2018年9月、「Quoinex」は「リキッド(Liquid by QUIONE)」にリニューアルされました。
この機会にリキッドで暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみたい方や、リキッドの使い方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、リキッドの登録方法や、入金・出金・取引方法などを、画像を使ってわかりやすくお伝えしていきます。
- リキッドは世界中の取引板を集め、流動性を高めるというコンセプトで運営されている暗号資産(仮想通貨)取引所
- リキッドは取引所形式のみで、現物取引とレバレッジ取引ができる
- リキッドは入金、出金、取引のいずれもPCとスマホから簡単な操作で行なうことができる
- リキッドでは、「Liquid by Quoineライト版」というスマホアプリからも取引できる
目次
リキッド(Liquid)の会社概要
Liquid by Quoineは、QUOINE株式会社が運営する暗号資産(仮想通貨)取引所。以前はQuoinexという名称で取引所を運営していましたが、2018年9月にLiuqid by Quoineと名称を変更しました。
現在、リキッドという愛称で多くの方が利用しています。
運営会社 | QUOINE株式会社 |
---|---|
暗号資産(仮想通貨)交換業者 | 関東財務局長 第00002号 |
本店所在地 | 東京都中央区京橋二丁目2番1号 |
URL | Liquid公式サイト |
電話番号 | 0570-099-071 |
取引所種別 | 取引所・FX |
取扱通貨 | BTC、ETH、XRP、BCH、LQC |
世界中の流動性格差を解消するというコンセプトで運営されており、板取引のみの取引所形式で運営されています。
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムビットコインキャッシュリップルキャッシュ |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ 現物取引手数料無料 レバレッジ取引手数料0.025% |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (かなり小さい) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 手数料がすべて無料
- ビットコイン価格が他取引所より低い
- 日本初の金融庁認可の仮想通貨交換業者
リキッド(Liquid)の特徴
リキッドの最大の特徴は、自社が発行する独自コインLQC(リキッドコイン)を取り扱っていること。
LQCはホワイトリストにも掲載されていますが、ほかの国内取引所では扱っておらず、リキッドでしか手に入れることができません。
また、スマホアプリからレバレッジ取引ができるのも特徴です。
特徴1「手数料が安い」
リキッドは取引手数料がお得なのが、利用者に愛されている理由のひとつ。
リキッド(Liquid)の取引手数料 | |
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現物取引 | 無料 |
レバレッジ取引 | 0.025% |
現物取引手数料は無料で、レバレッジ取引手数料も0.025%と、他の取引所と比べてもリーズナブルに投資を楽しむことができます。
特徴2「豊富な通貨ペア」
現物取引は34通貨ペア、レバレッジ取引は12通貨ペアで取引が可能です。
暗号資産(仮想通貨)
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LQC(リキッドコイン) ※QASH(キャッシュ)が名称変更
- XRP(リップル)
法定通貨
- JPY(円)
- USD(アメリカドル)
- EUR(ユーロ)
- AUD(オーストラリアドル)
- HKD(香港ドル)
- SGD(シンガポールドル)
- CNY(人民元)
- PHP(フィリピンペソ)
- INR(インフォルピー)
- IDR(ルピア)
取扱通貨は、上記のとおりとなっています。
特徴3「0.001BTCから取引可能」
最低取引単位が非常に小さく、0.001BTCから取引可能。現時点でのビットコイン価格が約110~115万円なので、約1100円くらいから取引できるというわけですね。
とりあえずお試しで始めてみたいという方でも、気軽にビットコインを購入できます。
