イーサリアム(ETH)

2022年のイーサリアム(ETH)の価格は上昇する? 価格変動要因についても解説

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この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムの価格が上昇するか気になる方
✔ イーサリアムの投資を始めようしている方
✔ イーサリアムを購入するのにおすすめの取引所が知りたい方

「イーサリアムの投資を始めたけど、2022年に価格は上がるのかな?」

2020年は東京オリンピックが開催され、暗号資産(仮想通貨)市場が盛り上がるという期待感もあります。しかし長期的に底上げするためには、価格上昇要因がなければいけません

そこで今回はイーサリアムの長期投資を検討している方にも向けて、2020年に価格上昇するのか、そのために必要な上昇要因についてご紹介します。

この記事の要約
  • イーサリアムの価格上昇を期待させる特徴は、スマートコントラクトや分散型取引所、出来高の高さ
  • 2019年5月以降に注目のイベントは、4段階目のアップデート「セレニティ」や「Ethereum 1x」
  • イーサリアムの価格は、2019年末や2020年に10万円以上の価格まで上昇するといった予想もされている
  • イーサリアムを購入する暗号資産(仮想通貨)取引所は「bitFlyer(ビットフライヤー)」「GMOコイン」がおすすめ

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イーサリアムとは

通貨名Ethereum(イーサリアム)
通貨略号ETH
公開日2015年7月
公式サイトhttps://www.ethereum.org/
発行上限上限なし
国内取引所bitFlyer, Zaif, DMM bitcoin, GMOコイン, QUOINEX, bitbank
海外取引所Binance, Bittrex, Hitbtc 他多数

2020年のイーサリアム(ETH)の価格上昇を期待させる特徴

イーサリアムの価格上昇を期待させる特徴としては、下記のようなものがあります。

  • スマートコントラクト
  • 分散型取引所
  • 出来高の高さ

それぞれについて、分かりやすく解説していきましょう。

特徴1:スマートコントラクト機能

イーサリアムの開発方針は、アプリケーションのプラットフォームとしての役割を目指すこと。そこで通貨としての機能だけでなく、スマートコントラクト機能を実装しました。

スマートコントラクト機能は、自動契約の記録や処理を行うことができるシステムのことで、自動販売機のような仕組みです。

たとえば動画コンテンツを制作・販売している場合、これまでは自身でアップロードから管理、販売システムの構築や管理まで行う必要がありました。

しかしスマートコントラクト機能を使えば、アップロード後の管理や販売については自動プログラムが代行します。

スマートコントラクトを利用した例

以前、コインチェックで取り扱われていたオーガ(augur)もスマートコントラクトを利用しており、仲介者を挟まず自動で取引(賭け事)を進めることが可能。

ブロックチェーンに記録されるため、不正や改ざんが行われにくく、高い透明性を保っておりかつ胴元不在のため、掛金の還元率が高いギャンブルを実現することができます。

特徴2:分散型アプリケーション

イーサリアムは決済用通貨としてではなく、アプリケーション開発のための暗号資産(仮想通貨)として運用されています。

さらに開発チームは、分散型アプリケーションDappsを開発。Dappsとは、イーサリアムをベースにしたアプリケーションのことで、中央管理者不在でシステムの運用ができるようになるのが特徴です。

すでにゲームアプリなどで用いられており、データのやり取りからイーサリアムを使った課金システムまで、すべて管理者不在で維持管理が可能。

今後Dappsを用いたシステム開発は増えていくことが考えられ、2020年の価格上昇要因としても注目です。

分散型アプリケーションの例

Dapps(分散型アプリケーション)を使用したアプリケーションとして、DEX(分散型取引所)があります。

DEXとは管理者が不在で、個人同士で暗号資産(仮想通貨)の取引を直接行う取引所のこと。

DEXの代表的な取引所のひとつが「EtherDelta(イーサデルタ)」で、ハッキングリスクが低い、手数料が安い、秘密鍵を個人で管理できるなどのメリットがあります。

特徴3:出来高の多さ

イーサリアムはすべての暗号資産(仮想通貨)の中で出来高・時価総額2位を記録しており、需要の高さも特徴の1つ。

需要が高いほど価格上昇に繋がるので、2019年から2020年にかけて上昇相場になることも考えられます。

また出来高が多いということは、それだけイーサリアムに価値がある、もしくは価格上昇の可能性を感じて購入する人が多いということ。出来高量は、価格予想にも重要な要素なのです。

今後注目のイーサリアム(ETH)のイベント(アップデート含む)

2019年5月以降、4段階目のアップデート「セレニティ」や「Ethereum 1x」などのイベントが予定されており、また関連アプリケーションに関するアップデートにも注目です。

今後注目のイーサリアムのイベントについて、4つほどご紹介しましょう。

イベント1:4段階目のアップデート

イーサリアムのロードマップでは、4段階のアップデートを予定しています。

アップデートプロジェクト対応状況と実施予定
フロンティア(Frontier)2015年7月に実施
ホームステッド(Homestead)2016年3月に実施
メトロポリス(Metropolice)2017年9月~実施中
セレニティ(Serenity)実施時期が未定

