✔ イーサリアムという暗号資産(仮想通貨)について知りたいという方
✔ イーサリアムの将来性と実用性を知りたい!
✔ イーサリアムの価格予想を知りたい方
イーサリアム(ETH)の購入を迷っているあなた!こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
- イーサリアム(ETH)ってどんな暗号資産(仮想通貨)?
- そもそもイーサリアム(ETH)って将来性どうなの?
- イーサリアム(ETH)の買い時を知りたい!
ビットコインに次ぐ時価総額を誇り、人気も高い暗号資産(仮想通貨)「イーサリアム(ETH)」。本来なら今から少しずつでも買っておくべき暗号資産(仮想通貨)です。
しかしイーサリアム(ETH)に興味はあっても、特徴や将来性が分からないのに買おうとは思えないでしょう。
そこでこの記事では、イーサリアム(ETH)の将来性を「実用面」「価格推移」「価格予想」の3つの視点から解説。
最低限知っておくべきポイントを分かりやすく解説し、第三者目線での価格予想もお伝えします。
全てお読みいただければ、あなたにとってイーサリアム(ETH)の将来性が身近に感じられるはずです。
- イーサリアム(ETH)はビットコインと違う特徴を持った暗号資産(仮想通貨)
- イーサリアム(ETH)が人気の秘密は「実用性」と「高度な性能」
- 世界の大企業がイーサリアム(ETH)の技術を活用した開発を行っている
- 大型アップデートが行われたあとの価格変動に注目!
- イーサリアム(ETH)の価格予想は実用化に合わせて徐々に上昇する!
目次
イーサリアム(ETH)の将来性は【実用化】が肝!目が離せない5つの特徴
時価総額がビットコインに次ぐ規模のイーサリアム(ETH)。時価総額と流動性で2位を誇る暗号資産(仮想通貨)です。
時価総額は将来性や実用性に対する期待の現れ。イーサリアム(ETH)はビットコインと違い、実需面に大きな期待が寄せられています。
ご紹介するイーサリアム(ETH)の特徴や機能を見れば、期待される将来性やイーサリアム(ETH)に投資を行うメリットがお分かりいただけるはずです。
【1】「イーサリアム(ETH)の特徴」は他の暗号資産(仮想通貨)を圧倒
まずイーサリアム(ETH)の基本情報をご覧ください。
通貨名 | Ethereum(イーサリアム(ETH)) |
通貨略号 | ETH |
公開日 | 2015年7月 |
公式サイト | https://www.ethereum.org/ |
発行上限 | 上限なし |
国内取引所 | bitFlyer, Zaif, DMM bitcoin, GMOコイン, QUOINEX, bitbank |
海外取引所 | Binance, Bittrex, Hitbtc 他多数 |
一見、何ら他の暗号資産(仮想通貨)と変わらないように見えますが、実はイーサリアム(ETH)には特別な特徴があります。
イーサリアム(ETH)の主な特徴は2点です。
- アプリケーションのプラットフォームの機能がある
- 発行上限が決められていない
アプリケーション開発のプラットフォーム
広い分野に応用できるプラットフォームという役割を持つのがイーサリアム(ETH)。
暗号資産(仮想通貨)はそれぞれ開発目的が異なっており、各暗号資産(仮想通貨)により得意分野や特徴があります。
例えばビットコインやイーサリアム、リップルの違いは主に「使用目的」。
使用目的 | |
ビットコイン | 決済 |
リップル | 送金 |
イーサリアム(ETH) | アプリケーション作成におけるプラットフォーム |
もちろん、イーサリアム(ETH)にも通貨としての決済機能はあります。
ただどちらかというと、イーサリアム(ETH)は決済機能や契約機能を開発するための基本ツール。
様々なアプリケーションや決済機能などを開発したい人にとって、イーサリアム(ETH)はまさに最初の入り口となる暗号資産(仮想通貨)なのです。
発行上限が設定されてない
イーサリアム(ETH)は、発行上限が決められていないのも特徴の一つ。
ビットコインやリップルなどのメジャーな暗号資産(仮想通貨)は、発行上限が定められています。発行上限があると価格の異常高騰が起こりやすく、利用できる人が限られてしまいます。
