イーサリアムクラシック(ETC)

イーサリアムクラシック(ETC)の2019年の今後と将来性!上がるのか暴落するのか専門家予想

ethreumclassic
この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムクラシックが気になる方
✔ イーサリアムクラシックがどのような暗号資産(仮想通貨)なのか知りたい方
✔ イーサリアムクラシックを取扱う暗号資産(仮想通貨)取引所が知りたい方

ビットコインの誕生以来、さまざまな仮想貨が誕生しました。ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)はアルトコインと呼ばれますが、数多あるアルトコインの一つにイーサリアムクラシックがあります。

イーサリアムクラシックとはどのような暗号資産(仮想通貨)なのでしょうか。そして、イーサリアムクラシックにはどのような将来性が期待されているのでしょうか。

今回は、イーサリアムクラシックについて紹介します。

この記事の要約
  • イーサリアムクラシックはイーサリアムから分離して誕生した暗号資産(仮想通貨)
  • サイドチェーン技術によるビジネス取引の効率化が期待される
  • セキュリティの高さによって、IoT分野での活用が期待される
  • イーサリアムクラシックの将来は明るいと予想することもできる

イーサリアムクラシックとは

通貨名イーサリアム クラシック(Ethereumclassic)
通貨略号ETC
公開日2016年
開発者名ETCDEVメンバー
公式サイトhttps://ethereumclassic.org/
発行上限未確定
通貨の目的イーサリアムの非中央集権性を強化
国内取引所bitFlyer(ビットフライヤー)
Coincheck(コインチェック)
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
海外取引所Binance(バイナンス)
Poloniex(ポロニエックス)
Bittrex(ビットレックス)
etc

イーサリアムクラシックがイーサリアムから分離して誕生した暗号資産(仮想通貨)です。

the DAO事件と呼ばれるイーサリアムがハッキングを受けた事件がありました。この時、イーサリアムのブロックチェーンをハッキング前の状態に戻すハードフォークを行うかどうかで方針が割れました。

そして、ハードフォークを行わないとする人々がイーサリアムから分離してイーサリアムクラシックを作ったのです。

イーサリアムクラシックは、ビットコインのようなブロックチェーン技術やマイニングだけでなく、イーサリアムと同じスマートコントラクト技術を採用している、つまり基本的にイーサリアムと同じような特徴を持っているわけです。

イーサリアムクラシックの特徴・技術

イーサリアムクラシックの特徴を確認していきましょう。

基本的にはイーサリアムに近い機能や技術を実装しています。

特徴1:スマートコントラクト

イーサリアムクラシックには、スマートコントラクトという技術が採用されています。

この技術は、ブロックチェーン上に取引を自動的に記録するだけでなく、取引の執行も自動的に行う技術です。

これによって、取引の執行に関わる手間やコスト、時間を削減するだけでなく、改ざんを防ぐことができるようになりました。

特徴2:サイドチェーン

さらにイーサリアムクラシックには、サイドチェーンという技術の採用が期待されています。サイドチェーンとは、複数のブロックチェーン間で取引情報を相互にやり取りする技術です。

これによって単一のブロックチェーンに依存して処理するときよりも、処理速度を大幅に改善させることができるようになります。

つまり、イーサリアムクラシックは、母体であるイーサリアム以上にビジネス分野における取引を効率的に、そして安全に行える世界を目指して作られたと言えるでしょう。

特徴3:IoT業界での活用

イーサリアムクラシックは、前述した特徴や技術をもって、特にIoT(Internet of Things)業界での活用が期待されています。

イーサリアムが他の通貨やアプリケーション開発のプラットフォームを目指す方向性とは一線を画しています。

今後の独自の発展に期待大です。

イーサリアムクラシックの将来性・価格上昇を期待させるポイント

イーサリアムクラシックの将来性を考える上で注目されるポイントがあります。

  • ポイント1:サイドチェーンの採用
  • ポイント2:セキュリティの高さ
  • ポイント3:発行総数に上限

中でも特に知っておきたいポイントを3つ紹介します。

ポイント1:サイドチェーンの採用

前述したようにサイドチェーン技術は、取引時の処理速度を大幅に改善させる可能性があります。

イーサリアムクラシックは、このサイドチェーン技術の採用が考えられており、ビジネス取引の効率化が期待されます。

ポイント2:セキュリティの高さ

イーサリアムクラシックは、イーサリアムがThe DAO事件時の教訓から、セキュリティが高くなっています。

セキュリティの高さによって、IoT分野での活用が期待されています。

ポイント3:発行総数に上限

イーサリアムクラシックは、本家ともいうべきイーサリアムと異なり、発行数に上限が定められています。その数、2億数千ETCです。

発行総数に上限がないイーサリアムのように供給量の増加によるインフレの可能性がありません。

イーサリアムクラシックの将来の価格予想

イーサリアムクラシックの価格は、2017年年末から年始をピークとして、長期的な視点で見ると下落傾向にあります。

イーサリアムクラシックは将来的にどのような価格になっていくのでしょうか。

イーサリアムクラシックの将来の価格予想

価格予想1:上がる

イーサリアムクラシックを取り扱う暗号資産(仮想通貨)取引所が増加していること、IoT分野へ本格的に進出することで、イーサリアムクラシックの需要が高まり、イーサリアムクラシックの価格が上がる可能性があります。

