「暗号資産を始めたいけど、どのタイミングで購入するのが正解なの?」といった疑問がある方は、GMOコインの「つみたて暗号資産」が良いでしょう。
つみたて暗号資産では、500円から始められ、暗号資産を決まって期間で自動的にGMOコインが購入します。
売買のタイミングに迷うことなく、リスク分散の効果もある「GMOコインのつみたて暗号資産」をテーマに今回は徹底解説をまとめました。
目次
GMOコインの「つみたて暗号資産」とは?
GMOコインの提供する「つみたて暗号資産」は、毎日・あるいは毎月1回のペースで暗号資産を自動で購入するサービスです。
文字通り、「自動で、暗号資産を積み立て投資する」というシンプルなサービスになります。
いわゆる、定期預金や積み立てNISAの暗号資産版と考えると分かりやすいでしょう。
GMOコインは500円から積み立て可能
GMOコインのつみたて暗号資産は、ワンコイン、500円から全ての暗号資産の積み立てを始められます。
「ビットコインが500万円突破!」と聞くと、暗号資産の積み立ては敷居が高そうに感じてしまいます。
しかし、実際には1BTC(ビットコイン1個)といった単位ではなく、0.01BTC、0.001BTCと細かい単位で売買もできます。
GMOコインでは、ビットコインを含む、全14種類の暗号資産を500円から積み立てで購入できるので手軽です。
GMOコインのつみたて暗号資産【基本仕様】
つみたてプラン | 【毎日プラン】毎日9:00に販売所のASK(買値)レートを参照して11:00時までに自動購入 【毎月プラン】毎月10日9:00に販売所のASK(買値)レートを参照して11:00までに自動購 |
つみたて設定受付時間 | 毎日11:00 〜 翌日 8:00まで (※1) |
積立手数料 | 無料 |
決済通貨 | 日本円 |
最小つみたて金額 | 500円 |
最大つみたて金額 | 50,000円 |
注文単位 | 500円 |
つみたて可能な暗号資産 | BTC (ビットコイン) ETH (イーサリアム) BCH (ビットコインキャッシュ) LTC (ライトコイン) XRP (リップル) XEM (ネム) XLM (ステラルーメン) BAT (ベーシックアテンショントークン) OMG (オーエムジー) XTZ (テゾス) QTUM (クアンタム) ENJ (エンジンコイン) DOT (ポルカドット) ATOM (コスモス) |
(※1) 設定受付時間内であれば、積立の設定・変更・削除が可能です。積立実行の時間内・メンテナンス時間中は、積立の設定・変更・削除はできません。
GMOコインのつみたて暗号資産の大まかな仕様は上記の通りです。
つみたて金額については、設定金額を上回る事はありません。ただし、購入時のレートによっては積立設定金額を下回る場合があります。
例えば、500円に設定で497円分のみ購入といったケースです。また、積立の設定があっても、資金は拘束されません。
▼関連記事▼
GMOコインの評判・口コミとメリット・デメリット【完全解説】
GMOコインで「毎日積立」と「月一積立」でいくら儲かる?