イーサリアム(ETH)は発行上限がないため、価格変動はあっても比較的に誰でも持てる暗号資産(仮想通貨)。発行上限がないイーサリアム(ETH)は、メジャーな暗号資産(仮想通貨)のなかでも珍しいのです。
【2】「スマートコントラクト機能」による経済活動の活発化
イーサリアム(ETH)の大きな特徴が独自技術「スマートコントラクト機能。
契約の自動化を意味します。取引上の契約だけでなくシステム上の全般的な約束事をプログラムにより自動で実行する仕組みです。
イーサリアム(ETH)のスマートコントラクトなら、ブロックチェーンを利用して非中央集権の「分散型アプリケーション」を誰もが自由に作れます。
スマートコントラクトのメリットをご覧ください。
- 分散型アプリケーションによりデータの安全性や整合性を保てる
- 短時間で正確に、かつ自動で契約できるため人件費などのコストが削減できる
- 改ざんすることが困難であり、詐欺に遭うリスクを減らせる
簡単に言えば、これまで膨大な時間と労力をかけていた事務処理やシステム開発を大幅に削減できるため、実用性が非常に高いのです。
スマートコントラクト機能によるイーサリアム(ETH)の将来性について、具体的な活用事例をご覧ください。
スマートコントラクト活用例1:不動産業界
スマートコントラクトは、特に不動産業界での活用が期待されています。
不動産業界は市場規模が大きく、契約の種類や手続きが多く行われている業界。スマートコントラクトを活用すると以下のようなメリットが生まれます。
これまでの不動産業界 | スマートコントラクトを活用 |
契約や登記などで最低1ヶ月かかる | 数時間で完了 |
契約を取り持つ仲介業者や司法書士が必要 | 仲介者は不要 |
書類や修繕履歴などを改ざんされる可能性 | 全ての改ざんができない |
スマートコントラクトを活用すれば、取引する人同士のコスト削減や不動産市場における取引の活発化につながります。
スマートコントラクト活用例2:金融業界
不動産業界と同じくスマートコントラクト機能に期待を寄せられているのが金融業界。お金が直接関わる業界のため、スマートコントラクトによる「迅速性」「確実性」「信頼性」が注目されています。
これまでの金融業界 | スマートコントラクトの活用 |
取引における事務処理が煩雑 | 取引は迅速に行われる |
個人間取引はリスクが高い | 確実に取引が実行される |
貸付業務における審査に時間がかかる | 信用スコアなどにより審査を自動化 |
取引内容や履歴、与信情報などもブロックチェーンに書き込まれるため「迅速な取引」、「確実な取引」、「信頼性の高い取引」という実現できます。
スマートコントラクト活用例3:音楽ビジネス
スマートコントラクトは、音楽ビジネスでも活用できます。
これまでの音楽業界 | スマートコントラクトの活用 |
著作権管理団体が楽曲管理 | 管理者不要 |
著作権管理団体による不透明な収益分配 | 透明性の高い収益構造 |
著作権侵害による流通低下 | 著作権が確実に保護される |
日本の著作権管理団体は、楽曲の再生数や違法アップロードの取り締まりを行っています。
しかし著作権管理団体そのものに不透明な部分があり、アーティストの利益を低下させているとの声が絶えません。
ブロックチェーンに購入履歴や再生回数が記録されれば、アーティストとリスナー間の仲介業者による搾取という心配がなくなります。
【3】「送金速度」を飛躍的にアップさせる処理能力
イーサリアム(ETH)とビットコインの違いはブロック生成にかかる時間。
どちらもブロックチェーン技術を使用する暗号資産(仮想通貨)ですが、処理速度で比べてみると、イーサリアム(ETH)のブロック生成時間はビットコインの約1/40です。
ビットコイン | イーサリアム(ETH) | |
暗号資産(仮想通貨)の送金速度 | 10分 | 15秒 |
送金速度が速ければスピーディな決済を実現できます。
イーサリアム(ETH)の将来性という点で考えると、お店の支払いでも気軽に利用なんてシーンが予想できますね。
【4】「大手企業」によるイーサリアム(ETH)の実用化
イーサリアム(ETH)のプロジェクトには、企業がイーサリアムを活用するために発足した「イーサリアム企業連合(EEA)」が存在します。
参加企業は、あなたもよく知るマイクロソフトやインテル、三菱UFJグループなど。
