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【3.5倍】DeFiの火付け役!仮想通貨Compoundとは?基本情報と将来性

2021年も引き続き、分散型金融(DeFi)は注目を集めています。仮想通貨Compoundは、人気の分散型レンディングの火つけ役です。

個人でも手軽に、暗号資産の貸付ができ、利率によっては高い利息を受け取れます。

今回は「仮想通貨Compound(COMP)」をテーマに、基本情報・利率・最新のチャート分析による予想をまとめました。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するBinanceのCOMP/USDTチャート・を用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2021年4月)での個人的予想となります。仮想通貨(暗号資産)取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

仮想通貨Compound(コンパウンド)とは?

Compund(コンパウンド)とは、分散型金融DeFiを軸とした仮想通貨プロジェクトの一種です。

分散型金融と言うと、匿名あるいは非中央集権型の暗号資産取引所が最初に想像されます。しかし、Compoundは売買取引ではなく、貸付が主な役割です。

例えば、Compundのプラットフォームへ、暗号資産を預け貸し手となり、あるいは暗号資産を借りることができます。銀行が行う融資の様に、暗号資産の貸付を行えるのがCompundの特徴です。

このようなCompundが運営する貸し付けを「DeFi Lending(分散型レンディング)」と言います。

【激戦区のレンディング】仮想通貨Compundの利率は?

2020年から現在にかけて、仮想通貨界隈の人気トレンド「DeFi(分散型取引所)」。人気のカラクリは、レンディングによって得られる利息です。そこで、気になるのはCompundの利率です。

レンディング対象年間利率(%)
USD Coin(USDC)3.28
Ether(ETH)0.15
Dai(DAI)4.9
Wrapped BTC(WBTC)0.19
Tether(USDT)3.33
Uniswap(UNI)0.25
Compund Governance Token(COMP)0.83
0x(ZRX)0.93
Basic Attention Token(BAT)0.67
Sai(SAI)0
Augur(REP)0

※2021年4月25日時点の公式情報

レンディングで人気を集めるPancake SwapやSushi Swapと比較すると、見劣りするものの、個人が始めるレンディングとしては高い利率と言えるでしょう。

また、利率は変動するため、時期によってはCompundの利率が最も高くなるケースも考えられます。レンディングの分散投資先としては十分に候補に挙げられるでしょう。

Compundレンディングの仕組み

Compundのレンディングは、初心者でも仕組みを理解するのは難しくありません。前述した、利率の金利を得るために、わざわざ借り手を見つける必要はなく、海外取引所で売買する感覚に近い印象です。

貸し手は、まずレンディングに使う仮想通貨をCompundプールへ入金します。Compundプールは、レンディング用の仮想通貨(暗号資産)を預ける金庫の様な役割です。

預けた資産の量に合わせて、トークンが付与されます。

例えば、ETHを預けたら、同量のcETHが付与されます。預けた資産を引き出す際は、cETHと交換しますが、交換レートは預けた期間に応じて還元され、預けた期間より増えたETHが戻ってくる仕組みです。

交換レート=レンディング金利なので、単純に預ける→引き出す作業でレンディングを始められます。

Compundレンディングの始め方

  1. 国内取引所のアカウントを作り「イーサリアム(ETH)」を購入
  2. メタマスクのウォレットを作成「イーサリアム(ETH)」を送金
  3. メタマスクとCompundを連携させる

Compundのレンディングは上記の手順が最も手軽です。Compundを連携させるウォレットと、送金用の仮想通貨を購入・交換するための国内暗号資産取引所のアカウントが必要になります。

アルトコインの取り扱い幅が大きいと、比較的、換金しやすいのでCoincheck(コインチェック)を利用すると良いでしょう。

ウォレットに関しては、Metamask(メタマスク)が初心者向けで、GoogleChormeをお使いならダウンロードしてすぐ使えます。

Compundの連携についても、ワンクリックで完了するので、非常に手軽です。

【口座開設】Coincheck(コインチェック)

仮想通貨COMPの価格推移と将来性

Compund/COMPの基本情報
Compund/COMPの価格¥59,030.25
一日の出来高¥45,370,614,935.00
マーケットドミナンス0.15%
市場ランキング第41位
時価総額¥298,639,000,650.00
直近1年間の高安値6,611.48円/71,203.69
発行枚数10,000,000COMP

※2021年4月25日時点のCoinMarketcapによる

Compundは、独自トークンである「COMP」を発行しています。COMPは、Compundにおけるガバナンストークンです。

Compundのプロジェクトにおける、重要な判断は有権者による投票で民主的な決め方が行われます。C

OMP保有者には投票権限が付与され、Compundの今後を担う、重要な存在です。また、上記の基本情報を見ての通り、現状のCOMPトークンは発行枚数が決まっています。COMPは取引所では売買するほかに、Compund利用者に配布されるため、トークン自体の価値も上がっていく可能性が高いです。

仮想通貨COMPは3.5倍まで急騰

comp-1分散型金融のアルトコインの中で、仮想通貨としてのCOMPは手堅く推移しているのも魅力です。

2021年4月現在では、年始からの約100日間でも3.5倍の価格へと急騰しています。

「手堅く」と表現したのは、他のマイナーなアルトコインと比べても、チャートから明確な上昇シグナルを見せているのが最大の理由です。

分散型金融のアルトコインは、2020年からのブームもあり、値動きからは異常な急騰の仕方が見られています。一方で、仮想通貨COMPは他より、規則正しい展開が見られていました。

仮想通貨COMPの将来性「700USDTへ到達する?」

comp-3結論からお伝えすると、COMP/USDTチャートでは「史上最高値700USDT」を超える見通しが立てられます。

振り返ると、2021年最初の急騰は2020年から形成した、逆三尊のチャートパターンが起点となりました。

2021年4月現在では、史上最高値更新後に、持合い相場を形成、再び逆三尊を形成する可能性も見えています。画像のチャートでは、直近の押し目候補から、次の高値をフィボナッチ・エクスパンション(FR)を元に予想しました。

このまま堅調に上がれば、最終と到達点は700USDTを超える可能性が高いです。

仮想通貨COMPの「買い時」は?

comp-2すでに年初から3倍以上に急騰しているCOMPは、今から買うとリスクが高いと判断できます。

少なくとも長期投資なら、日足ベースで「買い時」を狙うべきです。2020年末から、2021年初までの上昇局面と、フィボナッチ・リトレースメント(FR)を使い、次の買い時候補を予想しました。

  • 【FR0.236】456.98USDT
  • 【FR0.382】385.20USDT
  • 【FR0.5】327.19USDT
  • 【FR0.618】269.18USDT
  • 【FR0.786】186.59USDT

上記の価格は、過去の重要な安値・高値による水平線、フィボナッチ・リトレースメントと重なります。

長期的には、いずれかの価格で押し目を付け、上昇トレンドを継続させる可能性が高いでしょう。また、前述した史上最高値700USDTを目指す場合は、直近の押し目である456.98USDTを下回らないのが理想的です。

まとめ 仮想通貨COMPはBinanceでも購入可能

今回は「【3.5倍】DeFiの火付け役!仮想通貨Compoundとは?基本情報と将来性」のテーマでした。

レンディングによって、利息を受け取れるCompound。また、独自トークンであるCOMPは、2021年も3.5倍に上昇するなど投資先として有望です。レンディングだけでなく、主力の取引所であるBinance(バイナンス)でCOMPトークンを購入し、長期保有するのも良いでしょう。いずれにせよ、日本円に買えて利益を確定する場合は、アルトコインに強いCoinchekを使うのがオススメです。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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