リスク(LSK)

リスク(Lisk/LSK)はもう上がらない?その理由と今後の動向を予想

lisk
この記事を読んでほしい人
✔ リスクの今後の動向が気になる方
✔ リスクに投資しようとしている方
✔ リスクで儲けようとしている方

世界には、数千を超える暗号資産(仮想通貨)があるといわれています。リスクという暗号資産(仮想通貨)もそのひとつです。

リスクも暗号資産(仮想通貨)ですから、他の暗号資産(仮想通貨)と同じく値段が上がったり下がったりします。
上がっていくのならいいのですが、下がり続けると、困ってしまいます。

そこで、リスクの今後の動向について予想してみましょう。

この記事の要約
  • リスクはプログラム言語にJavaScriptを採用した比較的新しい暗号資産(仮想通貨)
  • リスクは開発者の裾野が広く今後の進化が期待される
  • リスクの特徴が活かせればさらに上昇機運も高まっていく

リスクとは


リスクは、『lisk』と表記します。『risk』ではありません。

このリスクは、2016年に生まれた比較的新しい暗号資産(仮想通貨)です。リスクの持っている特徴や、それに伴う強み、将来への期待などについてみていきましょう。

リスクの特徴

リスクの特徴は、以下の3点です。

  1. イーサリアムと同じように、契約を自動的に処理するスマートコンストラクトを採用
  2. JavaScriptという一般に良く普及しているプログラム言語を採用
  3. サイドチェーンとよぶブロックチェーンにスマートコンストラクトの結果を自動的に書き込む技術を採用

リスクの強み

特徴のひとつである、JavaScriptを採用しているところに強みがあります。

ビットコインとは違い、よく普及しているプログラム言語を採用することによって、より多くの人が開発に携われるようになっているのです。

リスクの今後の期待

リスクの送金速度は速いうえ、セキュリティ性能も高いことから、現実世界での普及が期待されています。

リスクを決済に使う機会が増えれば、その分、リスクのユーザーも増えていくと考えられますので、リスクの将来への期待は高いです。

リスクのこれまでの動向

リスクがこれからどうなっていくのかを考えるのなら、リスクがこれまでどのような値動きを示していたかを、まずは確認しておきましょう。
そこで、リスクのこれまでの値動きをチャートで示してみます。

リスクのチャートをみてみると、最初の高騰が2017年の夏に起こっています。
このときには、リスクのコアアップデートやリブランディングが発表されましたので、これを材料にして高騰したと考えられます。

その後、2017年の年末から2018年の1月にかけて大幅な高騰を示しています。
この時期は、暗号資産(仮想通貨)市場全体が高騰していた時期でもあり、暗号資産(仮想通貨)のユーザーの増加による資金流入の拡大が影響していたと思われます。

現在では、coincheck事件などの影響もあり、下落傾向を示し、2017年の春頃の水準にまで戻っています。

リスクの値段が上がらない3つの理由

LISKロゴ

リスクを買ったのはいいけれど、その値段が思った以上に上がっていかない時や、反対に下がっていく時には、利確売りや材料などいろいろな理由が隠されていることがあります。

  • リスクの値段が上がらない理由1:リブランディングの結果
  • リスクの値段が上がらない理由2:材料がない
  • リスクの値段が上がらない理由3:コアアップデートの延期

低迷理由1:リブランディングの結果

リブランディングとは、ブランドイメージの再構築を意味しています。

リブランディングの告知によって、リスクのユーザーは、リスクがより良くなることを期待していました。

しかし、2018年2月のリブランディングでは、ロゴや公式サイトのデザインの変更だけに留まり、リスクの性能に関わるものではなかったのです。

これにユーザーががっかりしたため、値段が上がることはありませんでした。

低迷理由2:材料がない

株式投資では、会社の業績が予想以上に上がった、新しい技術を開発した、新しい提携先を確保したなど、いろいろな情報によって株価が上がります。

こういた情報が、値段を上げる材料なのです。

リスクの場合も同じことがいえ、値段を上げる材料がないと、なかなか値段が上がりません。

低迷理由3: コアアップデートの延期

以前から、リスクのコアアップデートが行なわれるといわれていましたが、度重なる延期が続いています。そして、2018年になりようやくベータ版が公開されました。

このような状況が続いていると、リスクに見切りを付ける人も増えてしまいますので、価格が上がらなくなります。

リスク(LSK)の値段を左右する好材料・悪材料は?

では、実際のところ、今後のリスクの値段を左右していく材料は、どのようなものが考えられるのでしょうか。

値段を左右する可能性のある材料を3つあげて、それぞれについて解説します。

  • 材料1:コアアップデートの完成(上がる要因)
  • 材料2 :通貨当局の規制(下がる要因)
  • 材料3 :開発スピードの加速(上がる要因)

好材料:コアアップデートの完成

コアアップデートが完成すれば、リスクの性能がより高まることから、評価が上昇すると考えられます。

コアアップデートの正式版が完成した暁には、リスクの値段が上がると予想されます。

悪材料:通貨当局の規制(下がる要因)

これはリスクだけに限った話ではありませんが、各国の通貨当局が暗号資産(仮想通貨)に対する新しい規制を発表するとします。

すると、それが暗号資産(仮想通貨)市場に冷や水を浴びせることになり、暗号資産(仮想通貨)の値段が下がってしまうこともあります。リスクが規制された場合、リスクの価格が暴落することにつながります。

▼リスクが暴落するタイミングは?暴落した時の対応まで詳しく解説!▼

リスク(LSK)はどこまで暴落する?原因と将来の高騰時期予想 リスクは2017年12月をピークに低迷しています。なぜ、暴落してしまったのでしょうか? ここでは、リスクが暴落した要因を解...

好材料:開発スピードの加速(上がる要因)

リスクのプログラム言語には、JavaScriptという比較的に広く普及している言語が採用されていますから、開発に参入するハードルが低いです。

そのため、開発に携わる人の増大によって、システム開発の強化が加速されると考えられます。

セキュリティ対策の強化や、取引スピードの加速が達成されれば、人気が高まり、値段が上がっていくと予想できます。

リスクの今後の価格予想

リスクの今後の価格予想が気になるところですが、材料次第といったところでしょう。

リスクは、JavaScriptを採用しているために、開発者の裾野が広く、今後の進化が期待されます。

ですから、大きな好材料が発表される期待は高く、これから上昇していく可能性を秘めています。

リスクは今後に期待できる暗号資産(仮想通貨)!

 

この記事のまとめ
  • リスクはプログラム言語にJavaScriptを採用した比較的新しい暗号資産(仮想通貨)
  • リスクは開発者の裾野が広く今後の進化が期待される
  • リスクの特徴が活かせればさらに上昇機運も高まっていく

リスクは、プログラム言語にJavaScriptを採用した比較的新しい暗号資産(仮想通貨)です。

リスクには、スマートコンストラクトやサイドチェーンといったさまざまな特色があります。

気になるこれからの値段の推移ですが、こうしたリスクの特徴が活かせれば、さらに上昇機運も高まっていくものと考えられます。

リスク(LSK)
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
米国株投資の銘柄分析はTipRanks
最新記事