イーサリアム(ETH)

イーサリアムの評判とは?特徴や価格予想についても解説

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この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムの取引を始めたい方
✔ イーサリアムの評判が知りたい方
✔ イーサリアムの価格がこれからどうなるのか知りたい方

「イーサリアム取引(ETH)を始めたいけど、価格が上がらない……」、暗号資産(仮想通貨)投資に興味のある方は、暗号資産(仮想通貨)バブルと呼ばれる2017年の相場をイメージする方もいるかもしれません。

2018年以降、イーサリアム(ETH)の価格は下落を続けていますが、イーサリアム(ETH)の実用的な価値などが評価されていますから、これから価格が上昇する可能性は大いにあります。

そこで今回は、イーサリアム(ETH)の特徴や評判、将来性や価格予想についてご紹介していきましょう。

この記事の要約
  • イーサリアム(ETH)で評価されている特徴として「スマートコントラクト」「PoS」「Dapps」がある
  • イーサリアム(ETH)は「多くの企業と提携」「実用性がある」「アップデート」といった面で将来性を期待されている
  • イーサリアム(ETH)は今後、価格が上昇すると予想されている
  • イーサリアムを取引するなら、「bitFlyer(ビットフライヤー)」「GMOコイン」がおすすめ

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イーサリアム(ETH)とは?

イーサリアム(ETH)は暗号資産(仮想通貨)のなかでも黎明期に開発・発行されたもので、企業ではなく「Ethereum Foundation」と呼ばれる団体が開発・アップデートなどを行なっています。

名称イーサリアム(ETH)
通貨単位ETH
発行日2014年12月
取引承認時間(目安)約15秒
発行上限枚数なし(変更の可能性はある)
取引承認方式PoW(最終アップデートでPoSへ移行予定)
開発元Ethereum Foundation
その他特徴スマートコントラクト機能など

また、取引承認方式はビットコインと同じPoWですが、最終アップデート(セレニティ)でPoSへ移行予定となっている点にも注目です。

PoSってなに?」という人も多いと思いますが、Posについては詳しくは後述しますので、このまま読み進めてください。

イーサリアム(ETH)で評価されている特徴

イーサリアム(ETH)のおもな特徴は、下記のとおり。

  • スマートコントラクト機能
  • PoS(移行予定)
  • DAppsを活用した新しいシステム

どれもソフトウェアやシステム管理に関連する内容であり、決済用通貨ではなくシステム系通貨という特徴をあらわしています。

特徴1:スマートコントラクト機能を実装している

スマートコントラクトとは「契約の自動化」を意味しており、この機能は、ビットコインなど他の暗号資産(仮想通貨)には実装されていない、イーサリアムならではのシステムです。

スマートコントラクトは、改ざんが不可能と言われているブロックチェーンに、契約内容や契約金額、個数があればその個数といった、契約に関わる全ての事項を自動的、かつ正確に記録、管理します。

契約情報などを自動で記録・管理することで、

  • 従来:製作者→広告関係の企業→消費者(仲介業者を通す必要がある)
  • スマートコントラクト:製作者→消費者(販売や管理を自動で行なってくれる)

といったように、これまで仲介業者が行なってきた販売・管理を、スマートコントラクトがすべて自動で行なってくれるようになるのです。

このスマートコントラクト機能があれば、仲介業者を入れることなく、契約が実行できますので、契約のスピーディーな履行、契約の際に必要な中間コストも省くことができます。

スマートコントラクトのデメリットは?

デメリットとしては、ブロックチェーン上に記載された契約内容を簡単に変更することができないため、仮に契約内容に変更があったり、商品の個数が変更になった場合といった対応の時に、即座に対応ができない可能性があるということです。

スマートコントラクトの概念自体は、ブロックチェーンが世に出る前から存在していましたが、ブロックチェーンという新しい技術との融合で、より、実用化が進むと考えられています。

特徴2:PoSシステムに移行予定

イーサリアム(ETH)の取引承認方式はビットコインと同じPoWですが、最終アップデートのセレニティでPoSへ移行することが決まっています。

  • プルーフオブステークの略称
  • PoWの課題であった、端末の処理や消費電力の負担などを抑えられる

PoSへ移行すると、取引端末の処理機能ではなくイーサリアム(ETH)の保有量と保有期間によって、新たに発行されたイーサリアム(ETH)を受取ることができるようになるのです。

端末の性能を気にせずイーサリアム(ETH)のマイニングが可能となるので、とくにマイナー(マイニングを行う人)にとっては大きな恩恵となるでしょう。

特徴3:Dappsのベースとなっている

Dappsとは「分散型アプリケーション」の略称で、ブロックチェーン技術を活用して開発されたアプリケーションのこと。

スマホ向けゲームアプリでも、Dappsを使って中央管理不要でシステム管理を行っているものがあります。

このDappsは、イーサリアム(ETH)と深い関係にあり、イーサリアム(ETH)の将来性が高いと言われているのも、スマートコントラクトと、このDappsとの関係があるからです。

