仮想通貨のリスク

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資失敗談まとめ!大損しない方法や心構えを詳しくご紹介

ビットコインの失敗
この記事を読んでほしい人
✔ ビットコイン投資に興味がある方
✔ ビットコイン投資を始めようとしている方
✔ ビットコイン投資で失敗を恐れ足踏みしている方

ビットコイン投資って実際どうなんだろう」、「どういったことに気をつけたら良いのか」と疑問に思っていませんか?

こちらの記事ではビットコイン投資の失敗談をご紹介します。芸能人から一般人の失敗談、さらに儲けられた人についても触れていきます。

ビットコイン投資に興味があるものの、「手を出せていない人」、「失敗を恐れ足踏みしている人」は、この記事を参考に投資するか否か検討してみてください。

この記事の要約
  • 田村淳さんはマウントゴックス事件に巻き込まれたことで有名
  • 藤崎マーケットのトキさんはコインチェック流出事件の被害に遭っている
  • 暗号資産(仮想通貨)投資も生活に支障をきたさないような余剰資金で無理なく行う
  • 暗号資産(仮想通貨)投資の失敗を防ぐためには自分のルールを作り戦略的に臨む

暗号資産(仮想通貨)投資は日本で最も利用率の高い暗号資産(仮想通貨)取引所のビットフライヤーで始めましょう。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で失敗・大損した有名人&著名人まとめ

ビットコインの投資に失敗してしまった芸能人の失敗談をご紹介します。芸能人でも多くの人が暗号資産(仮想通貨)投資に参加しています。

ダウンタウンの松本人志がテレビで暗号資産(仮想通貨)投資をしていることを公言した際には、大きな話題になりました。

仕事で上手くいっている人でも、投資となるとそう上手くはいきません。各失敗の原因を知ることで自分が同じ目に合わないよう対策することができます。

ロンドンブーツ1号2号 田村淳

とても有名な事例のため、他でもよく取り上げられている失敗談です。

失敗と言っても田村氏は値下がりによる損失ではなく、マウントゴックス事件に巻き込まれ資産そのものを失いました。

上記のツイートが投稿されたときに、マウントゴックス事件に巻き込まれ、田村氏は資産を引き出すことができない状態となりました。被害総額は不明ですが、当時、田村氏は10万円ほどをビットコインの購入に充てていたと言われています。

マウントゴックス事件とは暗号資産(仮想通貨)取引所であるマウントゴックスから膨大な額のビットコインが消失した事件です。ハッカーによるサイバー攻撃が原因とされていましたが、CEOが会社のお金に手を出していた事実も発覚しています。

マウントゴックス事件の被害者の方々へは、まだ返金されていません。返金される可能性があるとまでしか話が出ておらず、今後どのように対応していくのか注目です。

ハッカーの攻撃やシステムの不具合から生じる予期せぬ事態で、ビットコインを失うこともあるのです。事前準備も必要ですが、セキュリティをしっかりしているか下調べしたうえで、暗号資産(仮想通貨)取引所や保管場所を選びましょう。

平成ノブシコブシ 吉村

ビットコインに関わる会社への番組ロケをきっかけに、興味を持ち詳しく知らないままビットコインを購入

しかし、予想に反した値下がりにより1割ほどの損失を出すという悲しい結果に。1割程度と思ってはいけません。初期投資100万円とのことでしたので、損失は10万円です。投資金額が大きければそれだけ損得も大きくなるのです。

ただ、その後また価格が上昇しているため、手放さずに持ち続けていれば損失ではなく利益が生まれていたとの見解も出ています。

また吉村氏は2018年1月に発生したコインチェックの不正流出事件によって口座が凍結し、その間に税金だけを払い続けていたことを告白しました。税制度の変更で保有分も課税対象になったと言い、凍結時にはただ税金を払い続けていたと言います。

