ソーシャルレンディング

クラウドクレジットの利回りは?【運用実績や他社比較から解説】

この記事を読んでほしい人
✔ クラウドクレジットで投資を始めようと思っている方
✔ クラウドクレジットの利回りが知りたいという方
✔ クラウドクレジットの運用実績を知りたいという方

近年、新しい投資手法としてインターネットを利用したファンドであるクラウドファンディングが注目されています。

そしてクラウドクレジットは、クラウドファンディングを行なっている企業のひとつ。

そこで今回は、クラウドクレジットの気になる利回りや運用実績についてお伝えしていきましょう。

この記事の要約
  • クラウドクレジットは平均利回りが高く、伊藤忠商事と提携するなど将来性を期待されている
  • クラウドクレジットのこれまでの平均利回りは5.94%
  • クラウドクレジットのメリットは「少額投資ができる」「利回りが高い」「償還期間が短い」点があげられる
  • クラウドクレジットのデメリットは「元本割れのリスクがある」「途中解約ができない」「海外の案件は為替の影響を受ける」点があげられる

クラウドクレジットはどのような会社か

クラウドクレジット株式会社は、クラウドファンディングサービスの一つであるソーシャルレンディングサービスを展開している会社です。

ソーシャルレンディングサービスとは、融資型クラウドファンディング、すなわちインターネットを通して個人から資金を集め、そのお金を必要とする企業に融資するサービス。

クラウドクレジットは、このような資金需要と供給のマッチングをするサービスを展開している会社なのです。

クラウドクレジットの特徴

クラウドクレジットの特徴としては

  • 海外企業の案件を中心としているため、平均的な利回りが高い
  • 伊藤忠商事が株式の2割弱を取得し、クラウドクレジットと資本提携している

といった点があげられます。伊藤忠商事は歴史のある大手商社ですから、それだけクラウドクレジットが将来性を期待されているともいえるでしょう。

投資最低金額

ソーシャルレンディングサービスの、会社ごとの最低投資金額を紹介します。

ソーシャルレンディングサービス最低投資金額
クラウドクレジット1万円
マネオ2万円
クラウドバンク1万円
SBIソーシャルレンディング1万円

クラウドクレジットでの最低投資金額は1万円。そして1万円単位で増額できるシステムになっています。

参考:https://faq.crowdcredit.jp/faq/detail?site=LO35YZCC&category=5&id=79

案件の数

クラウドクレジットで募集中の案件数は、20194月末現在で19件。他のソーシャルレンディングサービス会社と比べると非常に多いことがわかりますね。

ソーシャルレンディングサービス募集中の案件数(2019年4月末現在)
クラウドクレジット19
マネオ5
クラウドバンク2
SBIソーシャルレンディング1

参考:https://crowdcredit.jp/fund/

クラウドクレジットの実績

クラウドクレジットの損益統計はホームページに掲載されています(20194月末現在、201812月までのデータを掲載)。

クラウドクレジットの実績

参考:https://crowdcredit.jp/operation/entry/464/24

2014年から201812月までの利回りの平均値は5.94%期待利回りよりも低くなっていますが、これは元本割れを起こしたファンドが平均値を下げた結果でしょう。

累積出資金額は201711月には50億円、20185月には100億円を突破しており、順調に拡大しています。

参考:https://crowdcredit.jp/info/detail/233

クラウドクレジット(Crowdcredit)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐☆
利回り⭐⭐⭐⭐⭐
(6.0-13.0%)
投資対象海外事業性資金海外個人ローンアジア・アフリカ・東欧の新興国に投資ができる
最低投資金額⭐⭐⭐⭐☆
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累計の成約実績⭐⭐⭐⭐⭐
(約170億円 2019/3時点)

