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ビットバンク(bitbank)のレバレッジ取引はサービス終了
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)は、同社が運営するレバレッジ取引所「bitbank Trade」のサービスを2019年3月31日を以って終了しました。
bitbank Tradeは、2015年国内初の暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引所としてリリースし多くのユーザーに利用されていました。
サービス終了の理由として、現在国内にも幾多の取引所が存在すること、ビットバンクが運営するサービス「bitbank.cc」が国内1位、世界8位の売買代金を誇るようになったこと等から、bitbank Tradeの流動性への寄与度が低減し、その役目を終えたと判断したことを挙げています。
レバレッジ取引をするならおすすめの取引所
レバレッジ取引は、レバレッジを利かすことで少ない元手で大きな利益を狙うことができます。
現在、多くの取引所でレバレッジ取引が可能ですが、その中でもおすすめできる取引所をいくつかご紹介します。
GMOコイン
GMOコインは2019年2月より、ETH/JPY、XRP/JPY、BCH/JPY、LTC/JPYの4通貨ペアが加わりました。
レバレッジは最大2倍で、ロスカットルール制の追証なし。手数料もほとんど無料でスプレッドも小さく設定されています。
PCとスマホ両方の取引ツールも充実しており、買いや売りが明確にわかりやすく初心者の方にも安心して利用することができるでしょう。
DMMビットコイン
DMMビットコインの最大の魅力は通貨ペアの豊富さです。レバレッジは最大2倍に設定されており、取扱通貨は7種類、14通貨ペアに対応しています。
スマホアプリからも利用することができ、ボリンジャーバンドや移動平均線などテクニカル表示が可能。また、LIENサポートでは土日祝日含め365日問い合わせることができます。
ビットバンク(bitbank)のレバレッジ取引について知りたい人は以下を読み進めてください。
bitbankのレバレッジサービスであるbitbankTradeが2019年3月31日にサービスを終了したためbitbankではレバレッジ取引が不可能となっています。
bitbankTradeをご利用いただき、誠に有難う御座います。
この度、2019年3月31日を以ってbitbank Tradeを終了致しました。
日本国内に暗号資産(仮想通貨)取引所が殆ど存在していなかった2015年夏、当時世界において圧倒的な流動性を誇っていた香港のOKCoin(現OKEX)に取次ぎ、海外の最高の市場にアクセス出来る環境を日本のお客様へご提供することを目的として、bitbank Tradeはリリースされました。
国内初の暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引所であったbitbank Tradeは、リリース以降数多くのお客様にご利用頂いておりましたが、現在では国内にも幾多の取引所が存在していること、また、弊社別サービスbitbank.ccが国内1位、世界8位の売買代金を誇る様になったこと(※)等から、bitbank Tradeの流動性への寄与度合いが低減し、その役目を終えたと判断した為、サービスを終了させることといたしました。
bitbank.cc を圧倒的No.1の取引所とするべく、全社一丸となってより一層の態勢強化に注力して参りますので、今後とも弊社サービスをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
※ coinmarketcap調べ(2018年11月7日時点)
※公式サイトより
ビットバンク(bitbank)でレバレッジ取引ができるのか気になっている人、ビットバンクトレード(bitbank trade)のレバレッジ取引にはどのようなサービスや特徴があったのか知りたい方に、参考になる記事となっています。
現物取引に関するビットバンク(bitbank)の評判が気になる方はこちらから別ページに移動してください。
bitbankのレバレッジとは
取扱仮想通貨 | ビットコイン リップル イーサリアム モナコイン ビットコインキャッュ ライトコイン ベーシックアテンショントークン ステラルーメン クアンタム オーエムジー シンボル リンク メイカー ボバネットワーク |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (ほぼなし) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ビットバンク(bitbank)では、同じ系列のbitbank tradeレバレッジ取引ができました。
しかし、bitbank tradeのサービス提供を終了しており、現在ではレバレッジ取引を行うことはできません。
▼ビットバンク(bitbank)の安全性についての詳細はこちら▼
▼ビットバンク(bitbank)のセキュリティについてはコチラ▼
そのため、ここからはビットバンク(bitbank)の提供していたbitbank tradeが提供していたサービスを振り返る意味で特徴やサービス内容を解説していきます。
ビットバンク(bitbank)のレバレッジの特徴
bitbank tradeのレバレッジ取引は、20倍のハイレバレッジも選択できたことや、追加証拠金(追証)の仕組みがないといった特徴がありました。
そのため、他のレバレッジ取引ができるサービスと比較して、大きな利益を狙いたい方や上級者向けのサービスを提供していたといえるでしょう。
それではbitbank tradeの特徴を、3点ご紹介していきます。
特徴1 20倍までレバレッジが可能!