暗号資産(仮想通貨)を巡る法制度は変化をし続けています。常に最新の情報を把握することが大切です。

藤崎マーケット トキ

暗号資産(仮想通貨)取引所であるコインチェックの暗号資産(仮想通貨)「NEM」流出事件の被害に遭う貯金の全てが無くなったとTwitterにて衝撃の告白をし、話題となりました。被害総額は500万円ほどだそうです。

その後ユーザーが所持するアカウントへ、補償対象者へ補償額が日本円で振り込まれたそうです。

お笑い芸人のたむらけんじ氏のすすめで、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の投資を始める芸人が多くいる。そのなかの一人が藤崎マーケットのトキ氏でした。

ひとつの銘柄に絞って投資せず保有資産を分散させていれば、全ての貯金が無くなり生活に苦しむこともなかったはずです。投資戦術が甘かったと言えます。

ソフトバンク 孫正義氏

2019年4月にソフトバンクの孫正義会長兼社長が暗号資産(仮想通貨)ビットコイン投資に失敗してなんと「145億円」以上の損失を出した、というニュースが報道されました。

具体的な投資金額は不明ですが、2017年の高値のタイミングで暗号資産(仮想通貨)を購入し、2018年の急落直後に売却をしたようです。

先見の明を兼ね備えた大物経営者でさえ、投資に失敗することもあるんですね。なんといってもその金額はケタ違いですが。

かまいたち 山内健司

お笑いコンビかまいたちの山内健司氏は同じくお笑い芸人であるガリガリガリクソン氏をきっかけに、暗号資産(仮想通貨)投資にハマっています。

2017年12月に行われた「キングオブコント2017」で優勝したときには優勝賞金を「ネム(仮想通貨)にぶちこみます」と発言したことで話題となりました。

しかし山内氏は翌年の2月18日にテレビ番組で「賞金が振り込まれた12月末に60万円分を投資したが、上京の引っ越し資金が必要になったため40万円に値下がりしたものを引き出してしまった」と20万円損したことを発表しています。

ただ結果として山内氏は2018年1月以降に発生した暗号資産(仮想通貨)市場の大暴落を回避することができ、損失を抑えることができたとも発言しています。

山内氏のケースでは不幸中の幸いとなった部分もありますが、生活資金に影響が出るような投資は投資そのものにも悪影響を及ぼしかねません。投資は必ず余剰資金で行うようにしてください。

暗号資産(仮想通貨)は地獄?ビットコイン投資で利益が半分以下になった事例

インターネットを調べれば暗号資産(仮想通貨)はリスクが高い、地獄だなどの評判はよく聞きます。しかし実際に投資していない人からしてみればピンと来ずに、大げさに言っているだけなのではないか、と思うかもしれません。

実際に過去の相場を見ると、ビットコイン投資で利益が半分以下になってしまう事例が確認されています。いつ暴落するか分からないという点で言えば、確かに暗号資産(仮想通貨)は地獄とも言えるでしょう。

2018年1月暗号資産(仮想通貨)バブルがはじける

ビットコインの暴落で最も名高いものが、2018年1月に発生した暗号資産(仮想通貨)バブルの破裂です。バブル破裂後も、再び価格が上昇すると信じてビットコインを保有していた人が利益を半分以下にまで落としています。

2017年11月、ビットコインは1BTC=約75万円ほどでした。

そして2018年1月には1BTC=約195万円を突破しています。2017年11月にビットコインを購入した人は、わずか2ヶ月で価格が2.6倍になる計算です。1万円分購入した人なら2.6万円になっています。

ですが2018年1月時点でより大きな利益を狙ってガチホ(長期保有)を決めた人は大きな後悔をすることとなります。

2018年1月、暗号資産(仮想通貨)バブルが破裂し、ビットコインの価格は急激な下落を始めました。3ヶ月後の2018年4月には、一時1BTC=69万円台を記録しています。

2017年11月にビットコインを1万円分購入した人は、およそ5ヶ月で1.6万円の利益から800円の損失に転じる計算です。信じられないかもしれませんが、実際に利益に目がくらんで大きく利益を減らしてしまった投資家は当時はとても多かったです。

