✔ お金に困らない生活を送りたい方
✔ 不労所得を得たい方
不労所得を得る方法では「仮想通貨投資」がおすすめ。「仮想通貨って何?」という方は、まずはこちらの「仮想通貨入門」を参考にしてみてください。
✔ 一定の資産を構築したい方
✔ 老後の資産構築を検討している方
「投資信託に興味があるけど、よく分からない・・」、一般的に暗号資産(仮想通貨)や株式投資は一般の方でもイメージできますが、投資信託は分かりにくいところです。
そこで今回は、投資信託とは何か?といった基本的な意味をはじめ、仕組みと特徴についてもご説明していきます。
投資信託は中長期的な投資が基本ですから、老後の資産構築を検討している方も注目の内容ですよ。
- 投資信託は、株式投資などと同様の金融商品の1つ
- 投資信託は商品を選びその運用をプロのファンドに任せる
- 投資信託は分散投資や少額投資ができ投資初心者でも始めやすい
- 積立買付による中長期投資も始めやすく、分散投資を手軽にできる
投資信託の意味
投資信託は株式投資などと同様に、金融商品の1つです。しかし、株やFXとは仕組みや投資方法などが大きく異なるので、1つ1つ理解する必要があります。
また、定年退職後の資産設計を考えている方や、一定の資産を構築したいといった方にも注目の投資ですので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか。
それでは、投資信託の概要と仕組みについてご紹介します。
投資信託は投資活動をお願いすること
投資信託とは、株式や国債など様々な金融商品に投資ができ、実際の運用はプロの運用会社に任せる金融商品です。
ですので投資に興味がある一方で取引自体は、苦手意識がある方にも始めやすい内容になっています。
具体的には、投資信託を販売している販売会社が、運用会社に資金を提供して実際の運用してもらいます。ですので投資家は収益が発生するまで、取引などに取り組む必要はありません。
投資信託は積立投資も可能な金融商品
投資信託は、専門家に資金を預けて運用してもらいますが、投資方法は積立投資になります。ですので株式投資やFXとは、投資の考え方が大きく異なるのが特徴です。
例えば、ある投資信託を毎月1万円ずつ積み立てて、徐々に運用額を大きくしながら収益も伸ばすのが基本です。
勿論、1回で大きな金額を投入して、あとは1年や2年運用を任せるという方法も取れますが、どちらも可能な点が株などと異なります。
投資信託も元本保証や値上がり保証はない
ミドルリスクミドルリターンと言われる投資信託ですが、元本保証や値上がり保証は株と同様にありませんので、リスク管理が必要です。
投資信託では株式や国債など、様々な商品に投資しますが、それぞれの値動きは状況によって変わるので、場合によっては損失を被る可能性もあります。
一方で値上がり益や分配金で利益を得られる場合もあるので、銘柄選びや投資タイミングなどは投資家自身が考えましょう。
投資信託の仕組み
投資信託は各商品を選び、その運用をプロのファンドに任せる金融商品です。そのため、利益を得るまでの流れや投資の仕組みなどが、株式投資やFXなどと異なります。
また、実際の運用や資金管理は、ファンド1社が行う訳でありません。銀行や受託会社など様々な企業が関わっていて、それぞれ役割があり点にも注目です。
そこで投資信託購入後の資金の流れや仕組み、利益の種類や仕組みについても解説していきます。
投資信託はファンドが多数の投資家から集めた資金を運用している
投資信託は投資家自身が運用するのではなく、投資資金を販売会社に渡し、販売会社が受託会社に資金管理を委託します。
そして受託会社が運用会社の指示に基づき、実行する流れです。
それぞれの役割は以下になります。
- 運用会社は投資信託の商品を作り、運用指示や方針作りを行う。
- 受託会社は信託銀行のことで、資金管理や投資家の資金保護も担う。
- 販売会社とは証券会社など、投資信託を販売している会社の総称。
投資信託では収益の一部を受取れる
投資信託ではファンド運用益のうち、投資額分だけ利益を受け取ることができます。
具体的には、毎日1回価格変動している基準価額と投資額の差益が、投資家の含み益となる仕組みです。売買については、任意のタイミングで購入・売却できます。
また、ファンドの運用益から投資家の利益を計算しません。
あくまで投資家の投資金額から利益を計算するので、
1口数:1万円投資後→1口数:1万円〜2万円
に上昇した場合は、1万円の利益となります。
ファンドの運用益の一部を受取れるという点だけ覚え、実際の投資では自身の投資金額で利益を計算する流れを覚えましょう。
1口数:基準価額1万円から2万円へ上昇・投資家:1口数1万円の時に購入。
→2万円に上昇した際に売却。1万円の利益を得る
価格上昇から利益発生の間に、ファンドは投資家から100万円集めた資金で運用、そして200万円の運用益が発生しています。
また、運用益の一部を投資家の投資金額に応じて売却しますが、あくまで投資家の売却注文発生時のみ行われるので必要以上に意識する必要はありません。
分配金(前述の項目と同じ内容ですので、表現方法で差別化しました)分配金=収益金の一部を受取ること。
分配金とは、ファンドが得た運用益の一部を投資家に分配する仕組みのことです。