GMOコインのつみたて暗号資産は、毎日プランと月一プランの2種類があります。
どちらもそれぞれ1年間でいくら儲かるのでしょうか?もちろん、暗号資産の価格は一定でないので、利益・損失のどちらもあり得ます。
とは言え、具体的にいくら儲かりそうなのか検討することで、つみたて暗号資産のイメージも付きやすくなるでしょう。
ここでは、過去の価格変動を元に、つみたて暗号資産をシミュレーションしてみました。
【つみたて暗号資産】ビットコインの毎日積立・月一積立
ビットコインを2020年9月末から、GMOコインのつみたて暗号資産で毎日500円買っていると「1年間で138,472円の利益」でした。
ちなみに、月1回で500円の積み立てだと2,755円の利益です。毎日500円の積み立てでビットコインを購入すると、1年間の投資金額は182,500円となり、当時のレートで約0.065BTCを保有できます。
2021年末から年明けに関しては相場が良く、2020年9月は比較的ビットコインの価格は、現在より安かったこともあり、投資としては大成功でした。
一日500円とは言え、1年で1.7倍の価値になりましたから、500円以上投資できるなら、相当な金額が期待できそうです。
【つみたて暗号資産】イーサリアムの毎日積立・月一積立
2020年末~2021年現在まで、暗号資産の相場はイーサリアムが主役だと言えるでしょう。
話題のNFTや、DeFi(分散型金融)の根本は全てイーサリアムのネットワークです。もし、一日500円、イーサリアムに毎日積立を継続していれば、かなりの金額を儲けられました。
2020年9月からGMOコインの積み立て暗号資産で1日500円分イーサリアムを購入していれば「1年間で467,867円の利益」です。
また、月1回の積み立てなら、11,461円の利益が見込めました。
イーサリアムは、今の暗号資産市場でトレンド的な立ち位置と言う事もあり、毎日500円積み立てなら約3.5倍、毎月500円の積み立てでも約3倍のシミュレーション結果でした。
【つみたて暗号資産】アルトコイン3種類で毎日積立
続いてビットコインやイーサリアム以外のマイナーな暗号資産の積み立てもシミュレーションしてみましょう。
GMOコインのつみたて暗号資産は14種類ですが、バラエティが多過ぎるため、「テゾス(XTZ)」「ベーシックアテンショントークン(BAT)」「オーエムジー(OMG)」の3種類をピックアップしました。
テゾスを、GMOコインのつみたて暗号資産で毎日500円ずつ、2020年9月から1年間継続すると「1年間で195,298円の利益」でした。
テゾスは、一定の保有量でステーキング報酬も受け取れる、長期保有と相性の良い暗号資産の1つです。
つみたて暗号資産との相性も良く、毎日500円でも保有量は1年間で500XTZを超えます。
▼関連記事▼
【長期保有銘柄】Tezos(テゾス)の将来性は?購入方法・手軽なステーキング
ベーシックアテンショントークンを、GMOコインのつみたて暗号資産で毎日500円ずつ、2020年9月から1年間継続すると「1年間で200,958円の利益」でした。
BATは、GMOコインで取り扱う暗号資産の中でも、かなり手を出しやすい価格帯なのが特徴です。
本記事執筆時点でも、1BAT=80~90円程度で価格が推移しています。そのため、1日500円の積み立てでも、シミュレーション結果では、4000BATほど保有できるのもポイントです。
▼関連記事▼
ベーシックアテンショントークンの今後は?価格変動を左右するトピックまとめ
ベーシックアテンショントークンを、GMOコインのつみたて暗号資産で毎日500円ずつ、2020年9月から1年間継続すると「1年間で227,561円の利益」でした。
2017年に誕生したOMiseGoが2020年6月にOMG Networkに名前が変わりました。
2020年末から著しく上昇したことで話題となったOMGも、比較的安価で積み立てを始めやすい暗号資産の1つです。
GMOコインのつみたて暗号資産のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
|
|
GMOコインのつみたて暗号資産のメリット・デメリットは上記の通りです。
どんな投資・投機商品にも、メリット・デメリットはありますから、実際にお金を投じる前にキチンと確認しておきましょう。
GMOコインつみたて暗号資産のメリットをまとめると、初心者が暗号資産への投資を副業的に行うのに最適言えます。
