仮想通貨の仕組み

仮想通貨のデモトレード!業者・アプリ選びと効果的な使い方を解説

この記事を読んでほしい人
✔ デモトレードができる暗号資産(仮想通貨)取引所が知りたい方
✔ 暗号資産(仮想通貨)をいきなり始めるのは不安な方
✔ 暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみたい方

何かと話題な仮想通貨「○○を買ったら○○倍に!」といった言葉を聞いて取引を始めようと考えているはず。

とは言え、「仮想通貨で大損、貯金がゼロに」こんな話もあるので不安。

稼げるかは不明ですが、仮想通貨のデモトレードで取引のイメージや、勝てるまで練習するのはリスクがゼロです。

今回は、「仮想通貨のデモトレード」をテーマに解説します。

こちらの記事もおすすめ!:暗号資産(仮想通貨)取引所ランキング最新版。手数料無料という罠に注意

仮想通貨のデモトレードとは?

仮想通貨のデモトレードとは、文字通り「仮想通貨の取引を体験できるサービス」になります。

リアル資金ではなく、デモ資金の取引なので実際にアナタのお金が増減することはありません。

ただし、仮想通貨のリアルタイムな価格変動や、仮想通貨交換業者の口座と連携している場合もあるため「リスクゼロでリアルな取引体験ができる」のが特徴です。

例えば、仮想通貨のデモトレードで安定して1か月以上もプラス収支だったとしましょう。
同じ仕組み、判断基準でリアルトレードを行えば、基本的には利益を得られます。

仮想通貨のデモトレード可能な業者・アプリ

仮想通貨のデモトレードは、アプリやデモ口座対応の業者を利用して行います。
デモ口座対応の業者、デモトレードアプリは以下の通りです。

名称取引方法取り扱い通貨数特徴
TradingView(トレーディングビュー)高機能チャートツール200種類以上定番の仮想通貨分析ツール
BitMEX(ビットメックス)暗号資産(仮想通貨)FX8種類海外の大手取引所
CryptGT(クリプトGT)暗号資産(仮想通貨)FX58種類海外の仮想通貨FX業者
BitMEX(ビットメックス)暗号資産(仮想通貨)FX8種類海外の大手取引所

各社デモ口座に対応しており、スマホからでも専用アプリで快適に仮想通貨のデモトレードができます。

【リアル志向】仮想通貨のデモ口座を選ぶ基準

仮想通貨のデモ口座を選ぶ基準
  • リアルタイムの価格で取引できる
  • リアル口座(本講座)を利用できる
  • 実際の取引画面と近い、資金設定まで可能

仮想通貨のデモ口座を選ぶなら、上記の基準で決めるのがベストです。
ようするに「リアル志向なデモ口座」を選ぶのが重要になります。

なぜなら、リアルタイムな価格ではなく、お遊び感覚のデモ口座では実際の仮想通貨取引で役に立たないからです。

例えば、1時間後に自動で取引が終了するようなデモアプリは意味がありません。

実際の仮想通貨取引では、いつ・いくらで買い、売るのか?が実際の利益を決めます。
なので、可能な限りリアル口座に近いデモ口座を選びましょう。

迷ったらコレ!TradingView「ペーパートレード」

demotrade-1
MAStandの相場分析・価格予想でもお馴染みの高機能分析ツールです。

どこのデモ口座を使うか迷ったなら、TradingView(トレーディングビュー)のペーパートレードを使うのがオススメです。

TradingViewは、世界中の金融商品のチャートを分析できる高機能なブラウザ型分析ツールです。

仮想通貨トレーダーにとって定番のツールで、ほぼ全ての仮想通貨のチャートを表示できます。

結局は、どこの取引所を使ってもチャート分析で使うので無料アカウントを作っておくと良いでしょう。

また、肝心の仮想通貨デモトレードですが、無料アカウントを持って入れば手続き不要で始められます。

TradingViewのペーパートレード機能を使えば、ほぼ全ての仮想通貨を使ってデモトレードが可能です。

BITPoint(ビットポイント)

ビットポイント(BITPoint
取扱仮想通貨ビットコイン
ビットコインキャッシュ
イーサリアム
ライトコイン
リップル
ベーシック アテンション トークン
トロン
エイダ
ジャスミー
ポルカドット
チェーンリンク
ディープコイン
アイオーエスティー
クレイ
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐⭐⭐
(少しあり)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐⭐

ここがオススメ!

