2020年、リップルもといXRPは上がるのでしょうか?下がるのでしょうか?
今回は「XRP/リップルの年末予想」をテーマに徹底分析します。
「XRPは年末に向けて上がる?下がる?」
「XRPの年末予想で重要なポイントが知りたい」
「XRPは年末下がるとしたら判断基準はどこ?」
具体的に上記の疑問を解決する内容です。
結論から言うと「現状のチャートではXRPが年末上がる可能性が高い」と言えます。
とは言え、思考停止で買うのは大損失の原因です。
余裕資金でトレード戦略はキチンと考えましょう。
参考として、細かい理由や分析結果を分かりやすくまとめました。
XRP/リップルの基本情報
通貨名 | リップル(Ripple) |
通貨略号 | XRP |
公開日 | 2012年 |
開発者名 | Ryan Fugger |
公式サイト | https://ripple.com/ |
発行上限 | 1000億枚 |
通貨の目的 | 新たな国際送金システム |
国内取引所 | bitFlyer(ビットフライヤー) GMOコイン DMM Bitcoin Huobi Japan |
海外取引所 | Binance(バイナンス) Bittrex(ビットレックス) Bitstamp 他多数 |
リップル(XRP/Ripple)とは?特徴と仕組み、ビットコインとの違いを解説
XRP/BTCチャートで年末の相場をシナリオを予想
- XRPの年末で予想されるのは2つのシナリオ
- 根拠となる値動きで確認
- 現状は上目線が順当になる
2020年、XRPはどのような展開となるか実際のチャートを元に分析していきます。
気になるシナリオ予想を先にお伝えして、根拠まで初心者でも分かるレベルで解説をまとめました。
インジケーターや難しい手法は必要ありません。
チャートを見て、XRPを買う人・売る人の心理を深堀りしていきます。
XRPの年末予想は?2020年のシナリオは2つ
XRP/BTCチャートでは、年末の相場は2つのシナリオが予想されます。
XRPが青天井へ向けて上がる「強気相場」、底の深い下落展開となる「弱気相場」です。
本記事執筆時点のチャートと、年末までの日数を加味したイメージ図を作成しました。
先に結論として「XRPの年末シナリオ予想」をご覧ください。
現時点のチャートでは、おそらく可能性が高いのは「2020年末に向けてXRPの強気相場」
となるシナリオ予想です。
理由を含めて、細かい分析をお届けしますが値動きとして買い手が強い。
年末に向けても無理のない範囲で、図の様な上昇局面を描くと考えています。
当然ですが、逆に下がった場合も想定しておきましょう。
あらゆる事象を予想し、対応していくのがトレードの本質です。
とは言え、現状のXRPBTCチャートでは弱気相場の予想は難しくなります。
重要な下限が近く、ジリジリと下げる展開のため、予想の精度としては悪いです。
【ポイント】週足で見るXRPの現状。上がるならどこまで?
【0.00004047~0.00004439BTC】付近の2019年5月以前の最安値
【0.00001585~0.00001908BTC】付近の2017年12月以降の最安値
XRPの年末予想を語るなら、注目すべき週足の価格があります。
それは、年単位で重要な局面を作ってきた重要な2つの価格帯です。
- 2019年に下に抜けてから、現在に至るまで一度も上抜けられていない価格。
- 2017年に上に抜けてから、現在に至るまで一度も下に抜けていない価格。
重要な価格に「板ばさみ状態」となっているのが、XRPの現状になります。
- 上限を抜けると、XRPは大きな上昇トレンド
- 下限を抜けると、XRPは大きな下降トレンド
あえて言葉を選ばないなら、上下限を抜けると一気にXRPの相場は変わるでしょう。
なぜなら、両方とも数年来の超重要な節目だからです。
相場は重要な節目を抜けると急展開を生みやすい性質があります。
例えば、ビットコインの相場が分かりやすいです。
70万円割れをしてから、一気に下がった展開は仮想通貨トレーダーの誰でも経験しました。
XRPが年末に向けて【0.00004047~0.00004439BTC】を超えれば、どの程度の価格上昇が予想できるでしょうか?
