過去には、取引所がハッキングされてビットコインが流失してしまった事件がありましたね。これは、取引所のセキュリティに問題があったことが原因です。
あなたの登録している取引所は安全ですか?
この記事では、国内主要取引所ビットポイント(BITPoint)のセキュリティは安全なのかを説明します。
まずはじめに取引所にとって、なぜセキュリティが大切なのかを解説していきます。
- 暗号資産(仮想通貨)取引には、取引所のセキュリティ面も重視したい
- 取引所のセキュリティが問題で暗号資産(仮想通貨)が盗まれる被害があった
- BITPointは高度なセキュリティ技術が特徴の取引所
ビットポイント(BITPoint)は総合的に優秀な取引所なのでおすすめ
目次
ビットポイント(BITPoint)とは
ビットポイント(BITPoint)は金融庁に認可された暗号資産(仮想通貨)取引所。上場企業のリミックスポイントが運営しています。
取引手数料が無料なこと、主要な通貨の取扱が充実していること、初心者から上級者まで利用できるツールがあることで人気が高く、その結果取り日高も大きくなっています。
運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
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暗号資産(仮想通貨)交換業者 | 関東財務局 第00009号 |
本店所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー36階 |
URL | ビットポイント公式サイト |
電話番号 | 0120-004-430 |
ビットポイントの最新情報
ビットポイントでは7/11にハッキング事件が起こっています。
具体的には、35億円相当の暗号資産(仮想通貨)が流出したというものです。流出したのはビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップルの5銘柄で、14日現在ビットポイントは暗号資産(仮想通貨)の取引などを停止しています。
取引所にとってのセキュリティの重要性
取引所にとってもユーザーにとっても、「取引所のセキュリティ」はとても重要です。
あなたの登録している取引所がハッキングされて、資産がゼロになってしまったら困りますよね。取引所は信頼を失います。
取引所を選ぶときは、使い勝手に加えて「セキュリティ面」も重視しましょう。
取引所のセキュリティが低いとなにが起こるか
取引所のセキュリティの甘さが原因で起きた過去の事件を2つ紹介します。
事件1:Zaif不正アクセス被害
2018年9月、テックビューロ株式会社は同社が運営する取引所Zaifがサイバー攻撃に遭ったと発表しました。
攻撃によってBTCなど複数の暗号資産(仮想通貨)が流出した可能性があり、被害額は約67億円分となる見通しで、この67億円のうち45億円は顧客預かり金だそうです。
このように、自分が使っている取引所がサイバー攻撃にの被害に遭うと取引所に置いておいた自分の暗号資産(仮想通貨)が盗まれるということがあります。
事件2:コインチェック社のハッキング事件
2018年1月、コインチェックからおよそ580億円の暗号資産(仮想通貨)ハッキングにより盗まれる事件が起こりました。
コインチェック社はこの頃最大手の取引所であったにもかかわらず、NEMの保管はネットに接続された状態のホットウォレットで保管されていました。加えてマルチシグという複数の鍵を使用してアクセスする方法も導入していなかったそうです。
どちらの事件も、コイン自体の落ち度ではなく取引所のセキュリティが問題となって起こっていることがわかります。
この2つの事件の被害にあった方も、そうでない方も、また今回のビットポイント事件に巻き込まれた方も今後被害に遭わないためにセキュリティ万全な取引所で取引をしたいですね。
セキュリティ対策のコールドウォレット
暗号資産(仮想通貨)の保管場所として「コールドウォレット」というものがあります。
これはネットに接続された場所で暗号資産(仮想通貨)を保管する「ホットウォレット」と反対に、完全にネットから切り離されたウォレットです。このコールドウォレットを使えば不正アクセスによって自分の暗号資産(仮想通貨)が盗まれることがなくなります。
コールドウォレットには秘密鍵が書いてある「ペーパーウォレット」と金属やコイン・専用デバイスで保管する「ハードウェアウォレット」があります。この2つはあくまで保管用であり、支払いなどにはつかにくいため支払い用のウォレットと併用して使うことが多いです。
ビットポイント(BITPoint)のセキュリティ
BITPointは、情報セキュリティを格付けする会社アイ・エス・レーティングの審査を受け、情報セキュリティ格付【Ais】ランク取得しています。
この「A」というのは金融や医療の分野で求められるセキュリティ基準を満たしています。
セキュリティの基準を満たしていながらも今回事件が起こってしまいましたね。
セキュリティ対策1:BITPoint独自のウォレット
通常、暗号資産(仮想通貨)の保管する場所として、「ウォレット」が利用されています。暗号資産(仮想通貨)を保管している金庫だと思ってください。
ウォレットには2種類あり、「コールドウォレット」と「ホットウォレット」がありインターネットに接続していないコールドウォレットが安全だと言われています。
ただし、すぐに取引ができないなど利便性が低く、円滑な取引の障害になりうることもあります。
そこでビットポイント(BITPoint)では、独自開発のシステムを採用することで利便性と安全性を両立する方法をとって管理しています。
