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目次
Update
<12/13> SGホールディングス(9143)の初値は1,900円となりました!
<12/4> 2017年12月4日にSGホールディングス(9143)の公募価格が1,620円となったことが発表されました。
<11/6> 2017年12月13日に株式公開予定のSGホールディングス(9143)に上場承認がおりました。佐川急便の持ち株会社で今年最大の大型上場に注目が集まっています。
SGホールディングスの概要
SGホールディングスグループは、純粋持株会社であるSGホールディングス、連結子会社102社、持分法適用の関連会社9社で構成されています。
- 「デリバリー事業」
- 「ロジスティクス事業」
- 「不動産事業」
等の事業を展開しています。
事業推進における特徴
SGホールディングスグループでは、法人顧客から形状・頻度・数量など様々なニーズに基づいた出荷に対応可能な物流配送網を構築し、法人顧客のニーズに応じた物流業務受託に注力した事業展開を行っています。
- B to B(事業者間の物流)
- B to C(事業者から個人への物流)
本事業推進を実現するために、当社では、セールスドライバー(平成29年9月20日現在 約19,000人)が集配業務のみならず営業担当者として法人顧客のニーズの把握・ソリューションの提案などを行い、顧客企業のサプライチェーンを把握した上で、当社グループが有するあらゆるリソースを活用した効率的な物流システムの提案及び提供を実施しています。
また、このような物流ソリューション提案を促進するための具体的な取組みとして、平成27年3月期から「デリバリー事業」「ロジスティクス事業」を中心にグループ各社の有するリソースを活用し、グループ横断的な複合的物流サービスを検討・提案するための先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」(以下「GOAL」という)を組成し、顧客の物流課題解決に向けた提案活動を実施しています。
こうした取組みを今後も強化・推進していくことで、法人顧客から選ばれる物流会社グループを目指しています。
IPO基本情報
企業情報
会社名(証券コード) | SGホールディングス(9143) |
---|---|
会社URL | http://www.sg-hldgs.co.jp/ |
証券会社 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 |
IPO 価格
市場 | 未定(おそらく東証一部) |
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想定価格 | 1,580円(1単元15.8万円) |
仮条件 | 1,540円 ~ 1,620円 |
公募価格 | 1,620円 |
初値予想(独自) | – 円 |
初値 | 1,900 円 New! |
IPO日程
抽選申込期間 | 11月27日(月)~12月1日(金) |
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払込期日 | – 日 |
上場日 | 12月13日(水) |
社長の紹介
代表取締役会長 栗和田榮一 氏
1946年生まれ、新潟県出身。父は佐川急便、創業者の佐川清と言われています。1977年に東京佐川急便にセールスドライバーとして、入社します。その後、1986年に大阪佐川急便社長に就任します。1992年の東京佐川急便事件をきっかけに、佐川急便社長に就任します。
2002年に創業者の佐川清氏が逝去したことに伴い、会長職に就任します。社長職は真鍋氏引き継ぎました。その後、2006年に持株会社であるSGホールディングスを設立し、会長兼社長に就任します。2015年に社長職を、町田氏に譲り現在に至ります。
代表取締役社長 町田公志 氏
宮城県出身。慶應義塾大学卒、日本リクルートセンター(現リクルート)入社します。94年にリクルートコスモス(現コスモスイニシア)取締役となり、2005年に社長に就任します。2009年に退任した後1年後に、佐川急便に入社し、総務や人事などの業務に従事します。2013年SGホールディングス取締役、2014年3月代表取締役に就任しました。
創業者 佐川清 氏
