✔ 暗号資産(仮想通貨)取引の始め方を知りたい方
✔ 暗号資産(仮想通貨)取引は怖いと思っている方
「暗号資産(仮想通貨)」については、今では多くのメディアで取り上げられており、興味を持った人もいるでしょう。ただその暗号資産(仮想通貨)投資についてはなかなか実態がつかめず、なんとなく怖い、難しいと敬遠しているかもしれません。
しかし暗号資産(仮想通貨)は実は誰でも簡単に始められる、非常にハードルの低いものなのです。今回は誰でもできる暗号資産(仮想通貨)投資の始め方と注意点について紹介していきます。
- 暗号資産(仮想通貨)取引は500円や1000円といった少額から始めることができる
- 暗号資産(仮想通貨)取引は「口座開設」→「入金」→「暗号資産(仮想通貨)を買う」→「暗号資産(仮想通貨)を売る」→「出金する」という手順で行う
- 暗号資産(仮想通貨)で利益をあげるには「世界中の暗号資産(仮想通貨)のイベントを知る(ファンダメンタル分析)」「チャートから値動きの傾向を知る(テクニカル分析)」
- リスクを回避するため「自分でウォレットを用意する」「分散投資をする」「複数の取引所を使う」ようにしよう
これから暗号資産(仮想通貨)投資を始めるならbitFlyer(ビットフライヤー)へ登録しましょう。
目次
そもそも暗号資産(仮想通貨)って何?
まず気になるのが、そもそも暗号資産(仮想通貨)とは何なのかという点でしょう。暗号資産(仮想通貨)とは「インターネットの世界で流通する、暗号化された通貨」のことです。
最も有名なものが「ビットコイン」です。2008年にサトシ・ナカモトという人がビットコインの仕組みについての論文を発表し、2009年から流通を開始しました。
ビットコインは現在の国家や銀行などによるものに代わる、新たな送金システムを構築するために開発されたものです。ビットコインの採用する技術は非常に革新的なもので、ビットコインの登場後、その技術を参考にした新たな暗号資産(仮想通貨)が数多く登場しています。
そのため、暗号資産(仮想通貨)の中でもビットコイン以外のものを総称して「アルトコイン」と呼びます。
ポイントだけおさえよう!暗号資産(仮想通貨)の仕組み
暗号資産(仮想通貨)の仕組みには色々なものがあり、最も中心的なものが「ブロックチェーン(分散型台帳)」です。色々専門的な仕組みはありますが、まずはブロックチェーンについて理解しておきましょう。
従来「○○さんが△△さんに10000円送金した」、「○○さんが買い物に5000円使った」という記録は国や銀行が管理しています。この仕組みは「中央集権型」な送金システムと言われます。
しかしブロックチェーンはこうした記録を管理する主体を置きません。ネットワークに携わるすべての人が記録を管理する仕組みです。これを「非中央集権型(分散型)」の送金システムと言います。
ブロックチェーンを採用することで、暗号資産(仮想通貨)は従来のものよりも高速かつ低手数料の送金を実現しています。
この仕組みを利用し、暗号資産(仮想通貨)は日常生活でも決済手段として利用されています。日本ではまだ限られた店舗でしか利用されていませんが、海外ではビットコインなどの決済が広く普及しています。
1000円からでも投資できる! 暗号資産(仮想通貨)の現実的予算を解説
暗号資産(仮想通貨)の価格を調べると、高くて手を出せないと思うかもしれません。
例えば2月10日にはビットコインが107万円に到達しています。100万円に迫ると、なかなか投資へのハードルは高そうに思えます。
しかしビットコインは1BTC未満でも購入できるため、現実的には500円や1000円といった低額からでも投資ができます。
例えば2月10日は1BTC=107万円ほどでした。そのため予算1000円だと、0.0009BTC購入できます。少額に思えるでしょうが、1000円なら毎月購入すれば、1年でそこそこの量になります。価格が上がればこの量でも充分利益が出るので、少額からでも投資をしましょう。
またアルトコインはビットコインよりも価格が低く、同じ資金でもたくさん購入できます。多くの資金を用意できないときは、アルトコインへの投資を考えてもいいでしょう。
内部リンク:https://mastand.com/exchange/small-amount/
暗号資産(仮想通貨)初心者にオススメ暗号資産(仮想通貨)取引所ベスト3
暗号資産(仮想通貨)を取引するには、投資する銘柄を決めるほかに暗号資産(仮想通貨)を取引する場所である暗号資産(仮想通貨)取引所を決め、口座を開設する必要があります。
暗号資産(仮想通貨)取引所は取引所ごとに個性があります。初心者にオススメの暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介しましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (0.01~0.15%) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (1.19%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 業界をリードし続ける大手
- 手数料が安い!