価格予想2:変わらない

上記のチャートを見てみますと、2018年の年末からイーサリアムクラシックの価格は500円前後で推移していることがわかります。

もしかしたら、イーサリアムクラシックの適正価格は現状ではこのくらいの価格なのかもしれません。

イーサリアムクラシックの需要を劇的に増大させる要素が発生しなければ、このままさほど変わらないボックス相場になる可能性があります。

価格予想3:下がる

サイドチェーン技術の採用が失敗したり、ハードフォークを実施しなければならない状態になったりすることが懸念されています。

ユーザーの期待を裏切るような事態が発生した場合、イーサリアムクラシックの価格が下がる可能性があります。

イーサリアムクラシックの特徴、強み

イーサリアムクラシックは、どのような強みを持っている暗号資産(仮想通貨)のでしょうか。

  • 特徴1:発行数の上限がある
  • 特徴2:イーサリアムと異なる用途
  • 特徴3:基本に忠実

その特徴から、イーサリアムクラシックの強みをひもといてみましょう。

特徴1:発行数の上限がある

前述したようにイーサリアムと異なり発行総数に上限があることが、イーサリアムにはないイーサリアムクラシックの最大の特徴といえます。

インフレのリスクが少ないのは大きな強みです。

特徴2:イーサリアムと異なる用途

イーサリアムクラシックはイーサリアムから分離して誕生したのですが、両者ではその目的とされる用途が実は異なります。

スマートコントラクトを採用しているという点は共通なのですが、イーサリアムは自律分散型アプリケーションの開発用プラットフォームとして、イーサリアムクラシックはIoTのプラットフォームとしての役割が期待されています。

多くの点で似ている両者の目的を異とすることで、棲み分けを図っているわけです。

特徴3:基本に忠実

イーサリアムのThe DAO事件後の対応の違いで生まれたのがイーサリアムクラシックであることは前述しました。

イーサリアムクラシックはブロックチェーンには手をつけてはならないというブロックチェーン具術の基本に忠実に従った結果誕生したわけです。

この非中央集権的な前提をしっかりと受け継いでいる、つまり基本に忠実であるという信頼感の高さが、イーサリアムクラシックの大きな特徴となっています。

イーサリアムクラシック購入でおすすめの取引所

イーサリアムクラシックを国内で購入できるのは以下の2つの取引所です。ただしbitFlyerに関しては業務改善命令が出ている状態なので、コインチェックで購入しましょう。

Coincheck販売所で購入可能(正式に取引所認定済)
bitFlyer販売所で購入可能(業務改善中)

取引所:コインチェック

取引所名Coincheck(コインチェック)
公式HPhttps://coincheck.com/ja/
交換所タイプ販売所・取引所
取引手数料無料
スプレッド0.08%~
取り扱い通貨ビットコイン(BTC)
イーサリアム (ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LSK)
ファクトム(FCT)
リップル(XRP)
ネム(NEM)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
ステラルーメン(XLM)
クアンタム(QTM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
アイオーエスティー(IOST)
エンジンコイン(ENJ)
オーエムジー(OMG)
レバレッジ取引提供なし
入金手数料コンビニ入金
3万円未満→770円
3万円以上→1018円

クイック入金
3万円未満→770円
3万円以上→1018円

出金手数料日本円出金 407円

取引所:ビットフライヤー

取引所名bitFlyer(ビットフライヤー)
公式HPhttps://bitflyer.com/ja-jp/
取引手数料ビットコイン:0.01~0.15%
アルトコイン:0.2%
スプレッド5〜7%
取り扱い通貨ビットコイン
ビットコインキャッシュ
イーサリアム
イーサリアムクラシック
ライトコイン
モナコイン
リスク
リップル
ベーシックアテンショントークン
ネム
ステラルーメン
テゾス
ポルカドット
チェーンリンク
シンボル
メーカー
ポリゴン
レバレッジ取引2倍
入金手数料SBIネット銀行
クイック入金:無料
その他銀行・リアルタイム:330円
出金手数料三井住友銀行(リアルタイム出金)
3万円未満:220円 3万円以上:440円
その他銀行
3万円未満:550円 3万円以上:770円

イーサリアムクラシックの今後に期待

この記事のまとめ
  • イーサリアムクラシックはイーサリアムから分離して誕生した暗号資産(仮想通貨)
  • サイドチェーン技術によるビジネス取引の効率化が期待される
  • セキュリティの高さによって、IoT分野での活用が期待される
  • イーサリアムクラシックの将来は明るいと予想することもできる

今回は、イーサリアムクラシックの特徴からイーサリアムクラシックの将来を考えてみました。

イーサリアムクラシックはイーサリアムから分離して発生したという経緯を持つ暗号資産(仮想通貨)なので、イーサリアムに大変よく似ています。
ですが、用途の違いなど両者は競合せず、棲み分ける方向に進みつつあります。

これからのイーサリアムクラシックを正確に見極めることは簡単なことはではありませんが、競合しない戦略をとること、サイドチェーン技術などの新しい技術を積極的に取り入れることで、イーサリアムクラシックの将来は明るいと予想することもできます。

これからもイーサリアムクラシックから目が離せそうにありませんね。

イーサリアムクラシック(ETC)
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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