新潟県出身。1948年に建設業「佐川組」を設立し、建設会社の経営などを経て、1957年に自転車2台を使って妻と2人で運送業を創業しました。当時では珍しい、中小企業の小口貨物に狙いを定めて得意先を開拓し、1966年に「佐川急便」株式会社に改組し現在に至ります。
徹底したノルマ制を導入。労働基準法を無視した超長時間労働で社員に稼がせる代わりに、同業他社の数倍の賃金を保障することで、グループを拡大しました。創業からわずか30数年で日本有数の運送会社グループに育て上げました。また、芸能やスポーツ界との関わりも強く「日本一のタニマチ」とも呼ばれていた豪快な経営者でした。
SGホールディングスの行う主軸事業
当社グループの主たる商流は次のとおりとなっており、「デリバリー事業」「ロジスティクス事業」が提供する物流ソリューションを、「不動産事業」「その他」に属する事業インフラ機能である物流附帯サービスが支える構造となっております。
SGホールディングスは法人顧客に対する総合的な物流ソリューションを提供しています。
SGホールディングスでは、主に輸送業務を担う会社を「デリバリー事業」とし、物流業務の包括受託(サードパーティー・ロジスティクス、以下「3PL」という)、国際輸送及び海外現地物流を担う会社を「ロジスティクス事業」に区分し、物流ソリューションを提供しています。
また、物流ソリューションを支える物流附帯サービスを展開しており、その中でも金額的に重要性が高い物流不動産の開発・管理を担う会社を「不動産事業」に区分し、それ以外を「その他」としております。それぞれの事業セグメントの内容及び特徴については次のとおりです。
デリバリー事業
当事業では、宅配便事業を中心として当社グループの日本全国を網羅するネットワークを駆使した物品輸送サービスを法人顧客中心に提供しています。
法人顧客のニーズは、少量又は大量の輸送、大小・長短様々な荷物の取扱いなど多岐にわたります。
主力サービスである宅配便に加え、大型家具や家電等のラージサイズの荷物を扱うことが可能な物流施設・ネットワーク等のインフラを構築し、効率的かつ柔軟な対応を可能とする仕組みを整備しております。
こうしたインフラの特徴を活かし、以下のような、顧客企業にとって付加価値の高いサービスの開発・提供を行っております。
スマート納品
従来複数の発送元から個別に納品されていた荷物を佐川急便株式会社の営業所において事前に仕分けを行った上でまとめて顧客企業に納品し入荷作業の最適化に貢献
館内物流サービス
大型複合施設への納品を一括で引き受け施設内の各店舗等への搬出入まで行うなど、人・物・車・情報を一元管理し物流効率の向上を実現
TMS(Transportation Management System)
SGホールディングスの物流ネットワーク及びノウハウを活用し当社グループ及び外部輸送業者を活用して顧客企業にとって最適な物流サービスを提供する
ロジスティクス事業
当事業では、流通加工サービス、物流センター・倉庫運営サービス等の3PLや、通関業務受託・フォワーディングサービス等の国際輸送に加え、海外拠点において各地域内での物流業務を担う海外現地物流を提供しています。
当事業では、顧客企業の既存の物流システムを踏まえ、上記のTMSを含む最適な物流システムの構築提案を行っているほか、人員の生産性管理、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)による業務情報の可視化、マテリアルハンドリング(運搬や在庫管理の無人化など拠点内の物流工程や荷役作業の効率化を図る仕組み)の導入等による効率的な流通加工・倉庫運営を追求しています。
特に当社グループでは、倉庫と佐川急便株式会社の営業所を一体化することで倉庫と輸送拠点間のリードタイムをなくした佐川流通センター(以下「SRC」という)に象徴されるように、顧客のサプライチェーンの大部分をカバーするデリバリー事業と連携した倉庫運営の効率化を図る点が特徴であります。
また当事業では、デリバリー事業と連携した日本発着の国際輸送を展開し、さらに、海外拠点とシームレスにつながる物流サービスの拡大を推進しております。
特に、今後の成長が期待できるアジアを中心とした海外域内での現地輸送網の構築及びフォワーディングの展開により、日本のみならずアジア域内で一貫した企業物流サービスを提供しております。
不動産事業
当事業では、物流ソリューション提供のための事業インフラである物流施設を中心に不動産の開発、賃貸、管理等を行っております。
