✔ ビットコイン取引のやり方を詳しく知りたい方
✔ 安全に取引する方法を確認したい方
「ビットコイン取引のやり方は?どんな手順で始めたらいい?」など、ビットコイン取引のやり方を詳しく知りたい方は多いでしょう。
そこで今回は、ビットコイン取引のやり方や手順、取引以外で入手する方法などを紹介しています。
すでにビットコイン取引をしている人はもちろん、これからビットコイン取引を始める人の参考になれば幸いです。
- ビットコイン取引は少額資金で取引を始められる
- ビットコイン取引を始める際には、取引所の口座開設が必要
- マイニングや積立投資など、取引以外のビットコイン入手方法がある
- 取引におすすめの他の通貨は「リップル(XRP)」「イーサリアム(ETH)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」
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目次
ビットコイン取引を始める前に
ビットコインの特徴や取引に準備するもの、手順について把握していれば、スムーズにビットコイン取引を始めることができます。
ここでは、ビットコイン取引前に押さえておきたい、特徴や準備、手順について確認していきましょう。
そもそもビットコインとは暗号資産(仮想通貨)の代表コイン
ビットコインは、時価総額が23兆円超(2020年9月時点)で、暗号資産(仮想通貨)の中で最も時価総額が高い通貨です。
ブロックチェーン技術により、ネットワーク内の不特定多数の参加者で取引データを監視できるため、セキュリティが高いことが特徴です。国内外へスピーディーな送金・決済ができる通貨として、注目を集めています。
暗号資産(仮想通貨)取引は、株やFX同様、短期間で大儲けすることは難しいです。価格変動を予測しながら適切なタイミングで売買をして、少しずつ利益を積み上げていきます。
株式投資だと20,000円〜30,000円、有名銘柄なら100,000円以上の資金が必要になることが多いです。FXは最小取引単位が1,000通貨でも、米ドル/円なら4,000円〜5,000円は必要になります。
しかし暗号資産(仮想通貨)の場合は、ほとんどの取引所が500円〜1,000円以下で取引を始めることが可能です。
主な暗号資産(仮想通貨)取引所のビットコイン最低取引数量は、以下の通りです。
現在、ビットコインの価格は1BTC=約125万円です。例えばGMOコインなら、わずか125円程度の資金で売買をすることができます。
このように、ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)は、少額資金でリスクを抑えて取引ができます。
ビットコイン取引に準備するもの
ビットコイン取引をする際に必要な準備は「取引所の口座」です。暗号資産(仮想通貨)は取引所で売買をするため、専用口座を開設しなければ取引ができません。
取引所の口座開設手続きは5分〜10分程度で完了します。
口座開設時に準備しておく書類は、本人確認書類のみです。以下の書類の中から1〜2点準備しておきます。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 在留カード など
取引所の口座があれば、入金後にいつでも取引ができます。
ビットコイン取引の大まかな手順
ビットコイン取引は、以下1〜4の手順で進めます。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ
- 取引所の口座を開設する
- 投資資金を入金する
- ビットコインを購入する
まず、複数の暗号資産(仮想通貨)取引所を比較して、1社もしくは2社以上を選びましょう。
次に、取引所の口座開設手続きを行います。口座開設手続きの流れは、次の通りです。
- 本人情報や投資経験を入力
- 本人確認書類を提出
- 審査
- ハガキが届いたら口座開設完了
暗号資産(仮想通貨)取引所や混み具合にもよりますが、口座開設申し込み〜開設完了までの期間は1週間程度です。
口座開設が完了して、銀行振込などで入金が済めば、いつでも取引を開始できます。
ビットコイン取引におすすめの取引所
暗号資産(仮想通貨)取引所は、セキュリティや使いやすさ、手数料などを比較して選ぶことが大切です。
少しでも条件が良い取引所を選ぶことで、ビットコインで利益を得やすくなります。
ここでは、販売所と取引所の違いやおすすめ暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介します。
取引所と販売所の違い
暗号資産(仮想通貨)取引所は「取引所」と「販売所」の2種類が存在します。
取引所と販売所では、取引相手や注文方法、スプレッドなどに違いがあります。
取引所は、ユーザー同士の取引を仲介する役割を担います。ユーザーは、取引所を介して他のユーザーからビットコインを購入することができます。
