仮想通貨のリスク

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインが新型コロナにより大暴落!今後の価格はどうなる?今後の予測や買い時を徹底解説

この記事を読んでほしい人
✔ ビットコインの暴落が気になる方
✔ ビットコイン暴落の事例を調べている方
✔ ビットコインで儲けようとしている方

ビットコインは値動きが激しいことで有名です。投資家にとっては投資のチャンス、儲けのチャンスが大きくなるので魅力の一つではあります。

ただ、暴落することも少なくないので、大きな損失にのリスクは常に考えておく必要があります。特に2020年4月現在、ビットコインの価格は不安定な状態となっています。

この記事では、「暴落はどんなときに起きるのか」「過去どんな暴落の事例があったのか」を紹介します。

更にいざ暴落したときに備え、注意しておきたいことや暴落時でも儲ける方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 暗号資産(仮想通貨)市場もコロナウイルスによる影響を受け価格は大暴落
  • 2020年3月12日の大暴落はロスカットによる大量売りの影響が非常に大きいと言われる
  • コロナウイルスが終息に向かえば、ビットコインは上昇へ転じる
  • 最新のチャートやニュースを確認して価格の変化をいち早くキャッチする

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2018年ビットコインは歴史的な暴落を経験している

ビットコインは登場してからおよそ10年で何度も暴落を経験してきました。

中でも、2018年に経験した暴落は値下がりの幅が大きい、歴史的なものでした。当時のことを、ニュースで紹介していたことを覚えている人もいるかもしれません。

当時の「ビットコインバブル」とその破裂について振り返ってみましょう。

ビットコイン1BTC=220万円から1BTC=35万円へ

後に「暗号資産(仮想通貨)バブル」、「ビットコインバブル」と言われる高騰が起きたのは2017年11月ごろのことです。

当時、暗号資産(仮想通貨)が大きく知名度を上昇させており、「億り人」の存在によって、多くの人が一獲千金を目指して暗号資産(仮想通貨)に投資をしました。結果としてビットコイン市場が高騰

2017年12月には一時1BTC=220万円台を記録しています。

しかし2018年1月、バブルが破裂

2018年2月には一気に1BTC=100万円台を割り込んでしまいました。わずか1ヶ月ほどで最も高かった頃の45%ほどになった計算です。

2018年は年中通してビットコインの売りが相次ぎ、2018年11月には75万円台で推移していた価格は、35万円台に暴落していまいました。

  • 2017年11月……ビットコイン市場が高騰
  • 2017年12月……1BTC=220万円台を記録
  • 2018年1月……バブルが破裂
  • 2018年2月……1BTC=100万円台を割り込む
  • 2018年11月……1BTC=35万円台に暴落

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの暴落を経験した投資家の声

その性質上、暗号資産(仮想通貨)は非常にボラティリティ(値動きの幅)が大きくなります。

しかし2018年の暴落は史上初となるもので、大きな衝撃を与えました。当時ビットコインに投資をしていた投資家はそれぞれ反応を示しています。

資産の約7割を失う

やはり当時を経験した人の大半が2018年の暴落に対して狼狽しています。

バブル最高値時にビットコインを保有していた人は、最終的には資産の約7割を失ってしまったわけなので、無理はありません。

2017年初頭に暗号資産(仮想通貨)を購入した人の中には、2017年末から2018年頭の高騰によっても利益を確定させなかった人がいました。

また2018年末までに値上がりを期待して暗号資産(仮想通貨)を購入した新規参入者は数多くいたと考えられます。

新規参入者が暗号資産(仮想通貨)に見切りをつけ、2018年11月から年末にかけて利益を確定させる「狼狽売り」に走りました。

様々な要因が重なり、11月中にビットコイン市場は40万円を割るまでに下落しています。

ビットコインの急落を予想していた投資家Peter Brandt氏

ただ投資家の中には、ビットコインの急落を予想していた人もいます。投資家のPeter Brandt氏です。

Brandt氏はチャートを分析して価格を予測する「テクニカル分析」に定評のある、ベテラン投資家です。

2018年1月23日、Brandt氏は

もしビットコインの価格がパラボリックを超えたなら80%以上の価格低下につながるだろう

と投稿。

実際にビットコインはBrandt氏の予想通りに推移し、暴落しました。

暗号資産(仮想通貨)バブルの崩壊を完璧に予想していた人は少ないです。

しかしバブル時への投資を戒める逸話としては、1929年のニューヨーク株式市場の暴落を回避したジョン・P・ケネディ氏の「靴磨きの少年の話」などもあります。

投資について知見の深い投資家などは、暗号資産(仮想通貨)バブルを予見して事なきを得た人もいるかもしれません。

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは暴落止まらず?

