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暗号資産(仮想通貨)の信託保全とは?仕組みと動向

この記事を読んでほしい人
✔ 暗号資産(仮想通貨)の信託保全が気になる方
✔ 暗号資産(仮想通貨)投資を始めようとしている方
✔ 暗号資産(仮想通貨)で儲けようとしている方

私達は暗号資産(仮想通貨)を購入した場合、資産の一部を取引所に預けています。この資産がどのように管理されているかは取引所によって異なりますが、信託保全とはその管理方法の事を指します。

信託保全とは資産が必ず帰ってくる事が補償されているわけではないので内容をしっかりと理解して暗号資産(仮想通貨)の購入に役立たせましょう。この記事では信託保全の具体的な内容について紹介していきます。

この記事の要約
  • FXでは信託保全は義務化、暗号資産(仮想通貨)では分別管理が義務化されている
  • 暗号資産(仮想通貨)の信託保全は未整備
  • 信託保全があるか無いかは取引所を選ぶ上で重要ポイント

信託保全とは?

FXにおいて信託保全は義務化されています。例えば、取引所に100万円預けたとしましょう。その預けられた資産は取引所(委託者)から信託銀行(受託者)へ預けられます。信託銀行は受託者代理人(第3者機関)に信託状況を報告し、受託者代理人は取引所に信託状況のチェックをします。

この仕組みによって取引所が破産した場合でも、信託銀行に資産が預けられていますので、資産を失う事なく安心して使う事が出来ます。

暗号資産(仮想通貨)取引所での信託保全とは?

暗号資産(仮想通貨)における信託保全で注意しなければいけないのは、分別管理です。分別管理とはユーザーが託した資産と実際の取引で使う資産は別で管理しますよという内容です。ユーザーの資産を分別管理する事は暗号資産(仮想通貨)交換業者に法律によって義務付けられています。

守られる資産は?

前述した分別管理の場合、取引所が倒産した場合に資産は無くなってしまいます。

信託保全であれば、含み益も含めた資産が信託銀行によって担保されますので、暗号資産(仮想通貨)において信託保全はあると便利なサービスと言えます。

具体例

2014年にマウントゴックスという取引所が破産しました。昔は現在のような暗号資産(仮想通貨)に関する法律もなく、もちろん信託保全もしていなかった為、マウントゴックスに資産を預けていたユーザーは全ての資産を失いました。

コインチェックの時は、マネックス証券からのテコ入れによって補償が出来たとはいえ、全ての暗号資産(仮想通貨)取引所が補償出来るとは限りません。

三菱UFJ信託が暗号資産(仮想通貨)の信託保全

三菱UFJ信託銀行が暗号資産(仮想通貨)の信託保全サービスを開始しました。三菱UFJ銀行は日本でも最大規模のメガバンクですので、安心してサービスが利用出来ます。

実際の取引は、取引所で行いますが、ウォレットは三菱UFJ信託銀行で管理します。手数料が掛かりますが保険と考えれば必要なコストであると言えます。

BITPOINTで信託保全サービスが終了

暗号資産(仮想通貨)取引所で信託保全サービスをしていたBITPOINTがサービスを終了しました。改正資金決済法により、分別管理が義務化されたため、信託保全は終了するとの事ですが、ユーザー側から考えれば信託保全は必要です。今後の取引所を選ぶ際には重要なポイントになります。

信託保全はもはや常識

この記事のまとめ
  • FXでは信託保全は義務化、暗号資産(仮想通貨)では分別管理が義務化されている
  • 暗号資産(仮想通貨)の信託保全は未整備
  • 信託保全があるか無いかは取引所を選ぶ上で重要ポイント

FX投資では常識になっている信託保全ですが、暗号資産(仮想通貨)業界ではまだまだ整備の余地がありそうなポイントです。健全かつ消費者にやさしい投資環境を日本で作っていくためには暗号資産(仮想通貨)業界において信託保全は必須の要件になってくると考えます。

現在は資金決済法で管理されている暗号資産(仮想通貨)、仮に金融商品取引法で管理が始まれば信託保全も提供されるようになるでしょう。

今年に入ってから2社の取引所がハッキングによって、盗難された暗号資産(仮想通貨)を補償する騒ぎになっています。早く安心して投資ができる環境になってほしいですね。

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