成行注文や指値注文など、注文方法が豊富なのは取引所の特徴です。
販売所の場合は、ユーザーと直接取引を行います。そのためユーザーの取引相手は他のユーザーではなく販売所(運営会社)です。販売所は基本1種類の注文方法しかありません。
また、スプレッドは取引所より販売所の方が高くなります。スプレッドとは買値と売値の差で、暗号資産(仮想通貨)取引所の利益です。スプレッドが高くなるほど、買値と売値の差が広がるのでユーザーには不利になります。
取引所はスプレッドの他にユーザーの手数料が入りますが、販売所は手数料が無料に設定されているので収入源はスプレッドのみです。
そのため、販売所はスプレッドが高くユーザーが儲けにくい価格設定になっています。
取引所 | 販売所 | |
---|---|---|
取引相手 | 他のユーザー(匿名) | 販売所(運営会社) |
注文方法 | 多数 | 1種類 |
スプレッド | 安い | 高い |
メリット | スプレッドが安い 注文方法を選べる | 確実に注文が成立する 注文方法がシンプル |
デメリット | 注文が成立しない場合もある | スプレッドが高い |
取引所と販売所の特徴や違いを理解した上で、どちらを利用するか決めましょう。
おすすめの取引所1:coincheck(コインチェック)
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクネムモナコインステラルーメンクアンタムベーシックアテンショントークンアイオーエスティーエンジンコインオーエムジーサンド |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (少し高い) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
- 豊富な取扱通貨の種類
- アプリ・サイトが初心者にも使いやすい
Coincheckには、ビットコイン取引所と販売所があります。ビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)を24時間いつでも500円から購入・売却が可能です。
高機能チャートを搭載したトレードビューが利用でき、以下のような独自のビットコインサービスを提供しています。
- Coincheckつみたて(暗号資産(仮想通貨)積立)
- Coincheck Lending(貸暗号資産(仮想通貨))
- Coincheck Payment(ビットコイン決済)
- Coincheckでんき(電気料金×ビットコイン)
- Coincheckガス(ガス料金×ビットコイン)
- Coincheckアンケート(暗号資産(仮想通貨)と交換)
東証一部上場のマネックスグループが運営していて、多くのユーザーを抱える暗号資産(仮想通貨)取引所です。
おすすめの取引所2:DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム ネム リップル ライトコイン イーサリアムクラシック ビットコインキャッシュ モナコイン ステラルーメン シンボル クアンタム ベーシックアテンショントークン オーエムジー テゾス エンジンコイン トロン カルダノ ポルカドット アイオーエスティー ジパングコイン チリーズ アバランチ チェーンリンク メイカー ポリゴン フレア ニッポンアイドルトークン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料 ※BitMatch取引手数料を除く) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1. 84%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 暗号資産の種類が多い
- クイック入金や出金手数料が無料
- アルトコインのレバレッジ取引が可能
DMM Bitcoinにも取引所と販売所があり、取引所は11種類、販売所は3種類の通貨を取り扱います。
取引手数料や出金手数料、口座維持手数料などはすべて無料です。LINEを使って問い合わせができ、365日サポート体制なので困ったことがあっても安心です。
スマホアプリは、シンプルで見やすく直感的な操作ができるなど、初心者でも使いやすい設計になります。
おすすめの取引所3:bitFlyer(ビットフライヤー)
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (0.01~0.15%) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (1.19%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 業界をリードし続ける大手
- 手数料が安い!
- 取扱仮想通貨が豊富!
