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通貨取引所の手数料は、各社それぞれの表現で手数料が説明されていてイマイチどこの取引所がお得なのか、割高なのか理解しづらいですよね。
この記事ではビットバンク(bitbank)の手数料が、パッと見てわかるよう簡単に説明をしていきます。
最初に他の取引所に比べてビットバンク(bitbank)の手数料はどうなのか見ていきましょう。
目次
ビットバンク(bitbank)とは
ビットバンク(Bitbank)は、ビットバンク株式会社が運営している暗号資産(仮想通貨)取引所です。
会社設立が2014年、関東財務局長(仮想通貨交換業者)登録番号が00004号なので、比較的早い段階で金融庁の認可を受けていたことがわかります。
ビットバンク(Bitbank)では、現在以下の6種類の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っています。
- ビットコイン
- ライトコイン
- リップル
- イーサリアム
- モナコイン
- ビットコインキャッシュ
これは、国内の他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比べても見劣りしない種類の多さです。
そんなビットバンク(Bitbank)の手数料について、今回は紹介していきます。
ビットバンク(bitbank)でかかる4種類の手数料
取引手数料 | -0.2%~1.2% |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 540~756円 |
送金手数料 | 各通貨毎で手数料あり |
ビットバンク(bitbank)では、以上の4種類の手数料が取引を行うにあたって発生します。
ただし、取引所専業の暗号資産(仮想通貨)取引所のため、取引時にかかる一つのコストであるスプレッドはどの通貨でも非常に狭いため、ほとんど発生しないと思ってください。
ビットバンク(bitbank)の取引手数料
取引手数料とは、ユーザーが暗号資産(仮想通貨)を売買するときに支払う手数料です。
ビットバンク(bitbank)の取引手数料は、取り扱いのあるすべての通貨ペアで共通です。
特筆すべきはMaker手数料で、手数料がマイナス設定になっています。
そのため、取引すればするほど、ユーザーはビットバンク(Bitbank)からお金を受け取ることができる仕組みになっています。
メイカー手数料とテイカー手数料の違いとは
暗号資産(仮想通貨)を取引するとき、販売所形式と注文板を介して売買する取引所形式の2通りがあります。
メイカー手数料とテイカー手数料は、取引板を使って注文する取引所形式のみに発生します。
メイカーとは、取引板にない価格で指値注文を出すことをいいます。板に価格を並べることで売買を誘発し、市場に流動性を作ります。
ビットバンク(bitbank)ではメイカーで取引すると、手数料が-0.02%とマイナスのため、取引をすればするほどお得になります。
他の取引所では手数料を取る、もしくは無料が多い中、ビットバンク(bitbank)はマイナスのため、無駄なコストを掛けず暗号資産(仮想通貨)を手に入れることができます。
テイカーとは、既に板に並んでいる価格で注文することをいいます。
ビットバンク(bitbank)では、テイカーで注文すると、各通貨0.12%の手数料が発生します。
通貨別の取引手数料
Maker | Taker | |
---|---|---|
BTC/JPY | -0.02% | 0.12% |
XRP/JPY | ||
LTC/BTC | ||
ETH/BTC | ||
MONA/JPY | ||
MONA/BTC | ||
BCC/JPY | ||
BCC/BTC |
ビットバンクでは取引所形式で6種類の通貨を扱っています。
ビットバンク(bitbank)では全通貨共通でMaker(メーカー)が-0.02%、Taker(テイカー)が0.12%です。
取引所専業のため、どの通貨であってもほとんどスプレッドが発生することはありません。
▼bitbankで売買するときにはスプレッドはほぼなしで取引可能。詳細はコチラ▼
取引手数料を他社比較
Maker | Taker | |
---|---|---|
bitbank | -0.02% | 0.12% |
Coincheck | 0.000% | 0.000% |
GMOコイン | -0.01% | 0.05% |
FISCO | 0.000% | $0.01 |
Coincheckはキャンペーン中のため、取引手数料を無料で提供しています。
ビットバンク(bitbank)の取引手数料はTakerで0.12%手数料が発生しますが、Makerなら-0.02%とマイナスで取引することができます。
ずば抜けて安いというわけではありませんが、取引高が大きいため売買が活発で有利なレートになりやすいという特徴があります。
ビットバンク(bitbank)の入金手数料
入金手数料とは、金融機関から暗号資産(仮想通貨)取引所の口座にお金を入れるときに支払う手数料です。
入金手数料 |
---|
無料 (振込手数料はユーザー負担) |
ビットバンク(bitbank)の口座への入金手数料は原則的に無料です。
ただし、金融機関へ支払う振込手数料はユーザー負担ですので、注意しましょう。
住信SBIネット銀行の口座に振込を行うため、同じ銀行の口座を持っていれば手数料なしで振込を行うことができます。
参照:bitbankの手数料
お得に入金する方法
ビットバンク(bitbank)へ日本円を入金する方法は、銀行振込のみとなります。
コンビニ入金やクイック入金には対応していません。
入金時、ビットバンク(bitbank)に支払う手数料は無料ですが、銀行の振込手数料はユーザーが負担します。
しかし、「住信SBIネット銀行」を利用すれば、他の銀行を利用するよりも早く振り込むことができ、振込手数料も無料になります。
入金手数料を他社と比較
取引所 | 入金手数料 |
---|---|
bitbank | 無料(振込手数料はユーザー負担) |
DMM Bitcoin | クイック入金:無料 振込入金:無料(振込手数料はユーザー負担) |