  1. 最高水準のセキュリティ対策
  2. ビットコインの送金手数料が無料
  3. ビットコインの現物取引手数料も無料

BITPointは国内取引所で、人気取引ツールであるMT4(MetaTrader4)のデモ版でデモトレードを始めることが可能です。

MT4とは、暗号資産(仮想通貨)以外の金融商品にも用いられている取引ツールで、世界的に高い評価を得ています。

テクニカル指標が豊富で、自動取引プログラムも実装しているなど、高機能なツールとしても知られています。

BITPointでは、登録等を一切しなくてもデモトレードを始める事ができます。ただし、デモトレードの試用期間は30日となっていますので注意しておきましょう。

CryptGT(クリプトGT)

暗号資産(仮想通貨)デモトレードができるおすすめの取引所2つ目は、クリプトGTです。

クリプトGTは海外取引所で、レバレッジ200倍とハイレバレッジで取引をする事ができるという点が最も大きな特徴です。

デモトレードのやり方としては、MT5(MetaTrader5)のデモ版から暗号資産(仮想通貨)のデモトレードを始めることができます。

また、同一アカウントでデモ口座と資金を使う本取引の口座、どちらも同時に開設する事ができますので手間も掛かりません。

クリプトGTのデモトレードを行う際には、クリプトGTへの登録とMT5アプリのダウンロードが必要となります。デモ口座を作成する場合は、ログイン後の口座タイプからデモを選んでいきましょう

BitMEX(ビットメックス)

BitMEXも海外取引所で、ビットコインFXでの出来高が世界1位を記録したこともあるメジャーな取引所のひとつです。

口座開設から取引まですべて日本語対応していますので、英語が苦手な方でも比較的スムーズに手続きを進めることができます。

デモトレードのやり方は、自己資金を使う本取引の口座とは別に、デモトレード用の口座開設手続き後、トレードを始めるという流れになります。

公式HPの「シミュレーション取引」から、デモトレード口座の開設手続きが簡単にできます。

BitMEXでデモトレードを始めるには、本口座の登録と同時にテストネットと呼ばれるデモ口座を開設する必要があります。ここに架空のビットコインを入金する事で取引を始める事ができるようになります。

仮想通貨のデモトレードの効果的な使い方

デモトレードを実践的に使うには?
  • 実際に仮想通貨に使う金額と同じ資金
  • 今後、投資・投機する予定の仮想通貨を選ぶ
  • 毎回の取引に必ず根拠を作る

少なくとも上記の3つは意識して仮想通貨のデモトレードを行いましょう。

仮想通貨のデモトレードは、何となく取引のイメージをつかむ「慣れるのが目的」と言った方もいます。

とは言え、基本的には「仮想通貨で稼ぐ為の練習としてデモトレードを使う」のが一般的です。

実践に近いデモ口座を選ぶのも大切ですが、実践に近いデモ口座の使い方も重要になります。

実際に仮想通貨に使う金額と同じ資金

仮想通貨のデモトレードを使うなら、リアル口座の資金と同じ金額に設定しましょう。
今回ご紹介したデモ口座対応の業者は、基本的には自由にデモ資金を設定できます。

なぜなら、仮想通貨問わず、投資・投機で得られる利益は資金に応じて異なるからです。

例えば、とある仮想通貨を1枚100円で買い、その後に101円へ上がったとしましょう。
得られる利益は1円です。

しかし、仮に100万円ほど同じ仮想通貨を買った場合は1000円の利益になります。
実際に買った仮想通貨の金額に応じて利益、損失は違うのでデモ口座の資金も同じにすべきです。

今後、投資・投機する予定の仮想通貨を選ぶ

仮想通貨はビットコインだけでなく、現時点で3000種類以上もあります。

将来的に有望な仮想通貨へ先行投資、やはり王道のビットコインなど取引する銘柄で実際の値動き(ねうごき)は別世界です。

例えば、一瞬で10倍の価格まで急成長する草コインを取引する予定なのに、ビットコインをデモトレードしていては実践的ではありません。

デモトレードするなら、リアルトレードする予定の仮想通貨を取引しましょう。

毎回の取引に必ず根拠を作る

仮想通貨のデモトレードをする場合は、必ず毎回の取引に根拠を持ちましょう。

「デモトレードでは勝てたのに、リアルトレードで勝てない」といった問題はほぼ確実に誰もが通る道です。

1つ大きな原因は、デモトレードで適当な売買をしているケースになります。
デモトレードでも毎回の根拠を持って取引すれば、リアルトレードで同じ事を再現しやすいです。

取引の根拠は具体的であるほど良いと思います。

「○○が○○になったら買い」このような根拠を持ち、デモトレードで勝てれば、同じ事を実際のリアルトレードでするだけ。

シンプルですが、現金かデモ資金かの違いだけですから、いかにデモトレードで真剣に取り組めるのかがキーポイントです。

暗号資産(仮想通貨)取引の本番前にデモトレードで練習を

暗号資産(仮想通貨)取引や投資自体初めてという方にとって、いきなり自己資金を投入して取引を始めるのは不安を感じる事も多くなってくるでしょう。

また、大きな損失を連発しやすく、早期撤退を余儀なくされるケースも珍しくありません。

そこで、暗号資産(仮想通貨)の取引や相場の動きに慣れるため、いくつかの暗号資産(仮想通貨)取引所で実施しているデモトレードを始めていきましょう。

暗号資産(仮想通貨)のデモトレードでは、自己資金を使わず実際と同じ注文操作で、取引できるため基礎的な操作や知識を覚える事ができるようになります。

取引操作などはデモトレード、緊張感や損失・資金管理などの上達には実際の投資が必要となってくるという点も理解した上で始めていきましょう。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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