仮想通貨の仕組み

スプレッドを知らないと損する。仮想通貨取引所の見えない手数料

この記事を読んでほしい人
✔ 仮想通貨のスプレッドについて知りたい方
✔ スプレッドコストについて知らない方
✔ 仮想通貨取引で儲けようとしている方

「仮想通貨のスプレッドって何?別に知らなくても取引出来るし、そのうち覚えよう……」といったように仮想通貨のスプレッドとは何か知らない状態で、取引を始めてはいないでしょうか。

確かにスプレッドコストを知らなくても、仮想通貨取引を始めることはできます。しかし、スプレッドとは何か具体的に知っておかないと、損をしてしまうかもしれません。

今回は仮想通貨取引所の見えない手数料・スプレッドについて基礎からていねいに解説していきます。初心者の方は、この機会に是非読んでみてください。

この記事の要約
  • 仮想通貨取引所のスプレッドとは、販売所形式でかかる手数料
  • スプレッド手数料は仮想通貨投資のコストになる
  • スプレッドの狭い仮想通貨取引所は「GMOコイン」「ザイフ」「コインチェック」

仮想通貨取引所のスプレッドとは

仮想通貨取引所のスプレッドとは、販売所形式にのみかかる手数料のこと。

簡単に説明すると、買い価格から売り価格を引いた金額を指します。

取引所形式にはかからないコストですので、まずは『販売所形式でかかる手数料』という点のみ覚えておきましょう。

スプレッドの発生する仕組み

スプレッドコストが発生する仕組みですが、そもそも販売所形式では常に発生しています。

そして買い価格は売り価格より高く、売り価格は買い価格より安くなるように価格変動しているのが特徴です。

例)市場価格1BTC=100円
販売所形式
買い価格105円
売り価格95円

取引所の手数料形態

取引所の手数料

取引所の手数料にスプレッドはなく、一般的には以下のような手数料のみ。

  • 取引手数料
  • レバレッジ手数料(レバレッジ取引のみ)

取引手数料は1回の取引にかかる手数料で、取引所によって異なります。

またレバレッジ手数料とは、レバレッジ取引のみにかかる手数料。保有期間1日ごとに、保有金額へ手数料率をかけた金額がコストになります(1日ではない設定の場合も)。

販売所の手数料形態

販売所の手数料

販売所の手数料としては、スプレッドや取引手数料

  • 取引手数料
  • スプレッド

しかし多くの仮想通貨取引所は取引手数料無料で、スプレッドのみかかる設定となっています。

スプレッドは投資のコストになる

スプレッド手数料は、取引手数料などと同様に仮想通貨投資のコストになります。

そこで、スプレッドが仮想通貨投資にどのような影響を与えるか解説していきましょう。

スプレッドが投資に与える影響

スプレッドが投資に与える影響は、主に以下の要素が考えられます。

  • 取引所形式よりも買い価格が割高
  • 取引所形式よりも売り価格が割安
  • 取引所形式と比較してスプレッド分、利益確定機会が減る

取引手数料と違いスプレッドは、利益から差し引かれるタイプのコストではありません。

しかし、取引所形式よりも買い価格が割高・売り価格が割安ですので、狙える利益幅を減らす要因にもなり得ます。

例)ビットフライヤー
取引所形式:1BTC=1053829円

販売所形式:

  • 買い価格1BTC=1084681円
  • 売り価格1BTC=1031505円

取引所形式で購入すれば1053829円で済みますが、販売所形式の場合は1084681円ですので、30852円もの差額になります。

また、販売所形式の売り価格は1031505円と、極めて割安ですので少なくとも6万円もの価格上昇が起きなければ利益を得られません。

このようにスプレッドコストは、取引所形式よりも大きなコストが潜在的にかかっている点に注意しましょう。

参考URL: https://bitflyer.com/ja-jp/ex/Price(7月18日時点の価格)

スプレッドが広いとどうなるのか

スプレッドは広ければ広いほど手数料が大きくなるため、利益を得ることが難しい状況になります。

スプレッドに気付かず販売所形式で取引を行うことは、ハイリスクであると理解しておきましょう。

スプレッドの計算方法

ここからはスプレッドの計算方法をご紹介していきます。簡単な計算ですので、この機会に覚えておきましょう。

今回は、ビットフライヤーの販売所を使って説明します。

ビットフライヤーの販売所取引画面

計算方法ですが、中央にある「購入価格」に表示されている価格から、「売却価格」を差し引けば完了です。

1BTC:
1171812-1113542=58270円

参考URL:https://bitflyer.com/ja-jp/ex/Price

%表示と円表示

円表示にする場合は、単純に購入価格から売却価格を差し引くのみで算出できます。

そして%表示にする場合は、

(スプレッド手数料÷購入価格)×100

という計算を行いましょう。

例)
ビットフライヤー
(58270÷1171812)×100=約4.97%

どちらの計算も、計算した時点のレートやスプレッドで算出しているもの。したがって取引する日に計算し直すと、より正確に手数料率や差額を算出できます。

ビットフライヤー(bitFlyer
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインLISK
ベーシックアテンショントークン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(0.01~0.15%)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐⭐☆
(1.19%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐⭐

ここがオススメ!