bitFlyerは、ビットコイン取引量国内No.1の暗号資産(仮想通貨)取引所です。ビットコインやイーサリアム、リップルなど15種類もの通貨を1円から取引ができます。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取引所と販売所が両方あり、取引所の売買手数料やアカウント作成手数料などは無料です。
bitFlyer経由でサービスを利用するだけでビットコインがもらえたり、T-POINTをビットコインに交換できるサービスなども提供しています。
スマホアプリも使いやすく、初心者におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所です。
実際のビットコイン取引の流れ
ビットコインは、以下4つの流れで取引をします。
- 指定口座に日本円を入金
- ビットコインを選択
- 取引する量を入力
- 購入する
一つひとつの流れはシンプルで簡単なので、初めての方でも安心です。
それぞれの流れについて詳しく見ていきましょう。
指定口座に日本円を入金
まずは、指定口座に日本円を入金します。
指定口座や最低入金額、ビットコインの最低購入額などは暗号資産(仮想通貨)取引所によって異なりますので、事前に確認をしましょう。
ビットコインを選択
入金が完了したら、購入する通貨でビットコインを選択します。
ビットコインは代表的通貨なので、どの暗号資産(仮想通貨)取引所でも取り扱っています。
取引する量を入力
ビットコインの購入数量を入力します。
2020年9月1日時点のビットコイン価格は1BTC=約125万円です。0.1BTCだと約12.5万円、0.01BTCなら約1.25万円の資金が必要になります。
最低注文数量は暗号資産(仮想通貨)取引所によって異なります。
購入する
取引量を入力したら、実際にビットコインを購入します。
ちゃんと購入できているかどうか、購入手続きの後に確認をしましょう。
レバレッジ取引も存在する
レバレッジ取引とは、証拠金の何倍もの金額で取引できる仕組みのことです。例えば、証拠金が30万円でレバレッジ2倍であれば、120万円分の暗号資産(仮想通貨)を購入できます。
各暗号資産(仮想通貨)取引所のレバレッジ倍率上限は、以下の通りです。
- GMOコイン:2倍
- DMM Bitcoin:2倍
- bitFlyer:2倍
レバレッジ取引を利用すれば、少ない資金でも多くの利益を狙うことができます。資金効率を高めたい方におすすめの方法です。
ただし、利益が多くなる一方で、大きな損失を負うリスクもあるので、初心者は倍率を抑えるようにしましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
少額資金でも多くの利益を狙える | 大損するリスクがある |
取引したビットコインは安全に保管しよう
ビットコインは安全に保管するために、複数の取引所を利用したりウォレットを活用しましょう。
複数の取引所を利用するのは、取引所からの流出リスクを軽減するためです。
ビットコイン自体はブロックチェーン技術により改ざんができませんが、取引所がハッキング等を受けて通貨が流出する可能性はあります。
また、ウォレットを活用して保管することが大事です。ウォレットは暗号資産(仮想通貨)の財布のようなもので、インターネットに接続されているホットウォレットと接続されていないコールドウォレットがあります。
すぐに取引する場合はホットウォレットですが、取引しない場合や長期保有する際はハードウェアウォレットなどのコールドウォレットで保管をしましょう。
インターネットに接続していないため、ハッキング等のリスクがなく安全性が高いためです。ビットコインは自分の資産なので、責任を持って自分で守る必要があります。
取引以外でビットコインを入手する方法
マイニングや積み立て投資など、ビットコインは取引以外で入手することも可能です。多くの入手方法を知っていれば、効率よくビットコインを増やすこともできます。
ここでは、取引以外のビットコイン入手方法について見ていきましょう。
マイニング
マイニングとは、取引の承認作業を行う行為です。トランザクション(取引記録データ)を含んだブロックを生成します。
他のマイナー(マイニングをする人)より早くマイニングに成功すると、報酬としてビットコインをもらうことができます。ただし、4年ごとに迎えるビットコインの半減期によってマイニング報酬は半分になります。
2020年5月に半減期を迎え、マイニング報酬は6.25BTCとなっています。
ただし、マイニングの成功にはコンピュータの性能が大きく影響しますので、法人相手に個人で勝つことは非常に難しいとされます。
積み立て投資
暗号資産(仮想通貨)取引所によってビットコインの積み立て投資ができます。
「毎月1日に1万円分のビットコインを購入する」など、定期的に定額分のビットコイン購入を続ける投資方法です。
ドルコスト平均法により、ビットコイン価格が下がれば平均購入単価も下がるので、リスクを軽減しやすいのが特徴です。
平均購入価格よりもビットコイン価格が高くなれば、利益が生まれ、投資金額以上のビットコインを得ることができます。