イーサリアムはプラットフォームである

「イーサリアム」とは、このDappsやスマートコントラクトを利用するためのプラットフォームであり、そのプラットフォームで使用されている暗号資産(仮想通貨)が、一般的にイーサリアム(ETH)と呼ばれている暗号資産(仮想通貨)になります。

「イーサリアム」は、ブロックチェーン上から様々なトークン、簡単にいうと新しい暗号資産(仮想通貨)を発行することができる仕組みを持っており、Daapsで新しい「分散型アプリケーションシステム」を作成した場合には、「イーサリアム」から派生したトークンを使用することになります。

暗号資産(仮想通貨)を利用した資金調達方法であるICO(Initial Coin Offering)も、イーサリアムベースで行われることがほとんどです。

Dappsはスマートコントラクトと同様に、さまざまな分野で応用できる可能性を持っているため、イーサリアム(ETH)の将来性を高める要因ともなっているのです。

イーサリアム(ETH)が期待される将来性

イーサリアム(ETH)の将来性が期待できる要素について、いくつかご紹介していきましょう。

将来性1:多くの企業などと提携している

イーサリアム(ETH)はビジネスシーンで使用するソフトウェアやゲームアプリなど、さまざまな場面で活用できるシステムを持っているため、多くの企業などが導入しています。

  • Microsoft
  • JPモルガン
  • トヨタ
  • NTTデータ
  • MUFGグループ

といった企業もイーサリアム(ETH)と提携しており、これら信頼性の高い企業との提携は、イーサリアム(ETH)の価値を高める大きな要素となっているのです。

将来性2:実用性のある通貨

イーサリアム(ETH)はもともと決済用通貨ではなく、さまざまなアプリケーションのプラットフォームとして機能するよう開発されています。

これを利用して、すでに不動産関係の契約管理システムやゲームアプリなどが開発・リリース。

今後も企業などがソフトウェアの開発基盤として、イーサリアム(ETH)を活用することが考えられるため、イーサリアム(ETH)の価値が高まると予想されているのです。

将来性3:アップデート

イーサリアム(ETH)は4段階に分けてアップデートを実施しており、2019年4月時点で、すでに3段階目まで完了。あとは最終アップデート「セレニティ」を残すのみとなっています。

セレニティでも多くの改善や修正が予定されていますが、中でもPoSへの移行がもっとも注目されているところでしょう。

PoSへ移行すればマイニングしやすくなるだけでなく、送金・取引承認を更にスピーディに処理できるため、イーサリアム(ETH)の需要が高まる可能性があるのです。

イーサリアム(ETH)の評判

イーサリアム(ETH)の評判を、ブログやツイッターからいくつかご紹介しましょう。

評判紹介1:堀江貴文氏

実業家としても有名な堀江貴文さんは暗号資産(仮想通貨)ブームが起きる前からイーサリアム(ETH)を評価しており、とくにスマートコントラクト機能や運用方針についてブログで記述しています。

また、過去にイーサリアム(ETH)を購入していた時期もあり、ビジネスの第一線で活躍している同氏が評価しているというのは注目ポイントですね。

評判紹介2:ビッグストーン氏

暗号資産(仮想通貨)のインフルエンサーとしても有名なビッグストーン氏は「イーサリアム(ETH)の時価総額は将来的にビットコインを抜いて1位になるのではないか」と予想しています。

イーサリアム(ETH)は時価総額2位ではありますが、ビットコインとはまだ1桁の差があるという状況。

しかしスマートコントラクトが画期的で実用性あるなど、今後ビットコインを超える大きな需要が出てくる可能性もあるかもしれません。

イーサリアム(ETH)の価格はどう変化していくのか?

イーサリアム(ETH)の価格は2019年4月に入り、これまでの下落・横ばい傾向から緩やかな上昇基調へと変化しつつあります。

最終アップデートや実用性に関する新たな情報・アプリのリリースなどから堅調に推移し、長期的に上昇すると予想されているのです。

2019年の価格予想

2019年のイーサリアム(ETH)は、4月時点で緩やかな上昇基調へとトレンド転換しているとみられていましたが、その予想通り、5月から6月にかけて3万円を突破。

暗号資産(仮想通貨)市場全体が、このまま長い冬を抜けて上昇気流に乗るかと一時は考えられていました。

しかし、7月にイーサリアム(ETH)は大きく値段を下げ、再び2万円台へと突入。そのまま値段を切り下げながら、8月には1万円台から2万円台を推移し、再び下降トレンドに入りました。

