レバレッジ取引入門

「ビットコインが安い時間帯」は存在する?各市場時間と特徴から考察

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この記事を読んでほしい人
✔ すでに仮想通貨を持っている方
✔ より戦略的に仮想通貨投資をしたい方
✔ 取引所に登録している方

もしまだ取引所をお持ちでない方は、まずはこちらの「取引所の選び方」を参考にしてみてください。

「ビットコインを買ってみたい」どうせなら、安い時に買いたいと誰もが考えるはず。

もし「ビットコインが安い時間帯」があれば、無限にお金を稼げてしまいます。残念ながら、ビットコインが安い時間帯はありません。

ただし、ビットコインには動きやすい時間帯上がりやすい時期は存在しており、論理的な根拠で説明可能です。

本記事の内容は、現役トレーダーによる個人的な見解を含んでいます。仮想通貨(暗号資産)取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

ビットコインで注目すべき時間帯と時期

最初にお伝えした通り、ビットコインには「動きやすい時間帯」と「上がりやすい時期」が存在しています。

  • 日本時間の夜9時~深夜1時頃の時間帯
  • ビットコインの半減期である4年周期
  • ビットコインから分岐した暗号資産のエアドロップ

具体的に、上記3つの時間帯・時期がビットコインの価格変動に注目すべきタイミングです。いずれも、金融市場における一般常識、ビットコイン(暗号資産)の構造から納得できる理由があります。本記事では、それぞれビットコインの動きやすい時間帯・上がりやすい時期について、詳しく後述していきます。

日本時間の夜~深夜の時間帯はビットコイン取引が活発

日本時間の夜9時~深夜1時は、ビットコインに限らず、全ての金融市場が活発に動く時間帯です。

時間帯は、私達トレーダーや投資家にとって非常に重要になります。なぜなら、時間帯によって、市場に参加するトレーダー・投資家の数が増えるからです。

  • 東京市場
  • ロンドン市場
  • ニューヨーク市場

各国の時差から、金融市場では東京、ロンドン、ニューヨーク市場と時間帯を分けて考えます。他にも、厳密にはオーストラリア市場など、より小さな市場がありますが、規模が小さいので今回は含めません。

重要なのは、「日本時間の夜9時~深夜1時」です。

最も市場規模の大きいニューヨーク市場とロンドン市場が、そして日本のトレーダーも参加する時間帯が「日本時間の夜9時~深夜1時」。

つまり、一日の中でビットコインの取引をする人が最も多い時間帯だと言えます。したがって、「せっかく買ったのに全然動かない・・・」といった方は、夜9時~深夜1時の時間帯で取引してみるのが良いでしょう。

ビットコインの半減期である「4年周期」がねらい目

半減期の存在は、ビットコインが他の市場と比べて最もユニークな点と言えるでしょう。おおよそ4年周期で、ビットコインのマイニング報酬が半分になるのが「半減期」です。

マイニングは、新しいビットコインを発行する唯一の方法、つまり「ビットコインの供給量」=「マイニング報酬」と言えます。

誰でも義務教育で、需要と供給がモノの価値を大きく左右すると習ったはずです。つまり、ビットコインは4年周期で価値が上がりやすくなる時期があると言えます。

例えば、2021年4月、ビットコイン価格は1BTC=700万円の史上最高値を更新しました。ちょうど、上がり始めたのは2020年、「半減期」の年です。

マイニング報酬の半減と共に、価値が上がりやすい時期として注目しないわけには行きません。

ビットコインから分岐した暗号資産のエアドロップ

ビットコインに限らず、ハードフォークや新ブランドへの移行により、無料で暗号資産(仮想通貨)が配布される場合があります。

対象者に対して、暗号資産が付与されるのが「エアドロップ」です。

ビットコインの保有者に対して、エアドロップが行われる時はビットコインは上がりやすい傾向があります。

また、多くの場合、エアドロップされる暗号資産の量は、対象となる暗号資産の量に応じて増えるというのが一般的です。

「ビットコインの保有枚数に応じて、無料で暗号資産が配られる」と聞けば、イーサリアム派、ビットコインキャッシュ派、あるいは仮想通貨に余り関心のない人でも、今だけビットコインを買っておこうと考えるでしょう。

例えば、ビットコインから分岐したビットコインキャッシュもエアドロップによって市場に登場しました。2017年のビットコインを振り返ると「億り人」の言葉が誕生したほど、大きく上がったバブルの2017年です。

ビットコインのハードフォークで儲けるには?

ビットコインのハードフォークを自ら行い、稼ぐのは個人レベルでは不可能。

なぜなら、ビットコインの方向性は民主的に決められるとは言え、実際にはマイニングによって支配権が握られるからです。

技術と一緒に、大規模な設備投資も必要になります。とは言え、ハードフォークによって、エアドロップされた時に「いち早く対応できる取引所」を選ぶのは私達でも可能です。

エアドロップが実施されたとして、取引所によっては、未配布になる可能性もあります。

筆者がおすすめするのは、国内で最大のビットコイン取引高を誇る「bitFlyer(ビットフライヤー)」です。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

実際に、2018年のBitcoin SV(BSV)が誕生した際は、上場こそしなかったものの、同価値の日本円を配布するという対応が行われました。法規制の厳しさから、国内取引所に新規上場は難しいものの、ユーザーへの還元ができる取引所を選ぶべきです。

【公式】bitFlyer(ビットフライヤー)へ

ファンダメンタルズ・テクニカルで精度を上げる

ビットコインの動きやすい時間帯・上がりやすい時期を知ることは重要です。さらに、利益を上げ、大きな損失を避けるには、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を学びましょう。

  • 【ファンダメンタルズ分析】各国の暗号資産に関する政策や著名人の動向などの分析
  • 【テクニカル分析】価格推移・値動きなどから得られる情報によって分析

ビットコインに限らず、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析は継続的に利益を上げるのに必須のスキルです。

例えば、中国の暗号資産に関する規制や、有名実業家の発信など影響力のある情報は、ビットコインの価格に影響を及ぼします。

また、ビットコインは他の金融商品で見られる様な、値動きパターンがキレイに当てはまる場合も多いです。

ビットコインに関する情報を調べ、ファンダメンタル分析を行い、テクニカル分析で根拠ある取引をすることで一発屋ではなく、ビットコインで稼ぎ続けるのも不可能ではありません。

当サイトMastandではビットコイン取引で役立つ学習コンテンツを無料で配信しています。ぜひ、活用してみてください。

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「ビットコインが安い時間帯」 まとめ

今回は「「ビットコインが安い時間帯」は存在する?各市場時間と特徴から考察」のテーマでした。

ビットコインが安い時間帯はないものの、動きやすい時間帯・上がりやすい時期はあります。

  • 日本時間の夜9時~深夜1時頃の時間帯
  • ビットコインの半減期である4年周期
  • ビットコインから分岐した暗号資産のエアドロップ

まずは上記の3つを意識して、ビットコインの取引を初めてみましょう。実際の取引経験から疑問や、悩みが生まれたら、より専門的なファンダメンタルズ分析・テクニカル分析の学習を初めてみてください。どんなビットコイン長者も最初は、同じ初心者です。今から学ぶ事で、一歩ずつ進んでい行きましょう。

レバレッジ取引入門
この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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