2020年の暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの相場は不安定な状態にあります。

一時は暴落が発生し、暗号資産(仮想通貨)を不安視する声も聞かれます。2020年に入ってからの暗号資産(仮想通貨)相場を振り返っていきましょう。

コロナの影響により大暴落から上昇へ

2020年 ビットコインの価格推移2020年 ビットコインの価格推移

出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/

上の図は、2020年に入ってからのビットコインの価格推移を示したものです。

2020年のビットコイン市場は緩やかな上昇から始まり、2月には1BTC=100万円に到達していました。

しかし3月に一気に大暴落。50%以上も価格を落としています。

この背景にあるのが新型コロナウイルスです。コロナは世界中の金融市場に悪影響を与えています。

政府や企業の影響が大きい株式市場などはもちろんのこと、経済活動が停滞することで一時は原油や穀物なども下落しています。

暗号資産(仮想通貨)市場も例外なくコロナウイルスによる影響を受け、価格を大暴落させました。

ですが暗号資産(仮想通貨)は企業などの影響を受けない分、下落も一時的なものに留まり、下落後は再び上昇に転じました。

ビットコイン2020年3月16日1BTC=約55万円

2020年のビットコイン相場で最も目立ったのが、3月12日に始まった大暴落です。

12日時点では1BTC=80万円台だったものが、わずか1日で一時1BTC=48万円にまで下がるなど、記録的な値下がりをしています。

その後、3月16日にはなんとか1BTC=約55万円ほどで前後するようになりました。

しかし2020年の最高値と比較すると、およそ45%もの下落となっています。

  • 2020年3月12日……大暴落が始まる。1BTC=80万円台→1BTC=48万円にまで下がる。
  • 2020年3月16日……1BTC=約55万円ほどで前後する

ビットコイン2020年3月25日1BTC=約76万円

3月12日の大暴落の後、ビットコイン市場は上昇へ転じました。

3月25日には1BTC=約76万円にまで回復しています。

現在は現物取引のほかにも、レバレッジ取引や暗号資産(仮想通貨)担保ローンと言われる金融商品が登場し、一定のラインまで下落すると「ロスカット」と言われる、自動で決済されるケースが増えています。

3月12日の大暴落もロスカットによる大量売りの影響が非常に大きいと言われています。

裏を返せば、人が売り時だと思って売ったことによる下落ではないということです。

そのため下落も早ければ、相場を戻すのも早いのです。

  • 2020年3月25日……1BTC=約76万円にまで回復

ビットコイン2020年4月20日1BTC=約77万円

大暴落からおよそ1ヶ月経った2020年4月20日現在、ビットコインは1BTC=約77万円です。

大暴落以後、ビットコインは価格の上げ下げを繰り返しながら、およそ70万円から75万円近辺で推移しています。

しかし今後、現状のまま推移することはありえません。一時的に大きく上下する可能性はいまだに秘めています。

2020年4月17日、Twitter上でフォロワー数約14万人を誇る超人気暗号資産(仮想通貨)投資家のひとりDonAlt氏は、

現在の相場は弱気ではないが、1万ドル(2020年2月)のときと状況が似ている。より明確なサインを待つ状況に身も凍るようだ

と発言しています。

2020年2月には、ビットコインが一時100万円を突破した後に、一気に10万円近く価格を落としたことがありました。

現在の市場は当時と似た状況にあり、今後下落する可能性がある、と指摘しているのです。

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの暴落時の口コミまとめ

実際に2020年3月12日の暴落を体験した人は、やはり口々に一瞬で暴落への恐怖感や不安をあらわにしています。

特にロスカットによる損失を恐れる声も聞かれました。

 