大企業もイーサリアム(ETH)の将来性に注目していることがよく分かります。
出典:Enterprise Ethereum Alliance
世界の名だたる企業が参加し、イーサリアム(ETH)の研究や開発を行っています。
大手企業によるイーサリアム(ETH)の実用化が進めば、自ずと需要が高まり価格上昇にも寄与するでしょう。他の暗号資産(仮想通貨)にはない、イーサリアム(ETH)の重要なポイントです。
【5】「大型アップデート」によるさらなる進化
イーサリアム(ETH)は技術面において高い評価を受けていますが、それでもまだ開発途中の暗号資産(仮想通貨)です。
イーサリアム(ETH)は、これまで段階的にアップデートをしてきました。最終的には「Ethereum2.0」と呼ばれる、今よりもセキュリティに優れ、処理速度の速いアップデートが行われる予定です。
早ければ、イーサリアム(ETH)は2020年に次のアップデートが行われると言われています。
イーサリアム(ETH)への期待をさらに高め、今後の価格を上昇させる大きな材料になるでしょう。
イーサリアム(ETH)【現在】までの価格推移
2018年の始め、イーサリアム(ETH)は過去最高の16万円(1ETH)まで上昇しました。
2017年1月頃は1,000円前後で推移していたため、実に160倍近く上昇したことになります。
その後、価格は大きく下落。2018年末には価格が10,000円を割り込む局面もありました。
2019年の価格は、12,000~40000円の間で推移しています。
時価総額2位の地位を維持しつつ、今後のアップデートや実用化を前にジリジリした相場が続いている状態です。
2018年の価格下落の原因
2018年に価格が大きく下落したのは、イーサリアム(ETH)の問題ではなく暗号資産(仮想通貨)業界にとって暗いニュースが多くあったため。コインチェックの暗号資産(仮想通貨)流出問題、ICOと呼ばれる暗号資産(仮想通貨)プロジェクトで多く発生した詐欺により暗号資産(仮想通貨)離れが起こったのです。
イーサリアム(ETH)も、ICOを開発できるプラットフォーム。詐欺事件の影響を受け、一時的にイーサリアム(ETH)の需要は減りました。
イーサリアム(ETH)の【今後の展望】
イーサリアム(ETH)は元々、暗号資産(仮想通貨)にだけ応用できるプラットフォームではありません。
お伝えした通り、イーサリアム(ETH)の独自の技術である「スマートコントラクト」を活用して様々なアプリケーション開発が可能です。事実、開発されたアプリは優に25,000を越えています。
例えばアメリカのメジャーリーグでも、イーサリアム(ETH)を利用したアプリをリリース。Paypalの創業者イーロン・マスク氏もイーサリアム(ETH)を支持しているなど、将来性と実用性に対する信頼と期待は他の暗号資産(仮想通貨)とは比べものになりません。
イーサリアム(ETH)の価格予想2020
では、今後イーサリアム(ETH)の価格がどう変化するか予想してみたいと思います。
価格予想【強気】 | 40,000円抜け |
価格予想【弱気】 | 12,000円割れ |
イーサリアム(ETH)は、2019年の6月に39,000円を付けているため、40,000円は一つの節目となるでしょう。大型アップデートを控えていることもあり、2020年内に40,000円を試す場面はありそうです。
逆に価格が12,000円を割ってしまう可能性も否めません。2019年6月以降のイーサリアム(ETH)の価格は下降トレンドを形成しています。相場は年初に下落しやすいため、一時的にでも12,000円割れを試す可能性はあるでしょう。
「TradingView」による価格予想
暗号資産(仮想通貨)トレーダーも愛用する「TradingView」では、テクニカル分析による売り買いの予想ツールが公開されています。2019年12月半ばから1か月間における予想を確認したところ、「中立」という結果でした。
出典:TradingView
TradingViewのテクニカル分析による予想ツールは下記リンクから確認できます。「分」「時間」「日」「週」「月」の別で確認できますので、参考までにご覧になってみてはいかがでしょうか。
「WALLETINVESTOR」による価格予想
