ステラルーメンの価格がどうなるか知りたい方
ステラルーメンを購入できる仮想通貨取引所を知りたい方
ステラルーメン(XLM)は個人間送金・決済システムとして、注目されている暗号資産(仮想通貨)です。東南アジアなど海外では普及が進んでいます。
しかし、国内での知名度はまだまだなので「ステラルーメンの特徴は?」「将来性は期待できる?」など疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、ステラルーメンの将来性や特徴、価格変動について紹介しています。これからステラルーメン投資を始める方や既に何度か購入した方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ステラルーメンの現在の価格は1XLM=10円前後だが、今後価格が上昇することが期待できる
- ステラルーメンはリップルをベースに、スムーズな個人間送金を目的に作られた
- ステラルーメンの特徴は「個人向け送金」「信頼性の高い独自プロトコル」「中央集権」「半減期がない」「手数料が安い」「IBMなどの企業と提携」
- ステラルーメンを購入できる国内取引所は「Coincheck」「DMM Bitcoin」「GMOコイン」
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目次
ステラルーメンの価格変動と今後の予想
ステラルーメンは2014年7月に誕生して、1XLM=0.2円〜0.4円前後で2年以上推移します。2017年5月に4円台まで上昇し、11月下旬〜12月初旬にかけて一時1XLM=98円まで急騰しました。
これは、IBMが国際送金プロジェクト「IBM World Wire」でステラルーメンを採用したことが大きな理由です。
その後は、価格が下落して2018年2月には40円台、3月には20円台、2018年12月には10円台まで下がります。
2019年秋頃まで下落が続いた後は6円台で推移していましたが、2019年11月にCoincheckで取り扱いが開始されたことやステラ財団によるバーン(総供給量の半分550億を使えないようにした)が実施されたことで、8円程度まで上昇しました。
現在も緩やかに上昇を続けており、1XLM=10円前後で推移しています。
ステラルーメンの価格が高騰する理由
ステラルーメンの価格が高騰すると言われる主な理由は、以下2点です。
- 東南アジアで広まっている
- リップルと価格連動の傾向がある
ステラルーメンは、インドネシアやマレーシアなどの東南アジアで実用化されています。東南アジアは貧困層が多く銀行口座を持っている人が少ないので、口座がなくても送金できるステラルーメンの需要が高まっているのです。
また、イスラム市場への進出を目指し、2018年にイスラム諮問機関であるシャリーア・レビュー・ビューロー(SRB)の認証も取得しました。
2020年1月には、東南アジアでステラルーメンを使った銀行間決済システムの立ち上げを計画するタイのスタートアップ企業が、約34億円もの資金調達に成功しています。
人口が6億を超える東南アジアにおいて、ステラルーメンの普及が広まっていることから、価格が高騰すると考えられます。
ステラルーメンは、開発者が同じ人物ということもあり、法人向け送金に使われるリップルと似ています。そのため、リップルと価格連動しやすい通貨です。
リップルは金融機関などの送金システムとして高い需要を誇り、現在価格が上昇しています。個人向け送金通貨であるステラルーメンの価格上昇も期待できるでしょう。
ステラルーメンの概要と目的をおさらい
ステラルーメンは、暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックス創設者でリップルの開発者でもあるジェド・マケーレブ氏が開発した通貨です。リップルをベースとして作られ、手軽でスピーディーに送金・決済できる通貨として2014年7月に誕生しました。
現在、時価総額は約2,100億円で、暗号資産(仮想通貨)の中で14番目の規模です。(2020年8月時点)
リップルとステラルーメンはどちらも送金・決済向けの通貨ですが、リップルは法人利用、ステラルーメンは個人利用とユーザーが異なります。
ステラルーメンは「インターネットと同じレベルの送金プロトコル」を目的としており、近年注目を集めている暗号資産(仮想通貨)の1つです。
ステラルーメンの特徴6つ
ステラルーメンには、他の暗号資産(仮想通貨)にはない多くの特徴があります。ここでは、ステラルーメンの6つの特徴について見ていきましょう。
個人向けの送金サービスを展開
ステラルーメンは、ステラの独自ネットワークを活用して個人向けの送金サービスを展開。異なる通貨間の橋渡しをするブリッジ通貨の役割で、ネットワーク内ではドルやユーロなどさまざまな通貨と交換ができます。
銀行口座を持っていない人でも、ステラを利用すれば希望の相手にお小遣いや仕送りなどを送金することが可能です。
信頼性の高い独自プロトコルを採用
ステラルーメンは、独自のコンセンサスアルゴリズムSCPを採用しています。SCPを採用する理由は、決済速度が速いからです。取引の承認者が投票で決まるので合意の割合が低い場合でも承認できます。
また、多くの暗号資産(仮想通貨)は不特定多数のユーザー間で取引承認が行われますが、ステラは信頼できる人だけがネットワークに参加できます。
このように、スピーディーで信頼性が高まるため、独自プロトコルを採用しています。
中央集権的で運営・開発がスムーズ
ステラルーメンは、中央集権体制で運営されています。ステラ開発財団にプロジェクトの権利が集約されることで、意思決定プロセスや意思決定者が明確になり、物事をスピーディーに進めることが可能です。
また、運営元が明らかになるので利用者からの信頼も得やすくなります。
意思決定権が分散される非中央集権よりも、意思決定がスムーズで責任の所在が明確になる点が中央集権のメリットです。
半減期がなく価格変動が安定
ステラルーメンは最初に1,000億枚発行されていて、毎年1%ずつ発行量が増える仕組みになります。発行量を徐々に増やすことで、少数の投資家に独占されないようにしているのです。
また、開発者のジェド氏が保有する量は約5%(リップルは約25%)と少なめです。
さらには、ビットコインのように半減期(マイニングの報酬が半分になる)がないこともあり、ステラルーメンは他の暗号資産(仮想通貨)よりも価格が安定しやすいと言われています。
送金における手数料が安い
ステラルーメンは送金手数料が安いのも特徴です。例えばビットコインの送金手数料は0.001BTC程度ですが、ステラルーメンは0.00001XLM(100万分の1ドル)しかかかりません。
安価なコストで国内外へ送金ができます。
IBMと提携し活躍に期待
ステラルーメンはIBMと提携しています。IBMは国際送金プロジェクト「IBM World Wire」でステラルーメンを採用しており、国際決済システムの構築を目指しているのです。
