イーサリアム（ETH）の購入方法と一番安く買えるおすすめ取引所

イーサリアムは、暗号資産(仮想通貨)市場の時価総額でビットコインに次ぐ2位の規模を持っています。

イーサリアムは2013年に創始者のヴィタリク・ブテリン氏によって提唱され、2014年に本格的な開発が始まりました。アルトコインの中では、時価総額が大きく知名度も高い暗号資産(仮想通貨)。

イーサリアムは通貨としての魅力だけでなく、プラットフォームの機能に対して投資家や経済人から高く評価されている暗号資産(仮想通貨)となっています。

こちらの記事もおすすめ！：暗号資産(仮想通貨)取引所ランキング最新版。手数料無料という罠に注意

イーサリアム（ETH）の特徴と購入すべき理由

イーサリアムは独自のブロックチェーン技術を採用しており、他の暗号資産(仮想通貨)がイーサリアムのプラットフォームを利用することができます。

新規の暗号資産(仮想通貨)の資金調達方法であるICOの多くがイーサリアムのプラットフォーム上で開発されているという点も、イーサリアムの価値を高めている理由です。

また注目すべきは、「スマートコントラクト」という技術。この技術によって、イーサリアムは取引に関わる契約を自動的に管理することが可能。

ただの暗号資産(仮想通貨)にとどまらず、プラットフォームとしての将来性を期待されているのです。

以下に、長期的にイーサリアムを買っておくべき理由を特徴と合わせて説明していきましょう。

特徴1：インターネットの次を作るプラットフォーム

イーサリアムのプラットフォーム上では、さまざまな暗号資産(仮想通貨)やサービスを生み出すことができる仕組みとなっています。

わかりやすい例をあげると、GoogleやApple。インターネット時代に彼らのプラットフォームで非常に多くのビジネスが生まれ、これらの企業は通称GAFA（Google/Amazon/Facebook/Apple）と呼ばれる、非常に大きな影響力を持った巨大な企業へと成長しました。

イーサリアムは、次世代のインターネットの仕組みを担う大本命とも言われています。

イーサリアムのプラットフォームとは

イーサリアムのプラットフォームは分散型プラットフォームと呼ばれ、分散管理型のアプリケーションの開発に適しています。

開発した分散型のアプリケーションを実装する事で、様々な機能を持たせることができるように。

この仕組みにより、取引の処理速度の向上や取引コストの削減等の効果が期待されています。

特徴2：天才ブテリンと日本人の宮口氏

イーサリアムは、ロシア系のバックグラウンドを持つカナダ国籍の天才プログラマー・ブテリン氏によって開発されました。

paypalの創業で有名なピーターティール氏からも認められた天才として、世界中で注目が集まっています。

また忘れずに注目をしておきたい人物が、コアメンバーの一人で日本人である宮口あや氏。

宮口氏はもともと高校の英語教師でしたが、米国留学をきっかけに暗号資産(仮想通貨)の世界へ飛び込みました。最初は大手取引所Krakenのメンバーとして日本事業立ち上げに従事しましたが、その後イーサリアム財団に参加。

日本人のコアメンバーがいることで、日本での普及や実用化が早い段階で前進するのではないかと期待されています。

特徴3：大企業との提携や実用化に向けた着実な歩み

イーサリアムは、大企業での導入が早い技術としても期待が高まっています。

積極的に大企業との提携を進めており、マイクロソフトやトヨタ、JPモルガンなど世界の名だたるグローバル企業と実社会での技術活用に向けて実証実験や共同開発を実施。

これまで実現できなかった、非中央集権的な取引が中心となる社会の実現も近いと期待されているのです。

特徴4：期待されるスマートコントラクトの実用化

スマートコントラクトは「賢い契約」という意味で、契約を自動で記録・保存し、実行することができるというもの。

ビットコインのブロックチェーンでも取引記録は保存できますが、具体的な契約内容（AさんからBさんに○○円送金という取引録など）までは保存する事ができませんでした。

しかしスマートコントラクトでは、このような細かい契約内容の記録や、それをトリガーとする支払いの履行までを実行する事ができ、多くの大企業（マイクロソフトやトヨタ自動車など）から注目されています。

大企業を中心に、イーサリアムをビジネスで活用しようという動きが増えていくでしょう。

スマートコントラクトとは

イーサリアムの機能として特徴的なものが、スマートコントラクト。スマートコントラクトとは、通貨決済を発生させる取引の記録をしたり、条件付きでの自動決済をしたりする事ができる機能です。

