仮想通貨の今後

【徹底分析※12月追記】BTC/ビットコインの年末予想!2020年最終局面

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2020年、ビットコインは半減期を迎えました。

4年に一度の、半減期ではマイニング報酬の半減が行われ、仕組み上はビットコインの価格が上がりやすくなる傾向があります。

事実、ビットコインは3年ぶりに200万円に到達。

今回のテーマは「ビットコイン年末予想」、リアルタイムチャートで徹底分析します。

「ビットコインは年末にどこまで上がる?」

「今からビットコインを買うのはアリ?」

「できるだけ安い時にビットコインを買いたい!」

具体的に上記の疑問を解決する内容です。

結論から言うと「史上最高値の次はどこを目指すか?ヒントはある」と言えます。チャートを分析すれば、その理由に納得できるでしょう。

当記事で用いるチャートは「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するbitFlyerのFXBTC/JPY・BTC/JPYとBitfinexのBTC/USDを用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2020年12月)での個人的予想となります。仮想通貨取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

FXBTCチャートで年末の相場をシナリオを予想

btc-year-end-forecast-4FXBTCJPY 日足
ビットコインの理想的なシナリオとしては、「120万円付近で徐々に変動が小さくなる、その後に急騰相場」です。キーポイントはボラティリティの縮小になります。

ビットコインは、仮に上がるなら現状が超重要な価格にあり、上記の展開になると2020年10月に予想しました。

上目線ではあるものの、想像以上に年末へ向けて強いビットコイン。
個人的には、史上最高値を更新する可能性は高いと考えています。

しかし、ボラティリティの収縮は見られず、ほぼ一方的に上げ続けているのは事実です。

最高値更新後、あるいは最高値更新前に次の買い時もビットコインは作るでしょう。

【年末予想のポイント】ビットコインには大きな節目が3つある

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BTC/ビットコインの重要な節目

【130万円~160万円】2018年以降から超えられない高値
【36万円】2018年末~2019年4月の最安値

ビットコインには重要な価格があります。
以下の解説は10月時点の予想ですが、今も重要な価格である事は変わりません。

2020年10月まで、ビットコインは上下どちらか不透明な状況でした。

2017年のビットコインバブル絶頂期からのチャートは、非常に節目が分かりやすく展開。

ここで言う節目とは、価格が触れると同時に上昇トレンド→下降トレンドが入れ替わる、あるいは価格が一気に動かなくなるような場所です。

10月時点のビットコインは2つの節目に板挟み状態

言い換えれば、2つの節目が今のビットコインを完全に支配していると言えるでしょう。
つまり、節目をどちらかに抜ければ、ビットコインの今後の方向性が定まります。

例えば、【130万円~160万円】を上抜ければ、バブル以降の高値を抜けた事になり、子女最高値290万円を目指す可能性が高いです。

そして、12月現在、ビットコインは上抜け。
ビットコインFXのレートですが、290万円は射程圏内に入りました。

年末バブルと同じ傾向がビットコインに見られる

史上最高値を目前にビットコインの相場に変化が見られてきました。
まず、大きな違いは日本円と米ドルの価格差に注目です。

過去に仮想通貨バブルでは、国によってビットコインの動きに差が見られていました。

「韓国プレミア」と言われる、韓国ウォン建てのビットコイン価格の過剰な上昇が代表例です。

2020年は、韓国プレミアはないものの、米ドルと日本円でビットコイン価格に違いがあります。

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こちらは、2020年12月3日のBTC/JPY(bitFlyer)週足チャートです。
現在は、史上最高値を目前に上昇しています。

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同時期のBTC/USD(BITFINEX)週足チャートです。

日本円建てだと、史上最高値目前でしたが、米ドル建ては史上最高値と同じ水準にいます。

チャートの形はほぼ同じですが、史上最高値により近いのが米ドルとビットコインの取引。

2020年末の予想は、あくまでビットコインは上目線です。

予想の根拠とは別で、過去のバブルと似た、特定の国の通貨が先行して上がる現象が見られているのは知っておくべきでしょう。

【2020年末】ビットコインの高値予想はどこ?

2020年10月、ビットコインの年末予想は「上目線」とお伝えしました。

しかし、私達の想像以上にビットコインは強く、下がれば買い戻される展開が見られています。

史上最高値を抜ける可能性も十分に高いでしょう。

とは言え、史上最高値を更新した場合、ビットコインの高値はどこになるのでしょうか?

