暗号資産(仮想通貨)取引を始める時に大切なのが、暗号資産(仮想通貨)取引所選び。安全性の高い暗号資産(仮想通貨)取引所でなければ、ハッキング被害にあって資産消失の憂き目にあってしまうかもしれません。
暗号資産(仮想通貨)取引所のひとつであるZaifは、2018年にハッキング被害を受けていますが、現在の安全性はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、現在のZaifの安全性についてお伝えしていきます。
- セキュリティは暗号資産(仮想通貨)そのものより、暗号資産(仮想通貨)取引所の対策が重要
- 最低でも「コールドウォレット管理」「二段階認証」「マルチシグネチャー」の3つは導入している暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぼう
- Zaifは「他社の技術の導入」「マルチシグネチャー導入」「出金時に振込口座の登録が必要」といったセキュリティ対策がとられている
- 暗号資産(仮想通貨)流出事件の影響で評判は良くないが、いずれZaifはセキュリティ対策がしっかりしている暗号資産(仮想通貨)取引所として評価されていくかもしれない
暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶときに知っておきたい危険性
暗号資産(仮想通貨)そのものはブロックチェーン技術によって、安全性が非常に高く、改ざんを受ける可能性はほとんどありません。
しかし、これまで暗号資産(仮想通貨)取引所のセキュリティが甘かったために、ハッキングを受け、暗号資産(仮想通貨)が流出するという事件が起きたのです。
- コールドウォレット管理
- 二段階認証
- マルチシグネチャー
暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ時は、少なくともこの3つを備えているところを選びましょう。さらに突っ込んだセキュリティ対策を講じていればなお良しです。
Zaifの安全性は?
Zaifが現在、安全な暗号資産(仮想通貨)取引所になっているのか、実際に利用している方のツイートを交えて、安全性についてのポイントをお伝えしていきましょう。
安全性1:他社の優位な技術を導入
ざいてん@Zaiten38さんのツイート
Zaifのニュース、フィスコと仮想通貨取引所のセキュリティ分野で組んでる「テリロジー 」には追い風なのかな pic.twitter.com/ipv1fujP9t
— ㄜƖ ıՇƕ (@sa3i8te7n8) September 19, 2018
『Zaifのニュース、フィスコと暗号資産(仮想通貨)取引所のセキュリティ分野で組んでる「テリロジー 」には追い風なのかな』
解説
Zaifは自社技術だけでなく、他社が持っているセキュリティ対策に使える技術を積極的に取り入れ、セキュリティの向上に努めています。
- ネットワーク不正侵入防御システム
- 標的型攻撃対策製品
- ワンタイムパスワードによる不正取引防止システム
その一例として、テリロジー社から上記のようなセキュリティシステムを導入し、セキュリティの向上に努めているというわけですね。
安全性2:マルチシグネチャー
りーずん@reason_389さんのツイート
Coincheck、顧客の資産をコールドウォレットで管理と謳っていたけど嘘ということが判明。
顧客のXEMは全てホットウォレットで保存、しかもあのZaifすら導入しているマルチシグも未実装で580億円分のハッキング被害。すいませんでしたで済まされる問題ではない。重過失問題。— りーずん (@reason_389) January 26, 2018
解説
暗号資産(仮想通貨)にアクセスする時には、秘密鍵というものが必要になります。
この秘密鍵をいくつかに分割し、分散して別々に管理することで秘密鍵の漏洩を防ぐというセキュリティ対策がマルチシグネチャー。
Zaifでもマルチシグネチャーをしっかりと導入しているわけですね。
安全性3:日本円の出金に銀行口座登録が必要
仮想通貨セキュリティの基本。
2段階認証、メアドとパスワード使い回さない、パスワード30桁以上、取引所&ウォレット分散。
これでかなりリスク下げれると思います。
あとZaifなら引き出し口座を設定してそこ以外には引き出せないようにすることができたような…まぁ基本は分散ですね。 https://t.co/j1CXz7Gz6l
— ポイン@ハイパーニート (@poipoikunpoi) February 19, 2018
Zaifでは、日本円の出金に際して、振込先となる銀行口座をあらかじめ登録しておかなければなりません。
銀行口座を登録しておかなくても暗号資産(仮想通貨)の取引は可能ですが、日本円の出金はできないというシステムになっているのです。
もしハッキング被害にあったとしても、不正な日本円の出金を防止できるというシステムがあるわけですね。
Zaifの安全性はどう評価されている?
Zaifは不正アクセスの被害にあったことから、あまりセキュリティ面での評価は高くないようですね。
しかし被害にあったことをきっかけに、セキュリティ面での向上に努めています。
いずれは「セキュリティの高い取引所である」とZaifは評価されていくかもしれません。
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まとめ
- セキュリティは暗号資産(仮想通貨)そのものより、暗号資産(仮想通貨)取引所の対策が重要
- 最低でも「コールドウォレット管理」「二段階認証」「マルチシグネチャー」の3つは導入している暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぼう
- Zaifは「他社の技術の導入」「マルチシグネチャー導入」「出金時に振込口座の登録が必要」といったセキュリティ対策がとられている
- 暗号資産(仮想通貨)流出事件の影響で評判は良くないが、いずれZaifはセキュリティ対策がしっかりしている暗号資産(仮想通貨)取引所として評価されていくかもしれない
さて、Zaifの安全性についてお伝えしてきました。
Zaifは不正アクセスにあい、数十億円もの被害を受けました。しかしそれを乗り越えて、他社の技術を導入するなど、セキュリティ面での改善を図っています。
これからのZaifは、セキュリティの高い暗号資産(仮想通貨)取引所として、評価されるのではないでしょうか。
ザイフ