- 取扱仮想通貨が豊富!
ビットコインへ投資するなら、一番のオススメがbitFlyer(ビットフライヤー)です。ビットコインの取引高や、暗号資産サービス現利用率が日本一の暗号資産(仮想通貨)取引所であり、日本国内で利用率ナンバーワンを誇ります。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
※暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-59歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査実施日は2021年6月11-14日。調査機関:(株)インテージ
取り扱い銘柄は15種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- テゾス(XTZ)
ビットフライヤーは国内の取引所の中でも屈指の資本金を誇り、SMBCベンチャーキャピタルなど、名だたる大企業が株主を務めています。そのため何かアクシデントが起きても補償が迅速にされるなど、企業としての体力や信頼性が高いです。
暗号資産(仮想通貨)取引所はセキュリティリスクとは無縁でいられないので、こうした補償が充実しているところはオススメできます。
アプリもシンプルなデザインをしており、初めての人でも問題なく操作することができます。
GMOコイン
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1200円前後) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
- セキュリティが高い
- 大手運営で安心して取引が可能
GMOコインは、GMOクリック証券などで有名なあのGMOインターネットグループが経営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。
取り扱い銘柄は10種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
GMOコインは日本でも有数のインターネット企業が経営しているだけあり、強固なセキュリティを誇っています。
安心して資金や購入した暗号資産(仮想通貨)を預けておける暗号資産(仮想通貨)取引所と言えます。
また暗号資産(仮想通貨)を取引するときには、取引手数料など様々な手数料が発生します。GMOコインはこの手数料がかなり低い水準に設定されています。
手数料が低いと、それだけ多くの資金を取引に回すことができ、利益も目減りしません。資金の効率を考えたときには、GMOコインはいい選択肢となるでしょう。
GMOコインはすべての通貨で複数の購入方法があるなど、慣れないうちはやや使いにくいかもしれません。公開しているアプリならスマホで資金管理などが簡単にできるので、オススメです。
Coincheck(コインチェック)
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクネムモナコインステラルーメンクアンタムベーシックアテンショントークンアイオーエスティーエンジンコインオーエムジーサンド |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (少し高い) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
- 豊富な取扱通貨の種類
- アプリ・サイトが初心者にも使いやすい
Coincheck(コインチェック)は、国内最多となる14種類もの通貨を取り扱っている取引所です。ほとんどが販売所形式での購入ですが、ビットコインだけは取引所形式での取引ができます。
取り扱い銘柄は14種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- IOST
過去の流出事件を二度と起こさないよう、セキュリティに関する意識が高いのも大きな特徴。金融会社大手の「マネックスグループ」に入ったことで、さらに安心と信頼が増しています。
「Coincheck(コインチェック)で暗号資産(仮想通貨)投資デビューをした」という人も少なくありません。とにかく初心者でも使いやすいので、これまで投資自体を行ったことがない方でも簡単に使えるのは大きな魅力です。
そのためCoincheck(コインチェック)は、取引の経験がない人におすすめです。
bitbank(ビットバンク)
取扱仮想通貨 | ビットコイン リップル イーサリアム モナコイン ビットコインキャッュ ライトコイン ベーシックアテンショントークン ステラルーメン クアンタム オーエムジー シンボル リンク メイカー ボバネットワーク |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (ほぼなし) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 手数料が安い
- 国内一リップルが安く買える
- セキュリティ性が高い