一方、暴落しているときだからこそ買い増しのチャンスと考える人もいます。

暗号資産(仮想通貨)投資は暴落のリスクがつきまといます。

口コミを見ても、ただ怖がるだけでなく暴落を利用して値上がりしたときの利益を狙うという考えがあることが分かるでしょう。

暴落を予測し、対応することが求められるのです。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは今日の下落幅はこちら

暗号資産(仮想通貨)の価格の変化をいち早くキャッチするには、暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの最新情報やチャートを把握しておかなければなりません。

以下の記事では、常に最新の情報やニュース、チャートを更新していますので、今日の下落幅などを気軽にチェックしてみてください。

https://mastand.com/news/

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインが暴落する3つの原因

ビットコインの価格は様々な要因があって暴落を引き起こします。その都度、暴落の理由が異なるのも特徴です。

暴落したからと焦って手放してしまったことで、後々もったいないことをしたというケースもあります。暴落した際はその理由も把握しておきましょう。

ビットコイン暴落の原因は以下の通りです。それぞれ解説していきます。

各国の暗号資産(仮想通貨)に対する法規制

国による暗号資産(仮想通貨)の禁止などでビットコインの価格が突然暴落するケースです。

過去にインド、韓国、中国と暗号資産(仮想通貨)全面禁止とニュースになりビットコインだけでなくアルトコインも同じように価格を落としました。

ただし中国は確かに暗号資産(仮想通貨)が規制されましたが、インドや韓国は誇張されて報道されたため、正しい報道がされる前に暴落が引き起こされました。

2018年1月16日、ビットコイン相場が突如暴落し、翌2月までに70%を超える下落率を記録しました。その理由となったのが、中国や韓国での暗号資産(仮想通貨)規制です。

15日、中国は中国国内で暗号資産(仮想通貨)取引サービスを提供するウェブサイトやアプリを取り締まる意向を発表しました。

2017年中にICOや、人民元と暗号資産(仮想通貨)の交換を禁止していた中国では更なる規制が懸念され、価格の暴落を引き起こしました。

1月下旬には韓国で暗号資産(仮想通貨)取引所を全面的に禁止するガイドラインが策定されるという噂が流れ、価格の下落を加速させます。

噂は現実にはなりませんでしたが、韓国市場の影響力の大きさが窺い知れます。

マイナーの減少

ビットコインでは無事に送金するために、送金記録を第三者が承認するマイニングという行為が必要です。

マイニングに従事するマイナーの数が減少してしまうと、送金などが遅れるほか不正行為などを行いやすくなり、価格に悪影響を及ぼします。

マイナーはマイニングの報酬でビットコインを受け取っています。マイニングにかかる費用や労力が報酬を上回ってしまうと、参加すればするだけ赤字になるためマイニングから離れてしまいます。

実際に2020年3月12日の暴落の際には、ビットコインが設定するマイニングの採掘難易度(ディフィカルティ)とビットコインの価格がかい離したことでマイナーが離脱し、送金速度が一時的に低下してしまいました。

通常、ビットコインは送金に10分かかります。しかし暴落時には、一時的に送金に12分もかかっていました。

このマイナーの減少も大暴落に関与したと言われます。

大量の暗号資産(仮想通貨)を短期間で売却する

暗号資産(仮想通貨)の価格は純粋に需要と供給によって決まります。言い換えれば、購入と売却のバランスで価格が決まるということです。

原理的には大量の暗号資産(仮想通貨)が短期間で売却されれば、暗号資産(仮想通貨)の価格は暴落します。

先にも紹介しましたが、2020年3月12日の暴落ではビットコインのレバレッジ取引などのロスカットによって大量のビットコインが売られました。そのためわずか1日で相場が急落しています。

ほかにも「狼狽売り」など、大量の暗号資産(仮想通貨)が短期間で売却されるタイミングは存在します。

今までに暗号資産(仮想通貨)・ビットコインが暴落に影響した3つのできごと

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインはこれまでも幾度となく暴落してきました。しかし何のきっかけもなく暴落することはありません。

これまでの暴落に影響してきた、3つのできごとを紹介します。

コインチェックのネム流出事件

2018年1月26日、日本の暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが不正アクセスによって、ネムという暗号資産(仮想通貨)を約580億円相当も流出させる事件がおきました。

