IOST(Internet of Services Token)は、ブロックチェーン技術を様々なサービスに普及させるプロジェクトの仮想通貨。
とは言え、今知りたいのは「IOSTは、2020年末で上がるのか?」でしょう。
2020年10月時点のリアルチャートを元に、徹底的に分析しました。
結論としては、上がりそうな動きは確かにあると言えます。
目次
IOST/USDが上がる?注目価格を知ろう
【0.014USD付近の価格】2019年の高値
【0.035USD付近の価格】2020年の高値
【0.008USD付近の価格】最安値の手前・前回の安値
まずは、IOST/USDの注目価格を知っておきましょう。
現状では、2020年の高値と安値のちょうど中間で価格が推移しています。
つまり、今すぐ上がるのではなく、上下どちらもあり得る価格です。
IOSTを買う、それとも買わない判断は遅くはないと言えるでしょう。
仮に、IOSTが上がるなら目標【0.014USD付近の価格】を目指す可能性が高いです。
【0.014USD付近の価格】は2018年の最高値になります。
現在価格から2倍以上、十分すぎる期待値です。
0.006USD~0.005USDの値幅
ちなみに、日足チャートで見ると短期的には下目線。
【0.08USD付近の価格】最安値圏までの下落も十分あり得ます。言うまでもなく、過去を振り返れば「価格的には割安」です。
IOST/USDが上がる理由は出来高にあり?
現状の仮想通貨市場では、取引所による取引量の差が目立ちます。
最も多くの取引を行っているのがBinance。
IOSTがBinanceで見せた、過去最大規模の出来高に注目しましょう。
2020年9月には、2019年の高値を作った時と同じレベルの出来高が出現しています。
仮想通貨界隈では有名ですが、マイナーコインはバブル全盛期に同じ現象が見られていました。急騰の前に、不自然に大きな出来高の上昇です。
「クジラ・大口投資家による買い」とも言われていますが、真実は不明。
とは言え、今見られている出来高には注目すべきでしょう。
実際に、現状は不自然な出来高があった価格をなかなか下回っていません。
IOST/USDが上がるなら「逆三尊」を形成?
IOST/USDが仮に上がるなら、画像のような「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」の形が理想的でしょう。
9月に見せた出来高が気になりますが、一旦は【0.008USD付近の価格】までの下落はあり得ます。
理由は逆三尊の左側、2019年10月の安値と重なるからです。
この価格まで下落すれば、割安のイメージが多くの投資家に抱かれるのが予想できます。
直前では、大きな出来高もあるため、損切の売りを起きやすいでしょう。
売り注文は、当たり前ですが買い注文がなければ成立しません。
一気に買い上げられるなら、当然売り手も必要になります。
十分に上がる準備をして、買われる展開となれば、IOSTはドル建てで上がる見込みです。
IOST/BTCも注目?ただし、買い時に難あり
【0.000003BTC付近の価格】2019年の高値
【0.000002BTC付近の価格】2018年~2019年のレンジ
【0.000001BTC付近の価格】最安値の手前・前回の安値
IOSTは、対BTCだと取引しづらい印象です。
週足チャートで見ると、各高値・安値の注目価格はちょうど1倍→2倍と不自然なほど段階的に価格が変動しています。
上がったら2倍の価格を目指すだろうと、シナリオを予想するのはシンプルです。
しかし、問題は「上がるなら、どんな形で上がるか?」がIOST/BTCチャートでは判断が難しくなります。
理由は、今の価格が最安値付近でほとんど価格が動かないからです。
2020年10月時点では、画像の通り最安値圏を目前に下降トレンドで推移しています。
しかし、突発的に上がる、一瞬だけ下がるといった展開の頻度が多いです。
そのため「今上がる!」と判断するころには、乗り遅れ。こんな可能性も高くなります。
とは言え、IOST/USDと同じく異常な出来高が出現しています。
前回は、2019年の4月に同じ規模の出来高を見せていました。
その際は急騰相場となり、2019年の最高値まで上昇しています。
今回の出来高も、同じぐらい上がる予兆では?との見方も可能です。
ただし、先に解説したIOST/USD、ドル建ての取引の方が取引しやすいでしょう。
一瞬の急騰なら、焦って買うのはリスクが高いからです。
まとめ
今回は「【今知りたい】IOSTは年末に上がる?2020年のチャートを徹底分析」のテーマでした。
最後にもう一度、IOSTの年末に向けた重要ポイントをお届けします。
- IOSTは対ドルのチャートが分かりやすい
- 逆三尊を形成しつつ、上昇トレンドへの転換が理想
- IOST/BTCは出来高の規模はあるものの、値動きが小さい
BTCが上がるシナリオと同時に、IOSTも前後で大きく動く可能性は高いと考えられます。
やはり、異常な出来高の上昇が気になるのが現状です。
大きな買いは、IOSTが上がる前触れなのか?引き続き注目していきましょう。
仮想通貨の今後