仮想通貨The Graphは、仮想通貨市場で45位と小規模な市場ながら、多くの仮想通貨プロジェクトやプラットフォームが利用しています。
2020年末に上場したばかり、現在も順調に価格が上昇中です。
「仮想通貨The Graphとは?」
「仮想通貨The Graphの将来性は?」
「仮想通貨The Graphはいくらまで上がりそう?」
今回は「仮想通貨The Graph」をテーマに上記の疑問を解決します。
ブロックチェーン、仮想通貨業界が注目するWeb3.0に関連する重要銘柄、仮想通貨The Graphについて分かりやすくまとめました。
仮想通貨The Graph (GRT)とは?
The Graph/GRTの基本情報 | |
The Graph/GRTの価格 | ¥193.97 |
一日の出来高 | ¥32,332,710,213.00 |
マーケットドミナンス | 0.13% |
市場ランキング | 第45位 |
時価総額 | ¥241,616,554,692.71 |
直近1年間の高安値 | 23.97円/313.96円 |
※価格等の情報は2021年3月16日時点のCoinMarketCapによる
仮想通貨The Graph(グラフ)とは、イーサリアムやIPFS(分散型ストレージ)といったネットワークにて、クエリ(要求)を実行する仕組みを提供するプロジェクトです。
少し、難しいですが、簡単に言うと、非中央集権の分散型ストレージや、イーサリアム上から情報を引き出す仕組みを仮想通貨The Graphは提供しています。
例えば、私達が何かを調べる時、Googleを使って検索をします。
検索エンジンGoogleによって、インターネット上から最適な情報が引き出され、有名人のブログやら、Amazonの人気商品レビューなどを見る一連の作業と同じです。
The Graphでは、仮想通貨の技術を使い、サブグラフ(誰でも自由に作れるオープンAPI)を構築し、データへ誰もがアクセスできる環境を作ります。
ようするに、従来ならGoogleやYahooなど、検索エンジンが実権を握る中央集権の仕組みに対し、より自由にユーザー主体のサービス提供が仮想通貨The Graphの主な特徴です。
仮想通貨The Graphは実施段階へ
The Graphは前述した、イーサリアムのチェーンを利用した他の仮想通貨プロジェクトにて実施段階へ進んでいます。
- Uniswap
- Synthtix
- Aragon
- AAVE
- Decentraland
上記の仮想通貨プロジェクトなど、具体的に実施段階を踏んでいます。
イーサリアムのブロックチェーンを利用した、分散型取引所や、Dapps(分散型アプリケーション)が現在の主な利用例です。
特定の仮想通貨プロジェクトと言うよりは、現行の「Web2.0」から、新しいインターネットの形である「Web3.0」の経済圏において、The Graphは専門家から高い評価を得ています。2
020年9月では、70億を超えるクエリ(要求)をサポートしており、分かりやすく言うと、大量のコンテンツなどがThe Graphを導入しました。
さらに、2021年は分散型ネットワーク、およびThe Graphが拡大する見込みです。
仮想通貨The Graphが発行するGRTトークン
The Graphが発行するGRTトークン(グラフトークン)、私やアナタが実際に取引所にて購入、投資するのもGRTトークンです。
GRTトークンは、The Graphのプラットフォームにおける、セキュリティや整合性を高める為にに使用されます。
GRTトークンは、イーサリアム上で作られるERC-20トークンです。GRTトークンは、前述したセキュリティや整合性を高める一連の作業から、インデックス報酬として新規発行されます。
インデックスとは、インターネット上にて、どんなデータでどこにあるのかを示す事です。つまり、The Graphを使って、クエリ(検索され)、キチンとデータが引き出されるにはGRTトークンの存在が必須になります。
仮想通貨The Graph(GRT)の将来性
仮想通貨The Graphもとい、GRTトークンは現在価格が約200円相当です。
仮想通貨市場は軒並み、2020年末から2021年現在まで右肩上がり、GRTトークンは比較的、初心者でも買いやすいと言えるでしょう。
将来性としても、一部では「次期Google」といった意見もあります。
Web2.0からWeb3.0への移行は、仮想通貨市場において共通の意識があり、The Graphの提供する仕組みは、必須の軸となる部分です。将来性は非常に期待できるでしょう。
GRTトークンの今後を価格予想
GRTトークンの価格に注目して、今後の展開を予想してみましょう。
GRTトークンの取引が一気に拡大したのは、2020年12月に世界最大手取引所Binanceの上場です。
現に、分散型取引所や他の海外取引所より、Binaceによる対USDT(テザー)による取引が市場の大半を占めています。
USDTとは米ドルと等価値のステーブルコインですから、純粋なGRTトークンの価格を見る上でも重要です。
結論から申し上げますと、2021年は引き続き、上昇局面になると予想されます。実際のGRT/USDTチャートを見てみましょう。
GRTトークンは史上最高値を立て続けに更新
Binanceへ上場以降、GRTトークンは史上最高値を立て続けに更新しています。
仮想通貨市場自体が、かなり強く上昇している事もありますが、上場から上がり続けているアルトコインは珍しいです。
特に、ICOスタートのプロジェクトでは、上場以降は下がり続けるといったケースも珍しくありません。
やはり、仮想通貨界隈のトレンドである分散型取引所といったプロジェクトにも、利用されているのが投資家から評価されているのが大きな要因だと考えられます。
GRTトークンの今後の展開は?
