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コインチェックの法人口座開設のやり方・手順を完全解説【実際に登録してみた】

この記事を読んでほしい人
✔ コインチェックで法人口座を開設しようと思っている方
✔ コインチェックで法人口座開設する方法を知りたい方
✔ 法人口座を開設するメリットを知りたい方

コインチェックで取引を始める方は個人だけでなく、法人のケースもありますよね。しかし、法人向けにどのような手続きを行えばよいか、わかりにくいかもしれません。

コインチェックには法人口座がありますので、法人の方はそちらで手続きを進めるといいでしょう。

そこで今回は、コインチェックの法人口座を開設する方法をはじめ、そのメリットについて詳しく解説していきます。

この記事の要約
  • コインチェックの法人口座開設方法は、個人と基本的に同じ
  • コインチェックの法人口座開設において個人口座と異なる点は提出書類であり、個人では法人開設ができない仕組みになっている
  • コインチェックで法人口座を開設するメリットは「最高税率が低い」「損益通算ができる」点があげられる
  • コインチェック以外に法人口座開設ができる暗号資産(仮想通貨)取引所として「ビットフライヤー」「ザイフ」「ビットバンク」「Liquid」などがある

Coincheckで口座開設をして取引を始めましょう。

コインチェックの法人口座を開設するために必要なもの

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コインチェックの法人口座開設に必要なものは、以下のとおりです。

  • 法人取引担当者届出書(代表者以外が手続き・取引する場合に必要)
  • 法人名義の口座通帳の写し(法人名義と口座番号表記が見える写し)
  • 本人確認書類(取引担当者の書類のみ)
  • 履歴事項全部証明書の写し(発行から6か月以内に限る)

このように4種類の書類が必要ですので、口座開設前に用意しておきましょう

コインチェックの法人口座の開設手順【画像入り】

コインチェックの法人口座開設について、手順を3つに分けてご紹介していきます。

個人口座と一部異なるところもありますが、基本的な流れは同じですので、比較的わかりやすいといえるでしょう。

ステップ① アカウントの新規登録

まずはアカウントの新規登録作業から始めます。コインチェック公式サイトにアクセスし、トップページ「新規登録」ボタンを押します。

 

アカウントの新規登録

 

そうすると「新規登録」ページへ移るので、「法人として登録」へチェックを入れ、メールアドレスとパスワードを設定しましょう。

メールアドレスの登録が完了すると、コインチェック側から登録アドレスへ向けてメールが届きます。メール内に記載されているURLへアクセスすると、アカウントの登録は完了です。

ステップ② 認証作業と確認

セキュリティ対策と、法人のみに定められている確認作業を行います。

 

認証と確認

 

まずはログインし、マイページ内の「本人確認書類を提出」を押すと別ページへ移ります。そして、暗号資産(仮想通貨)取引の担当者の携帯電話番号を入力しましょう。

 

電話番号認証

 

すると担当者のSMSへメールが来るので、本文に記載されている6桁の番号をコインチェック内の「送信された認証コード」へ入力すれば認証作業完了です。

セキュリティの認証が終わったら、次は法人の実質的支配者の確認作業へ進みます。

 

法人情報入力

 

法人の基本情報を入力していきます。ここでは、事業主など事業に影響を与える人物の名前や住所・生年月日を登録しましょう。

たとえば議決権25%を超える個人は実質的支配者に該当しますが、それ以外の場合は代表取締役などが該当します。

ステップ③ 必要書類の提出

最後に、必要書類の提出を行います。

 

登記事項証明書アップロード

 

まずは登記事項証明書をアップロードします(いわゆる登記簿謄本です)。

 

IDセルフィー

 

続いて、IDセルフィー(本人確認書類とご自身がともに写っている写真)を撮影して、アップロードします。

 

本人確認書類アップロード

 

本人確認書類の画像を撮影してアップロードします。

 

預金通帳の表紙アップロード

 

