✔ valuの仕組みやメリットを知りたい方
✔ valuで儲けようとしている方
皆さんはvaluをご存知でしょうか。2017年にあるきっかけで話題になったサービスです。
今回はこのvaluについて基本的な事項から、実際の購入方法まで説明していきたいと思います。
- valuは自分の価値を模擬株式として販売できるサービス
- valuの儲け方は「売主」と「valuer」の2パターン
- valuでは、個人が「資金集め」と「人と繋がる」を同時にできる
- valuはビットコインで購入する
目次
valuはどんなサービス
そもそもvaluとは一体どんなものなのか。普段から暗号資産(仮想通貨)などについて調べたりしていないとなかなか聞いたことがないと思います。
valuは簡単に言うと「自分の価値を売って資金を集めるサービス」になります。
この説明だけだと分かりにくいかもしれません。自分の価値を「模擬株式」として販売できるサービス、と捉えてみてください。
通常の企業であれば株式を発行することで資金を集め、対価として株主優待等で還元するということを行っていますよね。その個人版という風に考えてみると分かりやすいと思います。
valuの仕組み
valuは株式に見立てた「VA」を個人が販売して、資金集めができるシステムです。
購入にはその人に投資する必要があるかを見極めることから、「個人の価値を売るサービス」と言われています。
株を購入した人は株主と呼ばれますが、valuの場合は「valuer」と呼ばれます。売買はビットコインでのみ可能となっています。
valuでの儲け方
valuの儲け方は2パターンあります。
- 売主として儲ける(資金を集める)
- valuerとして儲ける
①売主として儲ける
自分の価値をvaluとして売り出し、資金を集める方法です。
これは儲ける、とは意味合いが少し異なるかもしれませんが、何か事業をはじめたい際に、自分にvaluを売るだけの価値があると思うのであればおすすめです。
ここでの「価値」とは何かというと、ネット上の影響力が現在のところの指標になっている傾向にあります。
ただネットの影響力がなくとも、支援したいと思わせるような何かを持っていると、valuerが集まりやすくなります。
②valuerとして儲ける
これは通常の株と同じ儲け方です。
「valuを購入・売却することの差額で儲けを出す」という方法です。
valuの価格変動による儲けは株と同じですが、株と異なる点は、ビットコインで購入しないといけないこと。ビットコイン自体の価値の変動も儲けに左右してきます。
この点がvaluの面白いところであり、かつ、しっかりと考えて取り組まなければならない点になります。
valuのメリット
valuの仕組みや儲け方がわかったところで、valuを利用する上でのメリットについて説明をしていきたいと思います。
- 個人でも資金集めができる
- 人との繋がりを作れる
- valuer限定ページやサイトの閲覧
メリット1:個人でも資金集めができる
何か遂行したい目的があるが資金不足の場合に、個人でも資金集めができる点がメリットとして挙げられます。
もちろん知名度が高ければ高いほどvaluを購入してもらいやすくなる傾向はありますが、一般人でも売り出すことができます。
クラウドファンディングと似たような構造です。
実力はあるのに資金がない、スポンサーが見つからないといった場合に、valuerがVA(=株)として購入し、応援できる土壌ができます。
メリット2:人との繋がりを作れる
valuは応援して欲しい人と応援したい人をマッチングするサービス。
個人対個人の関係性を築くことができて、繋がりを作れます。一種のコミュニケーションツールとも言えます。
コネクションを増やしたい人にとっては、うまくvaluを利用することで幅広いコネクションやインフルエンサーにリーチすることができます。
今後の役に立つ繋がりを持つきっかけとなります。
メリット3:valuer限定ページやサイトの閲覧
株式でも優待があるように、valuも売主がvaluer限定のサイトの作成することができます。
valuerは自分が応援する人の限定ページを見ることができたり、また売主が優待としてイベントを開くこともあります。
必ずあるわけではありませんが、valu販売の際に優待情報を掲載している場合があります。そのため、自分が良いと思う人を応援できます。
valuに参加している有名人
valuにはよくテレビやネットメディアで見る有名人も参加しています。何人か目立ったユーザーをご紹介します。
堀江貴文
みなさんご存知のホリエモンです。2017年6月27日に登録をしています。
はあちゅう
元「電通」社員であり、現在はブロガーやコメンテーターとして活躍しているはあちゅうさんです。彼女も2017年4月5日に登録しています。
ヒカル