あまり知名度が高いところではありませんが、bitbankも非常に評判のいい暗号資産(仮想通貨)取引所のひとつです。
取り扱い銘柄は7種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- モナコイン(MONA)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
顧客から預かった資産をすべて「コールドウォレット」というもので管理する、万全のセキュリティ体制を敷いています。
コールドウォレットとは、インターネットにつながっていないウォレット(仮想通貨を保管するスペース)のことです。過去の流出事件はほぼすべてがインターネットに接続されたホットウォレットで起きています。
コールドウォレットは格段にセキュリティ面が優れており、安心して資産を預けることができます。セキュリティ面では日本一の評価を得たこともあるなど、かなり信頼を置けます。
公式サイトはチャートが大きく表示されるなど、初心者にはややハードルが高いですが、アプリは使いやすいと評判です。
またbitbankは手数料も非常に低いです。CMなども積極的に展開するわけではないので、地味な印象はぬぐえませんが、オススメの暗号資産(仮想通貨)取引所です。
暗号資産(仮想通貨)の取引を始める簡単ステップ
では具体的に暗号資産(仮想通貨)の取引を始めるための簡単なステップを紹介しましょう。暗号資産(仮想通貨)を購入して、それを売って利益を出金するまでにはたった5つのステップしかありません。
取引所への登録から暗号資産(仮想通貨)の売買まで、ひとつひとつ見ていきます。
ステップ1:暗号資産(仮想通貨)取引所に登録
まず最初のステップとして暗号資産(仮想通貨)取引所に登録し、口座を開設します。
口座の開設と言うと色々求められると思うかもしれませんが、実は登録自体は5分もあればできます。
取引所登録に必要なもの
取引所への登録に必要なものは以下の通りです。
- メールアドレス
- 電話番号
- 本人確認書類
- 銀行口座
- 保護者の同意書(※未成年の場合)
このうち、特に注意が必要なものは携帯電話番号と本人確認書類の2つです。
電話番号は、登録の際のSMS認証に用います。そのためSMSを受け取ることができる、携帯電話番号を用意しておいてください。
また本人確認書類はその名の通り、本人を確認できる書類です。免許証や保険証、住民票の写し、住民基本台帳カード、印鑑証明書などが有効です。よほどのことがない限り、免許証を使っておけば問題ありません。
登録は早ければ5分から10分ほどで終わります。ただ本人確認書類が承認されて、取引を開始するまでには数日、ときに1週間もかかる場合があります。
登録してすぐ取引ができるようになるわけではないという点は注意してください。
ステップ2:取引所へ入金する
口座の開設が無事に完了すれば、次は暗号資産(仮想通貨)取引所の口座へ入金をします。
入金方法は取引所によってまちまちですが、銀行やインターネットバンキングで取引所の指定する銀行口座へ振込をする方法、コンビニの収納代行サービスを活用する方法のいずれかが最も一般的です。
入金すると取引所のチェックが入ります。そのため口座への反映は翌日になることもあります。あらかじめ余裕を持って入金しておきましょう。
予算をしっかり決めて取引開始
取引所へ入金をすると、次はいよいよその資金を使って取引をします。やはり最初ということで、多めの資金で取引をしたいと思うかもしれませんが、右も左も分からないうちに高額を投じても利益は出せません。
あらかじめ予算はしっかり決め、最初は勉強料として失ってもいいような少額から投資を始めるといいでしょう。
まとまった金額を口座に入れるのは、ある程度取引に慣れてからでも遅くはありません。
ステップ3:暗号資産(仮想通貨)を買う
さて、いよいよ暗号資産(仮想通貨)を買うステップです。暗号資産(仮想通貨)は全体では数千もあり、暗号資産(仮想通貨)取引所で取り扱いのあるものだけでも、5から10種類ほどもあります。
インターネットには「おすすめの暗号資産(仮想通貨)」、「これから値上がりする暗号資産(仮想通貨)」などと銘打って数々の情報が氾濫しています。すべてを真に受けているとキリがありません。
そこでまずは色々調べてみて自分が気になったもの、気に入ったものを買ってみましょう。仮に値下がりして損をしても、先に述べたように少額なら勉強です。
MAStandでもオススメ銘柄について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ステップ4:暗号資産(仮想通貨)を売る
買って、価格が上がったら売ります。その差額で私たちは利益を得ます。
ただ、価格が上がったからやみくもに売る、というわけではありません。売るときにはその暗号資産(仮想通貨)についてのイベント、例えば実用化やアップデートなどの情報があるかや、過去のチャートを見てみましょう。
暗号資産(仮想通貨)は、その通貨に投資する人にとっていいニュースがあると価格が上がります。その値上がりが単にたまたま値上がりしただけならすぐに売ってしまってもいいですが、何か根拠があるときには少し様子を見てもいいでしょう。