bitabank tradeでは、20倍までレバレッジをかけられます。レバレッジ20倍は、国内取引所の中でもハイレバレッジです。
なぜなら、日本国内で許可されているレバレッジ倍数は25倍までだからです。(2019年5月時点では、自主規制という形で最大2倍に切り替えている国内取引所が多くなっています。)
その点、bitbank tradeは限界近くまでレバレッジをかけて取引できるので、少額資金でも効率よく資産運用ができます。
特徴2 追証なし!
通常のレバレッジ・FX取引は、証拠金維持率が30%以下に損失が出た場合、「追証」が発生します。追証とは追加で証拠金を入金しない限りは、強制的にロスカットされてしまう仕組みです。
追証は想定外の損失を防ぐ、セーフティのような役割もあるので国内の投資では主流の仕組みとなっています。
しかし急な価格変動のために、不本意に損失が出てしまった時でも、同様に追証が発生するのが厄介でもあります。つまり、追証制度がある限り、投資した資金以外に追加資金を用意しておく必要があるのです。これは大きな負担になります。
そこで、bitbank tradeでは、不足な事態における「追証をなし」としています。急な価格変動でもポジションを維持できるので、追証に慌てることはありません。安心して取引できます。
ただし、証拠金維持率が20%以下になると、ロスカットされるので注意が必要です。
特徴3 口座開設が簡単!
bitbank tradeは、メールアドレスの登録で簡単に口座開設できます。
細かい個人情報を入力する場合も、bitbankに口座開設していれば、アカウントを連携させることで、数分で登録が完了します。
bitbankのレバレッジ取引とFX取引の違い
取引タイプ | レバレッジ取引 | FX取引 |
取引ツール | 無し | Web取引ツール |
建玉制限 | 無し | 不明 |
手数料 | 無し | 0.1%(利益が発生すると更に0.2%追加) |
通貨ペア | 無し | BTC/USDのみ |
bitbank tradeは、レバレッジ取引ではなく、暗号資産(仮想通貨)FX取引です。
レバレッジ取引とFX取引は、ともに少ない資金に倍数をかけて、大きなポジションを持つものです。基本的には変わりはありません。
主な違いは、レバレッジ取引は取引所から資金を借り、縦玉管理料を支払う取引です。
たいして、FX取引は差金決済です。売買の差額のみを扱うだけで、管理料を支払うことはありません。しかし、ポジションを次の日に持ち越す場合は借入手数料となるスワップを支払う仕組みとなっています。
ともに、少ない資金で大きな金額のやり取りをするので、本質的に変わりはありませんが、支払う管理料やスワップに違いがあるので注意しましょう。
bitbankのレバレッジ倍数
bitbank tradeの取り扱い通貨はBTC/USDのみ。レバレッジは最大20倍まで可能となっていました。
また、ハイレバレッジの取引ができたため、より少額資金で大きな金額の取引も可能となっており、暗号資産(仮想通貨)上級者や1回で大きな利益を狙う方にもおすすめでした。
他の取引所とレバレッジ比較
取引所名 | レバレッジ倍数 | 備考 |
BITpoint | 最大2倍 | |
GMOコイン | 最大2倍に変更 | 2019年5月15日から変更開始 アルトコインは5倍まで |
DMMBitcoin | 固定2倍 | |
bitFlyer | 最大2倍 | Lightning FX |
2019年5月時点で、多くの国内取引所のレバレッジ倍率が最大2倍へと変更されてきているため、bitbank tradeは特に高かったといえるでしょう。また、変更前はbitbank tradeよりビットポイントの方が、25倍と高い倍率でした。
ビットバンク(bitbank)のレバレッジの手数料
bitbank tradeは新規でポジションを建てるときに、0.1%かかります。そして決済は、損失が発生した時のみ無料となっています。つまり、決済時に利益が出た場合には、0.2%のキャピタルゲインフィー(手数料)負担もあるということです。
取引手数料は高く感じますが、追証をなくしているメリットもあるので、利用メリットのある取引所といえました。
他の取引所と手数料比較
取引所名 | 手数料 | スワップ |
BITpoint | 無料 | 買建、売建問わず0.035% |
GMOコイン | 無料 | 0.04% |
DMMBitcoin | 無料 | 0.04% |
bitFlyer | 無料 | 0.04% |
bitbank trade | 新規は0.01%、決済は無料 | なし |