具体的には、当社グループのデリバリー事業及びロジスティクス事業における業務効率性を追求した両事業の一体型物流施設であるSRC等の開発を通じ、物流ソリューションの競争力向上に寄与する一方で、老朽化した既存資産及び物流効率の低い施設のリノベーション並びにスクラップ・アンド・ビルドにより、物流効率の最適化を進めています。
本取組みはグループで活用する施設のみではなく、他社・他業種も含めた顧客ニーズに合わせた物件の開発及び管理、活用(CRE)を行っております。
これらの取組み遂行にあっては、当社グループ保有の物流施設を信託受益権化し、売却することで資産効率及び資金効率を高めるとともに、新規の施設開発資金を獲得することで効率的な物件開発数の拡大を図っております。売却後は、SGアセットマックス株式会社にて資産管理及び運用を行っております。
また、CSR活動の一環として物流施設を活用した太陽光発電及び売電も行っています。
その他
当社グループでは、効率的な物流ソリューションを提供するために、不動産事業以外の各種事業インフラについてもグループ内にその機能(以下、参照)を保有しています。
- 輸送に関わる損害保険の代理店事業
- トラック燃料の販売
- 輸送車両の整備・販売
- 物流システムの開発・運用
- 宅配便の代金引換サービスの提供
- 物流施設内の業務受託
を中心とした人材の派遣及び業務請負等を各関係会社がグループ内外に提供しております。
上記の「GOAL」では、これら附帯サービスの活用も含めた総合的な物流ソリューションの提供を提案・実施しています。
今後のSGホールディングスの経営戦略の現状と見通し
平成29年3月期を初年度とする中期経営計画「First Stage 2018」に掲げており、物流ソリューションの進化やグローバル物流ネットワークの確立への取組みを、より一層推進していく方針です。
具体的な経営戦略及び基本方針は次のとおりです。
経営戦略
- 総合物流ソリューションの進化と生産性向上による持続的成長基盤の整備
- 海外事業基盤の強化と国内事業との一体展開によるグローバル物流ネットワークの確立
- 物流周辺事業のバリューアップと最適化
- 人材マネジメントシステムの構築と人材活用の多様化
- 積極的な最新技術の利活用によるサービスの差別化と業務の合理化
- コンプライアンス体制強化の徹底
基本方針
総合物流ソリューションの進化と生産性向上による持続的成長基盤の整備
「GOAL」による顧客企業の潜在的な課題へのソリューション提案 |
「スマート納品」の進化による、顧客物流の効率化への貢献 |
株式会社日立物流との資本業務提携 |
大型中継センターの新設 |
海外事業基盤の強化と国内事業の一体展開によるグローバルネットワークの確立
海外拠点の連携によるグローバル物流ネットワークの強化 |
地域内物流の強化による総合的な物流パッケージの提案 |
物流周辺事業のバリューアップと最適化
物流ソリューションを支える周辺事業(物流附帯サービス)の拡充によるサービス品質向上及び経費削減に取り組む |
人材マネジメントシステムの構築と人材活用の多様化
優秀な労働力の確保 |
全従業員のワークライフマネジメントに取り組む |
積極的な最新技術の利活用によるサービスの差別化と業務の合理化
積極的にIT利用を推進し、業務効率化を目指す |
コンプライアンス体制強化の徹底
グループリスクマネジメント会議等での報告及びフォロー |
「コンプライアンス・ホットライン」設置による体制構築 |
SGホールディングスの収支状況
デリバリー事業の収支状況
東京23区即日配達サービス、営業強化便種の拡販及びスマート納品、TMSの展開等による取引及び取扱個数の増加により増収となりました。
営業収益は7,381億86百万円(前期比2.3%増)、営業利益は396億47百万円(同3.2%増)
ロジスティクス事業の収支状況
国内では前連結会計年度後半に受注した新規顧客の増加や既存顧客の取引量の増加により営業収益は堅調に推移したものの、新規物流現場の立ち上げコストが発生いたしました。
営業収益は1,104億71百万円(前期比3.2%減)、営業利益は7億86百万円(同27.9%減)
不動産事業
販売用不動産を信託受益権化し継続的に売却したものの、前連結会計年度より売却規模を縮小しました。
営業収益は175億13百万円(前期比63.2%減)、営業利益は51億46百万円(同49.8%減)
※営業利益のうち約3分の1は不動産の売却益
その他の事業