9月に入り、一時は2万円台で安定するも、ビットコインの下落に引きずられるように下落を開始。10月現在、イーサリアム(ETH)は1万円台と2万円台を行ったり来たりしている状態です。

しかし、本記事で解説しているように、イーサリアム(ETH)の技術や概念は、将来性への期待が高く、スマートコントラクトやDappsの実需が増えてくれば、自ずと価格は上昇すると考えられています。

そう考えると、価格の安い今こそ、イーサリアム(ETH)は買い時なのかもしれません。

著名な方達もイーサリアム(ETH)の価格予想をしていますので、いくつかご紹介していきましょう。

価格予想1:ヴィタリック・ブテリン氏

イーサリアム(ETH)の開発者でもあるヴィタリック・ブテリン氏は、最終アップデート後に価格上昇するという発言を残しています。

最終アップデートの時期は未定ですが、早ければ2019年末頃から2020年にかけて行われる可能性があるため、その頃に大きな価格上昇があるかもしれませんね。

価格予想2:ジョゼフ・ラッキンスキー氏

ロイター社の技術者としても著名なジョゼフ・ラッキンスキー氏は、2019年末頃までに約13万円まで価格上昇すると予想しています。

2019年10月時点で、イーサリアム(ETH)の価格は1~2万円前後ですので、2017年のバブル再来でも来ない限り、予想どおりの13万円到達は難しいと言わざるをえません。

彼はイーサリアムのアルゴリズムや実用的な価値などを評価しており、他の暗号資産(仮想通貨)よりも価値があるとも発言しています。

確かに、イーサリアム(ETH)の本来のポテンシャルが発揮されることになれば、ふたたびイーサリアム(ETH)の価格が10万円を突破する可能性は高いといえるでしょう。

イーサリアム(ETH)を購入できる取引所

イーサリアム(ETH)は、おもに下記の暗号資産(仮想通貨)取引所で購入することができます。

イーサリアム(ETH)を購入におすすめの取引所

イーサリアム(ETH)を購入するには、暗号資産(仮想通貨)取引所に登録する必要があります。

初心者の方で「とりあえず一つだけ取引所に登録して様子をみたい」というのであれば、今回はGMOコインを強くオススメします。

理由としては、以下の2点です。

  • イーサリアム購入にかかる手数料が安い
  • ハッキングの被害がなく安全な運営をしている

ハッキング被害を受けていない取引所であれば安心ですし、さらに東証一部上場企業が運営していて、すでにFXの取引所など、金融ノウハウを持っている取引所であれば、さらに安心感が増すはずです。

そうなると、初心者の選択肢に挙げられるのは、GMOコインとDMMビットコインですが、DMMビットコインは販売所形式でイーサリアム(ETH)を販売していますので、通常よりも割高でイーサリアム(ETH)を購入しなければなりません。

そのような理由から、イーサリアム(ETH)を購入可能な暗号資産(仮想通貨)取引所のなかでも、とくにGMOコインをおすすめします。

さらにGMOコインは、手数料コストや取引ツールといった面で、初心者の方にも使いやすいというメリットがあります。

GMOコイン

GMOコインは手数料無料の項目が多く、取引ツールも初心者から上級者まで使いやすいツールが用意されています。

  • 口座開設手数料、取引手数料、暗号資産(仮想通貨)送受金手数料などが無料
  • 入金手数料も即時入金サービスなら振込手数料がかからない
  • インターネットの大手運営で高いセキュリティ

イーサリアム(ETH)取引がはじめてという方は、まずはGMOコインで口座開設・現物取引を始めてみてはいかがでしょうか。

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暗号資産(仮想通貨)の取引になれていなかったり、取引所にこだわりがなかったりする方には、大手のbitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。

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暗号資産(仮想通貨)の取引がはじめてという方は、まずはbitFlyer(ビットフライヤー)で口座開設して、現物取引を始めてみてはいかがでしょうか。

イーサリアム(ETH)の評判はおおむね良好で相場も上昇し始めている

この記事のまとめ
  • イーサリアムで評価されている特徴として「スマートコントラクト」「PoS(移行予定)」「Dapps」がある
  • イーサリアムは「多くの企業と提携」「実用性がある」「アップデート」といった面で将来性を期待されている
  • イーサリアムは今後、価格が上昇すると予想されている
  • イーサリアムを取引するなら、「bitFlyer(ビットフライヤー)」「GMOコイン」がおすすめ

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さて、イーサリアム(ETH)の特徴や評判、将来性や価格予想についてお伝えしてきました。

イーサリアム(ETH)は実用性のある通貨として評価されており、スマートコントラクトを活用した契約・管理システムといった面で、今後も需要が拡大することが考えられます。

これからイーサリアム取引を始めるという方は、チャートだけでなくイーサリアムの評判から将来性を見極めて、売買タイミングを探ってみてはいかがでしょうか。

イーサリアム(ETH)
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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