2020年3月新型コロナの影響で金融市場低迷へ

一方、2020年もビットコイン相場が暴落し、多くの投資家の利益を損なわせています。

2020年1月、ビットコインは1BTC=約80万円でした。

そこからビットコインは順調に価格を伸ばし、2月には1BTC=110万円になっています。1月にビットコインを1万円分購入していれば、わずか1ヶ月でおよそ3750円の利益となりました。

しかし新型コロナウイルスの影響で金融市場が低迷すると、暗号資産(仮想通貨)市場も下落します。3月にはわずか1日で1BTC=約60万円にまで価格が落ちました。

2020年1月にビットコインを1万円分購入した人は、たった2ヶ月で3750円の利益から2500円の損失に転じています短期間で急激に価格が乱高下するのも、ビットコインの非常に怖いところです。

ただ2020年4月現在、ビットコインの価格はまだ低いままです。一度下がったまま戻り切っていない現状は、逆張りしやすい時期とも言えます。利益が大きく減るということは、大きく増える可能性もあるということです。

逆張りについては以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

暗号資産(仮想通貨)の順張りと逆張りの投資戦略とメリット・デメリット

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインで大損した人が多い時期(チャート)

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは短期的に価格を上下させており、投資家が大損しています。中でも時期によっては特に価格が大きく動き、多くの人を大損させてきました。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインで大損した人が多い時期を紹介しましょう。

2018年1月暗号資産(仮想通貨)バブルがはじける

2018年1月、暗号資産(仮想通貨)バブルがはじけました。

当時は暗号資産(仮想通貨)市場は一時200万円台も記録するほどの高騰を見せていました。

  • 「有名人が買っているから」
  • 「暗号資産(仮想通貨)で儲けている人がいたから」
  • 「CMなどでよく見て流行っているから」

などという理由で多くの人がこぞって暗号資産(仮想通貨)を買い求めました。

結果、中身を伴わないまま価格が上昇2018年1月の破裂に至りました。

暗号資産(仮想通貨)の価格は2018年中下落を続けましたが、2019年に入り上昇へ転じています。

現在の暗号資産(仮想通貨)市場はかつてのバブルのときとは異なり、ブロックチェーン技術への期待や実用化などによって価格が変化する、中身のある価格となっています。そのためかつてのようなバブルを迎える可能性は低いでしょう。

2020年2月新型コロナウイルスの影響

2020年2月ごろには、新型コロナウイルスの世界的な流行によって世界中の金融市場が低迷を始めました。

病気の流行や都市のロックダウンなどによって世界中の経済活動が停滞し、金融市場全体が悪影響を被ったのです。

株式市場や外国為替といった国際関係の影響を如実に受ける市場だけでなく、原油や金などといった平時では安定する市場ですら下落を記録しています。暗号資産(仮想通貨)市場も例外ではありません。

2020年2月から下落を始め、3月には1日でビットコインが90万円台から60万円台にまで下落する事態が発生しました。特に3月の下落は多くの投資家が損失を被っています。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で失敗する心構え3つ

暗号資産(仮想通貨)に限らず、投資とは極端に言ってしまえば価格が予想通りに上がるか、予想に反して下がるかの2択です。そのため利益をあげる確率は1/2と言っていいでしょう。

しかし実際には投資で失敗する人には共通して存在する心構えが存在します。心構えなどの不安要素を排して、初めて私たちは他の投資家と同じように投資に臨むことができるようになります。