この事件の影響により暗号資産(仮想通貨)市場は暴落し、ビットコインは最盛期の200万円台から100万円にまで下落しています。

しかしコインチェックの払い戻しも適切に行われ、事件の影響で暗号資産(仮想通貨)を失った人が買い戻しを行ったため2月以後には暗号資産(仮想通貨)市場は多少揺り戻しが起きています。

ビットコインのハードフォーク

2017年5月、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するための方法をめぐり、ビットコインの開発者やマイナー、ビットコインを事業に利用する事業者のコミュニティの対立が表面化し、ビットコインが分裂の危機を迎えました。

ビットコインの歴史の中でも初めての事態に投資家は危機感を覚え、ビットコインの売りが増加し価格が下落しています。

ですが2017年8月1日に実際にハードフォークによってビットコインが大きな混乱もなく分裂に成功すると「ビットコインを保有するだけで資産が倍になることがある」という評判が広まり、価格が安定しました。

中国政府による暗号資産(仮想通貨)取引の制限

2017年1月中国で暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引ができなくなりました。この時、1,180ドルから840ドルまで暴落しました。

さらに9月、中国で暗号資産(仮想通貨)を全面的に禁止しました。中国では外貨獲得が難しく元の国際送金ができませんでした。そのため中国の人たちは暗号資産(仮想通貨)を使って外貨を獲得していました。

しかし中国政府は元の流出を防ごうと、国内全土で暗号資産(仮想通貨)取引を全面的に禁止しました。

その際、ビットコインは4,850ドルから2,950ドルまで暴落しました。

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインが暴落した3つの原因

2020年3月に起きたビットコインの暴落も、ただの偶然ではもちろんありません。

いくつかの原因が合わさることで、短期的な暴落を引き起こしています。ひとつずつ見ていきましょう。

クジラ(大口所有者)が関係している

2020年の暗号資産(仮想通貨)市場を暴落へ導いたのは「クジラ」ではないかと言われています。

もちろん、海にいるあの本物のクジラのことではありません。市場全体に影響を与えるほど巨額の資産を動かす大口投資家を、経済用語では「クジラ」と呼びます。

クジラはお互いに連絡を取り合って売りを行う場合もあると言われています。暴落を引き起こして価格を下げた後に、また大量に買い戻すことで利益を得ます。

この時にレバレッジを行なっているユーザーは軒並み「ロスカット」となります。そのため、価格が回復する前に強制的に決済となります。

したがってマイナスになった分を取り戻すことができません。こうなると価格が回復するのに時間がかかります。

暗号資産(仮想通貨)の調査機関であるArcane Researchは、2020年3月12日の暴落にクジラの影響があったことを報告しています。

Arcane Researchのレポートでは、

3月12日に古いウォレットやPlus Tokenウォレットから大量のビットコインが送られ、その直後にビットコインが暴落した

とあります。

クジラたちが大量のビットコインを示し合わせて一気に売り、相場の暴落を目論んだ証拠です。

また2018年9月5日、突如としてビットコインが暴落し、11日までに16%も価格を落としました。下落の原因としてはゴールドマンサックスによるトレーディングデスクの創設を保留したことが、投資家にネガティブなイメージを与えたためだと考えられています。

しかしアナリストのジャレッド・ブリクレ氏とアンディ・ホフマン氏は下がる材料がなかった点を指摘し、9月の暴落をクジラによるものだと考えました。

新型コロナによる経済の低迷

暗号資産(仮想通貨)の暴落には、新型コロナウイルスの影響も大きいです。

現在、新型コロナウイルスが世界中にまん延しており、経済活動が著しく制限されているために、金融市場全体が低迷しています。

株式や証券などはもちろん、原油、金ですら下落するなど文字通り金融市場全体が悪影響を被っています。

暗号資産(仮想通貨)も例外でなく、ビットコインの暴落とそれに伴う処理速度の低下という影響を受けました。

2019年5月ごろからビットコインは国際情勢の影響を受けない、金融市場の退避先である「デジタルゴールド」であると考えられていました。

しかし新型コロナによる経済の影響によって、デジタルゴールドとしての言説は弱まっています。

ロスカットされる投資家が急増

かつては暗号資産(仮想通貨)投資は暗号資産(仮想通貨)そのものを取引する現物取引が中心でした。しかし近年ではビットコインFXやレバレッジ取引など、現物取引以外の方法も増えています。