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クラウドクレジットの利回り

クラウドクレジットの利回りに関する口コミを、ツイッターから紹介していきましょう。

①まるねぇ@純資産3,000万丸の内OL@marunouchiolさん

まるねぇさんは、ロシアルーブル建てのファンドに投資しているそうです。期待利回りは10.5%となっていますので、楽しみにしている様子がわかりますね。

②元銀行員のひとりごと@ganapatiworkさん

元銀行員さんは、クラウドクレジットの利回りの仕組みに期待しているようですね。

③きくしほ毎日コツコツ投資@kikushiho1234さん

きくしほさんは、クラウドクレジットからのはじめての償還を楽しみにしているようですね。

④IPOキム@IPOkimuさん

こちらは期待利回り10%前後の案件です。IPOキムさんも、やはり利回りの良さに期待しているようですね。

利回りとは

利回りとは、ユーザーの利益が投資した金額の何割に相当するのかを示した数字のことです。

クラウドクレジットでは表面利回りという言葉で表しています。これは年率換算した場合の収益見込み、つまり利回りの目安といえるでしょう。

あえて違う表現にすることで、ユーザーが誤解しないようにしているのです。

参考:https://crowdcredit.jp/guide/yield/

利回りの見方

クラウドクレジットでは、運用手数料を引いた割合を利回りとして公表しています。したがって、分配金からさらに運用手数料がひかれることはありません

ただし利回りの数字は税抜きですから、分配金から税額を引かれることになります。

利回りの計算方法

利回りは下記の計算式で求めることができます。

  • 利回り=分配金の合計÷投資金額

クラウドクレジットでは表面利回りの計算式も公表していますが、非常に複雑です。気になる方は、クラウドクレジットのサイトを参考にしてくださいね。

参考:https://crowdcredit.jp/guide/yield/

平均的な利回り

クラウドクレジットでは、20146月の運用開始から201812月までに扱ったファンドの平均利回りを公表しています。

これによると、これまでの平均利回りは5.94%

利回りが15%に達したファンドもあれば、元本割れを起こしているものもあります。この結果として、平均利回りが6%ほどになっているわけですね。

クラウドクレジット(Crowdcredit)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐☆
利回り⭐⭐⭐⭐⭐
(6.0-13.0%)
投資対象海外事業性資金海外個人ローンアジア・アフリカ・東欧の新興国に投資ができる
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結論:実際のところクラウドクレジットの利回りは?

クラウドクレジットが展開しているファンドの利回りは、実際のところどうなのでしょうか。

ソーシャルレンディングサービス予定利回り
クラウドクレジット6〜10%
マネオ58
クラウドバンク6~7.4%
SBIソーシャルレンディング310

クラウドクレジットのファンド情報を見ると簡単に検索できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

参考:https://crowdcredit.jp/fund/

クラウドクレジットの平均利回り

クラウドクレジットの表面利回りは、

  • 日本円のファンド:年率7%前後
  • 海外通貨のファンド:年率810%前後

となっており、海外通貨のほうが利回りが高くなっていますそれでも日本の現在の預金金利を考えると、日本円のファンドも非常に魅力的な利回りといえますよね。

参考:https://crowdcredit.jp/fund/

クラウドクレジットの平均運用期間

クラウドクレジットでの運用期間は、

  • 短いもの:13ヶ月ほど
  • 長いもの:25ヶ月ほど

となっており、おおむね1年から2年強といったところ。それほど長期間のファンドはありません。

クラウドクレジットの良い評判

クラウドクレジットの評判の良いポイントをご紹介します。

少額で投資できる

クラウドクレジットの最低投資金額は1万円。株式や債券などと比べると、非常に少ない金額から投資できます。

利回りが良い

クラウドクレジットでは、10%前後に達するファンドもあります金利の低いこのご時世ですから、この利回りは非常に魅力的ですよね。

償還期間が短い

社債や債券などでは、償還期間が5年や10年になっているところも多いですが、クラウドクレジットのファンドは12年程度と、償還期間がとても短いのもいいところです。

クラウドクレジット(Crowdcredit)
総合評価⭐⭐⭐⭐⭐
信頼度⭐⭐⭐⭐☆
利回り⭐⭐⭐⭐⭐
(6.0-13.0%)
投資対象海外事業性資金海外個人ローンアジア・アフリカ・東欧の新興国に投資ができる
最低投資金額⭐⭐⭐⭐☆
1万円から投資可能!
累計の成約実績⭐⭐⭐⭐⭐
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  2. 海外特化!ラテンアメリカ、欧州、アフリカなど様々な地域に投資できる
  3. 高金利・海外への投資を実現したい人向けのプラットフォーム。伊藤忠(商社)も支援

クラウドクレジットの悪い評判

良い評判があれば、反対に悪い評判もあります。クラウドクレジットの悪い評判についても、お伝えしていきましょう。

元本割れのリスク

投資先の企業が倒産するなど、貸し倒れになってしまう場合もあります。

貸し倒れが発生した場合にクラウドクレジットが責任を負ってくれるとは限りません。最悪の場合、投資金額が返ってこないというリスクもあるのです。

途中の解約できない

相続など、やむを得ない場合はその限りではないようですが、基本的に途中解約はできないと思っておいた方がいいでしょう。

為替の影響を受ける

クラウドクレジットは海外の案件を取り扱っているので、どうしても為替の影響を受けてしまいます

日本円で配当金を受け取る時に、円高の影響で配当金が減ってしまったり、最悪の場合元本割れとなってしまうことも。

まとめ

この記事のまとめ
  • クラウドクレジットは平均利回りが高く、伊藤忠商事と提携するなど将来性を期待されている
  • クラウドクレジットのこれまでの平均利回りは5.94%
  • クラウドクレジットのメリットは「少額投資ができる」「利回りが高い」「償還期間が短い」点があげられる
  • クラウドクレジットのデメリットは「元本割れのリスクがある」「途中解約ができない」「海外の案件は為替の影響を受ける」点があげられる

さて、クラウドクレジットの利回りについて、他社との比較も含めてお伝えしてきました。

近年の銀行の預金金利は非常に低いので、クラウドクレジットの利回りの良さは非常に魅力的です。

ですが利回りが良い反面、リスクもともないますので、きちんとリスクを考えたうえでクラウドクレジットを利用するようにしましょう。

ソーシャルレンディング
この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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