他にも、金融コンサルのデロイトやフランスのTEMPOなど、大手企業と連携しており、今後の活躍が期待されています。
ステラルーメンとリップルの違い
先に紹介した通り、ステラルーメンの開発者はリップルを開発した人物でもあります。そして、ステラルーメンはリップルをベースにして作られました。どちらも送金・決済を目的としたシステムです。
そのため、ステラルーメンはリップルに似ていると言われますが、以下のような違いがあります。
- ターゲット
- 発行枚数の上限
ステラルーメンは個人をターゲットとしていますが、リップルのターゲットは法人です。
ステラは送金業者や決済代行サービスと提携し、個人間送金に使われています。一方、リップルは各国の銀行と提携して銀行間送金に活用されています。
また、ステラルーメンは発行枚数上限が毎年1%ずつ増加されているため、実質上限なしの状態です。リップルは発行枚数上限が1,000億枚であり、消費した分だけ流通量が減っていく仕組みになります。
そのため、ステラルーメンは流通量が増え続けているのに対し、リップルの流通量は減り続けています。
他にも、コンセンサスアルゴリズム(取引承認のルール)が、ステラルーメンはSCPなのに対してリップルはPoCなどの違いがあります。
このように、ステラルーメンとリップルは似ていると言われますが、ターゲットや性質が異なる通貨です。
ステラルーメン | リップル | |
ターゲット | 個人 | 法人(銀行) |
発行枚数上限 | 毎年1%ずつ増加 実質上限なし | 1,000億枚 |
流通量 | 増え続けている | 減り続けている |
コンセンサスアルゴリズム | SCP (Stellar Consensus Protocol) | PoC (Proof of Consensus) |
ステラルーメンを購入できる国内取引所
ステラルーメンは、国内取引所でも購入ができます。
購入できるおすすめの取引所は
- Coincheck
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
の3つです。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
Coincheck
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクネムモナコインステラルーメンクアンタムベーシックアテンショントークンアイオーエスティーエンジンコインオーエムジーサンド |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (少し高い) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
- 豊富な取扱通貨の種類
- アプリ・サイトが初心者にも使いやすい
Coincheckでは、500円から暗号資産(仮想通貨)の購入・売却ができます。高機能チャートを搭載した取引ツールトレードビューの利用が可能です。
貸仮想通貨や仮想通貨積立、アンケートに答えるだけで暗号資産(仮想通貨)がもらえるCoincheckアンケートなど、さまざまな独自サービスを提供しています。ビットコインで電気代やガス代を支払うことも可能。
Coincheckは、ステラルーメンを含めた13種類もの暗号資産(仮想通貨)を売買できる魅力的な取引所です。
DMM Bitcoin
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム ネム リップル ライトコイン イーサリアムクラシック ビットコインキャッシュ モナコイン ステラルーメン シンボル クアンタム ベーシックアテンショントークン オーエムジー テゾス エンジンコイン トロン カルダノ ポルカドット アイオーエスティー ジパングコイン チリーズ アバランチ チェーンリンク メイカー ポリゴン フレア ニッポンアイドルトークン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料 ※BitMatch取引手数料を除く) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1. 84%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 暗号資産の種類が多い
- クイック入金や出金手数料が無料
- アルトコインのレバレッジ取引が可能
DMM Bitcoinは、ステラルーメンやモナーコイン、ベーシックアテンショントークンなど11種類もの暗号資産(仮想通貨)を取り扱います。
クイック入金や振込入金、出金手数料などが無料なので低コストで売買が可能です。LINEからの問い合わせもでき、365日対応しています。
スマホアプリなど取引ツールはシンプルで使いやすく、初心者にもおすすめの取引所です。
GMOコイン
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1200円前後) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
- セキュリティが高い
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GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネットグループが運営する取引所です。取引所と販売所を持ち、ステラルーメンやネム、リップルなどの取引ができます。
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大手が運営して安心感がある取引所として人気です。
ステラルーメンの今後は価格上昇が期待できる!
- ステラルーメンの現在の価格は1XLM=10円前後だが、今後価格が上昇することが期待できる
- ステラルーメンはリップルをベースに、スムーズな個人間送金を目的に作られた
- ステラルーメンの特徴は「個人向け送金」「信頼性の高い独自プロトコル」「中央集権」「半減期がない」「手数料が安い」「IBMなどの企業と提携」
- ステラルーメンを購入できる国内取引所は「Coincheck」「DMM Bitcoin」「GMOコイン」
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ここでは、ステラルーメンの将来性や特徴、価格変動について紹介しました。
ステラルーメンは個人間送金・決済システムとして、IBMとの提携や東南アジアでの普及など注目を集めています。
価格は緩やかな上昇を続けており、普及が進めば価格高騰も期待できるでしょう。価格が大幅に上がる前に、購入しておくのも1つの判断です。
ステラルーメンに興味がある方は、まずは少額資金で投資をしてみましょう。
ステラルーメン(XLM)