また実際どれくらいその暗号資産(仮想通貨)が値上がりするのかを見るときに、過去のチャートは参考になります。投資家心理で考えると直近の最高値付近は相場が反転、すなわち下がりやすいポイントとなります。
暗号資産(仮想通貨)の価格は色々な要素が絡まって決まり、絶対ではありませんが投資家心理を考えるときには過去のチャートを見るようにしましょう。
ステップ5:暗号資産(仮想通貨)を現金化する
暗号資産(仮想通貨)を売った現金は、あらかじめ登録しておいた銀行口座に出金します。このステップを経ることで利益を日頃の買い物などに利用できるようになります。
ただ暗号資産(仮想通貨)は暗号資産(仮想通貨)のままでも決済などに利用できます。例えばビットコインはビックカメラなど様々なお店で使えます。
使える店を調べてみて、近くにあれば暗号資産(仮想通貨)決済を試してもいいでしょう。
勝率を上げるためのポイント
どうせ暗号資産(仮想通貨)取引をするなら赤字を出さず、高い勝率を維持したいものです。
実際に勝率を上げるためには
- 価格を上げる、将来性のある銘柄に投資すること
- 価格の変化を読んで取引をすること
の2つが大切です。
暗号資産(仮想通貨)の将来性は、将来的に実用化がされるかなどのポイントで決まります。色々と調べてみて、自分なりに将来性のある銘柄を選んでみてください。
価格の変化、つまりこれから値上がりするか値下がりするか、するとしたらどこまで行くのか、というのは主に「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」の2つを用いて分析します。
テクニカル分析はチャートを色々な手法を用いて分析し、相場の値動きを予測する方法です。取引所によってはチャートを分析するツールが用意されていることがあるため、慣れてみたら試してみてください。
ファンダメンタル分析はニュースなどを見てこれからどう値動きするかを予測するものです。分析と大それた言い方をせずとも、暗号資産(仮想通貨)に投資をするときには日々のニュースや暗号資産(仮想通貨)の情報を積極的に集めるようにしてみましょう。
世界中の暗号資産(仮想通貨)イベントに注目しよう
暗号資産(仮想通貨)は国境を越えて世界中で取引されます。そのため海外で起きたイベントが、暗号資産(仮想通貨)の価格へ影響を与えることがあります。
中でも代表的なのが中国です。中国は世界でも屈指の暗号資産(仮想通貨)大国で、中国で起きるイベントは暗号資産(仮想通貨)市場へとても大きな影響を及ぼします。
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
例えば以上のチャートは2018年1月15日から2018年1月18日のビットコインのチャートです。
2018年1月16日、中国は国内に存在するすべての暗号資産(仮想通貨)を取引するサービスやウォレットサービスへのアクセスを遮断しました。
これにより、16日時点には1BTC=145万円ほどだったのが、わずか2日で120万円台にまで下がります。更にその後も長い下降傾向が続きました。
また日本もアジアでは中国や韓国などに次ぐ暗号資産(仮想通貨)大国です。そのため日本で起きたイベントも、中国ほどではないですが暗号資産(仮想通貨)相場へ影響を及ぼします。
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
例えば以上のチャートは、2018年1月25日から2018年1月27日のビットコインのチャートです。
1月26日、日本のCoincheckという暗号資産(仮想通貨)取引所が約580億円もの暗号資産(仮想通貨)を不正流出させてしまいました。このことで、26日中でビットコインの価格が120万円から110万円台まで、一気に価格を落としました。
暗号資産(仮想通貨)は世界中で流通しているため、いつどのようなイベントが起きて価格を変化させるか分かりません。情報収集は積極的に行いましょう。
過去の価格変動から未来の価格を予想しよう
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
先にも述べましたが、チャートは過去の値動きをまとめたものです。この表を元に様々なツールを使って未来の価格の変化を予測します。
ただもちろん、これも絶対ではありません。暗号資産(仮想通貨)は値動きの幅が大きく、ときに多くの投資家の予想を裏切るように推移をします。
上記のチャートは2017年12月1日から2017年12月14日までのビットコインのチャートですが、12月7日から8日のわずか1日で価格が140万円台から200万円台に到達しています。
この頃は暗号資産(仮想通貨)バブルとも言われる、空前の上昇トレンド(相場が上昇を続ける期間)にありましたが、ここまで急激に上がる予想はなかなか困難でした。
チャートの分析も絶対ではありませんが、利益をあげるためにはこうした分析をまじえて判断することが大切です。
チャートの分析方法については、以下の記事で細かく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者における取引開始後の注意点まとめ
