✔ お金に困らない生活を送りたい方
✔ 不労所得を得たい方
不労所得を得る方法では「仮想通貨投資」がおすすめ。「仮想通貨って何?」という方は、まずはこちらの「仮想通貨入門」を参考にしてみてください。
✔ まとまった資金は無いが不動産投資を始めたい方
✔ 中長期的に少しずつ資産を構築したい方
「REIT(不動産投資信託)って何?不動産と投資信託・・?」、REIT(不動産投資信託)とは、不動産を投資信託として売買できる金融商品のことです。
しかし、一般的に分かりにくさもあるため、投資初心者も悩んでいることでしょう。また、不動産投資との違いについても、気になるとことです。
そこで今回はREIT(不動産投資信託)を始めるあなたへ向けて、概要をはじめメリットとデメリットについて解説していきます。
- REIT(不動産投資信託)は、投資家から集めた資金を不動産へ投資し発生した利益を分配する金融商品
- REIT(不動産投資信託)の利益は分配金という形で受け取るのが基本
- REIT(不動産投資信託)投資のメリットは1万円といった少額投資が可能
- REIT(不動産投資信託)投資は店舗型証券会社やネット証券をはじめ、郵便局や保険会社などで始められる
目次
REIT(不動産投資信託)とは
REIT(不動産投資信託)とは、販売会社(ファンド)が投資家から資金を集め、その資金で不動産へ投資を行い、発生した利益を各投資家へ分配する金融商品です。
売買の仕組みは投資信託と同じですので、投資家側は投資信託の取引と同じ感覚で売買できます。また、日本版REITを正確に記載しますとJ‐REITとなります。(JはJapanの頭文字)
それではREIT(不動産投資信託)とは何か、その概要と仕組みについて更に解説していきます。
REIT(不動産投資信託)とは不動産をファンド化させた金融商品
REIT(不動産投資信託)とは、不動産投資をファンド化させたもので売買方法など投資信託と共通点があります。
販売会社は、投資家から資金を集め、その資金を運用会社や資産保管会社などに委託し、不動産市場へ投資活動を行います。そして複数の投資家から集めた資金で運用した不動産から利益が発生したら、投資家へ分配金という形で還元する仕組みです。
元々はアメリカで誕生した金融商品で、国内の場合は、J REIT(不動産投資信託)として市場で取引されています。
投資額に応じて分配金を得られる
REIT(不動産投資信託)の利益は、賃貸収入や売買益ではなく分配金という形で受け取るのが基本です。ですので投資信託の仕組みと同じと考えると、分かりやすいでしょう。
ただ、利益そのものは不動産の賃貸収入が元になっているので、利益の発生源は株式投資信託などと違う点も理解しておくことが大切です。
REIT(不動産投資信託)の運用は様々な会社が担っている
REIT(不動産投資信託)は投資信託と同じように、運用は販売会社に任せることになります。ですので投資家が、不動産を運用したり融資を受けたりといった作業はありません。
販売会社がREIT(不動産投資信託)としてファンドを販売し、投資家から資金を集めます。そして集めた資金は、以下のような会社が運用管理するのです。
運用会社 | 販売会社から委託されて投資家から集めた資金で不動産投資を行う。 |
---|---|
資産保管会社 | 文字通り資金を保管管理する会社。 |
銀行など | 販売会社が融資を受ける金融機関。 |
REIT(不動産投資信託)投資のメリット
REIT(不動産投資信託)の仕組みの次は、投資メリットについて解説していきます。
REIT(不動産投資信託)は投資信託と似た性質を持っているだけでなく、不動産投資とは異なるメリットもあるので注目です。
メリット1 少額投資で不動産投資を始められる
REIT(不動産投資信託)の大きなメリットは、資金面になります。REIT(不動産投資信託)も不動産投資の1つですが、1万円といった少額投資が可能です。
多くの投資家から集めた資金を活用して運用するので、1人辺りの投資資金が少額でも運用できるようになっています。
不動産投資を始めたいけれど、100万円以上の資金を用意できない場合や融資が不安な時は、REIT(不動産投資信託)から始めるのもいいでしょう。
メリット2 運用はプロに任せられる
REIT(不動産投資信託)を始めるメリットは資金だけでなく、運用リスクや手間を抑えられる点にあります。
不動産投資は自身で物件を選び、価値や成長性を見極める必要があるだけでなく、購入後も空室リスクに備えなければいけません。
その点、REIT(不動産投資信託)は、空室リスクや運用に関する様々な作業を、販売会社に任せられるのです。
メリット3 不動産投資よりもリスクを抑えられる