「みんなが買っている」という理由で購入しない

「みんなが買っているから」、「知っている有名人や著名人が買っているから」という理由で、なにも考えずに「とりあえず」で投資して失敗

初心者あるあるの典型的な失敗パターンです。失敗しても何も文句を言えません。

投資は戦略が必要です。ただ適当にチャレンジして利益を得られても、それはラッキーだっただけでそのうちに痛い目を見ます。

始める前に必ず市場調査を行い、投資仮説などを持つなどして事前準備をしておきましょう。

いざ実践し失敗した場合は何がダメであったのか振り返り、分析を行ったうえで次の投資に活かすことが大切です。

失敗は成功の基とも言いますし、粘ることも時には大切です。

1つの通貨のみに投資しない

ビットコインしか知らないからビットコインだけ買う、あるいは自分が興味のある銘柄しか買わない、というのもありがちなパターンのひとつです。

暗号資産(仮想通貨)がどういうものなのか知りたいという場合には1つの銘柄しか買わないのも悪くはないですが、投資をしたいと思うのであれば色々な暗号資産(仮想通貨)に分散して投資をするようにしましょう。

暗号資産(仮想通貨)市場は乱高下を繰り返しますが、価格変動の幅は通貨によっても変わります。複数の通貨に投資をすることで、ひとつの通貨が大きく価格を下落させたときのリスクを抑えることが可能です。

資産を分散させることで、リスクを分散させることもできるのです。

「上昇している人気通貨だから」と購入しない

購入する暗号資産(仮想通貨)を選ぶ基準はさまざまです。人によっても異なるでしょう。しかしただ単に「価格が上昇しているから」と飛びつくように購入するのはおすすめできません。

暗号資産(仮想通貨)の価格は需要と供給のバランスによって決まります。価格が上昇するということは何らかの理由で需要側にバランスが傾いた、つまり買いが増えたということです。

ですが大切なのは上昇しているから買うということではなく、なぜ上昇しているのかということです。暗号資産(仮想通貨)市場は特に何のきっかけもなく買いが優位になって価格が上がることは決して珍しくありません。

しかしこの上昇はいずれも一時的なもので、価格が上がった途端にすぐに売りが増え、価格が下がってしまいます。もしこの一時的な上昇に騙されて暗号資産(仮想通貨)を購入すると、すぐに価格が下がって損をしてしまいかねません。

価格が上がっているときには、なぜ価格が上がっているのかを調べる必要があります。確かな理由があって値上がりをしているのであれば購入してもいいでしょうが、理由らしきものがないときには警戒が必要です。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で失敗する5つの原因

インターネットを探せば、暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資の失敗談はいくらでも出てきます。

確かに価格が乱高下する、リスクの高い金融商品であることは間違いありませんが、破産寸前になるほど失敗するにはちゃんと理由があります。

ひとつずつ見ていきましょう。

借金をしてまで購入する

本来暗号資産(仮想通貨)に限らず、投資は生活に支障をきたさないような余剰資金で行うものです。

世の中には「暗号資産(仮想通貨)は絶対に値上がりする」、「借金をしてでも暗号資産(仮想通貨)に多額の投資を行うべき」などとうたうセミナーなどもありますが、こんなものは真っ赤な嘘です。甘言に乗って借金をして投資したところで、正気ではないので利益をあげることはできません。

一度冷静になって考え直してみるべきです。

また相場が上昇すると期待する

暗号資産(仮想通貨)は値下がりするものです。もちろんその後に再び上昇する可能性も充分にありますが、期待し過ぎてあまり長い間暗号資産(仮想通貨)を保有しても、期待通りにならないケースも多いです。

相場が反転せずに更に下落したり、反転しても思ったより上昇しないというケースも珍しくありません。暗号資産(仮想通貨)に期待するのはいいですが、過度の期待はNGです。

損切りのタイミングを見失う

一度購入した通貨が値下がりをしてしまうというのは、決して珍しいことではありません。先ほども紹介しましたが、結局利益が出るかどうかは1/2です。

そのためもし相場が下落して損失を被るようなことがあれば、すぱっと諦めて通貨を売ってしまうのもひとつの手です。このような取引を損切りと言います。

損切りはあらかじめ損失額で基準を設け、機械的に行うようにしましょう。基準を設けないと損切りのタイミングを見失い、必要以上に損失を負う可能性があります。

SNSや他人の情報に左右される

インターネットを調べると、暗号資産(仮想通貨)投資に関する情報はいくらでも出てきます。このサイトもそのひとつです。また近年ではTwitterなどのSNSで暗号資産(仮想通貨)の投資家などが盛んに情報発信を行っています。