他社の取引所は手数料が無料なので、bitbank tradeは残念ながら高いといえます。スワップや縦玉管理料も含めても、bitbank tradeは高いです。
▼bitbankの手数料の詳細はこちら▼
ビットバンク(bitbank)レバレッジの始め方
bitbank tradeのレバレッジ取引の始め方を解説します。まずは口座の開設方法からご説明します。
しかし何度か触れていますが、2019年3月31日時点でサービスは終了しているため、細かな部分については分からない状態となっています。
今後サービスが復活することも期待している方は、今回の始め方を参考に覚えておくといいでしょう。
ステップ1 アカウント作成
bitbank tradeの公式HPにある、「新規登録」エリアにて、登録用メールアドレスとパスワードを入力し、登録ボタンを押します。
そうすると、登録したメールアドレスからメールが届き、メール内のURLからアクセスすると登録が完了します。
トップ画面の入力で登録が完了するため、他の取引所と比較して簡単でスピーディにアカウント作成ができました。
ステップ2 本人確認手続き
アカウント作成が完了したら、任意となっている本人確認書類を提出します。
bitbank tradeは、本人確認書類の提出がなくとも入金と取引ができましたが、1日最大50BTCまでしか出金できない制限があるため、本人確認書類の提出がおすすめです。
本人確認書類は、運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなどになります。必要書類は他の暗号資産(仮想通貨)取引所と同じとなっています。
そして本人確認書類の提出が完了すると、数日から数週間ほどで郵送にて本人確認書類審査完了に関する書類が届きます。この時点で本人確認手続きが完了です。
ステップ3 入金
bitbank tradeへログインし、入金作業を行います。
そして入金した段階では、現物口座に資金が入っているので、現物口座からFX口座にビットコインを移動します。
ログイン後のホーム画面「トレード」にマウスを合わせて、一覧から「口座振替(現物⇔FX)」をクリック。
上記画像の赤枠の箇所に振替数量を入力し、取引パスワードを入力します。
「振替予約」をクリックで資金移動完了です。
その下の振替履歴を見ると、振替が完了しているか確認できます。
bitbankのレバレッジのやり方と注文方法
続いて、bitbank tradeのレバレッジ取引のやり方と、注文方法について解説していきます。また、こちらについても2019年3月31日時点でサービスは終了しているため、細かな部分については分からない状態となっています。
ステップ1
ホーム画面に戻り、「トレード」→「BTC FX取引」の順番にクリック。
注文画面が表示されます。
- 注文方法を選択
- 「指値」を選択した場合はレートを入力
- 数量を入力
- 取引パスワードを入力
- 買い注文の場合は左、売り注文なら右をクリック。
1から5までの手順で注文していきます。
ステップ2
注文が成立した場合は、注文一覧に「約定」と表示されます。
また、ホーム画面の「トレード」→「ポジション照会」でも確認できます。
指値注文
bitbank trade内の注文画面から、指値注文を選択することで指値注文による取引が可能になります。
また、注文数量と買いもしくは売りの希望価格を入力したのち、取引パスワードも入力して発注完了となります。
成行注文
bitbank tradeの場合は、BBO注文という名称で成行注文を選択することができました。
また、成行注文の場合は、取引所が指定した価格で約定するため注文数量と取引パスワードを入力するだけです。
ビットバンク(bitbank)でのレバレッジ取引はサービス終了
- ビットバンク(bitbank)ではレバレッジ取引は行っていない
- V系列の「bitbank trade」でレバレッジ取引ができた
ビットバンク(bitbank)でレバレッジ取引はできませんが、bitbank tradeではレバレッジ取引ができました。しかし、2019年3月31日でサービス提供を終了しています。
そのため、bitbank trade自体利用することができませんが、bitbankの利用はできるので口座開設方法については今回の方法も参考にすることをおすすめします。
また、今後サービスが復活あるいは、レバレッジ取引を再開することにも期待しつつ、bitbankで口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
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