ソーシャルレンディング

maneoの利回りは?【運用実績や他社比較から解説】

長期運用

この記事を読んでほしい人
✔ maneoでソーシャルレンディング投資を始めてみようという方
✔ maneoがどのようなソーシャルレンディング事業者なのか知りたいという方
✔ maneoの案件の利回りや運用期間を知りたいという方

ソーシャルレンディングをこれから始める人にとっても、すでに投資を行っている方にとっても、「利回り」は重要なチェックポイントですよね。

では、日本最大のソーシャルレンディングサービスである「maneo」の利回りは、どうなっているのでしょうか。

そこで今回は、meneoのファンドに関する利回りについて、お伝えしていきます。

この記事の要約
  • maneoは日本で最大規模のソーシャルレンディング事業者
  • maneoの最低投資金額は2万円と、ほかと比べるとやや高め
  • maneoの平均利回りは6.95%と低めだが、そのぶん貸し倒れのリスクは少ない
  • maneoの平均運用期間は約11か月と、ちょうどよい長さ

maneoはどのような会社か

maneoは2008年に誕生した、日本で最初のソーシャルレンディングサービスです。

  • 創業当初は個人間融資(P2P)を専門に行っていたが、2011年以降は法人向けの融資サービスに方向転換している
  • 成約ローン総額は約1588億円(2019年3月現在)で、SBIソーシャルレンディングの約2倍

maneoは、ソーシャルレンディング業界ではダントツの規模と実績を誇っているのです。

maneoの特徴

maneoの最大の特徴は、「取り扱い案件のジャンルが豊富」であることです。

他の事業者ではジャンルが絞られていることが多いのですが、maneoのファンドはさまざまなテーマを取り扱っています。

ソーシャルレンディング投資において、リスクを回避して利益を最大化する「分散投資」がしやすいので、maneoは投資家にとって、とても条件のよい事業者といえるでしょう。

投資最低金額

それぞれのソーシャルレンディング事業者が設定している、最低投資金額を他社と比較してみましょう。

事業者名最低投資金額
maneo2万円〜
SBIソーシャルレンディング1万円〜
クラウドクレジット1万円〜
オーナーズブック1万円〜
ジェイ・レンディング50万円〜

maneoの投資最低金額は2万円となっていますが、実際には3万〜5万円が最低投資金額として設定されているファンドが多いようです。

最低投資金額が1万円という事業者も多いので、maneoの最低投資金額の設定は、少し高いと感じるかもしれませんね。

案件の数

ソーシャルレンディング事業者が扱っている、案件の数を比較してみました(2019年3月の案件数)。

事業者名案件数
1位クラウドバンク20件
2位スマートレンド13件
3位maneo8件
4位プレリートファンド4件
5位LCレンディング3件

maneoが取り扱うファンドの数は現在8件で、他社と比較すると第3位の案件数となっています。

maneoの実績

maneoの、ソーシャルレンディング事業者としての実績を見ていきましょう。

  • 成立ローン総額は、業界トップの約1588億円
  • 2011年以降、貸倒れを起こしていない
  • 担保つき案件は3,818件/6,210件中であり、全体の約60%を占めている

かつて個人向けの融資で貸し倒れが起こったことがありましたが、現在は個人向けの融資は行っておらず、貸し倒れのリスクが低い法人向けの融資のみ行なっています。

成立ローン総額の大きさ、貸し倒れのリスクが低く担保つき案件も多いことから、maneoの事業者としての安全性は非常に高いといえるでしょう。

ファンズ(funds)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐☆
利回り⭐⭐⭐⭐☆
(1.5-6%)
投資対象国内事業性資金上場企業や注目のベンチャー企業に投資可能
最低投資金額⭐⭐⭐⭐⭐
1円から投資可能!
累計の成約実績⭐⭐⭐⭐⭐
(約1億円ですが、今後増えていく予定)

ここがオススメ!

  1. なんと、1円から上場企業の収益事業に投資できる
  2. 自分の資金を優良企業に貸付をするソーシャルレンディング
  3. 毎日相場を見る必要がなく、”ほったらかし投資”が可能!

maneoの利回り

ファンドを始めた時、いきなり利回りの数字だけを提示されても、それが高いのか低いのか、どうやって計算しているのか、困惑した人も多いことと思います

これからソーシャルレンディングを始める方にとって、利回りは重要な判断基準です。

利回りの計算の仕方など、利回りについて知っておきましょう。

利回りとは

利回りとは、投資した資産に対して、年間にどれくらいの利益がつくかをあらわす数字です。

利回りの数字が高ければ高いほど利益が出ますので、リスクとの相談もありますが、できるだけ高い利回りのファンドを選ぶようにしましょう。

利回りの見方

ここでは、maneoでの利回りの見方について説明していきましょう。

事業者によって表示方法は様々ですが、maneoの場合は、案件タイトルから案件の詳細ページに行くと、右下に下の画像のようなページがあります。

利回りの見方

上から3番目に「運用利回り」の欄がありますが、これが利回りです。

ただし、あくまで運用が開始される前の予想なので、約束されるものではありません。

また、ここで表示されているのは年利なので、運用が一年未満の案件は、期間に応じた金額が支払われることになります。

利回りの計算方法

では、利回りはどのように算出されているのでしょうか。

  • 利回りの計算式:利回り(%)=(年間利益÷投資額)×100

利回りの計算は上記の方法で行っています。では、実際にどれくらいの利益になるのかは、以下のような計算方法で算出しています。

  • 利益額の計算式(税引き前)利益額=(投資額×利回り÷365日)×運用日数
  • 利益額の計算式(税引き後)利益額=投資利益-(投資利益×20.42%)