このスマートコントラクトを活用する事で、不動産取引や株式取引等を仲介業者を介さず、安全かつ迅速に取引をする事ができるようになるというメリットがあります。

イーサリアム（ETH）の購入方法

そんな注目度、人気度の高い暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアムの買い方は、国内取引所で購入する方法と海外取引所で購入する方法の2種類があります。

１．【推奨】国内取引所でイーサリアムを購入する

イーサリアムが購入できる国内取引所を紹介します。

国内のほとんどの取引所でイーサリアムを取り扱っています。

ビットコイン以外では、ほとんどの取引所で購入できる暗号資産(仮想通貨)はイーサリアムだけ。国内でもイーサリアムの信頼性が高く、人気がある証拠ですね。

２．海外取引所でイーサリアムを購入する

海外でも、大手取引所のほとんどでイーサリアムを購入することができます。

海外取引所でイーサリアムに投資するためには、ビットコインを日本の取引所で購入してから海外の取引所に送金し、そのビットコインでイーサリアムを購入しましょう。

1. ビットコインを日本の取引所で購入する
2. 日本から海外の取引所にビットコインを送付する
3. 海外の取引所でEthereumを購入する

イーサリアム（ETH）をお得に購入できる国内取引所とは？

イーサリアムをお得に購入できる、国内取引所を紹介していきます。

これらは、イーサリアムを扱っている主要な取引所です。

日本国内でイーサリアムの取引をしたいという人は、この取引所で取引するのがおすすめ。

ただしビットバンクでは、日本円でイーサリアムを購入する事ができないので注意しましょう。

国内取引所からイーサリアムを購入しましょう

イーサリアムを安全に安く買うには、国内取引所から購入しましょう。

人気の暗号資産(仮想通貨)ですので、ほとんどの日本の大手取引所で取引する事ができます。

イーサリアムを購入する際に注目すべきポイント

イーサリアムは、暗号資産(仮想通貨)市場の中で時価総額および取引量がビットコインに次いで大きい暗号資産(仮想通貨)。

また国内の大手暗号資産(仮想通貨)取引所は、日本政府が敷いた厳しい規制をクリアしているので、安心して取引をする事ができるでしょう。

手数料も安く、お得なキャンペーンも随時行っています。

イーサリアム（ETH）購入におすすめの取引所ランキング

イーサリアムを購入できる国内取引所を、ランキング形式で紹介していきます！

安全面と取引コスト面で、イーサリアムをお得に購入できるおすすめの取引所をピックアップしてみました。

1位：Coincheck(コインチェック)

コインチェック（Coincheck）
公式ページ

コインチェックは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと豊富な暗号資産ラインナップで知られる国内の主要な暗号資産交換所の一つです。特に初心者や暗号資産の取引に不慣れなユーザーに優れた取引体験を提供しています。

多様な暗号資産をサポートし、幅広い投資選択肢を提供しています。リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)など、主要な暗号資産からマイナーな通貨まで取り扱いがあります。また、NFT(非代替性トークン)のマーケットプレイスも提供し、暗号資産市場の最新トレンドに対応しています。

セキュリティ面では、ユーザーの資産保護に重点を置いており、冷蔵保管や2要素認証(2FA)などのセキュリティ対策を実施しています。これにより、安全で信頼性の高い取引環境を提供しています。

コインチェックの利用が特に推奨されるのは、多様な暗号資産を試してみたい初心者や、手軽に取引を行いたいユーザーです。使いやすさと安全性のバランスがとれており、初心者から上級者まで幅広い層に適しています。

２位：bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤー（bitFlyer）

取扱仮想通貨	ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー
手数料の安さ	⭐⭐⭐⭐⭐ （0.01~0.15%）
スプレッドの低さ	⭐⭐⭐⭐☆ （1.19%）
セキュリティ性	⭐⭐⭐⭐⭐

ビットフライヤー（bitFlyer）
公式ページ

ビットフライヤー（bitFlyer）の評判・メリットとデメリット

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内最高のビットコイン取引高持つ取引所です。三菱UFJやみずほの子会社といったメガバンクや大手企業が株主であるため、企業としての信用力は言うまでもありません。

※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021年の年間出来高（差金決済/先物取引を含む）

15種類の通貨を取引でき、利用ユーザーが多いことから取引の安定性は群を抜いています。取引サイトやアプリの使い方が直感的に分かるため、操作性が優れているのも特徴です。

