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【フィンテック】米国最強のクレカアフィサイトNerdWalletについてまとめてみた

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この記事を読んでほしい人
✔ 投資などでお金を増やしたい方
✔ お金に困らない生活を送りたい方
✔ 不労所得を得たい方

不労所得を得る方法では「仮想通貨投資」がおすすめ。「仮想通貨って何?」という方は、まずはこちらの「仮想通貨入門」を参考にしてみてください。

フィンテック企業について調べていると、決済関連や投資関連の企業は多く名前があがってくるものの、金融広告を生業とする企業があまり出てこないことに不思議に感じていました。

国内の金融アフィリエイト事例はよく耳にする一方で海外、特にアメリカのアフィリエイトサービスの事例をあまり知らなかったので、海外でも特にクレジットカードのアフィリエイトモデルでビジネスを展開する「Nerdwallet(ナードウォレット)」について調べてみました。

※画像等のデータはNerdwalletのPresskitより利用しています。

Nerdwalletとは

個人の金融に関する情報をまとめたサイトで、お金や金融商品に関する情報だけでなく税金計算ツールやクレジットカードマッチツールや退職金計算ツールなどを提供しました。

NerdWallet(ナードウォレット)は、利用者が金融や財務に関する意思決定をするときにわかりやすい情報を提供することです。富裕層に限らず、どんな人でも、お金に関してスマートな判断をできるように必要な情報にアクセスできるようにしたい、それが良い人生につながるべきだ、という思いのもとサービスを運営しています。

Nerdwalletはいかにして作られた?

ナードウォレット_Tim_Chen_CEO

創業者のTimChenはスタンフォード大学を卒業後、ウォールストリートで金融キャリを歩み始めます。最初はクレディ・スイスで株式のリサーチャーとして働きはじめ、その後いくつかのヘッジファンドを渡り歩きました。

金融マンとして成功を掴んでいたように見えた彼の人生でしたが、リーマンショックのタイミングでクリスマスの前日に当時在籍していたファンドをクビになってしまいます。

そんなある日、妹からおすすめのクレジットカードについて質問を受けました。金融出身のTim氏は「ググってすぐに教えてあげるので、ちょっと待って」といって検索をはじめました。ただ、金融の知識もあり、リサーチャーとしてのスキルがあったにも関わらずどれだけ検索をしても満足のいく情報が得られずフラストレーションを感じたことがこの事業のきっかけになっていきます。

そこから1週間程度かけて、各カードのスペックや長所短所をまとめたEXCEL表をメールで妹に送りました。その出来に感動した妹が家族や親戚にそれを共有したのがNerdwalletの始まりだったと語っています。

その一つのエクセル表がこのビジネスの始まりでした。

NerdwalletSEOの強さ

Best Credit Card(クレジットカードおすすめ)などで検索をするとNerdwalletの記事がほとんどの検索でヒットするでしょう。130万以上のキーワードで上位を維持しているサイトでですが、常にクレジットカードを発行している金融機関やカード会社、MintCredit Karmaなどのアドバイザリーを行うフィンテック企業を打ちのめしています。

では、Nerdwalletはどうやって莫大な資金をもっているようなクライアントや競合ベンチャーをSEOで凌駕していったのでしょうか。

SEOの強さ①:コンテンツ作りの強さ

新しい分野でコンテンツを作る際には、最初に戦略を立ててその次にライターを採用するとのこと。ライターの採用にはかなり力をいれていて、特に初期の0人から30人の採用がもっとも肝になると運用担当が話しています。

ライターの採用率は1%程度だそうで、特に金融ジャンルで記事を書いていくことを考えると深い考察をできる人を採用するところにかなり力を入れているようです。

当初は大学卒業したばかりの人が多かったようですが、現在では、ピューリッツァー賞を受賞したようなライターもいるそうです。

SEOの強さ②:引用元になるデータと統計

nerdwalletのリサーチとレポート

調査やアンケートを通じて、他のメディアや金融機関が引用したいような数字やレポートを提供しています。

「ベビーブーマー世代の労働者の収入のうち貯蓄を行っているのはxx%」など、個人金融に関する情報でもかなりニッチなものまでレポートとしてコツコツと提供。他社や他メディアの引用元となることでメディアからの引用(被リンク)を獲得しているのも強さを維持している一つでしょう。

SEOの強さ③:外部で紹介されるアイデアの豊富さ

tabbedoutで紹介されるNerdwallet

出典:https://www.tabbedout.com/

ベスト住宅ローン大賞などコンテスト風を行い表彰をすることで、金融機関や金融商品を提供する企業から紹介されています。

また、その他にも大手メディアに寄稿を行ったり、サービスの紹介をして「Nerdwalletで記事に紹介されました」のような形です。リンクを獲得する多様な戦略をとっていてそのオリジナリティと徹底さが他のメディアを圧倒しています。

8万円で初めて500億円を越えるビジネスに

Tim氏がヘッジファンドをクビになり、途方にくれて800ドル(約8万円)で始めたビジネスが今や時価総額600億円近く、300人以上の従業員を抱える企業に成長しています。

はじめた2年目の収入は6万ドル(約600万円)、このまま続けて良いのか、転職したほうがいいのか自信がなかったというTim氏。アフィリエイトの一分野でも突き抜けると面白いと感じさせてくれる企業です。

これまでは、とにかく上手く行くことだけを考えて走ってきた、これからは社会をよくできるプラットフォームにしていきたい、と語るTim氏。現在、VC等から100億円を調達して次のプラットフォーム展開へ邁進しています。

今後も動向をチェックしておきたい企業の一つです。

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