情報収集は確かに大事です。しかし結局どの通貨をどのタイミングで売買するかを決めるのは自分自身だということを忘れてはいけません。他人の情報に左右されても、誰も損失の責任は取ってくれません。

自分なりの根拠をしっかり持って投資に臨むことが大切です。

トレード以外の生活が疎かになる

暗号資産(仮想通貨)投資は、専業投資家にでもならない限り、生活の一部でしかありません。

トレードにハマりすぎて仕事に集中できなかったり、家族への対応がないがしろになってしまうと、暗号資産(仮想通貨)投資以外の部分で損害を負ってしまうことがあります。

暗号資産(仮想通貨)は短い時間で価格が上下するため、1秒でも長くチャートを見て、利益を狙いたいと思うかもしれません。しかしトレード以外の生活が疎かになれば、1秒チャートを長く見て得た利益よりも、大きな損失につながるおそれがあります。

投資は余剰資金で無理なく行いましょう。生活第一です。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で大損・破産しない対策

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインはときには暴落するものです。個人で暴落を防ぐことはできません。

しかし仮に暗号資産(仮想通貨)が暴落したとしても工夫次第で大損や破産は防ぐことができます。具体的な対策を見ていきましょう。

余剰資金で資産運用する

投資は余剰資金で運用するものです。生活資金で手を出し、「この取引で損失を出したら家賃が支払えなくなる」などというような状況に陥ってしまうと、冷静なトレードができなくなり、余計に損失を負うリスクが高くなります。

特に暗号資産(仮想通貨)は、他の金融商品とは異なり、1000円や1万円といった少額で始めることができる強みがあります。1万円であれば、失っても痛くはありません。授業料だと割り切ることができます。

毎月1万円でも、1年投資を続ければ12万円にまで膨らみます。余剰資金でコツコツと資産運用を狙うのが、暗号資産(仮想通貨)取引の基本とも言えるでしょう。

反対に借金してまで投資をするのは論外です。絶対にやめましょう。

暗号資産(仮想通貨)の仕組みやニュースを把握する

暗号資産(仮想通貨)市場は絶えず乱高下を繰り返していますが、暴落ともなれば兆候が現れます。

暴落する寸前に兆候をつかむことができれば、事前に資金を引き上げるなどして対策も取ることが可能ですし、いざ暴落しても慌てなくて済みます。

問題はどうすれば暴落の兆候をつかめるのかということです。これ、という方法はありません。地道に暗号資産(仮想通貨)の仕組みやニュースを把握し、怪しいと思ったら調べてみることです。

暗号資産(仮想通貨)の最新のニュースやチャートは以下の記事で確認できます。ぜひ参考にしてください。

https://mastand.com/news/

自分のルールを作る

先ほども紹介しましたが、投資の失敗にはいくつもの原因があります。

  • 借金をする
  • 相場が戻ると期待してしまう
  • 適切な損切りができない
  • 過去の成功経験に溺れる
  • 他人の意見に左右される

などさまざまです。

これらの失敗を防ぐためには、自分のルールを作るしかありません。いくら投資する、利益がいくらになったら利確(利益を確定するための取引)する、損失がいくらになったら損切りをする、などのルールを作り、必ずそれを守ります

この自分のルールとは投資戦略に他なりません。投資とは戦略的に臨むものなのです。

怪しいICOトークンや詐欺コインに気をつける

暗号資産(仮想通貨)投資にはビットコインやイーサリアムなどの著名な暗号資産(仮想通貨)に投資をするほかに、「草コイン」などと言われるマイナーな暗号資産(仮想通貨)やICOに投資をする方法があります。