そしてシステム改善が迅速なことから、世界一のセキュリティを誇ると発言する人がいるほど安心して利用できます。

bitFlyer(ビットフライヤー)は、暗号資産(仮想通貨)の取引になれていなかったり、取引所にこだわりがなかったりする方におすすめです。

3位：GMOコイン

GMOコイン

取扱暗号資産	ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン
手数料の安さ	⭐⭐⭐⭐☆ （無料）
スプレッドの低さ	⭐⭐⭐☆☆ （1200円前後）
セキュリティ性	⭐⭐⭐⭐☆

GMOコイン
公式ページ

GMOコインの評判・メリットとデメリット

GMOコインは、東証1部上場企業のGMOインターネットが運営している暗号資産(仮想通貨)取引所です。

大手企業が運営する取引所という点で、安全性を重視する投資家におすすめ。

取り扱い通貨の種類も多く、イーサリアムはもちろん、リップルやビットコインキャッシュ、ライトコインなども取引することができます。

デメリットは、取引手数料が完全無料ではないこと。取引手数料はMakerだけ無料で、takerは0.1%かかってしまいますが、それでもお得な手数料体系といえるでしょう。

4位：Liquid（リキッド）

リキッド（Liquid by Quoine）

取扱仮想通貨	ビットコインイーサリアムビットコインキャッシュリップルキャッシュ
手数料の安さ	⭐⭐⭐⭐☆ 現物取引手数料無料 レバレッジ取引手数料0.025%
スプレッドの低さ	⭐⭐⭐⭐⭐ （かなり小さい）
セキュリティ性	⭐⭐⭐⭐☆

リキッド（Liquid by Quoine）
公式ページ

リキッド（Liquid by Quoine）の評判・メリットとデメリット

日本屈指のユニコーン企業QUOINE社が、世界中の流動性の格差をなくす事を目的として開発した暗号資産(仮想通貨)プラットフォームが「リキッド」です。

流動性が少ない地域におきる価格の不安定さ（暴騰や暴落）といったことを解消すべく、世界中の売買板を1つにまとめるという構想を打ち出しました。これにより流動性の格差が減少し、価格の安定をもたらしています。

リキッドで、はイーサリアムの取引手数料はすべて無料。ドルやシンガポールドルなど、さまざまな法定通貨で取引でき、取扱通貨の種類も多いので取引する通貨に困りません。

イーサリアム（ETH）の購入方法を取引所別にご紹介

イーサリアムの購入方法を取引所別に紹介していきます。

基本的にはログイン後、イーサリアムを選択し、数量とレートを入力して購入するという流れになります。

各取引所によってレイアウトや操作方法が若干異なってきますので、注意して見ていきましょう。

コインチェックでイーサリアム（ETH）を購入する方法

コインチェックでのイーサリアムの購入方法について説明していきましょう。コインチェックでは、販売所でイーサリアムを購入できます。

手順①：「コイン購入」を選択

左メニューから「コイン購入」をクリックします。続いて、どの暗号資産(仮想通貨)をどれだけ買うかを選択していきます。

手順②：：「通貨・数量」を選択

赤枠の中から取引したい通貨をクリックします。イーサリアムの取引をするので「ETH」をクリックします。

通貨名をクリックすると、①の部分に数量を入力できる項目が追加されます。

1. ①に購入したい数量を入力する
2. 「合計」の部分に自動で必要な金額が表示される
3. ②「購入する」をクリック

これで、イーサリアムが購入できました。

GMOコインでイーサリアム（ETH）を購入する方法

GMOコインでのイーサリアムの購入方法について、説明していきましょう。GMOコインでは、取引所でイーサリアムを購入できます。

手順①：現物取引からイーサリアムを選択

ログインし、左メニュー①の「現物取引」をクリックすると、中央付近に注文画面が表示されます。

②の欄をクリックし、「ETH/JPY」を選ぶと、イーサリアムの注文画面に切り替わります。

手順②：注文情報を入力してイーサリアムを発注

その後は、以下の手順に沿って注文を進めていきましょう。①〜④の番号は画面と以下のステップと連動しています。

1. …売買区分
2. …数量を入力
3. …レートを入力
4. …確認画面へをクリック

以上で、イーサリアムの注文完了です。

BITPointでイーサリアム（ETH）を購入する方法

BITPointは手数料無料でイーサリアムを購入する事ができます。

取引ツールはいくつかの種類がありますが、ここではBITPointの最もオーソドックスな取引ツールである「BITPoint Advance」での注文方法を解説していきましょう。

