仮想通貨の仕組み

望月新一氏がビットコインの開発者と言われている理由。他にもサトシ・ナカモトと思われる人物たち

サトシ・ナカモトの正体は望月新一氏

望月新一氏がビットコインの創始者、サトシ・ナカモトだという説はご存知でしょうか。

「ビットコイン」という暗号資産(仮想通貨)が世に広まるにつれて、その開発者の存在についても世間の関心が高まりました。しかし、開発者はその姿を現さず「サトシ・ナカモト」と呼ばれる日本人エンジニアが開発者であるという情報だけが先行してます。

一体、「サトシ・ナカモト」とはどのような人物なのでしょうか。サトシ・ナカモトの正体は望月新一氏と言う説があります。

望月新一氏とはどのような人物なのか、迫っていきたいと思います。

サトシナカモトの正体は不明

サトシ・ナカモトと称される人物の存在について、2018年現在でも確固たる証明がなされていません。それが日本人であること、性別、年齢、個人なのか団体なのかさえも不明です。

初めてその存在が確認されたのは、metzdowd.com内のメーリングリストに論文を投稿した2008年です。初期の運用に関わっていたものの、2010年半ばには徐々にフェードアウトし姿をネット上から消してしまいます。

一説には彼のビットコイン保有量は2兆円に届くとも言われています。

サトシ・ナカモトの正体?望月新一氏とは

このような謎が多い人物であるため、多くの著名人が「サトシ・ナカモト」ではないかと疑われました。その中で日本人として唯一「サトシ・ナカモト」ではないかと噂された人物が「望月新一」氏です。

望月新一氏は天才数学者

望月新一氏は日本人の数学者であり、京都大学で数理解析研究所教授として活動。16歳でプリンストン大学に入学し、23歳で博士課程を終了。

32歳で京都大学の教授になるなど早熟の天才を思わせる人物です。望月新一氏の専門は「数論幾何学」「遠アーベル幾何学」であり、「abc予想」「宇宙際タイヒミューラー理論」の研究に取り組んでいます。

もはや、一般人が理解するのは不可能な領域ですが、望月新一氏本人は賞には興味がなく純粋に研究に没頭するタイプの人物のようです。

なぜサトシと疑われたのか?

望月新一氏がビットコインの開発者「サトシ・ナカモト」であるという話が浮上した背景には、社会学者であり、思想家、そして現在のインターネットのプロトタイプとなる「ザナドゥ計画」を提唱したテッド・ネルソン氏の存在があります。

ネルソン氏が望月新一氏を名指しで「サトシ・ナカモト」と発表したことで世間の注目が集まりましたが、望月新一氏本人は自身のブログ上でそれを否定しています。

日本人で、英語堪能であることが後押しに

サトシ・ナカモト氏が使う英語は流暢なものであり、また投稿時間から睡眠時間を計算したプログラマーによれば、北米、中央アメリカ、南米に在住の人物なのではないかとの推測もなされています。

つまり、日本人であるよりも日系人であるという可能性も囁かれています。

望月氏は人生の大部分を米国で過ごしており英語は堪能のようです。日本人で天才で英語が堪能な人物として名前が浮上してしまうのも仕方がないことだったのでしょう。

望月氏以外にサトシ・ナカモトとして噂された人物

望月新一氏以外にも多くの人物が「サトシ・ナカモト」の正体として名前が上がっています。名指しで指名された人や自身で告白した人など様々なケースがありますが、どのような人物がいたのでしょうか。

フィンランドの経済学者、Michael Clear氏

フィンランドの経済学者「Vili Lehdonvirta」とアイルランドで暗号理論を研究している「Michael Clear」が2011年の「ザ・ニューヨーカー」の記事で紹介されていました。

マウントゴックス創始者、ジェドマケーレブ

ハッキング騒動で話題となった「マウントゴックス」の創設者「ジェドマケーレブ」氏がサトシ・ナカモトの正体であると囁かれた時期もありました。しかし、話題には登ったもののその真相は定かではありません。

ビットコイン創始時期メンバーのハル・フィニー

ビットコインについて取り扱ったドキュメンタリー映画「Banking On Bitcoin」。実際の関係者が登場する同映画で登場した暗号学者「ハルフィニー」。サトシ・ナカモトのビットコインのアイデアに一番初めに反応した人物だと言われています。

ビットゴールドの発案者、ニック・ザボ

「ニック・ザボ」はビットコインの元となった「ビットゴールド」を発案した人物です。スマートコントラクトも彼のアイデアであることから、ビットコインの開発者として名前が挙がるのもうなずけます。

オーストラリアの起業家、クレイグ・スティーブン・ライト

自身の口からサトシ・ナカモトであるとカミングアウトした人物として、オーストラリアの起業家である「クレイグ・スティーブン・ライト」氏がいます。

自身がサトシ・ナカモトであるとの根拠として、開発者しか知らないはずの暗号キーで電子署名をしています。しかし、真偽のほどは未だ定かではないそうです。

まだ正体はわかっていないサトシ・ナカモト

推理小説のような様相を見せる「サトシ・ナカモト」氏の正体を巡る一連の動きですが、これだけ世間を騒がせた張本人の存在が明確ではないというのはある種のロマンを感じさせます。

ビットコイン財団のギャビン氏がCIAで講演を行うと告げた途端連絡が途絶えたそうですが、果たして彼は未だ生きているのでしょうか。謎が深まりますね。

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