特徴4「取引量が大きく、流動性がある」
板取引で重要視されるのは、流動性。
- 流動性
- 発注数量
- 保有建玉量
リキッドはこれらが非常に充実しており、大口のトレーダーにも評判となっています。
- 売り・買いの注文が活発に出されることで、売買のスピードや量が増えて、最終的な取引高が大きくなる
- 取引が活発になればなるほど、売りの値段と買いの値段の差が小さくなり、適正な価格で取引ができる
流動性があるということは、それだけメリットも大きいということですね。
リキッド(Liquid)が提供する取引タイプ
リキッドが提供する取引タイプは2種類。
- 現物取引
- レバレッジ取引
現物取引とレバレッジ取引の注文方法はさほど変わりなく、シンプルな操作で注文することができます。
現物取引
現物取引のほうが、基本的な注文方法となるでしょう。
好きな金額を入金し、その金額だけ暗号資産(仮想通貨)を購入するという注文方法。購入した通貨はいつでも売却することができます。
通常、表示される取引画面は、現物取引となっています。
右側の発注パネルに入力するだけで購入可能。チャートもインディケーターを自由に表示でき、細かな分析ができます。
レバレッジ取引
証拠金を預けて、その何倍もの大きな金額で行なうのが「レバレッジ取引」。証拠金が100万円の場合、レバレッジ倍数5倍なら、500万円分の暗号資産(仮想通貨)が購入できるわけですね。
現物取引では、購入した後、売却して利益を出すという流れが一般的。
しかし、レバレッジ取引は手元に暗号資産(仮想通貨)がない状態でも「売り」から入り、ある程度価格が下がってから「買い戻す」ことで、利益を出すことも可能です。
ほとんど現物取引と変わりませんね。発注パネルが若干違う程度です。
リキッド(Liquid)の登録・口座開設
リキッドの登録手順は、下記のとおりです。
- 登録
- 本人確認
- 入金
- 購入
登録:リキッド(Liquid)のサイトから登録
新規登録は、リキッドのトップページから行います。
上記画像の赤枠の箇所、どちらでも構わないのでクリックします。
- 次のページで、メールアドレスと氏名といった個人情報を入力
- 最下部の「次へ」をクリック
- 登録したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールに記載されている「アカウントを承認する」をクリック
上記のような手順を進めていくと、設定したメールアドレスとパスワードを使ってログインできるようになります。
画像が英語となっていますが、ログイン後に「2段階認証の設定をするか?」と聞かれます。すぐに設定する場合は左を、後で設定する場合は右をクリックしましょう。
本人確認:書類のデータをアップロード
これから本人確認書類の提出に移ります。右上の人型アイコンにマウスを合わせると、メニュー一覧が表示されます。
「2段階認証」をクリックすると、2段階認証が設定できます。本人確認書類の提出の前に必ずしなければならないので、先に設定しておきましょう。
その下の「書類未提出」をクリックすると、本人確認書類の提出に移ります。
顔写真つきの画像であれば、1点だけのアップロードでOK。運転免許証やパスポートなどの顔写真つきの画像を赤枠内をクリックして、アップロードします。
下にスクロールし、今度はセルフィー画像(本人と本人確認書類が一緒に写っている画像)をアップロードします。
同意の項目にチェックをつけて、「本人確認書類をアップロードする」をクリックすれば、登録完了。あとは審査が完了しだい、取引ができるようになります。
リキッド(Liquid)の入金・出金方法
入金・出金について、解説していきましょう。
日本円の入金(銀行振込の場合)
まずは、銀行口座の登録から行っていきます。
日本円の入金手順①
右上にあるハンバーガーメニュー(「≡」)をクリックし、ウォレットから「入金」をクリック。
日本円の入金手順②
上の画像で赤く囲まれている部分をクリックすると、入金したい通貨一覧が表示されます。「JPY」をクリック→「はじめる」の順にクリックし先に進みましょう。
日本円の入金手順③
振込先の銀行口座を登録します。銀行名や口座番号を入力してください。
その後、赤枠の箇所に銀行口座の画像をアップロードします。画像は、ネット銀行のトップページをキャプチャーしたものでOK。
ここまで完了したら、「銀行口座を追加」をクリックします。
日本円の入金手順④
銀行口座の登録が終わったら、入金依頼をします。