レバレッジ取引ではレバレッジという倍率をかけて資金よりも大きな額の取引ができるため、大きな利益を出すことが可能です。反面、手持ちの資金以上の損失を負い、借金を背負うリスクもあります。

そこでロスカットという、借金を背負う前に損失を確定することで投資家を守る仕組みが整備されています。

2020年3月12日の大暴落では、ロスカットによって機械的にビットコインが売られる投資家が急増しました。

この暴落はわずか1日で45%以上も急落した、あまりにもペースの激しいものでしたが、その背景には機械による売却があったのです。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの暴落への対応は?

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは暴落するものです。個人の努力でなくすことはできません。私たちには暴落に備えた対応が求められます。

具体的には暴落の兆候を予想し、暴落したときの被害を最小限に抑えるような準備が必要です。それぞれ紹介しましょう。

仕組みやニュースを把握しておく

いくら暗号資産(仮想通貨)でも、前触れなく暴落することはありません。たいていの場合トリガーとなる兆候がチャートに表れたり、悪いニュースがあるものです。

暴落の兆候をつかむための唯一の手段が、暗号資産(仮想通貨)の勉強を欠かさないことです。チャートを用いた価格予想やニュースの見方などを勉強することで、暗号資産(仮想通貨)の暴落を予想することができるようになります。

投資と並行して、暗号資産(仮想通貨)の仕組みや暗号資産(仮想通貨)に関するニュースを常に把握しておくことが重要です。

購入する通貨を分散させる

投資の世界には「卵をひとつのカゴに盛るな」という格言があります。

ひとつのカゴにすべての卵を盛ると、そのカゴに何かあったときに卵は全滅してしまいます。ですが複数のカゴに卵を分けておくことで、ひとつのカゴがダメになっても卵の被害は軽減されます。

リスク軽減のためには、分散投資が基本なのです。

この格言は暗号資産(仮想通貨)の世界でも言えます。コロナウイルスによる下落でも、暗号資産(仮想通貨)によってその下落幅は同じではありません。

同じ資金でも購入する通貨を分散させることで、下落による被害を抑えられる可能性は高まります。

積立投資にする

分散投資にはいくつもの種類があります。先ほど紹介したいくつかの暗号資産(仮想通貨)に資金を分けるのは、いわば「数の分散」です。

しかし分散投資には「時間の分散」というものもあります。時間の分散とは積立投資です。積立投資は別名を「ドルコスト平均法」と言い、毎月一定の額を積み立てます。

毎月一定額を積み立てるため、相場が低いときには多く、高いときには少ない量を買うことで暗号資産(仮想通貨)の平均取得単価を抑えることが可能です。

暴落時でも平均取得単価が低いために被害は小さく、積極的に買い増しをする分上昇へ転じたときのリターンが大きくなります。

暴落に備える場合は、リスクを抑えることのできる積立投資が特におすすめです。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインが暴落したときにできること

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの暴落は大きなピンチです。リアルタイムで手持ちの資産が減っていく様子を見るのは、気が気ではありません。

しかし投資の世界ではピンチはチャンスです。暴落という大きなピンチもチャンスに変えるくらいの心構えが必要です。

暴落したときにできることを見ていきましょう。

通貨を買い増しする

歴史的に見るとビットコイン相場は暴落と高騰を繰り返しながら推移しています。

つまり下落時に買っておけば、長期的には値上がりする可能性が高いということです。下落時ほど安く買い、高く売ることができます。そのうえ平均購入価格を下げることも可能です。

下落時ほど買い増しの絶好の機会だと言えるでしょう。

このような考えに基づく投資方法を「逆張り」と言います。

逆張りについては、以下の記事でも細かく紹介しているためぜひ参考にしてください。

暗号資産(仮想通貨)の順張りと逆張りの投資戦略とメリット・デメリット 「順張りと逆張りは聞いたことがあるものの具体的にイメージが湧いていない」 順張りや逆張りは暗号資産(仮想通貨)だけでなく、投資...