レンディング
レンディングとは、所有するビットコインを第三者に貸して利息を得る方法です。貸暗号資産(仮想通貨)と呼ばれ、一部の暗号資産(仮想通貨)取引所で提供されています。
例えば、GMOコインなら最大年率3%で貸借料を受け取ることが可能です。
1BTCを年率3%で3ヶ月間(90日間)貸した場合の貸借料は、約7,397円になります。
※1BTC100万円の場合
0.1BTCから貸すことができ、貸出期間も選択できます。リスクを抑えてビットコインを稼げる方法です。
エアドロップ
エアドロップとは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を無料でもらえるイベントのことです。プロモーションとして通貨の知名度を高めたり、ハードフォーク(仕様変更)による分配などを理由に、暗号資産(仮想通貨)を無料で受け取ることができます。
例えば、2017年8月にビットコインのハードフォークによって誕生したビットコインキャッシュでもエアドロップが実施されました。ビットコインを所有する人に、ビットコイン所有量と同じ量のビットコインキャッシュが配られています。
また、2017年10月にはビットコインゴールドも誕生し、エアドロップが行われました。
頻繁に実施されるわけではありませんが、エアドロップを通して暗号資産(仮想通貨)を入手できる可能性があります。
ビットコイン以外におすすめの暗号資産(仮想通貨)
ビットコイン以外にも魅力的で取引におすすめの通貨があります。
ここで紹介する3つの通貨は注目を集めており、将来的な価格上昇が期待できます。
それぞれの通貨の特徴や魅力について紹介していますので、ビットコインと合わせて取引を検討してみましょう。
リップル(XRP)
アメリカのリップル社が開発した送金・決済システムの中で、基軸通貨として使われるのが暗号資産(仮想通貨)リップルです。ビットコインやイーサリアムよりも送金速度が速く、トランザクションコストが安いことが特徴です。
三菱UFJ銀行が国際間決済システム構築のためにリップルと協働するなど、世界のさまざまな銀行がリップル採用の動きを見せています。
また、イングランド銀行やタイ銀行など各国の中央銀行と提携するなど、送金・決済システムとして注目を集めている通貨です。
現在のリップルの価格は1XRP=約32円で、時価総額はテザーに次ぐ4位で約1.4兆円です。
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、ブロックチェーン上でさまざまな契約を自動化するスマートコントラクトを実行可能なプラットフォームのことです。例えば、不動産取引や株取引などの契約履行や価値移転を自動で実行してくれます。
すべて自動なので、契約締結や履行に関わるコストや時間を短縮することが可能です。
2017年には、イーサリアムをビジネスに活用することを目的として、マイクロソフトやトヨタ、JPモルガンなど国内外の企業が数十社参加するEnterprise Ethereum Alliance(イーサリアム企業連合)が発足されるなど、ビジネス面での活用に大きく期待されています。
また、イーロン・マスク氏もイーサリアムを支持するなど、注目を集める暗号資産(仮想通貨)です。
現在のイーサリアムの価格は1ETH=約51,000円で、時価総額はビットコインに次ぐ2位で約5.6兆円です。
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュは、2017年8月のビットコイン分裂によって誕生した通貨です。ビットコインから派生しているので、発行上限は2,100万枚で半減期は4年に1度、Proof of Workなど基本的な仕様はビットコインと同じになります。
ただし、ブロックサイズが32MBとビットコイン(1MB)より大きいので、多くの取引を処理できるのがビットコインにはない特徴です。
また、安定したマイニングを実現できるように、マイニングの難易度を調整するシステムが導入されています。
現在のビットコインキャッシュの価格は1BCH=約30,000円で、時価総額はチェインリンクに次ぐ6位で約5,800億円です。
ビットコイン取引は手順さえ理解すれば簡単!
- ビットコイン取引は少額資金で取引を始められる
- ビットコイン取引を始める際には、取引所の口座開設が必要
- マイニングや積立投資など、取引以外のビットコイン入手方法がある
- 取引におすすめの他の通貨は「リップル(XRP)」「イーサリアム(ETH)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」
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今回の記事では、ビットコイン取引のやり方や手順について紹介しました。ビットコインは取引所を選び、口座開設をして入金すれば取引を始めることができます。
ただしリスクを抑えるために、最初は少額で始めて、慣れてきたら金額を上げたり他の通貨に投資をするようにしましょう。
ビットコイン取引を始めたい方は、早速、仮想通貨取引所を選んで口座開設をしてみましょう。
仮想通貨の基礎