  1. 国内取引量・ユーザー数3年連続No.1
  2. 手数料が安い!
  3. 取扱仮想通貨が豊富!

スプレッドの狭い仮想通貨取引所を紹介

仮想通貨を取引する上でスプレッドは、特に気にしなければいけないことです。

「ちょっとしか変わらないから……」なんて思っていても、取引回数が増えることで大きくコストが積み重なっていくでしょう。

ここでは国内の販売所の中で、スプレッドの狭い仮想通貨取引所を3つご紹介します。

取引所名スプレッド
GMOコイン0.6%前後
ザイフ1.21%前後
コインチェック2%前後

※ビットコイン
※各種統計情報も参考

おすすめ取引所1:GMOコイン

GMOコイン
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムリップルライトコインビットコインキャッシュネムステラルーメンベーシックアテンショントークン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(1200円前後)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
  2. セキュリティが高い
  3. 大手運営で安心して取引が可能

仮想通貨を取引する上で1番のおすすめ販売所は、GMOコインです。

他の販売所と比べてスプレッド幅が狭く設定されていますので、頻繁に取引する人におすすめ

おすすめ理由:他の手数料も無料

GMOコインでは、スプレッド幅が0.6%程度と低く設定されています。

また入出金・注文手数料などが無料なので、仮想通貨を手に入れた後も余計なコストをかけずにすみますよ。

おすすめ取引所2:ザイフ

ザイフ(Zaif
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムネムモナコインビットコインキャッシュ
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(-0.05%~0.3%)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(5.19%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. 設定した取引値で売買できる(取引が成立すれば)
  2. ビットコインを購入するとキャッシュバックがある
  3. 低リスクな積立ができる

スプレッド幅が低い、ザイフもおすすめです。

スプレッドは1.12%前後。スプレッドが4%前後の販売所もありますから、その差は大きいですよね。

おすすめ理由:ザイフでしか手に入らないトークンもある

ザイフでは、既存のブロックチェーン技術を利用して作られた通貨であるトークンを売買することができます。

ここでしか手に入らないトークンもあるので、気になる銘柄がある方は登録してみましょう。

おすすめ取引所3:コインチェック

コインチェック(Coincheck
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクファクトムネムモナコインステラルーメンクアンタム
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐⭐☆
(少し高い)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐⭐

ここがオススメ!

  1. 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
  2. 豊富な取扱通貨の種類
  3. アプリ・サイトが初心者にも使いやすい

コインチェックのスプレッドは、2%前後と比較的低め。

購入方法もとても簡単なので、初めて仮想通貨を購入したい人におすすめの取引所です。

おすすめ理由:取扱通貨が豊富

コインチェックでは、10種類もの仮想通貨を取り扱っています。

また、11月12日にはステラルーメンが上場するなど、ここでしか手に入らない通貨がたくさんあるので、おさえておきたい取引所と言えるでしょう。

レバレッジ取引でスプレッドは発生する?

レバレッジ取引は取引所形式ですので、販売所のようなスプレッドは発生しません

しかし、微量な価格差が発生することはあります。

レバレッジ取引でスプレッドの狭い仮想通貨取引所を紹介(レバレッジ取引にスプレッドはありません)

レバレッジ取引の手数料コストが小さい仮想通貨取引所をご紹介します。

スプレッドはあくまで販売所形式のみに使用する用語です。間違えないように注意しましょう。

取引所名取引手数料
コインチェック0%
GMOコインMaker -0.01%
Taker 0.05%
ビットフライヤービットコインなど一部0%

※コインチェックは2019年7月時点でレバレッジ取引停止中

コインチェックのレバレッジ取引が再開されれば、手数料コストを抑えてお得に取引出来るでしょう。

それまでは今回紹介したGMOコインやビットフライヤーなど、複数の取引所を利用することをおすすめします。

スプレッドを意識してお得に仮想通貨取引をしよう

この記事のまとめ
  • 仮想通貨取引所のスプレッドとは、販売所形式でかかる手数料
  • スプレッド手数料は仮想通貨投資のコストになる
  • スプレッドの狭い仮想通貨取引所は「GMOコイン」「ザイフ」「コインチェック」

仮想通貨取引所には、取引所と販売所の2種類があります。そしてスプレッドとは販売所形式のみに発生するコストで、買い価格と売り価格の価格差のこと。

各取引所によって価格差は異なり、1%未満のスプレッド率もあれば、2%台のケースもあります。またスプレッドが広ければ広いほど、利益を得るための価格上昇率の下限が高くなり、リスクが高まるでしょう。

販売所形式は、基本的に今すぐ仮想通貨が欲しい方向け。取引で利益を得たい時は、取引所形式で売買するのがおすすめですよ。

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