「トレード初心者は順張りがオススメです。」
ビットコインFXを始めて、多くの初心者が聞く言葉。
順張りトレードで必ず覚える知識がトレンドラインです。
上昇トレンドなら買い注文、下降トレンドなら売り注文で取引するのが順張り。
とは言え、「どこを基準に取引すれば良い?」と疑問です。
トレンドラインを引けば、買い時・売り時が分かりやすくなります。
今回は、ビットコインFXで使えるトレンドラインの引き方を解説しました。
ビットコインFXで使える「トレンドライン」とは?
トレンドラインとは「斜線」です。
もちろん、ただの斜線ではなく、トレンドラインには3つの作用があります。
- 価格を支えるサポートライン(支持線)
- 価格を抑えるレジスタンスライン(反発線)
- トレンドの軸となるライン
別の記事で水平線について解説しましたが、似たイメージです。
読んで頂けると、トレンドラインをより理解できます。
【10分で分かる!】ビットコインFXで使える水平線の引き方・考え方
「サポート?レジスタンス?」こんな感じで分からないといった方へカンタンに解説します。
トレンドラインがサポートラインになる
トレンドラインは、価格より下に引けると「サポートライン(支持線)」となりやすいです。
価格が線と交差すると、買われる動きが見られやすい状態になります。
また、価格が線を下回るとサポート→レジスタンスへと作用の逆転が起こりやすいです。
トレンドラインがレジスタンスになる
トレンドラインは、価格より上に引けると「レジスタンス(反発線)」となりやすいです。
価格が線と交差すると、売られる動きが見られやすい状態になります。
また、価格が線を上回るとレジスタンス→サポートへと作用の逆転が起こりやすいです。
トレンドの軸となるライン
トレンドラインは「トレンドの軸」として作用しやすい面があります。
この性質に関しては、解説している教材やメディアが少ないです。
高値の更新幅が狭く、頻繁に安値とトレンドラインが交差すると見られやすい作用になります。
ようするに、トレンドラインがサポートラインとして強く意識されている状態です。
トレンドラインを軸に買う投資家・トレーダーが多い局面では、ラインを価格が下回ると同時に「急落相場」を作りやすくなります。
つまり、「価格を支えていたライン」→「支えていたラインを下抜けした」このような心理です。
トレンドラインの引き方はシンプル
トレンドラインの引き方は、非常にシンプルです。
- 安値と安値を結んで引く
- 高値と高値を結んで引く
上記の2パターンだけを、とりあえず覚えればOK
「もっと小難しい裏技的な引き方があるんでしょ?」
「手法や勉強した法則を使って引かないの?」
こんな疑問を持つかもしれません。
しかし、トレンドラインを引く上で重要なのはシンプルに考える事です。
シンプルで、誰でも引けるからトレンドラインは意味があります。
例えば、一部のプロトレーダーしか知らないトレンドラインの引き方は無意味です。
「誰でも引ける=誰もが意識する」なので、引いたトレンドラインにしっかり価格が反応します。
したがって、トレンドラインを引くのが難しいチャートなら引く必要もないです。
分かりやすい場面で、トレンドラインは活用しましょう。
【実践解説】ビットコインFXチャートでトレンドラインを引く
ここまで、トレンドラインの基礎知識と引き方を解説しました。
アナタがトレードで実践できるように問題です。
上記のビットコインFX日足チャートに「トレンドライン」が引けます。
安値と安値が斜めに並んでいます。
V字に買われているので、非常に分かりやすいです。(分かりやすい=重要なポイント)
このような形でトレンドラインが引けていればOKです。
ちなみに、ビットコイン価格が30万円から2000万円になる上昇トレンドのチャートでした。
トレンドラインは、50万円から分かりやすく引けた場面です。
もし、このトレンドラインを引けていれば4倍の利益が出せました。
【小技】トレンドラインは「角度」も重要です
トレンドラインを理解している中級者向けのアドバイスです。
一見ジグザグで、トレンドラインが引けそうにないチャート。
でも、何となく「どこかに規則性がありそうな値動き」をみた事がありませんか?
実は、同じ角度のトレンドラインで高値・安値を予想できるケースがあります。
最初に引いたトレンドラインを次の安値(もしくは高値)へコピぺしましょう。
すると、次の高値や安値と重なります。
つまり、1本のトレンドラインと同じ角度が意識されているという事です。
多くの取引ツールでは、トレンドラインの複製機能があります。
(TradingViewだとCtrlキーと左クリック)
一見ジグザグな相場でも、実は過去のトレンドラインと同様の角度で買われているといっらケースは多いです。
ジグザグなので、利益幅は少なそうですが5分足・1分足ならスキャルピングで十分稼ぐチャンスはあります。
まとめ
今回が「【10分で分かる】ビットコインFXで使える「トレンドラインの引き方」を実践解説」のテーマでした。
トレンドラインは、どこの取引ツールでも必ず引けます。
つまり、トレンドラインを引かない・考えない人は滅多にいません。
誰もが引けるトレンドラインを引き、相場の美味しい部分を見つけられるようにしましょう。
レバレッジ取引入門