【0.00009894~0.00010490BTC】この価格までは、カンタンに上げれるだろうとチャートから予想されます。
同価格帯は、ビットコインのバブル崩壊以降、2018年末に掛けて少なくとも3度付けた高値になります。
2020年の年末で再び同じ価格まで上げれば「2年越しの高値」、来年以降のXRP相場は活気付くでしょう。
まずは、【0.00004047~0.00004439BTC】をXRPが年末に向けて超えられるか?が週足の焦点です。
抜けを確認してから買っても、期待値としては1.5倍。
バブル最盛期とまでは言えませんが、数か月で1.5倍の利益なら最高の投機です。
【ポイント】XRPの年末は、日足にヒントあり
平行チャネルで、緩やかな下降トレンドを形成中。
しかし、買われ方としては強く変化している状態です。
XRP/BTCの日足チャートでは、強気相場を予想させる展開が見られています。
日足チャートを分析すると、冒頭で申し上げた「XRPは強気相場予想される」の大きな理由が分かります。
平行チャネルの内部に注目です。
平行チャネルで、XRPをBTCで買う展開を分かりやすく図解しました。
平行チャネルの下限から、上限に掛けて「短時間で大きく買われる動き」が分析できます。
重要なのは、段階的に買われ方が強くなっている事。
チャネルの上限はこの時点では不明、陽線で上げたら、ほぼ同じ値幅を陰線を付け下がる。ジグザグと何とか価格を上げる展開。
チャネル下限でレンジを形成するも、結局は下に抜けられず再上昇。しかし、下限→上限までに3回の深い押し目(価格を下げてから上げる展開)が見られた。
2回目と同様に一旦は下限でもみ合うも、急騰。今回はほとんど押し目を付けず一辺倒に上限まで価格を押し上げた。
ようするに、段階的に迷うことなく、XRPは平行チャネルの上限まで上がる動きになっていきています。
2020年10月現在は、直近に強く買われる展開が合ったのもあり、ジリジリと下げている状態です。
「一方向に上げる展開」と「ジリジリ下げる展開」、特別な知識がなくても明確に今は買う勢力が強いと判断できます。
XRP/BTCはビットコインに依存するか?
仮想通貨で言われているのは、ビットコインの価格が全体に強く影響するといった話題です。
実際に、ビットコインがバブル相場となった期間は相関関係が見られました。
相関関係とは、一方の銘柄が上がると釣られて別の銘柄も上がるといった現象です。
しかし、バブル終了と共に相関関係は逆相関に切り替わる現象が発生しています。
こちらの図は、ビットコインとXRP/BTCの比較チャートです。
BTCJPY(青線)をXRP/BTC(ローソク足)のチャートに重ねて表示しています。
以下の変化が明確に分析できます。
①ビットコインバブル→バブル崩壊直後までは相関関係
②2018年以降では逆相関
③現時点では若干の相関が見られる
信憑性は曖昧ですが、事実として再びビットコインとの相関関係が見られています。
この事実から、再び仮想通貨全体が大きく上がるのでは?といった意見もあるでしょう。
相関関係だけをトレードの根拠とするのは推奨しませんが、XRPの特性上、仮想通貨が再び注目を浴びるなら上がる可能性は高いと言えます。
なぜなら、XRP最大の特徴は「圧倒的な送金スピード」だからです。
最近では、信用取引(レバレッジ取引)の証拠金として採用する海外の仮想通貨業者も増えています。
例えば、仮想通貨を取引資金として送金すると考えれば、XRPを買い送金するのが最速です。
そのため、仮想通貨が再注目され、取引をする投資家・トレーダーが増えれるとXRPが買われやすくなる可能性は十分にあります。
まとめ
今回は「【徹底分析】XRP/リップルの年末予想!2020年はどうなる?」のテーマでした。
最後にもう一度、XRPの年末に向けた重要ポイントをお届けします。
- 【0.00004047~0.00004439BTC】付近の2019年5月以前の最安値
- 【0.00001585~0.00001908BTC】付近の2017年12月以降の最安値
これらの上下限をどちらに抜けるか?が重要です。
上に抜けた場合では、「抜けを確認してから買い」でも1.5倍の価格まで期待が持てます。
年末に向けて、XRPの動向に注目です。
仮想通貨の今後