海外の暗号資産(仮想通貨)価格予想サイト「WALLETINVESTOR」でも価格予想を確認できます。
12月25日時点での予想は以下の通り。
1年 | 159.071ドル(約17,000円) |
5年 | 236.770ドル(約26,000円) |
現在のイーサリアム(ETH)の価格から、多少は上がる予想です。
急激な上昇というより、実用化に向けて確実に価格を上げていくというシナリオなのかもしれません。
イーサリアム(ETH)購入におすすめの取引所
イーサリアム(ETH)の価格予想では、2020年も引き続き適正価格の範囲が維持されそうです。
ただ一つ言えることは、実用化が進む前に少しずつ買っておくこと。
現在の価格は比較的に買いやすい水準です。イーサリアム(ETH)の将来性を考えると今から少しずつ買っておくことをオススメします。
幸い、イーサリアム(ETH)は主要なアルトコインの筆頭。取り扱いをしている取引所も数多くあります。国内だけでも5社以上の取引所が取り扱っていますので、手数料や安全性という面から特におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所をランキングで紹介します。
1位:bitFlyer (ビットフライヤー)
イーサリアム(ETH)に限らず、最初に口座開設しておくべきと言える暗号資産(仮想通貨)取引所がbitFlyer (ビットフライヤー)です。
- 実績とセキュリティも申し分なし
- サイトやアプリの操作性が抜群
まさに日本を代表する暗号資産(仮想通貨)取引所がbitFlyer-2″>bitFlyer (ビットフライヤー)。
口座開設する暗号資産(仮想通貨)取引所で迷ったら、まずはbitFlyer (ビットフライヤー)を選んでおけば間違いありません。
2位:GMOコイン
GMOコインの特徴は2点。
- 取引所でもイーサリアム(ETH)投資ができる
- 取引手数料が無料
暗号資産(仮想通貨)投資を始める上で一番気になるセキュリティや安全性も、大手インターネットグループGMOが母体にあるだけあって安心です。
イーサリアム(ETH)を購入するなら、まずはGMOコインを一番におすすめします。
3位:bitbank(ビットバンク)
bitbankも同様に取引所専業かつ、手数料無料キャンペーンを実施していますが、イーサリアム(ETH)を日本円で買うことができず、ビットコインで購入する必要があります。
ただ継続的に取引手数料無料キャンペーンを実施しており、ビットコインの購入からイーサリアム(ETH)を買えば良いだけですので、あまり気にする必要はないでしょう。
4位:Coincheck(コインチェック)
Coincheckでも、日本円からイーサリアム(ETH)を購入する事ができます。取引手数料は無料ですが、コインチェックに入金する際に入金手数料がかかる点には注意しましょう。
Coincheckでは小額からの投資にも対応していますので、お試しで暗号資産(仮想通貨)の取引をしてみたいという人にもおすすめです。
イーサリアム(ETH)の将来性まとめ
- イーサリアム(ETH)はビットコインと違う特徴を持った人気の暗号資産(仮想通貨)!
- 「開発者のためのプラットフォーム」「スマートコントラクト」「決済スピードが速い」がイーサリアム(ETH)に期待が寄せられる理由!
- イーサリアム(ETH)の技術を活用した開発を行っている日本企業も多い!
- 大型アップデートが行われたあとの価格変動に注目が集まる!
- イーサリアム(ETH)の価格予想は実用化に合わせて徐々に上昇する!
今回ご紹介したイーサリアム(ETH)の将来性は、活用事例にあったように「実用化」が肝です。この記事をお読みいただいたあなたも、気づいたらイーサリアム(ETH)が身近なところで活用されていたなんて機会が出てくるかもしれません。
ビットコインとは明らかに違う特徴を持ったイーサリアム(ETH)。ビットコインとは比較にならない決済速度や、お店の支払いでも使用できる実用的な仕組みはイーサリアム(ETH)ならではの強みです。
投資としてイーサリアム(ETH)を買っても良し、実用化に向けて徐々に買い増していくも良し。多くの人がイーサリアム(ETH)を使うようになれば価値も自ずと上がりますから、将来的な実用化の前に今から購入を検討してみてください。
イーサリアム(ETH)