仮想通貨のリスク

ビットコインの盗難事件をまとめて紹介

ビットコインの盗難

最近では、ビットコインを保有する人が増えてきました。

しかし、ビットコインは過去に何度も盗難されるといった事件が起きているのは、ご存じでしょうか?

多くの人は、自分だけは盗難されない、と思っているのではないでしょうか?

この記事では、実際に起きた盗難事件について解説します。

しっかりと過去に起きた事件を把握しておき、盗難対策をしておくことで、ビットコインを安全に保有できるようになります。今後、ビットコインの資産運用を考えている人、すでにビットコインで運用している人必見です!

盗難事件例1 マウントゴックス事件

マウントゴックス事件

ビットコイン最大の事件とも言われているのが、このマウントゴックス(MtGox)事件です。

マウントゴックスは、フランス人のマルク・カルプレスが2010年からビットコイン事業を開始し、世界で最大級の取引所でした。

事件が起きたのは2014年2月。しかし、2011年にはすでにその兆しが起きていたと言われています。

2011年にハッキングされ、1BTC=10ドル前後だった価格が1セントになるという価格操作が行われました。ハッキングした犯人は、顧客のパスワードを大量に入手し、ビットコインを売り浴びせて不当な価格に引き下げるように仕向けたのです。そのため、1セントという以上に安い値段になってしまいました。

マウントゴックスのセキュリティの甘さが招いた

マウントゴックスのセキュリティー管理の甘さが招いた原因と考えられています。

そして、再び2014年2月にビットコインの取引が停止するという事態になりました。どうやら顧客から預かったビットコインが、内部の不正操作が原因で約99%消失したとのことです。

顧客分の75万BTC、約114億円の被害総額と言われていますが、他の取引所などのレートを基準にすると約500億円近い金額が消失しています。

これにより、SEOのマルク・カルプレスは逮捕。2018年の時点で破産手続きをしており、2019年に債権者に支払いがされるとなっていますが、まだまだどうなるかはわからない状況になっています。

盗難事件例2 ビットフィネックス事件

bitfinexロゴ

マウントゴックスに続いて大きな事件が、ビットフィネックス(Bitfinex)事件です。ビットフィネックスは、香港に拠点を構える世界最大級の取引所です。

2016年8月に外部からハッキングを受けて、約12万BTCを盗まれるという事件になりました。当時のレートでの被害総額は約80億円とされています。

これを受けて2016年8月3日に、ビットフィネックスの取引所は取引停止になるという事態になりました。取引所とユーザーを損失を受けましたが、ユーザーに関しては、「BFXトークン」を発行してドルで少しづつ返還されるような配慮がされています。

被害総額は少ないですが、2015年にも約1500BTCが盗まれていたという事実が発覚しています。

盗難事件例3 ポロニエクス事件

poloniex購入ポロニエクス(Poloniex)は、米国の大手取引所です。2014年3月にハッキングされ、顧客のBTCの12.3%にあたる97BTC、日本円に換算して約6000万円が盗まれるという事件が起きました。

取引所の出金コードの脆弱性をついて、ハッキングされたのが原因とされています。この件に関しては、盗まれたBTCを全て返金されたとのことです。

ビットコインの盗難事件は取引所で発生

主なビットコインの盗難事件を3つ挙げてみましたが、いずれもビットコイン事態に問題はありません。

マウントゴックスであれば、内部の不正が原因。ビットフィネックスとポロニエクスでは、取引所のセキュリティーの脆弱性が狙われたのが原因です。

「ビットコインは怪しい」「ビットコインは危ない」と事件当時は言われましたが、実体は取引所のセキュリティの問題が原因なのです。

盗難が起きると相場はどうなるか

事件が起きると、ビットコインに対する不信感が起きるため、相場は急落します。

例えば、ビットフィネックス事件の時は、8月3日に取引停止をうけて600ドルから500ドルまで急落しています。

このような事件が起きた時は、保有しているビットコインを売り、少しでもリスクを下げようとする動きが活発になるので、急落は仕方がないといえます。

盗難事件に巻き込まれないための対策

何度も言いますが、ビットコイン事態は問題がないのです。それを扱う取引所の管理やセキュリティーの甘さにより、盗難は起きています。

そのため、取引所を過度に信用せずに、自分達でセキュリティーの知識を身につけて管理することをおすすめします。ここでは盗難対策について解説していきます。

対策1 2段階認証

2段階認証とは、ログインパスワードでログインした後に、自分のスマートフォンの認証アプリ等から発行され、表示されている認証コードを入力する方法です。

通常のログイン方法だけであれば、ログインパスワードが盗まれてしまった場合には、第三者に勝手にログインされて保管してあるビットコインを別のアドレスに送金される、といった被害にあってしまいます。

そのため、スマートフォンといった独自の端末からのログインを設定することで、このような事態を防ぐことができます。

2段階認証は、取引所のマイページなどで設定できるようになっているので、必ず設定しましょう。

対策2 1つの取引所に保管しない

取引所のセキュリティを完全にあてにしてはいけません。大手の取引所でもハッキングの被害にあっている現状としては、1つの取引所に全てのビットコインを保管しておくのは危険と考えます。

できるだけ多くの取引所を開設し、分散しておくようにしましょう。

被害はないに越したことはないですが、最悪のケースを想定して複数の取引所で被害を最小限にしておく準備をしておきましょう。

対策3 ウイルスソフトは必ず入れる!

パソコンにウイルスソフトをインストールしていない人は、必ず行いましょう。

コンピューターウイルスには、送金アドレスを書き換えるといったものが発見されてます。ウイルスによって、不正に送金される事態を防ぐために必ずインストールしてください。

取引所のセキュリティだけでなく、自分自身のセキュリティ対策もしっかり行いましょう。

対策4 ハードウェアウォレットを使用する

ウォレットにも種類があり、多くの人が使用しているウォレットは、

  • 「ウェブウォレット」…サイトで登録をして使える
  • 「モバイルウォレット」…スマホアプリ

ではないでしょうか。

こちらの2つはオンライン上で管理されているウォレットなので、常にハッキングされる危険性があります。

そこで、「ハードウェアウォレット」を使用してみましょう。

こちらはオフラインで管理するウォレットで、USBメモリのような形状をしているデバイスです。保存しておけば、デバイスを盗まれない限り盗難にあうことは絶対にありません。

「TREZOR」と「LedgerNanoS」がおすすめです。

対策をすれば怖くはない!

ビットコインは安全ですが、それを管理する取引所に若干不安が残ります。ですが、利用しなければならないのも事実。

こちらでしっかり盗難対策をたてるように意識しましょう。そうすれば、さほど怖くはありません。

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