REIT(不動産投資信託)に投資を行うリスクは、不動産投資と比較してローリスクといえるでしょう。
不動産投資は、基本的に融資を受けてその資金で物件を購入します。その後賃貸収入から維持管理コストや融資の返済を行うため、収支バランスを年単位で行わなくてはいけません。
一方REIT(不動産投資信託)は、ファンドの価格変動リスクを許容しなければいけないものの、その他リスクを直接的に追う必要はない点に注目です。
REIT(不動産投資信託)投資のデメリット
REIT(不動産投資信託)はメリットも多い一方で、デメリットも多いです。
ですので、不動産投資や株式投資など、どちらに投資するか悩んでいる方はREIT(不動産投資信託)のデメリットも理解した上で考えましょう。
デメリット1 賃貸収入は得られない
REIT(不動産投資信託)のデメリットは、不動産ファンドであるものの賃貸収入として利益を得られない点です。
不動産投資信託となっていますが、ファンドが得た利益のうち投資額に応じて分配金という形で得るようになっています。ですので、賃貸収入や売買益をそのまま得られない点に注意です。
デメリット2 価格変動リスクはある
REIT(不動産投資信託)は不動産投資と比較して、リスクを抑えられていますが基準価額の変動リスクはあります。
ですので物件の価値が下落したり、空室が増えたりすれば収益が減少し、損失を招く可能性もある点に気を付けましょう。
デメリット3 短期的に大きな利益は得られない
REIT(不動産投資信託)は価格変動リスクがある一方で、短期的に大きな利益を得るためにはまとまった資金が必要です。
そのため少額投資が可能でも、基準価額の変動は比較的小さいため利益も小さい傾向になります。
一定のまとまった利益を得たい場合は、REIT(不動産投資信託)であっても100万円など一定の資金を用意しなければいけません。
こんな人におすすめの投資です
REIT(不動産投資信託)がおすすめの人を、以下にご紹介しています。
- まとまった資金は無いが不動産投資を始めたい
- 投資信託を軸にした投資を行いたい
- 不動産投資ができる資金はあるが運用に不安がある
- 中長期的に少しずつ資産を構築したい
基本的に投資信託がおすすめの人と同様に、中長期的に資産を構築したい場合や、不動産投資に興味はあるけれど少額投資にしたい方などでしょう。
一方でこんな人におすすめできない投資
一方で以下のような人は、REIT(不動産投資信託)をおすすめできません。
- 不動産投資で賃貸収入が欲しい
- 短期的に大きな利益が欲しい
- ファンド選びや分析が苦手
- 分配金という形よりも自身で運用して利益を得たい
このようにREIT(不動産投資信託)は、短期的に利益を得たい方などにはデメリットと感じる部分が多いでしょう。
REIT(不動産投資信託)投資の始め方
REIT(不動産投資信託)は、店舗型証券会社やネット証券をはじめ、郵便局や保険会社などで始めることができます。
証券会社から始める場合は、総合口座を開設して投資信託口座も開設します。そして、投資信託のファンド検索欄から、REIT(不動産投資信託)を探します。
その後口数買付や金額買付、積立買付から注文方法を選び、購入手続きを進めるのです。
REIT(不動産投資信託)投資を始めるおすすめ比較
REIT(不動産投資信託)を始める際に、覚えておきたい各販売元を比較紹介していきます。
店舗型証券会社 | 店頭で担当者から説明を受けたり質問したりしながら購入できる。しかし手数料はネット証券よりも高め。 |
---|---|
ネット証券 | 自宅にいながら口座開設から売買手続きできる。手数料も低いがリアルタイムで疑問点を聞くことができない。 |
郵便局や保険会社 | 各金融機関や会社が発行しているファンドを購入出来るが、証券会社でも購入可能。 |
REIT(不動産投資信託)は不動産投資を少額で始められる
- REIT(不動産投資信託)は、投資家から集めた資金を不動産へ投資し発生した利益を分配する金融商品
- REIT(不動産投資信託)の利益は分配金という形で受け取るのが基本
- REIT(不動産投資信託)投資のメリットは1万円といった少額投資が可能
- REIT(不動産投資信託)投資は店舗型証券会社やネット証券をはじめ、郵便局や保険会社などで始められる
REIT(不動産投資信託)とは、不動産型の投資信託で注文方法も口数買付・金額買付・積立買付の3種類で、投資信託と同じです。
しかし投資先は不動産物件ですので、収益源は不動産の売買益や賃貸収入といった内容になっています。
また、1万円など少額から始められますので、不動産投資に興味はあるけれど資金が少なく悩んでいる方は、検討してみるのもいいでしょう。
投資でお金を増やす