入金したい金額を入力し、「入金依頼を送信」をクリック。こちらの入力画面は、「日本円の入金手順①→②」の順をふめばいつでも表示できます。
日本円の入金手順⑤
赤枠の箇所に表示されている銀行口座に振り込みます。振込時には左上に記載されている入金IDを、振込名義と一緒に入力してから振り込んでください。
日本円の入金(クイック入金の場合)
リキッドと提携している銀行口座を持っていれば、クイック入金(即時入金)を利用できます。手数料がかからず、また24時間利用可能なので、とても便利ですよ。
即時入金手順①
右上のハンバーガーメニュー(「≡」)をクリックし、ウォレットの「入金」をクリック。
即時入金手順②
通貨の一覧から「JPY」をクリック。
即時入金手順③
入金額を入力し、「入金依頼を送信」の上の「クイック入金」をクリック。
次の画面で再び入金額を入力し、「入金依頼を送信」をクリック。URLが表示されるのでクリックしてください。
即時入金手順④
支払い方法を選択します。今回は「ジャパンネット銀行」を使ってみましょう。
ネットバンク→ジャパンネット銀行を選択すると、上記のようにジャパンネット銀行のログイン画面が表示されるので、ログインします。
後は、金融機関の手順に従って振込を実行することで、入金は完了です。
▼リキッド(Liquid)での入金方法を詳しくチェック▼
▼リキッド(Liquid)でクレジットカードは使えるのか?詳しくはこちら▼
暗号資産(仮想通貨)の入金
リキッドでは、日本円だけでなく暗号資産(仮想通貨)の入金も可能です。
暗号資産(仮想通貨)の入金手順①
右上のハンバーガーメニュー(「≡))をクリックし、ウォレットの「入金」をクリック。
暗号資産(仮想通貨)の入金手順②
赤く囲まれた部分をクリックすると、暗号資産(仮想通貨)の一覧が表示されます。今回はビットコインを入金してみましょう。「BTC」をクリックします。
暗号資産(仮想通貨)の入金手順③
入金用アドレスが表示されるので、こちらに入金しましょう。
日本円の出金
リキッドに登録した銀行口座に、日本円を出金する方法です。
日本円の出金手順①
右上のハンバーガーメニュー(「≡」)をクリックし、ウォレットの「出金」をクリック。
日本円の出金手順②
赤く囲まれた部分をクリックし、通貨の一覧から「JPY」を選択。
日本円の出金手順③
銀行口座の情報が登録されていなけば、ここで登録します。登録手順は、日本円の入金手順を参照してください。
- 出金額を入力
- 認証コードを入力
- 「実行」で出金
銀行口座をすでに登録してある場合は、上記の手順で出金することができます。
暗号資産(仮想通貨)の出金
リキッドに保管している暗号資産(仮想通貨)を、別の暗号資産(仮想通貨)取引所などに出金(送金)する方法です。
暗号資産(仮想通貨)の出金手順①
右上のハンバーガーメニュー(「≡」)をクリックし、ウォレットの「出金」をクリック。
暗号資産(仮想通貨)の出金手順②
暗号資産(仮想通貨)の一覧から「BTC」→「はじめる」とクリック。
暗号資産(仮想通貨)の出金手順③
出金先のアドレスと認証コードを入力し、「BTCアドレスを追加」をクリック。
登録したメールアドレスに確認トークンが送られてきます。コピーし、「確認トークン」の欄に貼り付けて「BTCアドレスを承認する」をクリック。
暗号資産(仮想通貨)の出金手順④
取引量の欄に出金額を入力し、2段階認証を入力。間違いがなければ「実行」をクリック。これで出金完了です。出金通知メールが届くので確認してみてください。
▼リキッド(Liquid)は土日も利用できるのかを解説!▼
リキッド(Liquid)で現物取引を行う方法
ここからは、実際にリキッドで暗号資産(仮想通貨)を取引する手順を説明していきます。まずは、現物取引からみていきましょう。
①PC版で現物取引を行う
PCから、現物取引を行う手順です。
現物取引の手順①
ホーム画面上部の「現物取引」をクリック。
現物取引の手順②
現物取引の画面に切り替わります。赤枠で囲まれた部分をクリックし、好きな通貨ペアを選びましょう。今回は「BTC/JPY」をクリックします。
現物取引の手順③
画面右側にある発注パネルに、注文内容を入力します。
- 売買区分を選択
- 注文方法を選択
- 価格を入力
- 数量を入力
成行注文の場合は、③の価格入力は不要です。下にスクロールし、「買う」で発注できます。注文が成立した場合は、すぐ下の欄に表示されますよ。
②スマホで現物取引を行う
