仮想通貨の仕組み

暗号資産(仮想通貨)の両建てとは?投資方法やおすすめの取引所も紹介

この記事を読んでほしい人
✔ 両建て取引について調べている方
✔ 暗号資産(仮想通貨)取引について知識を増やしたい方
✔ 暗号資産(仮想通貨)取引所選びや取引戦略を立てている方

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引ってどういうこと?

といったように暗号資産(仮想通貨)取引に関連する用語の1つ、両建て取引について気になっている方もいるのではないでしょうか。

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引とは、一般的な投資方法と異なり価格予想などを行わずに売買するのも特徴です。

そこで今回は、暗号資産(仮想通貨)取引について知識を増やしたい方にも向けて、暗号資産(仮想通貨)の両建て取引の概要をはじめ、投資方法についてもご紹介していきます。

この記事の要約
  • 両建て取引とは、買いポジションと売りポジションを同時に保有して取引すること
  • 両建て取引は、価格予測する必要がない特徴がある
  • 両建てができる暗号資産(仮想通貨)取引所は「GMOコイン」「BitMEX」「ザイフ」などがある
  • 両建て取引は、同時取引、レンジ相場を利用、利益確定時に反対方向のポジションを保有などの取引方法がある

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引とは

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引とは、買いポジションと売りポジションを同時に保有して取引すること、もしくは買いポジションと売りポジションを駆使して取引することです。

ニュアンスは似ていますが、前者は同時取引で後者は片方だけのポジションになります。

ただし、どちらも価格予測する必要がないといった特徴もあり、一般的な取引方法とは大きく異なっているのも特徴です。

また、両建て取引の戦略には多数のやり方があり、後述で一例をご紹介します。

暗号資産(仮想通貨)の両建てできる取引所紹介

それでは、ここからは暗号資産(仮想通貨)の両建てができる暗号資産(仮想通貨)取引所を、3つ程ご紹介していきます。

両建てできない(同時取引の戦略の場合)取引所もあるので、事前に確認しておくことがおすすめです。

取引所1 GMOコイン

GMOコインは、両建て取引のできる暗号資産(仮想通貨)取引所です。取引所と販売所、そして暗号資産(仮想通貨)FXを取り扱っていますが、両建てできるのは暗号資産(仮想通貨)FXになります。

取り扱い通貨は、ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・リップル・ビットコインキャッシュの5通貨です。

1日あたりレバレッジ手数料0.04%掛かるので、両建て取引する際はデイトレードで行う方法も考えるか、手数料コストを差し引いて利益が出るように取引しましょう。

GMOコイン
取扱暗号資産ビットコイン
イーサリアム
リップル
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
ネム
ステラ
ベーシック・アテンション・トークン
オエムジー
テゾス
クアンタム
エンジコイン
ポルカドット
コスモス
カルダノ
メイカー
ダイ
リンク
ドージコイン
ソラナ
シンボル
モナコイン
FCRコイン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(1200円前後)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
  2. セキュリティが高い
  3. 大手運営で安心して取引が可能

取引所2 BitMEX

BitMEX取引所は、他の取引所と異なる方法で両建て取引ができます。その方法とは、複数の暗号資産(仮想通貨)FXの商品を契約し、同時取引を行うことです。

BitMEXには、無制限ビットコインFXやアップサイド利益契約ビットコインFX、ダウンサイド利益契約ビットコインFXなどを用意しており、他の取引所とは大きく異なっています。

そのため別契約のビットコインFXにて、複数契約すると実質両建て取引も可能となる仕組みです。

取引所3 ザイフ

国内取引所のザイフも、両建て取引ができる取引所の1つです。

ビットコインAirFXでは、デリバティブ商品としてサービス提供しており、買いポジションと売りポジションどちらからでも注文できます。

またレバレッジ25倍と、国内取引所の中では特に高レバレッジですので、倍率を引き上げて取引をしたい方にもおすすめでしょう。

ザイフ(Zaif
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムネムモナコインビットコインキャッシュ
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(-0.05%~0.3%)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(5.19%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. 設定した取引値で売買できる(取引が成立すれば)
  2. ビットコインを購入するとキャッシュバックがある
  3. 低リスクな積立ができる

暗号資産(仮想通貨)複数口座の解説で両建て取引可能

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引は同時取引という意味もありますが、複数の口座を活用してある取引所で買い、別の取引所で売りといった形で両建て取引も可能です。

ですので、両建て取引を始めるにあたって、複数の口座を開設して取引する方法でもアリと感じる方は、こちらの方法で検討してみてはいかがでしょうか。

暗号資産(仮想通貨)の両建てを使った投資方法

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引は、同時取引以外にも方法があります。そこで、ここでは3つの投資方法についてご紹介していきます。

投資方法1 レンジ相場を利用

両建て取引の戦略の1つが、レンジ相場を利用した方法です。

簡単に説明しますと天井で空売り、底を打った所で買いを入れます。こちらの場合は同時取引ではないので、信用取引のできる暗号資産(仮想通貨)取引所であれば、どこでも可能です。

また、複数の口座を開設する必要もないため、初めて両建て取引する方にとっても手間の掛からない方法といえるでしょう。

投資方法2 同時取引

両建て取引の代表的な方法といえば、同時取引です。

買いと売りのポジションを同時に保有するやり方で、複数の取引所で買いと売り注文するか、同時取引できる取引所で買いと売り注文します。

そして、上昇・下落どちらかに動いた際に含み損となるポジションを損切し、含み益となるポジションのみ保有し続けて利益を伸ばすのが基本です。

常にチャートを監視し続けなければいけないデメリットもあるため、簡単ではありません。

投資方法3 利益確定時に反対方向のポジションを保有

両建て取引の方法には、他にも利益確定時に反対方向のポジションを保有するやり方があります。

たとえば買いの新規注文を行い、上昇トレンドで含み益を伸ばしているとします。

そして一定の含み益となった段階で決済の売り注文を入れると同時に、新規で売り注文も入れます。

トレンド転換時などに活用メリットのある取引方法でしょう。

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引は多数の方法があり取引所のルールも異なる

 

この記事のまとめ
  • 両建て取引とは、買いポジションと売りポジションを同時に保有して取引すること
  • 両建て取引は、価格予測する必要がない特徴がある
  • 両建てができる暗号資産(仮想通貨)取引所は「GMOコイン」「BitMEX」「ザイフ」などがある
  • 両建て取引は、同時取引、レンジ相場を利用、利益確定時に反対方向のポジションを保有などの取引方法がある

暗号資産(仮想通貨)の両建て取引とは、単に同時取引を行うということではなく、買いと売りを交互に取引することや、決済注文時に反対方向へ新規注文も入れるなど様々な方法を指します。

そのため、これから両建て取引を始める場合は、それぞれのやり方と特徴について理解した上で、暗号資産(仮想通貨)取引所選びと取引戦略を立てることが必要です。

また、同時取引のできる暗号資産(仮想通貨)取引所についても、事前に確認しておきましょう。

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この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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