仮想通貨の今後

SBI VCトレードのスプレッドは高い? 他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比較

この記事を読んでほしい人
✔ SBI VCトレードで暗号資産(仮想通貨)取引を始めようと思っている方
✔ SBI VCトレードのスプレッドについて知りたい方
✔ SBI VCトレードのスプレッドを、他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比較してみたい方

「SBI VCトレードのスプレッドは安い?」「他社のスプレッドと比べて安いの?」このような疑問をお持ちではないでしょうか。

そこで今回は、SBI VCトレードのスプレッドについて解説していきます。

SBI VCトレードのスプレッドの価格について知りたい方、他社のスプレッドと比較してお得な取引所を探している方には、参考になる記事となっていますよ!

この記事の要約
  • スプレッドとは購入金額と売却金額の差で、販売所形式における手数料にあたる
  • SBI VCトレードのスプレッドは、ビットコインで約9000円
  • SBI VCトレードのすぷれっどは、他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比較しても安め
  • SBI VCトレードでは「VCTRADE Pro」という取引所形式も、サービス開始された

そもそも暗号資産(仮想通貨)取引におけるスプレッドとは

スプレッド

暗号資産(仮想通貨)取引所が設定しているスプレッドとは、買いと売りの価格差のこと。

  • 1BTCを買うときは、72万円
  • 1BTCを売るときは、69万円

たとえば上記のような買いポジションを持った直後は、3万円の含み損になっています。

利益を得るためには、売却価格が取得時の購入価格を超える金額まで上昇しなければいけません。

取引手数料とスプレッドの違いとは?

取引手数料は、取引所形式における購入時の手数料

暗号資産(仮想通貨)を購入すると手数料を別途支払いますが、後払いで請求をされるわけではなく、購入時に購入金額と0.1%の取引手数料をあわせて支払います。

それに対して、スプレッドは販売所形式における購入時の手数料

購入金額は売却金額よりも高くなっていますが、その分がスプレッドであり、手数料として徴収されていると考えてよいでしょう。

SBI VCトレードのスプレッドとは

スプレッドは、販売所形式における手数料です。

上記画像は、SBIの販売所の取引画面。赤枠の箇所をご覧ください。右が購入価格、左の売却価格ですが、価格差がありますよね。

この価格差がスプレッドです。画像の価格では8998円の差が開いています。

販売所では取引手数料がかかりませんが、スプレッドが存在します。購入した時点では損失からスタートすることになりますので、注意しましょう。

SBI VCトレードは販売所中心の取引所

SBI VCトレードは、2019年8月から取引所形式のサービスを開始しました。

  • 販売所形式:暗号資産(仮想通貨)を業者から直接購入する方式で、業者が提示した金額で売買を行う
  • 取引所形式:板取引とも呼ばれる投資家同士で取引する方式で、それぞれが価格を提示して一致すると取引成立となる

取引所形式はまだ開始したばかりなので、どちらかというと販売所形式中心の暗号資産(仮想通貨)取引所といえるでしょう。

SBI VCトレードとは

SBI VCトレード(SBIVC)は、金融業界大手のSBIグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所。設立は2016年11月。2018年1月から試験的に販売を開始し、2018年6月から正式にサービスを開始しました。

リップル社と正式に提携しており、リップルの取引に関するキャンペーンが多いのが特徴的。取引所形式のサービス「VCTRADE Pro」の導入で、販売所形式での取引と使い分けができるようになり、どんどん使いやすくなっています。

SBIグループは、数多くの金融サービスを手掛ける金融業界の最大手。今後のサービス展開に期待したいところです。

SBI VCトレードのスプレッドを比較

SBIのバーチャル・カレンシーズで取引時に発生するコストはスプレッドのみです。このスプレッドを、他社と比較してみましょう。

結論からいうと、SBIのバーチャル・カレンシーズのスプレッドは比較的安め。時間帯でスプレッドは変動しますが、約9000円~11000円です。

他の取引所とスプレッドを比較

2019年9月時点のビットコインのスプレッドを、表でまとめました。

取引所名スプレッド
SBI VCトレード約9000円
bitFlyer約6万円
ディーカレット約2万~3万円
Coincheck約5万円
DMM Bitcoin約3000円~5000円
GMOコイン約2万~約3万円

取引所によって、かなりスプレッドに差がありますね。時間帯によっても変動がありますが、1万円以下であれば安め、それ以上であれば高めと判断していいでしょう。

SBI VCトレードのスプレッドは、比較的安めの設定になっているといえます。

SBI VCトレードの取引手数料は?

SBI VCトレードの取引手数料は無料。購入時にかかる手数料として発生するコストはありません(ただし、取引所でも買値と売値の差は発生します)。

他の取引所と取引手数料を比較

取引所名取引手数料
SBI VCトレード無料
bitFlyer無料
ディーカレット無料
Coincheck無料
DMM Bitcoin無料
GMOコイン無料

取引所は、いずれも取引手数料は無料。販売所は基本的に取引手数料はかかりません。

SBI VCトレードのスプレッドは比較的安め!

この記事のまとめ
  • スプレッドとは購入金額と売却金額の差で、販売所形式における手数料にあたる
  • SBI VCトレードのスプレッドは、ビットコインで約9000円
  • SBI VCトレードのすぷれっどは、他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比較しても安め
  • SBI VCトレードでは「VCTRADE Pro」という取引所形式も、サービス開始された

さて、SBI VCトレードのスプレッドについてお伝えしてきました。

SBI VCトレードで発生しているスプレッドは、ビットコインで約9000円前後。他社と比較してみても、安めの水準といっていいでしょう。

時間帯によってはさらに安くなりますので、販売所形式の取引を行いたい方にはおすすめできる取引所です。

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この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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