リキッドでは、スマホから取引することもできます。
スマホからの取引手順①
アプリを起動してトップページを開きます。
- 5種類の通貨から取引したい通貨を選択します
- 「(取引通貨)現物」をタップします
スマホからの取引手順②
- 注文方法を選択します
- 数量を入力します(数量はキーパッド、もしくは④から入力することもできます)
- 売買区分を選択します
スマホからの取引手順③
最後に取引の確認画面が表示されるので、よく内容を確認して誤りがなければ「ロング」もしくは「ショート」をタップして取引完了。
取引操作はとても簡単で、一画面にチャートと板、取引操作が収まっているので、リアルタイムで取引することができます。
リキッド(Liquid)でレバレッジ取引を行う方法
続いて、レバレッジ取引の使い方を説明していきましょう。
①PC版でレバレッジ取引を行う
PCから、レバレッジ取引を行う手順です。
レバレッジ取引の手順①
ホーム画面上部の「レバレッジ取引」をクリック。
レバレッジ取引の手順②
レバレッジ取引の画面に切り替わります。赤枠で囲まれた部分をクリックすると、通貨ペアを切り替えることができます。今回は「BTC/JPY」を選択しましょう。
レバレッジ取引の手順③
画面右側にある発注パネルに、注文内容を入力します。
- 売買区分を選択
- 注文方法を選択
- 価格を入力
- 数量を入力
- 「ロング注文」をクリック
⑤については、①でショートを選択していれば「ショート注文」に変更されます。
②スマホ版でレバレッジ取引を行う
リキッドでは、スマホからレバレッジ取引することもできます。
スマホからの取引手順①
アプリトップ画面を開き、右下の「BTCレバレッジ」をタップします。
スマホからの取引手順②
上記の取引画面が表示されます。
- 注文方法を選択します
- クロスマージンか分離マージンを選択します(マージンとは証拠金のことで、クロスマージンは「現在の残高を全て証拠金にするか」、分離マージンは「任意で決めた証拠金分のみを使用するか」を選択します)。
- レバレッジ倍率(2倍・4倍)、両建設定(あり・なし)を選択します
- 証拠金を「JPY・BTC・QASH」から選択します。
- 数量の設定をします(取引数量はキーパッド、もしくは④から入力することもできます)。
- 売買区分を選択します。
スマホからの取引手順③
最後に取引の確認画面が表示されるので、よく内容を確認して誤りがなければ「ロング」若しくは「ショート」をタップして取引完了。
レバレッジ取引ができるのはBTCのみで、ほかの通貨で行うことはできません。また、レバレッジ倍率は2倍と4倍の2種類となります。
▼リキッド(Liquid)での暗号資産(仮想通貨)の購入方法を詳しく紹介!▼
リキッド(Liquid)アプリのインストール方法と使い方
スマホを使ってリキッドで取引する場合、ブラウザ以外にも「Liquid by Quoineライト版」というアプリを利用することができます。
リキッド(Liquid)アプリのインストール方法
Android端末の場合は「Google play」から、iphoneの場合は「App store」からインストールします。「Liquid」と検索すれば、すぐにみつけることができるでしょう。
「インストール」をタップすれば、自動でインストールされます。
早速起動してみましょう。左上のハンバーガーメニュー(「≡」)をタップすると、メニューが表示されます。
アプリから入出金操作を行なう場合は、「入金」もしくは「出金」をタップしましょう。
まとめ
- リキッドは世界中の取引板を集め、流動性を高めるというコンセプトで運営されている暗号資産(仮想通貨)取引所
- リキッドは取引所形式のみで、現物取引とレバレッジ取引ができる
- リキッドは入金、出金、取引のいずれもPCとスマホから簡単な操作で行なうことができる
- リキッドでは、「Liquid by Quoineライト版」というスマホアプリからも取引できる
さて、リキッドの登録方法や入出金、取引の方法を画像を使ってお伝えしてきました。
リキッドは世界中の取引板を集めて流動性を高めることを目的としており、その結果ユーザーにとっても、買値と売値の差が小さくなるというメリットがあります。
PCからでもスマホからでも取引可能で、簡単に使えるアプリも用意されていますので、ぜひリキッドで暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみてはいかがでしょうか。
リキッド