ICO(Initial Coin Offering)とは暗号資産(仮想通貨)の運営元が開発資金などを確保するために新規の仮想通貨(ICOトークン)を発行し、投資家に販売する手法です。投資家はまだ値上がりする前の暗号資産(仮想通貨)を購入し、大きな利益を狙うチャンスを得ます。

しかしマイナーな暗号資産(仮想通貨)やICOトークンは詐欺の巣窟です。マイナーな暗号資産(仮想通貨)の中にはそれらしい説明だけ並べて投資を誘い、購入したが最後、資金だけ持っていってまったくの音信不通になってしまう「詐欺コイン」が数多くあります。

ICOも資金を集めるだけ集めて開発者が逃げてしまうケースは少なくありません。

暗号資産(仮想通貨)はまだ世界各国で法整備が進んでおらず、詐欺が横行しているのが現状です。少ない元手で莫大な利益を狙えるため、草コイン投資はとても魅力的ですが、非常にリスクが高いため注意しなくてはなりません。

日本の暗号資産(仮想通貨)取引所は暗号資産(仮想通貨)法という法律に基づき、厳格に管理されています。上場銘柄も詐欺コインの心配は不要です。

余計なリスクを負いたくないのであれば、日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で取引することをおすすめします。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの低リスクな3つの投資方法

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資のリスクは、投資方法によっても抑えることができます。

心構えと投資方法、両方でリスクを抑えることで、唐突な暴落でもある程度は余裕を持って対処ができるでしょう。

長期保有(ガチホ)する

暗号資産(仮想通貨)は短期的に激しく値動きをするため、相場に合わせて売買を繰り返す方法がいいと思われるかもしれません。しかし実際は反対です。長期保有(ガチホ)のほうがリスクを抑えつつ、利益を狙うことが可能です。

暗号資産(仮想通貨)で大きな利益をあげた実績のある「億り人」も、暗号資産(仮想通貨)の黎明期に安値で暗号資産(仮想通貨)を大量に買い込み、数年も寝かせることで大きな利益を得ています。

暗号資産(仮想通貨)相場は短期的に見れば乱高下していますが、長期的にはおおむね右肩上がりに推移しています。つまり極端に言えば、持っているだけで利益を得ることができるのです。

ただ長期保有にも欠点があります。長期保有だと保有が目的化してしまい、ついつい売買のタイミングの伸ばしがちとなってしまいます。結果、適切なタイミングでの売買ができなくなりかねません。売買のルールは厳密に定めておいたほうがいいでしょう。

積立投資にする(ドルコスト平均法)

リスクを抑えるには、分散投資が鉄則です。毎月決まった額を積み立てる積立投資は、言うなれば「時間を使った分散」と言えます。

積立投資で用いる投資方法を「ドルコスト平均法」と言います。この方法は資金を分割し、定期的に同じ額ずつ購入するものです。例えば毎月1万円分ずつビットコインを購入します。

ドルコスト平均法の魅力は暴落に強くなる点にあります。価格が高いときには購入量を抑え、低いときには多く購入することができるため、平均の取得単価を抑え、暴落しても値下がり幅が低くなります。

加えて買い増しも進むため、反転時に大きな利益も期待できます。価格推移に左右されなくなるのは、大きなアドバンテージです。

分散して少額取引からはじめる

ドルコスト平均法が「時間を使った分散」である一方、「数を使った分散」もあります。つまり複数の銘柄に資金を分散する方法です。

暗号資産(仮想通貨)は1000円程度からの少額投資ができます。そのため資金が少なくても、充分分散投資が可能です。

暗号資産(仮想通貨)はすべて非常に値動きが大きいです。しかしその値動きの幅は通貨によっても異なりますし、ニュースなどによって特定の通貨のみが暴落することもあります。

ひとつの暗号資産(仮想通貨)に資金を集中させると、暴落したときに多くの資金を失います。複数の通貨を保有していれば、どれかが暴落しても損失は小さくなり、手元に多くの資金を残せます。まして少額であれば失っても痛くありません。

