
短期的な大きなリターンは狙えませんが、リスクを分散しつつ安定した収益を狙えるという特徴があります。
投資が初めてでお任せしたいという方、確実に収益が欲しいという方におすすめです。
特徴②:圧倒的低コスト
THEOの特徴ふたつ目は低圧倒的なコストです。
THEOで資産運用を行う際にかかる費用は投資一任報酬のみです。
投資一任報酬の内容は以下の通りです。
取引ごとの売買手数料や為替手数料などは、投資一任報酬の中から出されるため、追加でかかることは一切ありません。
さらに、月1万円から運用を始めることも可能なのです。
THEOに関する詳細はこちらの記事にまとめています。
【THEO(テオ)】AIによる資産運用サービスとは?話題のサービスを徹底解剖!
おすすめ2:WealthNavi
WealthNaviとはウェルスナビ株式会社によって2016年7月から運用されている、ロボアドバイザーによる個人資産運用サービスです。
WealthNaviの特徴についてみていきましょう。
特徴①:世界水準の資産運用
WealthNaviはノーベル賞受賞者の提案した理論に基づいた「長期・積立・分散」という資産運用のプロセスを、テクノロジーの力ですべて自動化しています。
富裕層など限られた人たちだけが実現してきた資産づくりを誰でもスマホで簡単に始めることができるのです。
特徴②:安い手数料と長期割
WealthNaviもTHEOと同様に手数料がとても安く設定されています。
手数料は預かり資産の1%のみであり、入金・出金・取引・口座開設などのサービスは全て無料で利用することができます。
さらにWealthNaviには長期割プログラムが用意されており、資産運用を継続した期間と運用金額に応じて最大0.90%(年率)まで手数料が割り引かれます。
長期運用を考えている方におすすめのサービスです。
おすすめ3:楽ラップ
楽ラップとは楽天証券がユーザーの代わりに資産の配分や売買・管理などの資産運用を行うサービスのことです。
それでは楽ラップの特徴についてみていきましょう。
特徴①:運用先が国内の投資信託に限定
上記のTHEOやWealthNaviは海外のETFを運用先としていますが、楽ラップは国内の投資信託に限定しています。
運用先が国内の投資信託であることで、ホームページなどで運用をチェックしやすく分かりやすいというメリットがあります。
特徴②:下落ショック軽減機能(TVT機能)
下落ショック軽減機能とは、株式の価格変動リスクが高まった際はすぐに株式の投資割合を減らし、債権の割合を高めてくれるというリスクヘッジ機能のことです。
この機能によって、株式市場が急激に下落したとしても損失を緩和することができるというメリットがあります。
ロボアドバイザーを使いこなそう
- ロボアドバイザーとは、AI(人工知能)を活用して、インターネット上で投資診断や投資アドバイス、資産運用などを行うサービス
- 手間をかけずに資産配分が可能
- 投資難易度が低く、手数料もわかりやすい
ロボアドバイザーについての説明をし、投資信託との違いとオススメロボアドバイザーを述べました。
ロボットアドバイザーは投資信託よりも手続きなどが簡単で、投資初心者に優しいサービスとなっています。
それぞれロボアドバイザーにも特徴があるので、自分に合ったロボアドバイザーを選び、正しく運用しましょう。