✔ イーサリアムクラシックの価格予想が知りたい方
✔ イーサリアムクラシックで儲けようとしている方
ビットコインと並び、アルトコインの代表格とも言えるイーサリアムから分離して誕生したのがイーサリアムクラシックです。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから誕生したとはいえ、別の暗号資産(仮想通貨)ですからイーサリアムとは異なる価格変動を認めます。
今回は、イーサリアムクラシックの価格の動向から、その将来性について解説します。
- イーサリアムクラシックは、暗号資産(仮想通貨)市場全体の急激な価格上昇の影響で、2017年末価格上昇した
- イーサリアムクラシックの2018年の年末の値上がり要因は、2018年の初頭から続いていた下落傾向に対する反発
- 2019年1月15日にイーサリアムクラシックの開発企業が、新しいプロジェクトを開始したと発表
- 2019年の年末には再びイーサリアムクラシックの値上がりが期待できる
目次
イーサリアムクラシックは年末に動く傾向にある?
イーサリアムクラシックのチャートを見てみると、年末ごとに価格が変動する傾向が認められます。
イーサリアムクラシック2017年末の価格上昇
2017年の年末にイーサリアムクラシックの価格は、非常に高くなりました。
この背景には、2017年12月の暗号資産(仮想通貨)市場全体の急激な価格上昇がありました。
ビットコインの急騰としてマスコミにも大きく取り上げられたので、ご記憶の方も多いのではないでしょうか。
この影響を受け、イーサリアムクラシックも急騰したのです。
イーサリアムクラシックはいくらくらい上昇したか
イーサリアムクラシックがどれくらい上昇したのかが気になることでしょう。
チャートを見てみると、2017年の1月頃の価格が130円くらいでした。
それが12月には最高値で5000円ほどになったので、およそ40倍になったことがわかります。
イーサリアムクラシックの当時の上昇要因は?
2017年の年末のイーサリアムクラシックの急騰を引き起こした要因は、すなわちビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)市場全体の急激な上昇でしょう。
この時の上昇レベルは、バブルといってもいいかもしれない規模でした。
そのため、他の暗号資産(仮想通貨)の価格が急速に下落するにつれて、イーサリアムクラシックも下落していきました。
イーサリアムクラシック2018年末の価格上昇
イーサリアムクラシックは、2017年の年末ほどではありませんが、2018年の年末にも価格の上昇が見られました。
イーサリアムクラシックはいくらくらい上昇したか
2018年1月頃には一時6000円ほどにまで上昇しました。
ですが、2018年の12月には400円ほどに値下がりしました。つまり、93%ほども価格が下落したことになります。
もはや暴落と言っていいかもしれませんね。
ですが、この下落傾向は1年と通して起こっていたものです。
12月だけに着目してみると、12月10日ごろに底値となり、12月25日ごろに600円ほどに急騰したので、2週間ほどの間に1.5倍に急激に上昇したことがわかります。
このことからも年末に価格が上昇する傾向があることが認められます。
イーサリアムクラシックの当時の上昇要因は?
2018年の年末のイーサリアムクラシックの値上がり要因は、2018年の初頭から続いていた下落傾向に対する反発と、イーサリアムクラシックの母体とも言えるイーサリアムの反発によるものではないかと考えられます。
2019年始のイーサリアムクラシックの価格下落
2019年に入ってからもイーサリアムクラシックの下落傾向は続いていましたが、4月に入ってからは上昇に転じています。
移動平均も25日線が75日線を大きく引き離す勢いを示していました。
その後、短期間の急上昇の反動とみられる下落を起こしていますが、現在は700円前後で推移しています。
イーサリアムクラシックはいくらくらい下落したか
2019年1月ごろのイーサリアムクラシックの価格は550円ほどでした。
同年2月上旬の400円ほどを底値に下落が続いていましたので、この期間で見てみると3割ほど値が下がったことになります。
イーサリアムクラシックの下落要因
2019年からしばらく続いていたイーサリアムクラシックの下落傾向の主な要因としては、2018年の年末に起こったイーサリアムクラシックの開発企業のひとつであるETCDevの撤退や、2019年1月に起こった51%攻撃などが考えられます。
イーサリアムクラシックの暴落は発生するのか
イーサリアムクラシックが今後、暴落とも言える価格の大幅な値崩れを起こす可能性があるかどうか、それはもちろん否定できません。
特に株式取引にあるようなストップ安という制限が暗号資産(仮想通貨)投資にはないので、上がる時にはどこまででも上がりますが、反面下がる時には底がないというリスクもあります。
急激な値崩れが生じたときは、まず落ち着き、その値崩れがイーサリアムクラシックに限られた現象なのか、もしくは暗号資産(仮想通貨)市場全体に見られる現象なのかを冷静にチェックするようにしましょう。
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2019年の年末のイーサリアムクラシック価格予想
イーサリアムクラシックのロードマップによりますと、2019年の項目に『Light client for IoT and Mobile』が追加されています。
直訳すると、「IoTとモバイル機器のための光速クライアント」というような感じになりますが、IoT分野のイーサリアムクラシックの機能を強化するということです。
そのほかにもいろいろな企画が2019年に予定されています。
これらが成功すれば、2019年の年末には再びイーサリアムクラシックの急騰を目の当たりにすることができるかもしれませんね。
イーサリアムクラシック(ETH)は将来性が明るい
イーサリアムクラシックの開発企業が、新しいプロジェクトを開始したことを2019年1月15日に発表しました。
また、51%攻撃を受けたことによって、イーサリアムクラシックの弱点が明らかになったことも、災い転じて福となすということわざのように、好材料といえると思います。
参照:https://ethereumclassic.org/
イーサリアムクラシックに注目
- イーサリアムクラシックは、暗号資産(仮想通貨)市場全体の急激な価格上昇の影響で、2017年末価格上昇した
- イーサリアムクラシックの2018年の年末の値上がり要因は、2018年の初頭から続いていた下落傾向に対する反発
- 2019年1月15日にイーサリアムクラシックの開発企業が、新しいプロジェクトを開始したと発表
- 2019年の年末には再びイーサリアムクラシックの値上がりが期待できる
今回は、イーサリアムクラシックの価格動向について解説しました。
ロードマップによりますと、2019年はいろいろな企画が目白押しとなっています。
2019年の年末にも、イーサリアムクラシックの爆上げ現象が見られるかもしれませんね。
イーサリアムクラシック(ETC)