安心して投資ができるというのはとても大きなメリットです。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資に失敗したくない人向けの取引所

暗号資産(仮想通貨)取引で失敗したくないならば、暗号資産(仮想通貨)取引所選びも大切です。暗号資産(仮想通貨)取引所によってはセキュリティ面のリスクが不安視され、安心して取引もできないこともあります。

安全性であれば、法律によって厳しく規制された日本の暗号資産(仮想通貨)取引所がおすすめです。その中でも、特におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を3つ紹介します。

暗号資産(仮想通貨)取引所について更に詳しく知りたい場合は、以下の記事で掘り下げているためぜひ参考にしてください。

https://mastand.com/exchange/

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer日本で最も利用率の高い暗号資産(仮想通貨)取引所です。

  • ビットコイン取引高日本一
  • 暗号資産(仮想通貨)サービス利用率日本一

数々の日本一を誇ります。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

※暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-59歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査実施日は2021年6月11-14日。調査機関:(株)インテージ

最大の魅力は安全性です。数ある暗号資産(仮想通貨)取引所の中でもセキュリティ世界一に輝いたことがあるうえ、これまでハッキングなどの被害にも遭ったことがありません。

またbitFlyerは日本で最も利用されるだけあり、情報なども充実しています。利用で分からないことがあっても検索すればすぐに分かるでしょう。

GMOコイン

GMOコインはインターネット大手であるGMOインターネットグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。

GMOインターネットグループはGMOクリック証券など、ネット金融のノウハウを豊富に有しています。GMOコインでも存分にノウハウが活かされており、セキュリティ面も万全なうえ、サーバーも安定しており取引も行いやすいです。

またGMOコインは取引に必要な手数料が一切かからないのも魅力です。

bitbank(ビットバンク)

bitbank2020年2月に暗号資産(仮想通貨)の国内取引量日本一に輝いた、近年伸びてきている暗号資産(仮想通貨)取引所です。

もっとも歴史のない暗号資産(仮想通貨)取引所というわけではありません。元々セキュリティ国内ナンバーワンに輝くなど、良質なサービスを提供していました。

宣伝などはあまり盛んに行っていませんが、投資家の評判が非常によく、口コミで広がったのです。

またbitbankマイナス手数料を設定しています。マイナス手数料とは条件次第によって、取引をすると手数料分だけ暗号資産(仮想通貨)をもらえるというものです。

普通取引をすると資産が減るものですが、bitbankではうまく取引すれば取引をしながら資産を増やすことも可能です。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で配当はもらえる?

投資といえば直接売買して利益をあげるだけでなく、株主優待制度のような所有するだけでもらえる配当も魅力的です。暗号資産(仮想通貨)・ビットコインでは残念ながら、配当は受け取ることはできません

しかしビットコインそのものを配当としてもらえるサービスは存在しています。

例えばcheeeseというアプリでは登録するだけで0.0001BTCをもらえます。ほかにもアプリ内のサービスを利用して買い物をしたりアンケートに答えたり、ニュースを読むことで、ビットコインをもらえます。

ほかにもゲーム感覚でビットコインが値上がりするか値下がりするかを予想し、正解するとビットコインをもらえるぴたコインや、ゲームをクリアするとビットコインをもらえるBitcoin Alien Runなどもあります。

暗号資産(仮想通貨)取引に関する便利なサイトやアプリについては以下の記事で紹介しているためぜひ参考にしてください。

https://mastand.com/cryptocurrency/mechanism/demotrade/

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは儲かる?大儲けした投資家たち

失敗事例を取り上げてきましたが、もちろん逆に大成功した人もいます。ここではビットコインや暗号資産(仮想通貨)の投資で大儲けした人をご紹介します。

大儲けした人が失敗した人や自分とどこが違うのか知り、投資に活かしましょう。

堀江貴文(ホリエモン)

