✔ 暗号資産(仮想通貨)の本について知りたい方
✔ 暗号資産(仮想通貨)についての知識を蓄えたい方
ビットコインをはじめと、仮想通貨が話題になっています。興味はあるものの、自分で理解できていないものにお金を使うのは気が引けますよね。
書籍にある正しい情報を基に、仮想通貨の理解を深めましょう。今回の記事では、仮想通貨の投資におけるおすすめの入門書をいくつかご紹介します。
できるだけ専門用語が少なく、わかりやすくまとまっている書籍をみつける参考になれば幸いです。
- 入門編は「今さら聞けないビットコインとブロックチェーン」「1時間でわかるビットコイン入門」など
- 中級編は「デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語」「暗号資産(仮想通貨)革命」など
- 上級編は「ブロックチェーンレボリューション」「暗号資産(仮想通貨)の教科書」など
- さらに応用編として「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」「これから暗号資産(仮想通貨)の大躍進が始まる!」など
目次
仮想通貨やビットコインを勉強するステップ
仮想通貨やビットコインを勉強するステップは、
- 仮想通貨・ビットコインを理解する
(何なのか?どうやって儲けるのか?儲かるのか?) - 歴史やこれまでの経緯を学ぶ
(そもそもどこから出てきて、誰が何のためにやってるのか?) - 仮想通貨の仕組みや成り立ちを知る
(どういう仕組みで動いていて、なんでそんなに数がたくさんあるのか?)
といった3つのステップにわけて考えると効率的に知識を深められます。
仮想通貨の買い方や取引自体は非常にシンプルなため、本で勉強する必要はありません。
それよりも、仮想通貨がどういうものなのか、何故ここまで話題になっているかを理解する必要があります。
では、各ステップごとのおすすめ書籍をご紹介しますね。
【入門編】仮想通貨・ビットコインを知ろう
まずは仮想通貨やビットコインが何なのか?どうやって儲けるのか?そもそも儲かるのか?といった視点で執筆された書籍についてです。
今回は、以下3つをご紹介します。
- 今さら聞けないビットコインとブロックチェーン
- 週刊東洋経済 2017年11/4号 [雑誌](ゼロから分かる ビットコイン)
- 1時間でわかるビットコイン入門
今さら聞けないビットコインとブロックチェーン
取引所を運営するcoincheck社の大塚雄介氏が、ビットコインを中心とした仮想通貨に関する基礎的な内容をまとめた書籍です。
仮想通貨の根幹となる技術、ブロックチェーンの仕組みについて分かりやすく解説しています。
また、現在のトレンドや価格が動く原理など、疑問に感じやすい点を網羅的にまとめてくれています。
導入書としてはイチオシの書籍です。
週刊東洋経済 2017年11/4号 [雑誌](ゼロから分かる ビットコイン)
週刊東洋経済のビットコイン特集の回です。雑誌なので非常に見やすくビジュアルでパット見てわかるように工夫されています。
価格が安いので、「今さら聞けないビットコインとブロックチェーン」と併せて読むと、何となく理解できたことがビジュアルで整理されるのでおすすめです。
文字だけではなく、図解と合わせてイメージを掴みながら理解したい方に向いています。
1時間でわかるビットコイン入門
仮想通貨の取引所Bitpointの代表取締役社長である小田玄紀氏がまとめた書籍です。
ビットコインの仕組みを全く知らない人でも分かりやすく書いてあるので、抵抗なく読みすすめられます。
投資についてというよりも、仮想通貨の仕組みについて書かれている一冊です。また、ビットコインの価格上昇の背景にあった世界的なニュースを時系列で確認できるので、ビットコインの歴史を振り返るのにも丁度いいでしょう。
ビットコインの仕組みやテクノロジーについて知りたい方は、「1時間でわかるビットコイン入門 ~1円から送る・使う・投資する」をおすすめします。
【中級編】仮想通貨やビットコインの歴史について学ぶ
続いて、仮想通貨の基礎知識があるものの、自信を持って紹介できない方や取引経験のある方におすすめの書籍です。
今回は、以下の3つに絞ってご紹介しますね。
- デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
- 仮想通貨革命
- アフター・ビットコイン
デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
日経新聞出版社より発刊されている、ニューヨークタイムズ記者である著者がビットコイン関係者などに直接取材をして書かれたルポルタージュ作品です。
物語調で書かれているので、非常にわかりやすくまとめられています。
- ビットコイン創設者と呼ばれるサトシ・ナカモトとは誰なのか?
- ビットコインは一番最初どこからはじまったのか?
- 世界でのトレンドはそうなっているのか?