ここまでは、暗号資産(仮想通貨)取引を始めるステップについて紹介しました。しかし暗号資産(仮想通貨)取引にはいくつか注意しておかなくてはいけない点があります。
もし守らないと、思わぬ痛い目を見ることもあります。ここでは暗号資産(仮想通貨)取引を開始した後の注意点を紹介します。
暗号資産(仮想通貨)はウォレット(財布)で安全に管理しよう
暗号資産(仮想通貨)はすべて、ウォレット(財布)と言われるもので管理をします。取引所で暗号資産(仮想通貨)を購入すると、その取引所が提供するウォレットに暗号資産(仮想通貨)が送られ、管理することになります。
ですが取引所のウォレットも確実に安全とは言えません。常にハッキングや不正流出のリスクがあります。万全を期すのであれば、自分でウォレットを用意したほうがいいでしょう。
ウォレットは大きくホットウォレットとコールドウォレットに分類されます。
ホットウォレットはインターネットに接続するため、利便性は高いですが、盗難のリスクは高くなります。一方コールドウォレットはインターネットに接続されていないため安全性は高いですが、利便性は悪くなります。
ホットウォレットには、
- オンラインで暗号資産(仮想通貨)を管理する「オンラインウォレット」
- パソコンのソフトで管理する「デスクトップウォレット」
- スマホアプリで管理する「モバイルウォレット」
などがあります。
一方コールドウォレットには
- 専用の端末を用いた「ハードウェアウォレット」
- 暗号資産(仮想通貨)へアクセスするための情報を紙に印刷した「ペーパーウォレット」
などがあります。
ウォレットについては以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
暗号資産(仮想通貨)は現金取引で借金を回避
暗号資産(仮想通貨)取引には、現金を使って暗号資産(仮想通貨)そのものを売買する現金取引(現物取引)のほかに、将来に売買したときの差益を狙う、レバレッジ取引があります。
レバレッジ取引では「レバレッジ」というものを利用することで資金の数倍の取引をして、大きな利益をあげることができます。しかし暗号資産(仮想通貨)投資に慣れないうちは、現金取引に留めてレバレッジ取引に手を出さないようにしましょう。
レバレッジ取引は相場が思惑と逆に動いたときに、大きな損益が生まれ、ときに資金を上回ることもあります。するとその上回った分は当然借金となります。
慣れないうちにレバレッジ取引に手を出して借金を背負ってしまっては目も当てられません。現金取引に努め、借金を回避しましょう。
リスクを避けるために複数の取引所で暗号資産(仮想通貨)を管理しよう
暗号資産(仮想通貨)に限らず、投資はリスク管理のために資金を分散するのが基本です。暗号資産(仮想通貨)で言うのであれば、ひとつの暗号資産(仮想通貨)取引所に資金を集中させず、複数の取引所で管理をすることになります。
分散しておけば、そのうちのひとつで不正流出が起きてもすべての資金が失われることはありません。不正流出なんてめったに起きることではないと思うかもしれませんが、日本国内でも何件も起きています。
最も有名なのが、2018年1月26日に発生したコインチェックの不正流出事件です。これはコインチェック側の当時の管理体制の不備を突いてハッカーが攻撃をしかけ、約580億円規模の暗号資産(仮想通貨)を盗み出した事件です。
このほかにも
を、それぞれ盗まれています。
今回紹介したオススメ取引所は、いずれもセキュリティに力を入れており、安全です。しかしセキュリティの世界に絶対はありません。なるべく資金は分散し、リスク管理に努めましょう。
暗号資産(仮想通貨)はまず始めてみるとわかってくる
- 暗号資産(仮想通貨)取引は500円や1000円といった少額から始めることができる
- 暗号資産(仮想通貨)取引は「口座開設」→「入金」→「暗号資産(仮想通貨)を買う」→「暗号資産(仮想通貨)を売る」→「出金する」という手順で行う
- 暗号資産(仮想通貨)で利益をあげるには「世界中の暗号資産(仮想通貨)のイベントを知る(ファンダメンタル分析)」「チャートから値動きの傾向を知る(テクニカル分析)」
- リスクを回避するため「自分でウォレットを用意する」「分散投資をする」「複数の取引所を使う」ようにしよう
これから暗号資産(仮想通貨)投資を始めるならbitFlyer(ビットフライヤー)へ登録しましょう。
今回は暗号資産(仮想通貨)を始めるための5つのステップと、利益の出し方、投資にあたっての注意点を紹介しました。
暗号資産(仮想通貨)投資の世界は奥深く、確実に利益を出そう、あるいは利益を大きくしようと思うと本当に多くの知識や経験、メソッドが求められます。
しかしただ始めるだけなら今回紹介したように、とてもハードルは低いです。500円や1000円などから始められます。自分に合うかどうかは、始めてから考えても遅くはありません。
興味はあるけど、なんとなく一歩を踏み出せないという人は、ぜひ暗号資産(仮想通貨)の取引を気楽に始めてみてください。
仮想通貨の仕組み