過去に付けたことのないビットコイン価格を予想するなら「フィボナッチリトレースメント」が役に経ちそうです。

フィボナッチリトレースメントとは?自然界において需要なフィボナッチ数列をベースに、過去の高値と安値から、次の反転価格を予想するのに使うテクニカルツールです。

【年末の高値予想】BTC/JPYの場合

btcjpy-week-5BTC/JPY 週足

BTCJPY週足で、ビットコインの高値予想をしてみましょう。
3つの重要な過去のビットコイン価格を基準にフィボナッチリトレースメントを使います。

  • 2018年の最安値のビットコイン価格
  • 2019年の急騰時のビットコイン価格
  • 2020年の急騰前のビットコイン価格

フィボナッチリトレースメントで見ると、重要な1.618のポイントは史上最高値の230万円付近と重なります。

史上最高値と重なるため、年末へ向けたビットコインの予想に役立つ可能性も見えてきました。

次の重要なフィボナッチポイントは2.618。約340万円付近を指しています。

フィボナッチポイントと、直近の高値と安値が同じ水準になることも含め、ビットコインの次に目指す高値は1BTC=340万円が意識される予想です。

【年末の高値予想】BTC/USDの場合

btcusd-week-4BTC/USD 週足

ドル建てのビットコインでも同様に3つの価格で、フィボナッチリトレースメントを当ててみます。

  • 2018年の最安値のビットコイン価格
  • 2019年の急騰時のビットコイン価格
  • 2020年の急騰前のビットコイン価格

やはり、日本円ベースで見た時と同じく、フィボナッチポイントと過去の重要な価格は重なります。

2020年末の高値予想をすると、直近では史上最高値の21000ドル付近、もう一段上なら30000ドル付近の価格です。

今からビットコインを買ったとして、予想通りなら1.5倍のビットコイン価格まで予想されます。

年末へ向けて今からビットコインは買うべき?

結論から言うと、今から買うのはオススメできません。

なぜなら、史上最高値まで一歩手前がビットコインの現状だからです。
割安で買い、割高で売るのが投資・投機の鉄則になります。

ですから、理想は2020年3月の安値でビットコインを買えている状態です。

もちろんビットコインとブロックチェーンの将来に期待して買うなら問題はありません。
とは言え「ビットコインでお金を稼ぎたい!」これが本音だと思います。

今から買うなら、リスクがある事をキチンと理解しましょう。

あるいは、次にビットコインが下がった時に買う準備をするのが良いです。
取引所のアカウントを用意して、後述する次の買い時を狙いましょう。

【ココがねらい目!】ビットコインの買い場予想は?

btcjpy-week-2BTC/JPY 週足

仮にここまで下がったら、ビットコインの買い時になりそう」といった予想をするなら、まずトレンドラインが基準になるでしょう。

2020年3月からのビットコイン急騰劇は、トレンドラインと一緒に見ると分かりやすいです。

画像のトレンドラインがビットコインの急騰では意識されています。
逆三尊といった、ビットコイントレーダーには定番のチャートパターンも分析可能です。

トレンドラインを抜けてから、ビットコインは週足で下がることなく毎週続伸してきました。

次にトレンドラインまで下がった時、ビットコインは大きく買われる可能性が高いです。

btcusd-week-2BTC/USD 週足

米ドルとビットコインでも同じです。
同様のトレンドラインが強く意識されているのが分かります。

米ドル・日本円で見ても、同じトレンドラインが引けるのは重要です。

相場は大衆心理が重要ですから、同じ基準(トレンドライン)で買う人が多いほど価格に影響は出やすくなります。

ビットコイン年末予想 まとめ

今回は「【徹底分析※12月追記】BTC/ビットコインの年末予想!2020年最終局面」のテーマでした。

最後にもう一度、BTC/ビットコインの重要ポイントをお届けします。

  • 2020年10月より12月のビットコインは強い展開
  • 今から買うのはリスクがあるのは事実
  • 急騰で意識されたトレンドラインで買うのが理想

想像以上に強く、過去最大の勢いで上がるビットコイン。
上がる可能性は高いですが、ある程度上がった状態で買うのは当然リスクがあります。

リスクを許容して買う、あるいはリスクの低い未来の買い場で買うか?本記事を参考にしつつ、自分の意思で投資判断をしましょう。

仮想通貨の今後
この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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