新車販売が増加したほか、自動車整備事業や燃料販売、人材サービス等が好調に推移しました。
営業収益は641億34百万円(前期比6.8%増)、営業利益は57億4百万円(同14.4%増)
2期前 | 前期 | |
---|---|---|
決算期 | 2016年3月期 | 2017年3月期 |
売上高 | 943,303百万円 | 930,305百万円 |
営業利益 | 54,004百万円 | 49,474百万円 |
経常利益 | 52,752百万円 | 51,208百万円 |
当期利益 | 34,907百万円 | 32,457百万円 |
EPS(一株当たり利益) | 109 | 101 |
BPS(一株当たり純資産) | 712 | 886 |
総資産 | 583,761百万円 | 650,843百万円 |
自己資本 | 227,842百万円 | 283,793百万円 |
資本金 | 11,882百万円 | 11,882百万円 |
有利子負債 | — | — |
自己資本比率 | 39.03% | 43.60% |
ROA(総資産利益率) | 5.98% | 4.99% |
ROE(自己資本利益率) | 15.32% | 11.44% |
総資産経常利益率 | 9.04% | 7.87% |
SGホールディングスの調達資金の使途
目論見書での明確な言及はありませんが、成長資金確保のための上場と言われています。
得た資金はIT(情報技術)投資やM&A(合併・買収)に充て、国内外で成長を目指していくものと予想されます。
上場時の時価総額は3000億円規模に達するとの見方もあります。
SGホールディングス株主の状況
株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
---|---|---|
SGホールディングスグループ従業員持株会 | 27.03 | Lockup |
新生興産株式会社 | 11.83 | Lockup |
公益財団法人佐川美術館 | 7.56 | Lockup |
栗和田榮一 | 5 | Lockup |
株式会社三菱東京UFJ銀行 | 4.67 | Lockup |
株式会社三井住友銀行 | 3.94 | Lockup |
三井住友海上火災保険株式会社 | 3.94 | Lockup |
住友生命保険相互会社 | 3.94 | Lockup |
佐川印刷株式会社 | 3.53 | Lockup |
損害保険ジャパン日本興亜株式会社 | 3.19 | Lockup |
いすゞ自動車株式会社 | 3.09 | Lockup |
SGホールディングス株式会社 | 3.06 | |
田中産業株式会社 | 3 | Lockup |
佐川正明 | 2.88 | |
佐川光 | 1.68 | |
公益財団法人SGH財団 | 1.6 | Lockup |
フューチャー株式会社 | 0.94 | Lockup |
株式会社ザイマックス | 0.89 | Lockup |
平間正一 | 0.56 | |
近藤宣晃 | 0.56 | Lockup |
久森健二 | 0.56 | |
株式会社北陸銀行 | 0.54 | Lockup |
荒木秀夫 | 0.51 | Lockup |
株式会社日本政策投資銀行 | 0.47 | Lockup |
大原雅樹 | 0.35 | Lockup |
鈴木喜一 | 0.32 | Lockup |
株式会社広島銀行 | 0.32 | Lockup |
三信株式会社 | 0.25 | Lockup |
木下宗昭 | 0.24 | Lockup |
株式会社京都銀行 | 0.22 | Lockup |
ロックアップの解除タイミングである180日目は、平成30年6月10日
SGホールディングス初値予想
東証一部上場の大型案件
想定時価総額 | 5,187億円 |
吸収金額 | – 億円 |
今年一番の大型上場ということで、市場の注目度の高い案件になると思われます。
IPO銘柄としては、盛り上がる要素が多く、初値の高騰が期待できます。
ただし、売出数もかなり多く、またロジスティックスという急上昇の見えにくい分野だけに少し安定的な価格の推移が予想されますが、直近の日経平均の上昇や株式市場の盛り上がりを勘案。
かなり盛り上がってくれることを期待して….3,000円 → 1,900円
※あくまで独自の予想です。公募想定価格は1,580円です。
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