今回の事件では、ホットウォレットで保管されていた暗号資産(仮想通貨)が流出していたということです。
セキュリティ対策2:マルチシグ対応
マルチシグはマルチシグネチャー(Multi-Signature)の略で、送金や売買等の取引を行う際に、複数のデジタルな署名しなければ暗号資産(仮想通貨)を動かせないという仕組みです。
その署名は「秘密鍵」を利用した仕組みで、単純な秘密鍵の利用ではなく複数の秘密鍵がないと動かせません。何重にも仕組みを入れていることで、セキュリティを向上させる仕組みです。
ビットポイント(BITPoint)はこのマルチシグにも対応しています。
セキィリティ対策3:ホワイトハッカーの活用
取引所は大きな資産を預かっているため、外部からのアタックや不正アクセスに狙われがちです。(通常の銀行やネットバンクも同じです。)
そのため継続的なメンテナンスや新しい不正手法への対策が必要不可欠。
ビットポイント(BITPoint)ではハッカーを自社の監視人材として登用することにより、継続的にセキュアなシステム品質を維持しています。
▼ビットポイント(BITPoint)の安全性について詳しい解説を知りたいはこちらも▼
ビットポイントの安全性チェック
ビットポイントのセキュリティをそれぞれの項目でチェックしてみました。
金融庁の認可 | 受けている |
経営基盤 | 親会社は東証マザーズ上場企業 |
運営年数 | 約3年 |
株主・親会社 | 株式会社リミックポイント |
資本金 | 44億3,000万円(資本準備金含む) |
経営者の資質 | 社長の小田玄紀は株式会社リミックスポイントの代表取締役会長兼社長CEO |
- 暗号資産(仮想通貨)交換事業者で金融庁に認可に認可を受けているというのはユーザーにとって安心できる材料の1つ。
- 親会社の株式会社リミックスポイントは東証マザーズ上場会社であることから経営基盤にも安心感があります。
- ビットポイントが設立したのは2016年3月ですので、今年で3年目の企業です。
- 資本金は44億3,000万円と他の取引所に比べても多く安定した経営が期待できます。
- ビットポイントの社長が株式会社リミックスポイントの社長を兼任していることも好評価の一つです。
ビットポイント(BITPoint)のセキュリティを他社比較
ビットポイント(BITPoint)のが他社に比べてどうなのセキュリティ高いのかどうか比較していきたいと思います。
比較するときのポイントは以下の5つです。
- マルチシグの導入
- コールドウォレットでの管理かどうか
- 分別管理(会社のお金と顧客のお金を分けて管理しているか)
- SSL暗号化(ネット上で通信を暗号化する技術で第三者による改ざんを防ぐ)
- 会社の資本金
取引所 | BITPoint | bitFlyer | DMMbitcoin | GMOコイン |
---|---|---|---|---|
マルチシグ | 有り | 有り | 無し | 有り |
コールドウォレット | 有り | 有り | 有り | 有り |
分別管理 | 有り | 有り | 有り | 有り |
SSL暗号化 | A+ | A+ | A | A |
資本金 | 44億3000万 | 41億238万 (資本準備金含む) | 12億9000万 | 17億5890万 |
こうしてみると、取引所間で大差はないように見えますが、BITPointはセキュリティ上必要なものが全て揃った上で、資本金含めた運営体制があるので総合的に優秀な取引所のように見えますが、7月14日にはハッキングの被害にあっています。
ビットポイント(BITPoint)はセキュリティに自信があった
ビットポイント(BITPoint)は高度なセキュリティ技術が特徴の取引所です。他の取引所がセキュリティ面で問題を起こす前からセキュリティ面には力を入れてきました。
また、BITPointは某証券会社と同じところにサーバーを設置してシステム運用を行っています。
しかし、今回の35億円流出事件でビットポイントのセキュリティ対策には疑問が生じましたね。
ビットポイントを利用するメリット・デメリット
ビットポイントのセキュリティについて解説してきましたが、ビットポイントを利用時のその他のメリットやデメリットについても知っておきたいですよね。
ここでは、ビットポイントのデメリットとメリットについて簡単に解説します。ぜひ他の取引所と比較する時の参考にしてください。
メリット
- 入出金・取引手数料が無料
- レバレッジ取引が可能(ビットコインFX)
- MT4が使える
- BITPointPayが使える
- 金融庁の暗号資産(仮想通貨)交換業登録が完了している
デメリット
- 取引量が少ない
- スプレッドが大きい
ビットポイント(BITPoint)のセキュリティは低い
- 暗号資産(仮想通貨)取引には、取引所のセキュリティ面も重視したい
- 取引所のセキュリティが問題で暗号資産(仮想通貨)が盗まれる被害があった
- ビットポイント(BITPoint)でも35億円が流出している
今回の事件を受けてビットポイント(BITPoint)ではセキュリティが強固になることを期待しています。
ビットポイント(BITPoint)はセキュリティ面以外にも手数料の安さ、取引画面の見やすさで評価されています。
他の取引所では入金・出金・送金・取引にかかる手数料を無料にする「キャンペーン」を行なっておりますが、BITPointでは常時それらの手数料が無料です。
また、パソコン版もアプリ版も取引画面が同じデザインになっていて非常に見やすいです。
取引所として使い勝手が良く総合的な評価も高いのでとても魅力的ですね。
口座を開設するならビットポイント(BITPoint)で開設することをオススメします。
ビットポイント