BITPoint | 即時入金:無料 振込入金:無料(振込手数料はユーザー負担) |
Liquid | 無料(振込手数料はユーザー負担) |
FISCO | 無料(振込手数料はユーザー負担) |
入金手数料を取引所側で徴収するケースはほとんどありません。基本的には振込元の銀行でかかる送金手数料だけです。
最も安く送金を行うためには、各取引所の振込先の銀行と同じ銀行からの振込がおすすめです。
ビットバンク(bitbank)は住信SBIネット銀行の口座です。
ビットバンク(bitbank)の出金手数料
出金手数料とは、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座から日本円などの法定通貨を出金するときに支払う手数料です。
ビットバンク(bitbank)の日本円の出金手数料は、3万円を基準にして540円と756円の2種類あります。
出金手数料 | |
---|---|
3万円未満 | 540円 |
3万円以上 | 756円 |
出金手数料を他社と比較
取引所名 | 出金手数料 日本円 |
---|---|
bitbank | 3万円未満:540円 3万円以上:756円 |
DMM Bitcoin | 無料 |
BITPoint | 無料(振込手数料はユーザー負担) |
Coincheck | 400円 |
Liquid | 500円 |
ビットバンク(bitbank)では、出金手数料が540円または756円かかります。
他社と比べても安くはないです。ただし、暗号資産(仮想通貨)投資において頻繁に出金することもないのであまり気にする必要はありません。
ビットバンク(bitbank)の送金手数料
送金手数料とは、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座からビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を出金するときに支払う手数料です。
送金手数料 | |
---|---|
ビットコイン | 0.001BTC |
ライトコイン | 0.001LTC |
リップル | 0.15XRP |
イーサリアム | 0.005ETH |
モナコイン | 0.001MONA |
ビットコインキャッシュ | 0.001BCC |
ビットバンク(bitbank)からの暗号資産(仮想通貨)の送金手数料は、暗号資産(仮想通貨)の種類によって違いがあります。
各通貨での送金手数料を一覧にしています。
基本的にはマイニングにかかるコストが基準になっているため、他の取引所でもほとんど同じだと思ってください。
お得に送金する方法
暗号資産(仮想通貨)を送金をする場合、BTCで送金をするよりXRPで送金をした方がお得に送金することができます。
ビットバンク(Bitbank)は、他の取引所と比べてもスプレッドが非常に狭いので、一度XRPに換金してから送金した方が、送金手数料を安く抑えることができます。
送金手数料を他社と比較
取引所 | BTC | LTC | XRP | ETH | MONA | BCH |
---|---|---|---|---|---|---|
bitbank | 0.001BTC | 0.001LTC | 0.15XRP | 0.005ETH | 0.001MONA | 0.001BCH |
DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 無料 | |||
BITPoint | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | ||
Coincheck | 0.001BTC | 0.001LTC | 0.15XRP | 0.01ETH | 0.001MONA | 0.001BCH |
Liquid | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
送金手数料を無料にしている取引所もありますが、手数料に関しては水準並みなので、特に気にすることはないのではないでしょうか。
ビットバンク(bitbank)で手数料を節約する方法
暗号資産(仮想通貨)投資において注意をしておく必要があるのは、取引に関する手数料です。
ビットバンク(bitbank)は、暗号資産(仮想通貨)取引時のMaker手数料がマイナスになっています。
つまり、取引するたびにビットバンク(bitbank)から支払いを受ける仕組みなのです。他社では無料という所が多い中、これは非常にお得なシステムと言えます。
そのため、ビットバンク(bitbank)ではMaker取引をすることをオススメします。
また、ビットバンク(bitbank)は取引高が非常に大きい取引所として人気があります。
取引高が高いということは売買が盛んということで、売買価格も優良なレートになりやすい材料が揃っています。
そういった意味でもビットバンク(bitbank)の取引に関するコストは非常に安価でお得な取引所といえるでしょう。
手数料がお得なことが主なビットバンクの評判の一つです。
ビットバンク(bitbank)の手数料はお得
- ビットバンク(bitbank)の入金手数料は無料
- ビットバンク(bitbank)の取引手数料は、Maker-0.02%、Taker0.12%
- 暗号資産(仮想通貨)取引時のMaker手数料がマイナスでお得
- 出金・送金の回数を減らすなど工夫次第でお得な暗号資産(仮想通貨)取引所
今回は、ビットバンク(bitbank)での暗号資産(仮想通貨)取引で必要な手数料がいくらなのかを紹介しました。
暗号資産(仮想通貨)取引では、手数料ができるだけ安いほうがいいわけですが、特にMaker手数料がマイナスになっていることは特筆されることですし、入金手数料も無料です。
ですが、出金手数料や送金手数料の面で、他の取引所と比べると不利であることは否定できません。
その一方で、ビットコインとアルトコインですべて6種類の取り扱いがあり、取引の幅が広いという利点があります。
出金・送金をまとめて行うことで回数を減らすなどの工夫次第で、なかなかお得な暗号資産(仮想通貨)取引所になるといえるでしょう。
ビットバンク