レバレッジ取引にする

通常、現物取引では「安く買って高く売る」ことが原則です。

暗号資産(仮想通貨)を買うところ、つまり買いポジションからでしか入ることができないためです。なので暴落時に儲けることが難しくなってしまいます。

その点レバレッジ取引では将来的に下落するだろうと予測して、売りポジションから取引をすることができます。

この方法を「空売り」と言います。空売りでは相場が下がれば下がるほど儲けることができます。暴落時であっても大きな利益を出せます。

信用取引は現物取引と違ってレバレッジをかけることで小さな資産で大きな利益を挙げられます。また空売りを駆使すれば、あらゆる相場で利益を出すことが可能です。ただ自分の資産がマイナスになるリスクもあります。

暴落時でも儲けられるからと安易に手を出すのではなく、事前の準備は必要です。

損切りするタイミングを見極める

投資といえば、利益を出すことばかりを考えるかもしれません。しかし、実は反対です。

投資では

  • 大きな損失を出さないこと
  • 少しでも損失を抑え、次の取引につなげること

のほうが重要です。

損失を抑えるために大切なのが、適切な損切りです。暴落を続ける中でうまく損切りをして、被害を最小限に抑えます。

注意すべき点として、自分の感性やタイミングで損切りをするのは避けましょう。

相場には「2番底」と言って、一度落ち着いたのち、再び値崩れを起こす現象があります。気の迷いで損切りをためらったら2番底にはまって損失が拡大となったら目も当てられません。

ポジションを持つ前にあらかじめ損切りの価格を設定しておき、どのような推移をするにせよ機械的に損切りをするようにしてください。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは今後も暴落するときがある?

2020年4月現在、暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは小康状態にあります。不安なのは今後も暴落する可能性があるかという点です。

対策などはあれど、また暴落するリスクのあるものには手を出しづらくなってしまいます。

新型コロナの被害がさらに拡大したとき

率直に言うなら、今後どのような要素によって暗号資産(仮想通貨)市場が変動するかを完全に予想するのは困難です。

ただ確実に暴落に関係する要因があるとすれば、新型コロナウイルスでしょう。

新型コロナは既に一度暗号資産(仮想通貨)市場を暴落させました。

現状なんとか暴落は脱しましたが、今後新型コロナによる被害が更に拡大し、経済の先が見通せない状況が続けば、再び暗号資産(仮想通貨)市場が暴落する可能性もあります。

専門家が予想した暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの今後は?

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの今後は見通しが難しい状態です。

ただ専門家の中にはこのような状況下であっても、暗号資産(仮想通貨)の今後を予想する人もいます。参考にしてみてください。

ビットフューリー日本代表の紺野勝弥氏「価格下落は底打ち」

世界17か国を拠点にブロックチェーン事業やマイニング事業など、暗号資産(仮想通貨)に関連した事業を幅広く展開するビットフューリー社の日本代表を務める紺野勝弥氏は、株価の底打ちは近いという見通しをしています。

紺野氏はリーマンショックを引き合いに出し、株価が当時の水準に到達していることから底打ちしつつあると予測しています。

金融市場が落ち着きを取り戻せば、暗号資産(仮想通貨)も同様に不安要素はなくなるでしょう。

しかし細野氏は同様に

今は「Cash is King」と言い、あらゆる金融商品を売って法定通貨に戻す動きが見られている

と述べており、今後暗号資産(仮想通貨)も下げ相場になる可能性もあるとしています。

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの今後はどうなる?価格を予想

本来2020年は暗号資産(仮想通貨)・ビットコインにとってイベントの多い年でした。新型コロナウイルスによって相場は混乱していますが、イベントがうまく作用すれば、暗号資産(仮想通貨)の未来は決して暗いものではありません。