通称、ホリエモン。堀江貴文氏は、日本人で儲けている投資家の1人です。話題になる前からビットコインやイーサリアムなどの仮想通過に目をつけていました

堀江氏の助言どおり仮想通過に20万円を投資した森田正康氏が、数ヶ月の間に購入価格の35倍である700万円の利益を得ました。

暗号資産(仮想通貨)に手を出そうとしているならば、堀江氏の発言に注目しておくと良いでしょう。

参考:NETGEEK http://netgeek.biz/archives/67387

クリストファー・コッホ

2009年ノルウェーのオスロに住む大学生だった彼は、大学で暗号化をテーマにして卒業論文を執筆する際、ビットコインの存在を知りました

27ドルで5000枚のビットコインを購入したものの、その後すっかり忘れて4年が経過。

世間で話題になり始め、購入したことを思い出し確認したところ約1億円の価値にまでなっていたのです。彼は得た利益で家を購入しています。

ウィンクルヴォス兄弟

Facebookの原案者。Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグと裁判になりFacebook社から示談で6500万ドルを受け取りました。

ビットコインの投資は初期から行っていました。資産は数百億円と予想され、2013年にはビットコインの流通量のうち1%を保有している旨のコメントをしています。

得た利益でビットコインとイーサリアムの取引所を立ち上げ運営しています。

世界で初めてのビットコイン上場投資信託の立ち上げを目指し活動するなど精力的にビットコインの普及とさらなる一儲けに奔走しています。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で大損した経験のあるブログ

暗号資産(仮想通貨)投資は失敗することも多い、とこれまで紹介してきましたが、実際に失敗談を見ないとなかなか実感は湧かないものです。

実際に暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資で大損した経験のある人によるブログを紹介します。ぜひ教訓にしてください。

20代が個人で資産運用してみるブログ(3500万円を投資中)

「20代が個人で資産運用してみるブログ(3500万円を投資中)」は、20代の投資家であるタクスズキ氏が、暗号資産(仮想通貨)をはじめFXなど資産運用に関する幅広い情報発信を行っているブログです。

タクスズキ氏は2018年9月20日にZaifのハッキング被害に巻き込まれています。

暗号資産(仮想通貨)に限らず、広範にわたる投資の知識を身につけたい人にはおすすめのブログです。

https://investment20.biz/

平凡なる学生の資産1億を目指すブログ

「平凡なる学生の資産1億を目指すブログ」は文字通り、管理人の平凡なる学生氏が株式と暗号資産(仮想通貨)取引の収支を記録したものです。

2018年1月ごろから数十万から数百万ほどの損失をたびたび出しており、暗号資産(仮想通貨)バブル破裂後の暗号資産(仮想通貨)投資の難しさを感じることができます。

▶https://heibongakusei.com/ (現在閉鎖中)

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資の失敗をしないためには準備しよう

この記事のまとめ
  • 田村淳さんはマウントゴックス事件に巻き込まれ資産そのものを失った
  • 藤崎マーケットのトキさんはコインチェック流出事件の被害に遭う
  • 暗号資産(仮想通貨)投資も生活に支障をきたさないような余剰資金で無理なく行う
  • 暗号資産(仮想通貨)投資の失敗を防ぐためには自分のルールを作り戦略的に臨む

暗号資産(仮想通貨)投資は日本で最も利用率の高い暗号資産(仮想通貨)取引所のビットフライヤーで始めましょう。

今回は暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資に失敗した人や、失敗する原因、失敗しないためのポイントを紹介しました。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン投資においては、値下がりすることは失敗ではありません。なぜならば、暗号資産(仮想通貨)は値下がりするものだからです。

投資の失敗とは、大きな損失を抱えて投資を続けられなくなることに他なりません。失敗を防ぐためには、投資をする前にきちんと投資方法や心構え、投資戦略について入念な準備をしておく必要があります。

投資の成否を分けるポイントは、投資を行う前にこそあるのです。

仮想通貨のリスク
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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