前述した通り、GRTトークンは上場から日が浅いため、チャートから得られる情報は他の銘柄に劣ります。
しかしながら、テクニカル分析の観点から、GRT/USDTチャートは非常に規則正しい展開が見られているのも事実です。
現在の値動きから、想定できるシナリオをチャート上に描写しました。
- 現在はGRT/USDTは三角持ち合い
- 上昇トレンド継続の可能性が高い
- セオリー通りなら、価格予想は「3.8USDT」
現在のGRT/USDTチャートでは、4時間足にて「シンメトリカル・トライアングル」のチャートパターンを形成しています。
チャートパターンのセオリーから、上へ抜けた場合は「3.8USDT」まで、次の期待値が価格予想に役立つでしょう。
もちろん、ビットコインを含め、仮想通貨The Graphの価値は、ブロックチェーン技術の流通が重要です。少なくとも、チャート上の価格予想として算出しました。
仮想通貨The Graphの購入方法
The Graphの発行する、GRTトークンは残念ながら、国内の暗号資産取引所では上場していません。
したがって、GRTトークンに投資、もといGRTトークンは以下の手順で購入します。
- 国内取引所でビットコインを買う
- 海外取引所へビットコインを送る
- 海外取引所でGRT/BTCを購入
上記の流れが、GRTトークンを購入し、仮想通貨The Graphの将来性へ投資できる最も簡単な方法です。
①国内取引所でビットコインを買う
GRTトークンを購入する元手となるビットコインを最初に調達します。
海外取引所へビットコインを送金する為に購入するので、送金手数料の安いbitFlyer(ビットフライヤー)を使うのがコスパが良いです。
コインチェックなど他の取引所のアカウントでも問題ありませんが、送金手数料が若干高くつくので、できればビットフライヤーを推奨します。
送金する仮想通貨はビットコイン以外でも問題ありませんが、GRTトークンはビットコインだと送金後に直接購入できるので一番手軽です。
②海外取引所でへビットコインを送る
GRTトークンを取り扱う海外の暗号資産取引所へビットコインを送金する作業です。
ビットコインを送金→すぐにGRTトークンを購入する場合は「GRT/BTC」の取り扱いがある取引所へ送りましょう。
まだ、海外の取引所アカウントをお持ちでない方は、世界最大手Binanceを利用するのが無難です。やはり、大手以外は利用者も少なく、日本語表記にも対応していません。
③「GRT/BTC」を購入
海外取引所にビットコインを送金したら、「GRT/BTC」を購入します。
ビットコインでGRTトークンを買うといった銘柄になります。
前述した通り、送金したビットコインを元手にそのままGRTトークンを購入可能です。
GRT/BTCの取り扱いがない場合は、送金したビットコインをUSDT(テザー)にするなど手間が発生するので注意しましょう。
仮想通貨The Graph まとめ
今回は「【価格予想あり】仮想通貨The Graphとは?将来性・購入方法まで解説。」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- 仮想通貨The Graphは、分散型ネットワークにてクエリを実行するプロジェクト
- GRTトークンは、セキュリティ・整合性の向上に使われる
- GRT/USDTチャートは順調に上昇、3.8USDTまで価格予想
多くの仮想通貨プロジェクトは、現在の中央集権的なインターネットを問題視し、改善を主な目的としています。とは言え、根本的なインターネットの構造を改革するプロジェクトは少ないです。仮想通貨The Graphは、初心者には地味で、専門的で難しく感じられるものの、新しいインターネット形成には必須のプロジェクトと言えるでしょう。
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