さすがにこれを計算するのは大変ですから、投資の結果、得られる収益を計算したい場合は、各事業者のサイトのシミュレーターを活用しましょう。

平均的な利回り

maneoの平均利回りは、それほど高いわけではありません。

  • ソーシャルレンディング業界の平均利回り:約8%
  • maneoの平均利回り:6.95%

しかし利回りが高いということは、融資先の企業は高い利子で返済する必要があるということです。

もし、融資先が返済できなくなれば、「貸倒れ」や「返済遅延」が起こります。

maneoの利回りが低いからといって、かならずしもmaneoでの投資効率が悪いというわけではないのです。

クラウドバンク(Crowdbank)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐⭐
利回り⭐⭐⭐⭐☆
(6.0-7.4%)
投資対象国内・海外事業性資金国内・海外不動産エネルギー多様なテーマのファンドを取扱い
最低投資金額⭐⭐⭐⭐☆
1万円から投資可能!
累計の成約実績⭐⭐⭐⭐⭐
(480億円 – 2019/3時点)

ここがオススメ!

  1. 証券会社が取り扱う融資型クラウドファンディングでシェアNo.1
  2. 実績平均利回り 6.79%の高利回りで運用可能(2015年4月〜2018年3月末時点)
  3. デフォルト率 0.0% / 回収率 100.0%の実績なので安心して投資できる

平均利回りが高い事業者は危険?

現在、平均利回りトップの、グリーンインフラレンディングと、3位のトラストレンディングは、それぞれトラブルのため営業を停止しています。

利回りが高いから危険と決めつけるのは無理があるにせよ、安易に飛びつくのも危険と判断したほうがいいかもしれませんね。

クラウドクレジット(Crowdcredit)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐☆
利回り⭐⭐⭐⭐⭐
(6.0-13.0%)
投資対象海外事業性資金海外個人ローンアジア・アフリカ・東欧の新興国に投資ができる
最低投資金額⭐⭐⭐⭐☆
1万円から投資可能!
累計の成約実績⭐⭐⭐⭐⭐
(約170億円 2019/3時点)

ここがオススメ!

  1. 国内クラウドファンディングの中でも最高レベルの高利回り(期待6-14%)
  2. 海外特化!ラテンアメリカ、欧州、アフリカなど様々な地域に投資できる
  3. 高金利・海外への投資を実現したい人向けのプラットフォーム。伊藤忠(商社)も支援

結論:実際のところmaneoの利回りは?

maneoの利回りを、ほかのソーシャルレンディング事業者と比較してみましょう。

順位事業者利回り
1位クラウドリース10.53%
2位キャッシュフローファイナンス9.9%
3位ガイアファンディング9.72%
4位アメリカンファンディング9.19%
5位ラッキーバンク9.07%
6位クラウドクレジット9.01%
7位レンデックス8.91%
8位アップルバンク8.77%
9位スマートレンド7.72%
10位SAMURAI7.47%
11位Pocket Funding7.07%
12位さくらソーシャルレンディング7.05%
13位クラウドリアルティ7.04%
14位maneo6.95%
15位ネクストシフトファンド6.71%
16位クラウドバンク6.49%
17位LCレンディング6.19%


※活動停止中である「グリーンインフラレンディング」と「トラストレンディング」はランキングから除外しています。

maneoの平均利回りは15位と低めですね。

しかし金利が低いことは、リスクが少ないことでもありますから、高金利を選ぶか低金利を選ぶかは、投資する方次第です。

運用期間

ソーシャルレンディングで投資を行なう場合、利回りだけでなく、「運用期間」のチェックも忘れずにしておきましょう。

長期運用短期運用
メリット
  • 分配金の合計が増える
  • 運用の手間が省ける
  • 早期に資金が帰ってくる
  • 貸倒れ・遅延が起こりにくい
デメリット
  • 運用の自由がきかない
  • 貸倒れ・遅延が起こりやすい
  • 得られる収益が少ない
  • 再投資の手間がかかる

長期運用は手間がかからない反面、ほかの案件に乗り換えるのが難しいのが特徴です。

一方で短期運用は自由がきくかわりに収益が少なく、再投資に手間もかかります。

運用期間は、長すぎず短すぎないものを選ぶのがいいでしょう。

maneoの平均運用期間

maneoの平均運用期間は11ヶ月です。長すぎず短すぎない、ちょうどよい運用期間であるといえるでしょう。

しかし、これはあくまで平均の数字なので、かならずご自分で運用期間を確認してから投資するようにしてください。

maneoで投資を始めてみよう

この記事のまとめ
  • maneoは日本で最大規模のソーシャルレンディング事業者
  • maneoの最低投資金額は2万円と、ほかと比べるとやや高め
  • maneoの平均利回りは6.95%と低めだが、そのぶん貸し倒れのリスクは少ない
  • maneoの平均運用期間は約11か月と、ちょうどよい長さ

さて、maneoの利回りや運用期間についてお伝えしてきました。

ここではmaneoの「平均」利回りや、「平均」運用期間について紹介しましたが、やはり案件ごとに違いが出てきます。

自分が投資しようとしている案件の利回りや運用期間が自分の理想かどうか、またリスクは高くないか確認してから、投資を始めるようにしましょう。

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この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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