2019年3月に3段階目のアップデート、メトロポリス内のコンスタンティノープルを実施、残るは4段階目の「セレニティ」。

セレニティの実施時期は未定ですが、2019年以降とされています。

またイーサリアムに限らず、暗号資産(仮想通貨)はアップデートの発表や実施で価格変動するため、実施時期の公表などに注目しましょう。

段階別のアップデート内容

イーサリアムはアップデートによって機能やセキュリティなど改善され、最終形態「セレニティ」により完成となります。

  • フロンティア:イーサリアムを安定的に稼働させるため、バグを修正するプレリリース期間としてローンチ
  • ホームステッド:フロンティアで発見されたネットワーク上の問題やバグの修正、プロトコルの変更
  • メトロポリス:二つのハードフォークが実施され、匿名性の向上、マイニング報酬の調整、時間短縮など
  • セレニティ:PoSへの移行が完了

イーサリアムはまだ未完のため、セレニティに近づくにつれ価格が上がると予想されます。

イベント2:4つのアップデートとは別のアップデート「Ethereum 1x」

イーサリアムの開発チームは、前述の段階的なアップデートとは別に「Ethereum 1x」を2019年に予定しています。

内容は非常に複雑ですが、主にスマートコントラクトのバーチャルマシン改良や、容量の削減対策など

こちらもアップデートの発表や実施時に、価格上昇や変動などが予想されます。

イベント3:イーサリアムを利用したデジタル証券の申請

アメリカの暗号資産(仮想通貨)投資ファンドArcaは、デジタル証券に関する申請を証券取引委員会に行いました。

イーサリアムのブロックチェーンを利用して国債をトークンとして発行するもので、承認されればイーサリアム型の国債・トークンの投資ができるようになります。

2019年4月時点では、まだ審査中。ただこれまでの承認事例がないため、アメリカ証券取引委員会は拒否する可能性もあります。

イーサリアム(ETH)の提携先は?

以下のような世界的な大手企業がイーサリアムと提携。イーサリアムの価値について多くの企業が注目し、イーサリアムを活用しようと考えています。

  • トヨタ
  • マイクロソフト
  • JPモルガン
  • MUFGグループ
  • インテル

2017年5月にはトヨタが提携を結び、イーサリアム(ETH)の価格が上昇しました。

トヨタではイーサリアム(ETH)の技術を使って、自動車の持ち主が走行データなどを定期的にトヨタに提供し、それに対してトヨタが対価を支払うという、データ収集のためのプラットフォーム開発をすすめようとしています。

2020年のイーサリアム(ETH)の価格予想

イーサリアムの価格については、2019年末や2020年に10万円以上の価格まで上昇するといった予想もされています。

そこで、ここで著名人や専門家などによる、イーサリアムの見解や価格予想についてご紹介します。

1人目:暗号資産(仮想通貨)投資家のマイケル・ノボグラッツ氏

暗号資産(仮想通貨)投資家のマイケル・ノボグラッツ氏は、1ETH=17万円超えの上昇相場を予想しています。

2019年4月17日の時点で1ETH=18,500円ですから、予想通りであれば約10倍も高騰するわけですね。

イーサリアムの長期投資を検討している方は、参考情報として覚えておくといいでしょう。

2人目:ヴィタリック・ブテリン氏

イーサリアムの開発者の1人、ヴィタリック・ブテリン氏はイーサリアムの価格予想について明確に示していませんが、セレニティのアップデート後に価格上昇が期待できる旨の情報発信をしています。

セレニティではPoWからPoSへの移行などが予定されており、イーサリアムの利便性が大幅に向上する作業。単なるお祭り相場としてだけでなく、本質的な価値の上昇が期待できるでしょう。

しかし時期については未定ですので、定期的に情報収集することをおすすめします。

3人目:ジョゼフ・ラッキンスキー氏

ロイター社の技術者でもあるジョゼフ・ラッキンスキー氏は、2019年末までに1ETH=約13万円まで上昇すると予想しています。

2019年4月17日の価格を基準として約8倍の上昇率ですので、中期保有であっても大きな利益となるでしょう。また、2019年6月にはアップデートが予定されており、6月以降にトレンド転換することも予想できます。

5倍以上の利益を考えている方は、中長期保有について早期に決めることがポイントです。

イーサリアム(ETH)の購入できる取引所

イーサリアムを購入できる主な暗号資産(仮想通貨)取引所について、以下にご紹介します。

イーサリアム(ETH)の取引所を選ぶ際の注意点

取引所を選ぶ際に気を付けなければいけないことは、その取引所のセキュリティ対策と手数料の設定

セキュリティが弱いとハッキング被害などで自身の資産を失う恐れがあり、取引回数が多ければ多いほど手数料で利益が減ってしまうからです。

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2020年のイーサリアム(ETH)は価格上昇へ期待できる

この記事のまとめ
  • イーサリアムの価格上昇を期待させる特徴は、スマートコントラクトや分散型取引所、出来高の高さ
  • 2019年5月以降に注目のイベントは、4段階目のアップデート「セレニティ」や「Ethereum 1x」
  • イーサリアムの価格は、2019年末や2020年に10万円以上の価格まで上昇するといった予想もされている
  • イーサリアムを購入する暗号資産(仮想通貨)取引所は「bitFlyer(ビットフライヤー)」「GMOコイン」がおすすめ

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2020年のイーサリアムは、価格上昇に期待できます。スマートコントラクトやDappsなど独自機能を活用している企業が増えていることや、今後イベントが予定されていることがその理由。

今後のイベントとは、4段階目のアップデート「セレニティ」や「Ethereum 1x」などの大型アップデート。またデジタル証券の承認待ちなど、イーサリアムをベースとした新たなビジネスや金融商品についても注目です。

これからイーサリアムを購入しようと考えている方は、勢いに任せて購入するのではなく、今回紹介したような情報を基に売買を検討しましょう。

イーサリアム(ETH)
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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