などに焦点を絞り、ビットコインが現在の状態になっていく様が映画を見ているように学べます。
ビットコインのこれまでの歴史、そして今後の展開に興味のある方には手に取っていただきたい一冊です。
仮想通貨革命
超・整理手帳が大ブームとなった野口悠紀雄氏の著書です。現在は、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授をされています。
野口氏はいち早くビットコインや仮想通貨の可能性に関して肯定的な姿勢を示しており、2014年に本著書を刊行しました。
ビットコインだけでなくイーサリアムやリップルなど、仮想通貨全体を俯瞰的にまとめています。
最近では、仮想通貨の技術を取り入れようと検討する企業が多いです。そんな仮想通貨の「技術的な仕組み」と「経済的な仕組み」の両面から詳しく説明されています。
仮想通貨のこれまでの経歴、そして将来を見据えていくうえで重要な一冊と言えるでしょう。
アフター・ビットコイン
日本銀行入行後、金融庁や全銀ネットの審議会等にも数多く参加している決済分野を代表する有識者、中島 真志氏による書籍です。
決済システムの第一人者である中島氏が、仮想通貨の技術と運用について解説。さらに仮想通貨の根幹となる技術ブロックチェーンが、金融界に大革命を起こしつつある状況について書かれています。
特に、金融業がどうしてブロックチェーン技術に注目しているかが詳しく書かれている一冊です。
【上級編】仮想通貨の仕組みや成り立ちを知る
仮想通貨の本質部分や本格的な導入について、明確な情報を求める人向けの書籍をご紹介します。
特におすすめなのが、
- ブロックチェーンレボリューション
- 仮想通貨の教科書
- ビットコインはどのようにして動いているのか?
の3冊です。それぞれご紹介しますね。
ブロックチェーンレボリューション
仮想通貨がどのような仕組みで動き、どんな技術に支えられているかを網羅的にまとめている一冊です。
仮想通貨はブロックチェーンという技術に支えられて成立しています。本書では、「ブロックチェーンの活用法」や「ブロックチェーンによる世界の変化」など、ブロックチェーン技術に焦点を絞った説明が多いです。
仮想通貨に限らず、今後のインターネット技術の主流となりうるブロックチェーンの可能性など、ワクワクした将来像を連想させてくれます。
仮想通貨の教科書
ビットコインを中心とした仮想通貨の技術に関するキーワードを解説する教科書のような書籍です。
プリンストン大学が開講したオンライン講義コースをベースとしており、非常に平易な表現と具体例を交えた解説があり非常に読みやすい書籍と言えます。
ブロックチェーンやマイニングの仕組み、さらには非中央集権的なピアツーピア通信など、本書があればすべて理解できるでしょう。
「投資のノウハウ」というよりも、IT技術として仕組みを深く学びたいという方におすすめの一冊です。
ビットコインはどのようにして動いているのか?
ビットコインのスタートアップを中心に、複数の事業に参画し支援している大石 哲之氏による書籍です。
ビットコインの根幹であるブロックチェーン技術について、非常にやさしく説明された書籍です。また金融業以外での活用についても纏められています。
ビットコインの本質的な仕組み、その技術の応用分野について詳しく知りたい方におすすめします。
【応用編】今後の仮想通貨はどうなっていく?
応用編として、今後のビットコインの動きや本質的な仕組みをより詳しく説明した
- お金2.0 新しい経済のルールと生き方
- これから仮想通貨の大躍進が始まる!
- 世界は逆転する!
といった3つの書籍をご紹介します。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方
タイムバンクと個人の時間の売買ができるICOプラットフォームを運営するメタップス社の佐藤社長の書籍です。
そもそも、
- 貨幣とは何なのか?
- お金の形態が変わるときにどう時代が変わるのか?
といった点にフォーカスし、今後の【お金の革命】における思考や対策などの洞察を与えてくれる一冊になります。
ビットコインや仮想通貨の投資に直接関係してきませんが、今後の自分が生きていく時代への考え方や気づきを、わかりやすく説明しています。
これから仮想通貨の大躍進が始まる!
SBIホールディングスCEOでリップル社の取締役でもある北尾 吉孝氏が執筆した書籍。
先端のICT技術やお金の役割・歴史、すでにインフラとして組み込まれている事実など、様々な内容を綴った一冊です。
世界は逆転する!
ビットコインの神と呼ばれるロジャーバー氏と、OKWAVE代表の兼元謙任氏、OKWAVE取締役の松田元氏がトリプルコラボした書籍です。
本書では「ICO」の仕組み、メリット、事例、IPOやクラウドファンディングとの違いといった点について説明されています。本書を参考に、ICO本来の姿を見極めることができるでしょう。後半には、ロジャーバー氏のインタビューも掲載されています。
まとめ
- 入門編は「今さら聞けないビットコインとブロックチェーン」「1時間でわかるビットコイン入門」など
- 中級編は「デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語」「暗号資産(仮想通貨)革命」など
- 上級編は「ブロックチェーンレボリューション」「暗号資産(仮想通貨)の教科書」など
- さらに応用編として「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」「これから暗号資産(仮想通貨)の大躍進が始まる!」など
今回の記事では、仮想通貨の投資におけるおすすめの書籍をいくつかご紹介しました。
仮想通貨の取引を始めるなら、事前に予備知識を付けておきましょう。知識の有無で利益率が変わるケースも少なくありません。
どの書籍も仮想通貨についてわかりやすく書かれていますから、まずは必要となる情報が記載された書籍がないか探すところから始めてみてください。
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