暗号資産(仮想通貨)の今後の価格を予想していきましょう。

半減期の前に価格高騰する

2020年の暗号資産(仮想通貨)市場にとって最大のイベントがビットコインの半減期です。

当初は2020年5月に半減期が訪れると予想されていましたが、現在は新型コロナウイルスによってやや遅れが生じ、5月から6月ごろに訪れると考えられています。

過去相場を見ると半減期を迎える年は、相場が大きく動きます。特に半減期を迎える2、3か月前には価格が上昇する傾向にあります。

つまり2020年4月現在、既に上昇に転じてもおかしくないということです。

2020年内に1BTC=100万円に上昇する

ただ相場は右肩上がりではありません。半減期を迎えることで一時的に価格が下落する可能性もあり、また新型コロナウイルスの影響も未知数です。

しかしもしコロナが首尾よく終息に向かえば、半減期などもありビットコインは上昇へ転じるでしょう。

具体的にはまず2020年に入り、新型コロナウイルスによる影響が出る以前、2月ごろに記録した1BTC=100万円が基準となります。

この価格は半減期などの影響のない状態での価格です。つまりビットコインは独力で100万円にたどり着きうるということです。

半減期による後押しを受ければ、当然100万円を突破する可能性もあります。

暗号資産(仮想通貨)・ビットコインのマイナーは今後どうなる?

ビットコインの暴落に狼狽するのは、ビットコインを取引する投資家だけではありません。ビットコインのマイニングに従事するマイナーはより直接的に影響を受けます。

マイナーが今後どうなるかを紹介します。

赤字が続くとマイニングをストップするマイナーが増加する

まず暴落はマイナーにとって死活問題です。報酬が減るためです。

マイニングは非常に費用がかかります。マイニングに使うマシン代や、マシンを動かす電気代が必要です。安価に確保できればいいのですが、特に個人のマイナーはマイニングのコストが非常に高くなってしまいます。

ビットコインの価格が暴落すれば報酬が減ります。マイナーはマイニングのコストが報酬を上回る、つまり赤字になればマイニングから離れるでしょう。

また2020年5月から6月にはマイニング報酬が半減する半減期もあります。

  • ビットコインの価格も低い
  • 半減期で報酬が減る

となれば、採算が取れなくなったマイナーが続々とマイニングをストップするでしょう。

実際にビットコインに先立って4月8日に半減期を迎えたビットコインキャッシュでは、しばらくハッシュレート(採掘速度)の低下が続きました。

ビットコインキャッシュのマイニング能力の低下、つまりマイナーの離脱があった証拠です。ビットコインでも同様の現象が起きる可能性は充分考えられます。

ビットコインの暴落。リップルやイーサリアムなどのアルトコインへの影響は?

暗号資産(仮想通貨)にはビットコインとビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)全般を指すアルトコインに分かれます。アルトコインにもリップルやイーサリアムなど、有望なものは多いです。

ビットコインとアルトコインは完全に独立しています。しかしアルトコイン市場はビットコイン市場の影響を強く受けます

なぜならば現状、暗号資産(仮想通貨)市場全体の時価総額のおよそ60%をビットコインが占めているためです。

実際に、3月12日の暴落の際にはビットコインに追随する形でイーサリアム、リップルなどといった主要なアルトコインも暴落しています。

ビットコインが上昇すれば同様にアルトコインも上昇するため、逆張りで考えるならばアルトコインも買い時と言えるでしょう。

またアルトコインにはアルトコイン独特のイベントがあります。実用化が進んだ、企業が利用したなどのポジティブなニュースが流れれば価格にもいい影響を与えます。

そのためニュースを見て、いいニュースがあれば買い時とも言えます。ビットコインの上昇と重ねればなおいいです。

2020年暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは暴落から上昇すると予想

この記事のまとめ
  • 暗号資産(仮想通貨)市場もコロナウイルスによる影響を受け価格は大暴落
  • 2020年3月12日の大暴落はロスカットによる大量売りの影響が非常に大きいと言われる
  • コロナウイルスが終息に向かえば、ビットコインは上昇へ転じる
  • 最新のチャートやニュースを確認して価格の変化をいち早くキャッチする

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今回は2020年の暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン市場のこれからについて紹介しました。

ビットコインは新型コロナウイルスの影響もあって3月に暴落、現在もコロナ前の水準には戻っていません。しかし過去の相場から、半減期前には価格の上昇が予想されます。

新型コロナが終息すれば、1BTC=100万円への到達も考えられます。ただ現状は不安定です。再度の暴落の可能性も否定できません。

必ず最新のチャートやニュースを確認するといいでしょう。

仮想通貨のリスク
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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