手順①：BITPoint Tradeでイーサリアムを選択

ログインし、「暗号資産(仮想通貨)取引」⇒「BITPOINT Trade」をクリックし、通貨ペアから「ETH/JPY」をクリックします。

手順②：注文情報を入力して、発注する

画面上の①〜⑤を示している部分と以下のステップに沿いながら、注文を行っていきます。

1. …売買区分を選択
2. …数量を入力
3. …注文方法を選択
4. …取引暗証番号を入力
5. …注文をクリックで発注

③で「指値」を選択した場合は、すぐ隣の空欄に自分が注文したいレートを入力します。④の取引暗証番号は、口座開設時に登録したものを入力しましょう。

すべて入力終えたら「注文」で購入完了です。

リキッドでイーサリアム（ETH）を購入する方法

リキッドでイーサリアムを購入する手順について解説していきます。レバレッジ取引にも、簡単に切り替えられるので便利ですよ。

まずは、現物取引での注文方法について紹介していきましょう。

手順①：リキッドにログインして、イーサリアムを選択

①をクリックすると「レバレッジ」「現物」の選択肢が表示されるので、「現物」を選択します。②で通貨を「ETH/JPY」を選択しましょう。

1. 現物取引を選択
2. イーサリアムを選択する

手順②：注文パネルに情報を入力して発注

画面の①〜④で示した内容を、以下のステップに沿って右側の発注パネルから発注していきましょう。

1. …購入の場合「買いパネル」を選択
2. …注文方法を選択
3. …レートを入力
4. …数量を入力

後は下にスクロールし、「買う」を選択すれば購入完了です。

イーサリアム（ETH）を購入におすすめの海外取引所ランキング

イーサリアムは国内取引所で購入するのがおすすめですが、他の暗号資産(仮想通貨)やICO、草コインを購入するために海外の取引所で購入したいという人もいるでしょう。

イーサリアムは人気の暗号資産(仮想通貨)なので、ほとんどの海外の大手取引所で取り扱われています。

海外取引所の中から、イーサリアムを購入するのにおすすめの取引所をご紹介していきます。

1位：Binance （バイナンス）

Binanceは、中国最大手の取引所です。

全世界でも取引高が常にトップ5には入っている、世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所。

おすすめ度
特徴１	世界最大級の取引高・利用者数
特徴2	取扱コイン数が100種類を越えている
特徴3	取引手数料が安い（設定変更でさらに安い）

公式ページ

取り扱われている暗号資産(仮想通貨)は100種類を超えており、取引手数料が安いという特徴もあります。

2位：HitBTC

日本語にも対応する、イギリス最大手の取引所。

取扱の暗号資産(仮想通貨)が多いこと、手数料が安いことなど、万能型で人気の高い取引所です。

おすすめ度
特徴１	250種類以上の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っている
特徴２	取引画面がかなり使いやすい
特徴３	手数料もリーズナブル。binanceと同等レベル

公式ページ

ICO直後の暗号資産(仮想通貨)の取り扱いも積極的に行っており、早い段階で将来性のある草コインに投資をしておきたいと考えている人におすすめです。

3位：Bittrex （ビットレックス）

Bittrexはアメリカ最大手の、日本人にも人気の高い暗号資産(仮想通貨)取引所。

取り扱いのある暗号資産(仮想通貨)は200種類以上にも上ります。

おすすめ度
特徴１	アメリカ最大手の取引所
特徴２	200種類を越える暗号資産(仮想通貨)を取扱い。
特徴３	日本人を含めて利用者が多く、人気が高い。

公式ページ

他の海外暗号資産(仮想通貨)取引所と比較すると、手数料が少し高めであるという点が難点かもしれません。

また、サポート等は英語のみですので注意しましょう。

イーサリアム（ETH）を購入してみよう

今回は、イーサリアムの購入方法について解説しました。イーサリアムはほとんどの国内取引所で扱われており、購入方法も決して難しくはありません。

どの取引所もシンプルな操作方法ですので、慣れるとサクサク取引する事ができるようになるでしょう。

また、国内取引所ではレバレッジ取引を扱っている取引所は少ないので、口座開設の際に確認しておく必要があります。

まずはこの記事を参考にして、実際にイーサリアムを購入してみましょう。

この記事のライター

hakuu

HAKUU（ハク）のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。