前述で解説した内容を含む仕組みのことです。
分配金には以下の2種類があり、それぞれ意味が異なります。
計算:分配金支払い前の基準価額-特別分配金=普通分配金
・特別分配金:投資家の元本の一部を分配。利益ではないため非課税。
計算:投資家ごとの元本-決算後の基準価額=特別分配金
特別分配金と普通分配金の受け取りタイミングについては、一定期間後に受取れるルールと、決算後に再投資されるルールなど、様々なルールがあります。
また、受け取り日については、決算後5日目以降に順次受取れます。
なお、再投資の方が複利効果を高められるので、長期投資を検討している場合は再投資を検討するのがおすすめです。
株式投資とは仕組みが異なるので勘違いしないようにしましょう。
投資信託の種類は様々
投資信託の特徴でもあるのが、様々な金融商品を投資信託として販売している点です。
そのため2000種類以上の商品が販売されていて、それぞれ特徴が異なります。
リスク回避を優先したい方は、バランス型や国内株式など選ぶのがおすすめです。一方、積極的に運用益を得たい場合は、国際株式と海外リート、ブル型・ベア型を選ぶとベンチマークを超える運用益も期待できます。
以下に主な種類をご紹介します。
投資信託の種類
- 国内株式で構成
- 国際株式で構成
- 国内リートで構成
- 海外リートで構成
- 国内の債券で構成
- 海外の債券で構成
- コモディティで構成(原油や金、指数など)
- バランス型、複数の商品を組み込んだタイプ
- ブル型ファンド、上昇相場で利益を得られる商品
- ベア型ファンド、下落相場で利益を得られる商品(空売り)
投資信託の始め方
投資信託は難しいイメージもありますが、極端に難しい手続きや準備はありませんので、投資初心者でも覚えることができます。
そこで、ここでは投資信託を始めるために必要な準備と、購入までの流れを3つに分けてご紹介します。
証券会社内にある投資信託に関する口座を開設する
まずは証券会社へ総合口座と、投資信託の口座開設作業が必要になります。
総合口座とは、証券会社へ投資信託を含む全ての取引を行うために必要な口座で、必ず総合口座を開設しなければ各金融商品の取引や入出金ができません。
総合口座の開設後に、投資信託の口座開設手続きを行います。手続き自体は新たに書類を提出する必要はなく、おもに取引ルール等の確認と承認作業です。
商品を選ぶ
口座開設と入金が完了したら、投資信託を選びます。
投資信託は約2000商品以上あり、株式や債券・デリバティブなど多種多様です。
選ぶ基準は投資目標によって異なりますが、リスク回避を優先する場合はインデックスのバランス型を選ぶ方法もあります。
インデックスとは、日経平均など基準となる指標に沿った運営方針のことです。また、バランス型は株式や債券など、複数の金融商品をまとめた商品で安定重視の商品です。
注文方法を選び自己資金を投入する
投資信託を選び終わったら、購入作業に入ります。注文方法は、積立買付と口数買付、金額買付の3種類から選ぶことができます。
積立買付は、あらかじめ設定した金額分だけ毎月購入する方法で、価格が安い時は口数が多く、価格が高い時は口数を少なく買付可能です。
金額買付は指定した金額だけ口数を購入し、口数買付は1口から指定して購入します。
投資信託の特徴
投資信託は他の金融商品にはない魅力があり、投資初心者でも始めやすい特徴があります。なぜなら運用はプロの運用会社が行うので、取引に関しては委託できるからです。
もちろん投資に関して勉強する必要はあるものの、株式投資などと比較して負担を抑えられます。
それでは他の特徴についてもご紹介していきます。
分散投資ができる
投資信託の特徴でありメリットでもあるのが、分散投資を簡単にできる点です。
投資信託は株式や債券、リートなど様々な商品があり同口座内で分散投資ができます。
また、バランス型と呼ばれる複数の金融商品をまとめた商品もあるため、初心者でも手軽にリスク分散を行える点も魅力です。
少額投資から始められる
投資信託は1万円といった少額から購入できる点も、大きな特徴になります。なぜなら実際の運用は複数の投資家から集めた資金を用いるので、少額投資が可能だからです。
また積立買付による中長期投資も可能ですので、資産構築を考えている方にも利用メリットがあります。
価格変動については株式投資やFXと比較して、大きく変動しにくいため中長期投資を行いやすいです。
投資信託の仕組みは難しいものではなく分散投資ができる金融商品
- 投資信託は、株式投資などと同様の金融商品の1つ
- 投資信託は商品を選びその運用をプロのファンドに任せる
- 投資信託は分散投資や少額投資ができ投資初心者でも始めやすい
- 積立買付による中長期投資も始めやすく、分散投資を手軽にできる
投資信託は運用会社と受託会社、そして購入受付となる販売会社の3社間で成り立っている金融商品になります。
投資家が担う作業は、投資信託の選定と注文から売却のみですので、運用については運用会社に全て委託という形です。
また、積立買付による中長期投資も始めやすい点や、分散投資を手軽にできる点も大きな魅力です。
特に中長期投資を検討している方は、投資信託をしてみてはいかがでしょうか。
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