【インタビュー】永岡玲子税理士に暗号資産(仮想通貨)の確定申告について聞いてみました

暗号資産(仮想通貨)で利益を出した時、しなければならないのが確定申告。でも確定申告ってわかりにくいし、面倒くさいというイメージがありますよね。

そこで今回は、暗号資産(仮想通貨)の確定申告について、永岡玲子税理士にインタビューしました。

暗号資産(仮想通貨)の確定申告について注意すべき点、暗号資産(仮想通貨)の確定申告で特にチェックした方がよいポイントなどを語っていただいていますので、ぜひ参考にしてくださいね！

永岡玲子税理士のプロフィール

永岡玲子税理士は、兵庫県西宮市にある永岡玲子税理士事務所の代表を務めています。

説明する相手にわかりやすく、をモットーとしており、永岡税理士のブログでもさまざまなテーマが図解つきで丁寧に書かれており、とても理解しやすくなっています。

「クラウド会計、相談料のクレジット決済、新規顧問契約の受付数制限などの
導入によって超繁忙期以外は定時で仕事を終えてしまいましょう、とはなんとも羨ましい職場ですよね。

暗号資産(仮想通貨)関係の税金に関してよく受ける質問はありますか。どんな内容でしょうか。

去年は暗号資産(仮想通貨)の税金に関して質問が多かったと思います。どんな内容が多いですか？

永岡税理士：納税額はどれくらいになりそうでしょうか、という質問がいちばん多いですね。

暗号資産(仮想通貨)の確定申告に関して、どんなことに注意しておいた方がよいでしょうか？

これから申告を迎える方や予定の方はどんなことに注意しておいた方が良いでしょうか？

永岡税理士：1月から12月末までの損益を対象に、2月から3月にかけて納税することになりますから、納税分を日本円で確保しておくことをおすすめします。納税額を考慮せず、利益となった部分を暗号資産(仮想通貨)のままにしておくのはおすすめできません。

確定申告を見据えて、日頃から準備しておいた方が良いことはありますか？

これから申告に向けて、そして中長期的に暗号資産(仮想通貨)投資をする方が日頃から行っておいた方が良いことはありますか？

永岡税理士：比較的大きな単位で暗号資産(仮想通貨)どうしを交換した場合、予想していない利益が生じている場合もあります。今のうちにチェックしておいた方がいいでしょう。

去年と今年の確定申告で暗号資産(仮想通貨)に関する内容で何か変更はあるのでしょうか？

去年も今年も確定申告が必要な人もいます。どんなことが変わりましたか？

永岡税理士：取引業者から取引明細（年間取引報告書）をもらえるようになったことですね。

法人の暗号資産(仮想通貨)の確定申告に関して注意しておいた方が良い点はどこでしょうか？

法人の暗号資産(仮想通貨)の確定申告に関して注意すべき点はどこでしょうか？

永岡税理士：暗号資産(仮想通貨)取引が本当に法人名義で行われている取引なのか、それとも実際には個人名義で行ってしまっている取引なのかを注意する必要があるでしょう。

確定申告しなかった場合にはどのようなリスクがあるでしょうか？

確定申告をしなかった場合、どんなリスクがあると理解しておいた方がいいのでしょうか？

永岡税理士：もし税務調査で指摘された場合、本来払うべき税金の10%に相当するペナルティ（過少申告加算税）をプラスされて取られてしまいます。

永岡税理士からのメッセージ

では、読者に向けてメッセージなどがあればお願いします。

永岡税理士：確定申告はいくら儲かったから単純計算で何%の税金がかかる、というものでもないので、確かに手間がかかる場合もあるかもしれません。やはり税理士へご相談されるか、もしそれができなかった場合でも、申告しないよりはとりあえずの数字で申告しておいた方がリスクは少なくなると思いますよ。

永岡税理士へのインタビューを終えて

さて、永岡税理士へのインタビューはいかがだったでしょうか。

説明する相手にわかりやすく、をモットーにしているだけあって、インタビューの回答もわかりやすく答えていただいていましたね。

永岡税理士もおっしゃっているように、今年は年間取引報告書を使って簡易に確定申告ができるようになっていますから、必ず確定申告を済ませるようにしましょう。

この記事のライター

micksrate

気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。

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