預金通帳口座の表紙を撮影してアップロードします。

必要書類の提出は、以上の4種類の書類を撮影し、PNGあるいはJPEG形式でアップロードすれば完了。

あとは審査に移りますので、本人確認完了メールとはがきが届いた段階で口座開設手続き完了となります(法人住所と取引担当者の住所2ヶ所)。

コインチェックの法人口座で暗号資産(仮想通貨)投資を行うメリット

コインチェックの法人口座で暗号資産(仮想通貨)投資を行うメリットについて、解説していきます。

税金の面でメリットが大きいので、節税をシビアに検討している事業者はとくに注目しましょう。

メリット① 最高税率が軽減される

メリット1つ目は、法人口座で口座開設すると最高税率が軽減される点。

個人でも法人でも暗号資産(仮想通貨)投資で利益が出れば納税義務が発生します。個人の場合は雑所得、法人の場合は3種類の税金がかかりますが、最高税率は法人のほうが低くなっています(3種類含め)。

  • 個人:最高税率55%(雑所得)
  • 法人:最高税率35%

節税に力を入れている事業者は、法人口座で暗号資産(仮想通貨)投資を始めるのがおすすめです。

メリット② 損益通算ができる

メリット2つ目は、確定申告時に損益通算ができることです。

  • 個人:雑所得に区分されるため、損益通算ができない
  • 法人:事業所得に区分されるため、損益通算が適用される

損益通算は年間を通して損失で取引が終了した際に、最大10年間利益から赤字を差し引いて確定申告できる制度。

税負担を抑えられる重要な制度ですので、法人の場合は法人口座を選択することをおすすめします。

コインチェックの法人口座に関するよくある質問

コインチェックの法人口座開設の際に、疑問を抱きやすいポイントと解決策を4つご紹介していきましょう。

法人口座の開設にかかる期間(日数)はどれくらい?

法人口座開設手続き前に悩むところといえば、そもそも手続きから何日で口座開設完了になるのかといったポイントではないでしょうか。

コインチェックの公式サイトによると、口座開設手続き完了時点から1営業日から2営業日程度で完了メール・ハガキが届くとのこと。

コインチェックは、スピーディに手続きを済ませられますよ。

口座開設するための法人の条件はある?

法人口座として口座開設する条件そのものは明記されていませんが、必要書類に法人口座用の通帳や申請書類があるので、そもそも個人では提出できない仕様となっています。

そのため法人は必要書類の提出が、口座開設の条件となっているといえるでしょう(入力ミスがある場合は登録できません)。

法人アカウントの登録に費用・手数料はかかる?

法人アカウントの登録に、登録費用や手数料はかかりません

個人事業主・フリーランスは法人口座を持てる?

必要書類を確認するとわかりますが、あくまで法人として事業を進めている事業者・取引担当者に限り口座開設が可能。

個人事業主やフリーランスは、法人登記していないため口座開設できません。しかし、個人事業主としての働き方を維持しながら法人登記すれば、法人扱いになるので登録できます。

コインチェック以外で法人口座を作れるおすすめ取引所

コインチェック以外で法人口座開設手続きができる、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を表にしてみました。

暗号資産(仮想通貨)取引所法人口座開設の可否
ビットフライヤー
ザイフ
GMOコイン×
DMM Bitcoin×
ビットバンク
ビットポイント(2019年7月29日時点、営業一時停止中)
Liquid

コインチェックでは法人口座に対応

この記事のまとめ
  • コインチェックの法人口座開設方法は、個人と基本的に同じ
  • コインチェックの法人口座開設において個人口座と異なる点は提出書類であり、個人では法人開設ができない仕組みになっている
  • コインチェックで法人口座を開設するメリットは「最高税率が低い」「損益通算ができる」点があげられる
  • コインチェック以外に法人口座開設ができる暗号資産(仮想通貨)取引所として「ビットフライヤー」「ザイフ」「ビットバンク」「Liquid」などがある

Coincheckで口座開設をして取引を始めましょう。

コインチェックの法人口座についてご紹介してきましたが、まず法人口座で新規口座開設できる点を理解しておきましょう。

そして法人口座の開設手続きは基本的に個人と同じく、アカウントの設定と本人確認書類の提出の2点がポイント。しかし、提出書類の内容が個人とは異なります。

  • 法人取引担当者届出書(代表者以外が手続き・取引する場合に必要)
  • 法人名義の口座通帳の写し(法人名義と口座番号表記が見える写し)
  • 本人確認書類(取引担当者の書類のみ)
  • 履歴事項全部証明書の写し(発行から6か月以内に限る)

法人口座で取引することで節税効果が大きくなるメリットがありますから、この機会にコインチェックで新規口座開設してみてはいかがでしょうか。

コインチェック
この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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