一方、デメリットに関しては、投資経験のある上級者の方は要チェックです。あえてGMOコインのつみたて暗号資産をつかって、積み立てていくのは、相場を見れる上級者にはコスパが悪いでしょう。
メリット(1) ワンコインで始められる
GMOコインのつみたて暗号資産で一番のメリットは、ワンコインで暗号資産投資を始められる手軽さでしょう。
元よりGMOコインは、ビットコインを小さな枚数から取引できることで暗号資産界隈では有名です。
つみたて暗号資産に関しては、全ての銘柄を500円/日の積み立てから始めらます。500円で例えれば、コンビニのお弁当と同じぐらいの金額です。
500円のお弁当は、毎日食べてても1円のお金にもなりません。しかし、さきほどシミュレーションした様に、1日500円のつみたて暗号資産でも1年間で1.7倍~3.5倍の金額に増えていました。
もし、昼食はコンビニ弁当で済ませていると言った方は、自炊に切り替えて1年間だけ、浮いたお金でつみたて暗号資産に挑戦してみるのも良いでしょう。
メリット(2) リスクを分散した投資方法
つみたて暗号資産は、投資や暗号資産のトレードが難しそうに感じる初心者の方に特におすすめです。
つみたて暗号資産は、長期間にわたって同じ投資金額で購入を続けることで、安い時に多くの暗号資産を手に入れやすくなります。
また、投資金額が一定なのでリスクも一定、レバレッジ取引と違い、口座残高以上に損失が膨らむこともありません。
したがって、難しい知識がなくても、簡単に始められ、暗号資産においては予想以上の利益も期待できるでしょう。
メリット(3) 毎日・毎月プランが選べて自由度も高い
GMOコインでは、つみたて暗号資産の購入頻度を毎日、毎月10日の二通りから選べます。
また、積み立てに対応する暗号資産は14種類と国内最多。つまり、非常に自由度が高いのがメリットです。
現時点で2500種類以上あると言われる暗号資産の中には、突発的なニュースが入り、一日で数十倍の価格になるといた事が少なくありません。
個人的には、資金が拘束されないのも良いと思います。GMOコインのつみたて暗号資産は、日本円が口座内にある時のみ有効となり、購入した暗号資産も売却がいつでも自由に行えるのが特徴です。
デメリット(1) 販売所で購入される
GMOコインに限った話ではありませんが、つみたて暗号資産は販売所を使って購入が行われます。
販売所は、売買手数料がありませんが、取引所と違い提示されたレート以外で購入することができません。
取引所であれば、ユーザー同士の提示価格で取引できるため、取引経験があれば、割安の価格で買いやすくなります。
販売所では、暗号資産交換業者の提示する、取引所より広いスプレッド(買値と売値の差)で購入することになるので、上級者にとってコスパが悪いと感じるでしょう。
デメリット(2) 元本割れのリスクがある
暗号資産を含む、投機・投資商品は全て元本割れのリスクがあります。
シミュレーション結果から分かるように、暗号資産の価格は常に上がっている訳ではありません。上下を繰り返し、1年以上のスパンでは右肩上がりに推移しているのです。
つまり、つみたて投資を止める時、あるいは始めるタイミングによっては購入した暗号資産が元本以下の価値になる可能性もあるので注意しましょう。
【まとめ】つみたて暗号資産は初心者にオススメ!
今回は「GMOコインのつみたて暗号資産とは?毎日積立~月一でシミュレーションしてみた」のテーマでした。
この記事のポイントは以下の通りです。
- GMOコインのつみたて暗号資産は自動的に500円から暗号資産を積み立て投資するサービス
- GMOコインは積み立て手数料が無料で毎日・毎月から購入頻度が自由に選べる
- つみたて暗号資産できる銘柄は全14種類で国内最多
- 2020年9月から1年間のつみたて暗号資産の運用で1.7倍~3.5倍のシミュレーション結果
- GMOコインのつみたて暗号資産は初心者にメリットが多く、上級者にはデメリットがある
暗号資産を始めようとすると、目先の利益に目がくらんでしまい、最初から暗号資産FXや、1つの銘柄に全財産を入れるといった方も少なくありません。とは言え、未経験からリスクだけを取らず、1年というスパンで手堅く暗号資産に投資するのはいかがでしょうか?つみたて暗号資産は手軽な投資サービスですが、実は初心者が利益を得るのが最も現実的な方法と言えるでしょう。
【積み立てを始めてみる!】GMOコインの口座開設はコチラから
GMOコイン