Youtuberのヒカルさんです。valuを一気に有名にしたのは彼の起こした出来事かもしれません。2017年6月28日に登録していますが、現在はやっておらずページだけが残っている状態です。
Youtuberのヒカルが起こしたvalu騒動
彼は自身のvaluを売りに出し、人気youtuberの登場ということで彼のVAは高騰していました。
ヒカルとその仲間による売り抜け
問題になったのは、まず、ヒカル自身が持っていたvaluを一気に全部売りに出し多額の儲けを出しました。それと同じタイミングで、身内の仲間のyoutuberや支援者も同じタイミングで売り抜けていて、儲けを確定させています。
大量の売りがあったことで、一気に価格が下落し、ヒカルとその友人らは多額の儲けを確定しヒカルのVAを持っていた一般の利用者が大きな損を出す羽目になり、騒動の発端となりました。
インサイダー取引と騒がれることになった
当初ヒカルとその関係者は強気の姿勢を取っていました。しかし、インサイダーではないかと騒ぎが大きくなり活動停止にまで追い込まれました。
この事件によりvaluがニュースでも取り上げられ、様々な意見が出ました。それでもvaluがサービス停止せずに続いているのは、一定数の需要と供給があるからといえます。
Valuの登録方法
ステップ1:サイトへアクセス
公式サイトを開きます(https://valu.is/)「いますぐ始める」をクリックすると、facebookuアカウントが必要だと出てきます。Facebookを行っていなければ、まずはfacebookの登録をしましょう。
facebookの許可
「VALUがあなたの代わりにFacebookに登校する許可を求めています。」といった文言が出てきます。問題ないようでしたら「OK」、いきなり言われても困るという場合は「後で」をクリックしましょう。
「後で」をクリックしても登録はできるので安心してください。
ステップ2:valuサイト内での新規登録
facebook認証のあとにvaluサイト内での設定を行います。ユーザー名を登録するようにと案内が出ますので案内に従って登録してください。
これでとりあえず登録は完了です。自分の好みにプロフィール写真等を設定する必要はありますが、最初の登録はここまで終了です。
Valuの購入方法(投資方法)
ステップ1:ビットコインの購入
Valuはビットコインを利用して売り買いが行われます。そのため、まずビットコインを購入しましょう。ビットコインは暗号資産(仮想通貨)取引所で購入します。
取引所は日本のものも海外のものもありますが、初心者は日本のものでの購入をおすすめします。取引所は、bitFlyer・bitbank・Zaif・DMM Bitcoinなどあります。
ステップ2:Valu内口座にビットコインを送金する
valuサイト内の右上の三本線アイコンをクリックすると、「口座の管理」が出てきます。「口座の管理」をクリックし「入金」を選択するとアドレスが表示されますので、取引所の口座から送金しましょう。
ステップ3:応援・投資したい人のvaluを購入する
ここまで準備ができたら、あとは希望者のvaluを購入するだけです。
Valuサイト内の左上に検索窓がありますので、購入したいvaluを検索しましょう。購入したいvaluにページの「VALUを売買する」をクリックします。
「購入」を選択。必要数を入力して完了です。
売りたいときも同様の手続きを行い、「売却」を選択すればOKです。
暗号資産(仮想通貨)市場のこれから
- valuは自分の価値を模擬株式として販売できるサービス
- valuの儲け方は「売主」と「valuer」の2パターン
- valuでは、個人が「資金集め」と「人と繋がる」を同時にできる
- valuはビットコインで購入する
Valuはビットコインと個人の価値をつなげる
暗号資産(仮想通貨)自体は2017年頃よりメディアでも注目されはじめ、芸能人がはじめたり、暗号資産(仮想通貨)で莫大な金額を稼ぎ出す「億り人」という言葉も話題になりました。
Valuはその暗号資産(仮想通貨)の一つビットコインを使って株式市場のように個人の「VA」を売買できるサービスです。
VAを売りたい人と買いたい人をマッチングさせるサービスになります。サービス自体はYoutuberによる騒動が発生したことでvaluが大きく取り上げられ、一気に有名になりました。
暗号資産(仮想通貨)を利用したビジネスは増える可能性がある
Valuは芸能人も多数利用していることから、一般人の投資者の注目度も高いサービスとなっています。
今後も暗号資産(仮想通貨)だけでなく、このような暗号資産(仮想通貨)を利用したビジネスがどんどん大きくなると予想されます。
新ビジネスは先に始めることが稼ぐコツです。稼げそうなのかどうか、自分に合ったサービスなのかどうかを見定めつつも、積極的に取り組んでみましょう。
仮想通貨取引所比較